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キングダムボードゲーム/ Kingdom Board game

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(4人でインスト込み2時間ほど)

【概要&ルール】

キングダム(ヤングジャンプで連載してるあれ)テーマですごろく&競りゲーだ!

キングダムの登場人物(+名もなき弓兵とか)の強さをお金にして、戦闘(競り)を行いまくるゲームです。一番お金を出したプレイヤー=戦功を立てたプレイヤーということで、より良いものを選ぶことができます。
※お金と書いてますが、武将チップとかそんな名前だった気がします。

プレイヤー共有のコマを使って遊ぶすごろくがベースです。ボード上にはメインルートとメインルートから枝分かれしているサブルートがあり、手番プレイヤーはメインルートの次のマスに進むか、サイコロを振って、出目の分サブルートを進むかを選択します。
メインルートは基本的に全員参加の競りを行うマスです。「VSレンパ」などの戦闘の場面と競りの方法(一巡、入札、同時)と競りの報酬が書かれています。たまに論功行賞や宴のマスがあり、体力を回復させたり、兵士を補充することができます。
サブルートはチップ+2とか体力ー1など、手番プレイヤーにのみ何らかのプラスかマイナスが起こるマスです。
(自分でルール読んでないのですが、前手番のプレイヤーがサブルートを選んだら、次のメインルート上のマスに到達するまで、メインorサブの選択肢はなくなり、強制的にサブルートを進むことになるようです)

メインルートの最後のマスでの競りが終わった時点で、最も勝利点(武功)が多かったプレイヤーが勝利します。
また、戦闘で負傷を負うことがあり、規定値以上の負傷を受けると死亡ということでその時点でゲームから脱落します。(最終的な武功から負傷分を引かれるので死ななくても負傷しないに越したことはありません)

・競りについて
競りは手番プレイヤーから1回ずつ値付けを行う『一巡』、手番プレイヤーから始め、徐々に値を上げていく『入札』、一斉に値付けを公開する『同時』の三種類があります。
競りに使うお金は武将チップを使います、チップは3色にわかれており、競りでは同色のチップしか使うことができません(徐々に値上げる場合、最初に出したチップと同じ色のチップでしか上げられない)。この縛りはあくまで自分自身に閉じており、他プレイヤーが出した色とは関係ありません。
また、別に色に強弱はなく、単純に合計の数字を比べます。タイの場合、手番プレイヤーから近い順が勝ちます。

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(チップはこんな感じ。1~3は混ぜられてランダムにでてきます。4や5のチップは戦闘での報酬や論功行賞で手に入れることができるのみです)

武将チップには、数字の書かれていない特殊効果を持っているものもあります。

【プレイ内容】

彼葉さん、G2さん、タロ吉さん、僕の4人で。

原作を読んでからという理由で彼葉さんがずいぶん前に入手されていたのをようやく遊ぶことになりました。
リポビタンDの懸賞品で聞いた話では100個しか作られてないとからしいです。
(まずはチップを抜くところから。15枚も打ち抜きシートがあり、けっこう大変でした。そして抜けがめっちゃ悪いので「破れちゃいそうだから、持ち主やってくれー」と叫ぶ羽目にw。チップは手で持つことを想定しているのか薄めでしたが、ボードは極厚でした)

僕も数年前までは読んでいたのですが著雍戦辺りで読むのをやめてました。ボードゲームは山陽戦までなので話はだいたいわかりますが、武将チップに書かれた人たちのことをほぼほぼ忘れてます(顔はなんとなく、あーいたいたと覚えがあるんですが)。
僕以外の3人は(たぶん)最新刊まで読まれているようですが、山陽戦ってかなり前(遊んだ時点で52,3巻まで出版されてましたが、山陽戦は17~23巻あたりの話)なので、彼葉さん、G2さんも「うーん? ああ、いたね。いたいた」みたいな感じです。
タロ吉さんは脳みそが若いのか、読んだのが最近なのか「これ、XXやってた人ですよね!?」とほぼ覚えてるようでしたが(ですよね?!と聞かれても残りのメンツは、あー、そうかもくらいしか答えられないという)。

1~3の武将チップやサブルートにはちょっとわからない人やイベントが登場しますが、4以上の強者の武将チップやメインルートのイベントは流石にわかるので、問題ありません(まあ、もちろん原作知らなくても遊べはするんですけどね)。
ちなみに、強さが4は楊端和や桓騎など、5は旧六大将軍があてられています。

武将チップは色がそろってないと競りで厳しいので、初期チップは規定値が決まっており、それに達するか越すかするまで山から引いてきます(アルハンブラのあれ)。それを受け取ってスタートです。
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(最初のマスからすごろくスタート。すごろくのコマはプラスチック製で河了貂の絵が書いてあります)

最初のメインルートのマスは「決戦前」というイベントで、競りに勝った人から順に楊端和、河了貂、嬴政、昌文君のいずれかを手に入れます。楊端和以外は武力はありませんが特殊能力を持っています。嬴政だと各チップに+2、河了貂は競りの合計値に+2(ただの武力2のチップと違い色の縛りがない)です。

正直、河了貂弱くない?と思いながら、同時競りだったので、まったくチップを支払わずに河了貂を獲得しました。

この後、仲間集めという名の武将チップ補充のマスがあり、いよいよ本格的にゲームスタートです。
ゲームが始まると延々と競りが続くだけではあるんですが、サブルート選択&ダイスロールがいい味出してます。

サブルートはメインルートに合流するまで2マスだったり、3マスