(紹介)ローマに栄光あれ ポーランド語版/Glory to Rome (Polish Ver.)
グローリィ・トゥ・ローマに関する以前の記事
⇒その1 その2 その3 その4 ドイツ語版紹介記事 イタリア語版紹介記事 BlackBoxEdition紹介記事 中国語版紹介記事

(ドイツ語版です)
ドイツ語版の記事を書いた際、ドイツ語版とフランス語版、ポーランド語版は同じ見たいな事を書きましたが、どうもBGGに登録してあるポーランド語版とドイツ語版は写真が違っていたので、絵は同じでももしやデザインが異なる?
でも、同じものかもしれないしなあと思っていましたが、他のものを買うついでにグローリィ・トゥ・ローマも買ってみました。

(絵は同じだけどでかい!)

(箱裏)

(箱の内側にも絵があります。箱は若干手作り感がしますが…)
内容物はまずはルールブックから。ポーランド語なので読めませんが、ゲームのプロローグ(ローマ大火で燃えてしまった街を復興させる)がマンガで語られています。

ルールはドイツ語版などと同じようです(同色カード2枚でジャック。円形曲馬場(Circus)/フォーラム(Forum)の効果が英語版と異なる。共和制ルールではない)。
個人ボード。上段がドイツ語版、下段がポーランド語版です。一回りでかくなっており、プレイエイドが書かれていない面にもどこに何を挿し込んでいるのかは書かれています。

現場カード。上段がドイツ語版、下段がポーランド語版です。カード下部に必要な資材の絵と数が書かれています。カードはちょっと分厚い厚紙という感じの紙でエンボス加工などはありません。

各資材のカード。左からポーランド語版、ドイツ語版、ポーランド語版、ドイツ語版です。

絵がひと回り大きくなっているというか、同じ絵を小さく切り取って少し拡大しているように見えます。カード効果のテキストは、ドイツ語版では重要語句が太字になっているだけだったのに対し、関連するアクションの色が地になっているなど、英語版に近い作りになっています。カード中にテキストと絵をわけて描いているドイツ語版に対して、テキストの地を透かして絵を見せるポーランド語版とデザイナーさんの好みがでているようで面白いです。
(調べてみたらデザイナーさんがポーランドの漫画家さん?のようなので、ポーランド語版は絵が大きく使われていたりするのかもしれません。BGGのページ、デザイナーさんのサイト)
で、話は戻って商人ボーナスはカードになってます。

LEGIONARYアクション時に使う(大抵使われない)クソでかい台紙もしっかりでかいです。

そして、既にお気づきかと思うのですが、最も大きな違いとして、

LABORER/RUBBLEが黄色ではなく、緑色になってます!
英語版などとは絵柄が違うので、この絵柄が良ければドイツ語版かポーランド語版との選択になるかと思います。ドイツ語版は小箱にすっきり収納される収納性が魅力でしたが、本当にこの絵が好き!という人はポーランド語版もまた良さそうです。
カードテキストが読めない?ルールが読めない? ルールは公開されていますし、カードに書かれたテキストだけではどうせイマイチ説明が足りてないのでどの言語でも詳しいカード効果にあたらないとならないのは変わりません!
⇒その1 その2 その3 その4 ドイツ語版紹介記事 イタリア語版紹介記事 BlackBoxEdition紹介記事 中国語版紹介記事

(ドイツ語版です)
ドイツ語版の記事を書いた際、ドイツ語版とフランス語版、ポーランド語版は同じ見たいな事を書きましたが、どうもBGGに登録してあるポーランド語版とドイツ語版は写真が違っていたので、絵は同じでももしやデザインが異なる?
でも、同じものかもしれないしなあと思っていましたが、他のものを買うついでにグローリィ・トゥ・ローマも買ってみました。

(絵は同じだけどでかい!)

(箱裏)

(箱の内側にも絵があります。箱は若干手作り感がしますが…)
内容物はまずはルールブックから。ポーランド語なので読めませんが、ゲームのプロローグ(ローマ大火で燃えてしまった街を復興させる)がマンガで語られています。

ルールはドイツ語版などと同じようです(同色カード2枚でジャック。円形曲馬場(Circus)/フォーラム(Forum)の効果が英語版と異なる。共和制ルールではない)。
個人ボード。上段がドイツ語版、下段がポーランド語版です。一回りでかくなっており、プレイエイドが書かれていない面にもどこに何を挿し込んでいるのかは書かれています。

現場カード。上段がドイツ語版、下段がポーランド語版です。カード下部に必要な資材の絵と数が書かれています。カードはちょっと分厚い厚紙という感じの紙でエンボス加工などはありません。

各資材のカード。左からポーランド語版、ドイツ語版、ポーランド語版、ドイツ語版です。

絵がひと回り大きくなっているというか、同じ絵を小さく切り取って少し拡大しているように見えます。カード効果のテキストは、ドイツ語版では重要語句が太字になっているだけだったのに対し、関連するアクションの色が地になっているなど、英語版に近い作りになっています。カード中にテキストと絵をわけて描いているドイツ語版に対して、テキストの地を透かして絵を見せるポーランド語版とデザイナーさんの好みがでているようで面白いです。
(調べてみたらデザイナーさんがポーランドの漫画家さん?のようなので、ポーランド語版は絵が大きく使われていたりするのかもしれません。BGGのページ、デザイナーさんのサイト)
で、話は戻って商人ボーナスはカードになってます。

LEGIONARYアクション時に使う(大抵使われない)クソでかい台紙もしっかりでかいです。

そして、既にお気づきかと思うのですが、最も大きな違いとして、

LABORER/RUBBLEが黄色ではなく、緑色になってます!
英語版などとは絵柄が違うので、この絵柄が良ければドイツ語版かポーランド語版との選択になるかと思います。ドイツ語版は小箱にすっきり収納される収納性が魅力でしたが、本当にこの絵が好き!という人はポーランド語版もまた良さそうです。
カードテキストが読めない?ルールが読めない? ルールは公開されていますし、カードに書かれたテキストだけではどうせイマイチ説明が足りてないのでどの言語でも詳しいカード効果にあたらないとならないのは変わりません!
(紹介)グローリー・トゥ・ローマ(中国語版)/羅馬栄光
中国製ゲームを買おうとしている方に便乗して、いくつかついでにお願いしたのですが、その際に「こんなのありますけど、どうします?」と聞かれ、「買うしかないでしょう」と購入した品になります。
とりあえずパッケージです。


まあ、なんというか、なんというかです。というか、驚いたことにブログ用の写真を通してみると、製品の印刷が粗いのが、まるで写真がぼけてる、画素が粗いだけで、製品自体はまともに見えます。写真はピンボケではなく、製品の画像自体がぼやけてるという目でご覧ください。
見た目はともかく箱の作りはしっかりしていて、そこだけは良いです。BlackBoxEditionと同じ材質で、単なるボール紙製ではありません。なんかしっとりしてるやつです。
基本的にI.V Editionをベースにしており、カードサイズ、個人ボードサイズは変わりません。
見た目そのまんまなんですが、印刷の出来は良くないです。色合いがなんかぼやーとしてますし、手触りもざらざらしているところがあります。コート処理しているのに何故と思いますが、そういう仕様です。
とはいえ、出来がダメダメかというと、個人ボードはまだ、悪くない感じです。ボードに使われている紙もオリジナルみたいなぎりぎりペラペラではないとかいう薄いボール紙ではなく、ちょっと分厚いのが使われてますし。

そして、次はカードですが…。まずは紫、パトロンのカードから。

紫なのにクラフトマンって書いてありますね…。どうもマゼンタの発色が良すぎるようで、マゼンタが入る部分は赤が強くなってます。(明かりの具合だと思いますが実物はもっと紫に見えます)
本物のパトロンと比べれば茶色に見えます。

I.V. Editionがベースなのでマーチャントボーナスはカードではなく、トークンです。オリジナルと同じプラスチックではないですが、そこそこ大きめの木製ディスクになっており中々良いです。

……上の写真を見て、あれ?と思われましたでしょうか。僕は不覚にも初見では気づかず、手触りを確認した後で袋に戻す時に気付きました。

オレンジと緑w オレンジを茶色に対応(でも印刷されてるのは紫)してるのはともかく、灰色と緑はないだろうというか、灰色のディスク売ってるだろうとw
ルールブックにはどう書かれてるんだろうと、ルールブックを取りだします。どちらしても中国語は読めないんですが。

うむ。迂闊なコメントは身を滅ぼすのでスルーです。(元ネタはBGGにあるこれですね)
当然というのもなんですが、図はなく、テキストのみです。他の版では数ページにわたって図解つきで解説されているのですが、テキストだとこんなもんなのか、3ページで説明完了して、その後はカードの説明です。カードの説明と言っても他の版にある凡例付きの詳細説明ではなく、カードの文言と同じものですが…(つまり、このルールブックだけで正しいルールで遊ぶのはほぼ不可能です)。

パチモンだろうし、まあ、こんなもん、むしろ良く作られてる方だとお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
パチモン?いやいや、ルールブック裏にも書かれている通り出版はCGF、純正品ですよ!

(すいません。100%パチモンです。失礼しました)
箱の作りが良いせいか、カード枚数が多いせいか、そこまで安くはありません。送料いれても純正品買うのと変わらないか、むしろ中国語版の方が高いかもしれません。
どうしても中国語版が欲しい!という方は、淘BUYというサイトが日本語で買い物できますので使われてはどうでしょうか。グローリー・トゥ・ローマはともかく、中国オリジナルのゲームも色々怪しいのが並んでるので見てみると面白いかもしれません。
とりあえずパッケージです。


まあ、なんというか、なんというかです。というか、驚いたことにブログ用の写真を通してみると、製品の印刷が粗いのが、まるで写真がぼけてる、画素が粗いだけで、製品自体はまともに見えます。写真はピンボケではなく、製品の画像自体がぼやけてるという目でご覧ください。
見た目はともかく箱の作りはしっかりしていて、そこだけは良いです。BlackBoxEditionと同じ材質で、単なるボール紙製ではありません。なんかしっとりしてるやつです。
基本的にI.V Editionをベースにしており、カードサイズ、個人ボードサイズは変わりません。
見た目そのまんまなんですが、印刷の出来は良くないです。色合いがなんかぼやーとしてますし、手触りもざらざらしているところがあります。コート処理しているのに何故と思いますが、そういう仕様です。
とはいえ、出来がダメダメかというと、個人ボードはまだ、悪くない感じです。ボードに使われている紙もオリジナルみたいなぎりぎりペラペラではないとかいう薄いボール紙ではなく、ちょっと分厚いのが使われてますし。

そして、次はカードですが…。まずは紫、パトロンのカードから。

紫なのにクラフトマンって書いてありますね…。どうもマゼンタの発色が良すぎるようで、マゼンタが入る部分は赤が強くなってます。(明かりの具合だと思いますが実物はもっと紫に見えます)
本物のパトロンと比べれば茶色に見えます。

I.V. Editionがベースなのでマーチャントボーナスはカードではなく、トークンです。オリジナルと同じプラスチックではないですが、そこそこ大きめの木製ディスクになっており中々良いです。

……上の写真を見て、あれ?と思われましたでしょうか。僕は不覚にも初見では気づかず、手触りを確認した後で袋に戻す時に気付きました。

オレンジと緑w オレンジを茶色に対応(でも印刷されてるのは紫)してるのはともかく、灰色と緑はないだろうというか、灰色のディスク売ってるだろうとw
ルールブックにはどう書かれてるんだろうと、ルールブックを取りだします。どちらしても中国語は読めないんですが。

うむ。迂闊なコメントは身を滅ぼすのでスルーです。(元ネタはBGGにあるこれですね)
当然というのもなんですが、図はなく、テキストのみです。他の版では数ページにわたって図解つきで解説されているのですが、テキストだとこんなもんなのか、3ページで説明完了して、その後はカードの説明です。カードの説明と言っても他の版にある凡例付きの詳細説明ではなく、カードの文言と同じものですが…(つまり、このルールブックだけで正しいルールで遊ぶのはほぼ不可能です)。

パチモンだろうし、まあ、こんなもん、むしろ良く作られてる方だとお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
パチモン?いやいや、ルールブック裏にも書かれている通り出版はCGF、純正品ですよ!

(すいません。100%パチモンです。失礼しました)
箱の作りが良いせいか、カード枚数が多いせいか、そこまで安くはありません。送料いれても純正品買うのと変わらないか、むしろ中国語版の方が高いかもしれません。
どうしても中国語版が欲しい!という方は、淘BUYというサイトが日本語で買い物できますので使われてはどうでしょうか。グローリー・トゥ・ローマはともかく、中国オリジナルのゲームも色々怪しいのが並んでるので見てみると面白いかもしれません。
(紹介)ローマに栄光あれ ブラックボックス版/Glory to Rome : Black box Edition

またかの段階は過ぎて、いい加減にしろの段階に達してる気もしますが、またグローリー・トゥ・ローマ(ローマに栄光あれ)の紹介記事です。
以前、Kickstarterの記事で紹介しましたが、印刷開始を指示忘れてただの、(印刷会社のある)中国が旧正月に入ったんで印刷が更に数ヶ月遅れるだの(旧正月はせいぜい数週間だろうとか言ってはいけません)、よし発売するぞ!となってからなんと10ヶ月以上経ってから、ようやく我が家に到着しました。
各バージョンとの比較もしたいのですが、とりあえずブラックボックスエディション(以下、黒箱)の紹介だけを。(イタリア語版の記事、ドイツ語版の記事)
※黒箱はKickstarterで目標額以上に資金を集めたため、プロモカードがついたりと本体以外にも色々とおまけがついています。この記事では基本的におまけ以外の内容を紹介しているつもりです。
黒箱自体はショップでも取り扱われるようですが、プロモカードとかは付かないようです。とはいっても、買って確かめているわけではないので、ショップで購入された際にコンポーネントとこの記事の紹介内容に齟齬があったら申し訳ありません。
【ルール】
まず、ルールに関しては基本的には、元々の英語版(オリジナル版)を踏襲しています。
ゲームルールのページに関しては、コンペアを取ったわけではないですが、地の文はおそらく丸写しです。

(上がオリジナル、下が黒箱)
しかし、インスト時にも伝えにくいArchtectとCraftmanのまずは土台を建ててから、手札/Stockpileから資材を追加するというところは図がわかりやすく変わっているなどの変更点はあります。

ルールブックの後半は、オリジナルと同様でずらーっとカードの効果が具体例と共に書かれています。こちらはいくつか説明の追加があるようです。例えば、Bathの効果自体や、BathとGardenのコンボについての説明が追加されています。
大きな変更として、ルールが共和政ローマ(Republica Rome)、帝政ローマ(Imperium Rome)という2つのバージョンができました。
帝政ローマがオリジナル版と同様のルール&カードで、共和政ローマが他国語版(ドイツ語版等)に比較的近いルール&カードです。
具体的には以下のようになっています。
・帝政ローマ
初期手札:4枚+ジャック1枚
同色カード3枚でジャックとして扱う
独自カード:オリジナルと同様 Circus(円形曲馬場)、Tower(塔)、Coliseum(大円形競技場)、Forum(フォーラム)を使用
・共和政ローマ
初期手札:5枚(ジャックなし)
同色カード2枚でジャックとして扱う
独自カード:Crane(クレーン)、Tribunal(裁判所)、Domus Aurea(ドムス・アウレア(黄金宮殿))、Forum Romanum(フォーラム ロマナム)が帝政ローマの独自カードの代わりに入る

(独自カード)
※共和政ローマルールの方が洗練されたお勧めルール的にルールブックには書かれています。どちらを使うかはゲーム開始時に選びます。
ジャックをメインにゲームを進められると、場にカードが出ていかないので硬直しがちですが、同色2枚でジャックとして使えると、通常カードばかりを補充していても行いたいアクションに対応しやすくなるということかもしれません。手札の回転も良くなりそうではあります。
帝政ローマと共和制ローマのルールの違いはボードにまとめられており、入れ替わるカードには右上にそれぞれ月桂樹の葉のマーク、稲妻のマークが描かれています。


(たぶん月桂樹と稲妻)
新カードの効果は以下です。
・Crane(クレーン):ARCHITECTアクションをリードまたはフォローするために手札から任意のカードを灰色のカードとして使っても良い。
・Tribunal(裁判所):THINKERアクションを実行する際、通常のTHINKERアクションに追加してジャックを1枚引いてよい。
・Domus Aurea(ドムス・アウレア(黄金宮殿)):LEGIONARYアクションを実施する時、通常のアクションに追加であなたの餌食の未完成の建物も選ぶことが出来る。選ぶ建物は要求された色とあっており、かつ、資源を1つも持っていてはいけない。基礎をとり、あなたのStockpileに置きます。土台カードはあなたの影響力に加えます。
・Forum Romanum(フォーラム ロマナム):全ての種類のクリエンテスをCLIENTELEに持ち、かつ、全ての種類の資材をSTOCKPILEに持っているとき直ちに勝利する。
ちなみに、オリジナル版の共和制ローマルール用カードは、BGG Storeで購入できます。
また、プロモカードを使用する非公式ギークルールもついています。僕のところに届いた箱には入ってましたが、一般流通するものについているかは謎です。一応、BGGでは黒箱のプロモカードはKickstarterのバッカーだけよと書かれてはいるのでルールだけ入ってるのか、一般流通分にはルール自体を箱にいれないのか。そこらへんは不明です。
このギークルールの主な内容はカードの変更だけで、ルールの変更点はないようです。
【コンポーネント】
箱はしっとりとしているような触感で高級感があります。
箱には紐がついていて説明書やプレイヤーボードを取り出す際にも引っかかるようなことはありません。


カードは仕切りに分けられています。ちょっと余分なスペースがある気もしますが、ブリスター風のパッケージだったことを考えると大した進歩です。


(オリジナル版)
プレイヤーボードは両面とも内容が異なるプレイエイド的なものになっています。
一方の面は、各アクション実行時のカードの流れが詳細なフロー風に示されており、わかりやすいです。

もう一方の面は各アクションの効果と帝政ローマ、共和政ローマの概要がテキストで記されています。

LEGIONARYアクション時にカードを乗せる“ROMA DEMANDS”ボード、リーダーカード、ジャック、売った資材に応じてもらえるボーナスカードです。

カードはエンボス加工されてます。見た目も綺麗です。

(大量に重ねて持つとずるずるとすべります)
以下、全カードです。絵はかなりスマートなものになっています。絵以外では、ARCHTECTが茶色から、緑色に変更になっています。






イタリア語版では(役に立つ立たないはさておき)アイコンがカードに描かれていましたが、黒箱版にはアイコンは描かれておらず、本当に元の英語版の絵柄を変えましたよというだけのもののようです。(正確にはラテン語?で書かれていた格言的な文もなくなってます)
箱の仕様、カードのデザイン、ルール等々、オリジナルで問題なかったところは残しつつ、ユーザーから声があがったところには手を入れた完全版的なものになっています。
一点、非常に残念なのは急いで作ったからか、メイドインチャイナだからか、カードやボードにそれなりに目立つ汚れや傷がついてます。気にしない人は気にしない、気にする人は気にする程度ではありますが。
カードの出来が面白さに影響するかはさておき、共和制ローマルールでは早く遊んでみたいです。
(紹介)ローマに栄光あれ イタリア語版/Glory to Rome(uplay.it)

同じゲームをいくつも持っててどうするんだと思いつつ、またローマに栄光あれの版違いを購入してしまいました。
⇒英語版(Cambridge games版)とドイツ語版(Lookout games版)との比較記事
KickstarterでやっていたBlackbox Editionも昨年中に発売される予定だったので、それも買ってればいま4種類が家にあったわけですが、プリント開始してっていうの忘れてただの、中国の旧正月の休みがあけるまでプリントできないとか、冗談みたいな理由で発売が延びてます。
というわけで、まだ3種類です。
ドイツ語版(フランス語、ポーランド語、スペイン語、ハンガリー語版もコンポーネントは同じでカードテキストだけ異なっているはず)では、以下の一部ルールが異なっていました。
・同色のカード2枚でジャック(Jack/Senator)として扱うことができる(英語版は3枚)
・円形曲馬場とフォーラムの効果が違う
発売時期的にドイツ語版と同じルールかなと思っていたら、イタリア語版は英語版ルールと同じでした。(つまり、同色カード3枚でジャックの効果、フォーラムはクリエンテスだけそろえれば勝利 等)
コンポーネントは、とにかく大きいです!箱もカードも。カードは7不思議と同サイズ、ボードもひと回り(ドイツ語版と比べるとふた回り)でかいです。

(左からイタリア語版、ドイツ語版、英語版。手触りは、伊:ザラザラ、独:普通の紙、英:ツルツルです)

(見づらいですが、個人ボードを重ねています。これは、独<英<伊です)
では、コンポーネントを一気に。カードの絵柄は一番一般ウケがするのではないでしょうか。色合いがはっきりしていて可愛らしいです。






(円形のトークンは、商人のボーナスチップです)


(元老院議員のカードは、6枚すべての絵柄が違っています(独・英は2種類が3組で6枚です))
元老院議員のカードをはじめコンポーネントはイタリア語版が一番凝っています。
例えば、個人ボードも全て色が違っていたり。(裏面は絵柄自体の色が塗り分けられています)

カードの右上にアイコンがついていて、多少なりはテキストを読まなくても効果や関連するアクションがわかったり。左のカードは赤い剣のマークが兵士のカードのアイコンなので、それにスラッシュで兵士アクションの妨害効果という意味になります。右のカードは、袋が商人、槌が職人、柱が建築家のアイコンなので、職人、建築家に関係している商人カードとなります。
もっとも、効果の種類が多い&複雑なので、実際の建物の効果はテキスト読まないとわからないですが。ちなみにテキストでは、アクションやボード上の名称を表す単語は頭文字が大文字になっていたりして、慣れればだいたいの意味はわかります(正しいかは結局、訳見て確認するんですけど)。

街の外の現場の基礎を使う場合には、職人または建築家が2アクション必要です。このことについても、イタリア語版では、基礎カードの表は職人/建築家のアイコンが1つ、裏にはアイコンが2つ描かれており、見た目でわかりやすいです。

商人のボーナスチップも、独、英版では何点分なのかは覚えておくかルールブックを確認する必要がありましたが、イタリア語版では裏面にコインが3枚かかれており得点がわかりやすいです。

と、細かいプレイアビリティは向上しています。Blackbox Editionは見た目がおしゃれなだけで、アイコンがついていたりというのはないようです(あくまで今公開されているカードを見る限りですが)。
褒めたりけなしたり忙しいですが、でかい箱ということで、例に漏れずすっかすかです。

しかし、このすっかすか具合のおかげで3種類を1つの箱にしまうことができます! ドイツ語版で赤文字カード(英語版ルールで遊ぶためのカード)を使えば、このひと箱持ち歩いているだけで15人対戦できますね。

⇒全て購入いただけました。ありがとうございました。
なお、この店で2011年11月頃に29.9ユーロで購入してます。
(紹介)ローマに栄光あれ ドイツ語版/Glory to Rome (German Ver.)
BGGに“Glory to Rome fan...but not a fan of the Artwork!”というマイクロバッジがあるほど残念なイラストのローマに栄光あれにデザインを一新した新版(ドイツ語、フランス語、ポーランド語、スペイン語版、ハンガリー語版)が発売されました(イタリア語版も発売予定のようですが、またデザインが違います)。
相方も絵をなんとかすればいいのにと常々言ってましたが、絵が違うからといって同じゲーム買ったら怒られるだろうなあと思いつつ、買ってしまいました。ちなみに僕はそこまで英語版(I.V Edition)の絵は嫌いではないです。
コンポーネントの違いだけだろうと思っていたら、ルールが一部変わっていました。『同色のカード3枚でジャック(Jack/Senator(英語/ドイツ語))として扱うことができる』が、『同色のカード2枚でジャック(Jack/Senator)として扱うことができる』になってました。
あと、カードが2枚ほど効果が変わっています。
・円形曲馬場(Circus/CIRCUS)
英語版⇒同色のカード2枚をジャック(Jack/Senator)として使用して良い
ドイツ語版⇒建築家(ARCHITECT/BAUMEISTER)アクションを実施する際、手札のどのカードでも代用できる。
・フォーラム(Forum/FORUM)
英語版⇒全ての種類のクリエンテスをCLIENTELE/KLIENTELに持っている場合、直ちにゲームに勝利する。
ドイツ語版⇒全ての種類のクリエンテスをCLIENTELE/KLIENTELに持ち、かつ、全ての種類の資材をSTOCKPILE/MATERIALLAGERに持っている場合、直ちにゲームに勝利する。
円形曲馬場の効果変更はジャックカードに関するルール変更に伴うもののようです。フォーラムは強すぎたということなのか条件が厳しくなってます。
面白いのは、この2種類とも両方の効果のカードが用意されています。基本は新しい効果のカードをゲームに入れますが、入れ替えれば英語版と同じカード構成で遊ぶことができます。

(建物名の地の色が赤色のものが以前の効果のカードです)
あとは、ルールもカードの効果も同じようでした(違ってたらすいません)。
というわけでずらっと写真です。

パッケージはひと回り小さくなっています。

内箱の側面にもコマ割されたっぽい絵が描かれていてそれなりに凝ってます。

小袋にカードを入れているので見づらいですが、箱のなかはコンパクトにコンポーネントがおさまります。余裕はほとんどないです。

各自が持つボードもひと回り小さいです。各職業の効果が書かれた位置は変わっていますが、内容は同じ(例の同色カード2枚でジャック効果以外)です。

商人のボーナスチップとリーダーカードは木製のトークンになってます。








標準のブリッジサイズ、ポーカーサイズというわけでもないみたいですが、ドイツ語版の方が横幅が小さくなって、縦幅は大きくなっています。僕はシール貼っているのでわかりにくいですが、英語版カードはカードテキスト中に出てきた重要単語は背景色も変えて(商人であれば地の色が青色等)いますが、ドイツ語版は重要単語が太字になっているだけです。
ぱっと単語の意味がわからない時には英語版の方が親切ではあります。細かい話なので趣味の世界でしょうが。


建築の土台はどの色がどういった資材なのかというのはわかりにくくなりました。色がわかればゲーム進行上は問題ないので割り切ったんでしょうか。まあ、でっかく資材の絵が描いてあるのはデザイン的に野暮ったいのは確かですが。

英語版とドイツ語版の比較ばかりだったので、ポーカーチップとの比較。箱自体が結構小さいです。
相方も絵をなんとかすればいいのにと常々言ってましたが、絵が違うからといって同じゲーム買ったら怒られるだろうなあと思いつつ、買ってしまいました。ちなみに僕はそこまで英語版(I.V Edition)の絵は嫌いではないです。
コンポーネントの違いだけだろうと思っていたら、ルールが一部変わっていました。『同色のカード3枚でジャック(Jack/Senator(英語/ドイツ語))として扱うことができる』が、『同色のカード2枚でジャック(Jack/Senator)として扱うことができる』になってました。
あと、カードが2枚ほど効果が変わっています。
・円形曲馬場(Circus/CIRCUS)
英語版⇒同色のカード2枚をジャック(Jack/Senator)として使用して良い
ドイツ語版⇒建築家(ARCHITECT/BAUMEISTER)アクションを実施する際、手札のどのカードでも代用できる。
・フォーラム(Forum/FORUM)
英語版⇒全ての種類のクリエンテスをCLIENTELE/KLIENTELに持っている場合、直ちにゲームに勝利する。
ドイツ語版⇒全ての種類のクリエンテスをCLIENTELE/KLIENTELに持ち、かつ、全ての種類の資材をSTOCKPILE/MATERIALLAGERに持っている場合、直ちにゲームに勝利する。
円形曲馬場の効果変更はジャックカードに関するルール変更に伴うもののようです。フォーラムは強すぎたということなのか条件が厳しくなってます。
面白いのは、この2種類とも両方の効果のカードが用意されています。基本は新しい効果のカードをゲームに入れますが、入れ替えれば英語版と同じカード構成で遊ぶことができます。

(建物名の地の色が赤色のものが以前の効果のカードです)
あとは、ルールもカードの効果も同じようでした(違ってたらすいません)。
というわけでずらっと写真です。

パッケージはひと回り小さくなっています。

内箱の側面にもコマ割されたっぽい絵が描かれていてそれなりに凝ってます。

小袋にカードを入れているので見づらいですが、箱のなかはコンパクトにコンポーネントがおさまります。余裕はほとんどないです。

各自が持つボードもひと回り小さいです。各職業の効果が書かれた位置は変わっていますが、内容は同じ(例の同色カード2枚でジャック効果以外)です。

商人のボーナスチップとリーダーカードは木製のトークンになってます。








標準のブリッジサイズ、ポーカーサイズというわけでもないみたいですが、ドイツ語版の方が横幅が小さくなって、縦幅は大きくなっています。僕はシール貼っているのでわかりにくいですが、英語版カードはカードテキスト中に出てきた重要単語は背景色も変えて(商人であれば地の色が青色等)いますが、ドイツ語版は重要単語が太字になっているだけです。
ぱっと単語の意味がわからない時には英語版の方が親切ではあります。細かい話なので趣味の世界でしょうが。


建築の土台はどの色がどういった資材なのかというのはわかりにくくなりました。色がわかればゲーム進行上は問題ないので割り切ったんでしょうか。まあ、でっかく資材の絵が描いてあるのはデザイン的に野暮ったいのは確かですが。

英語版とドイツ語版の比較ばかりだったので、ポーカーチップとの比較。箱自体が結構小さいです。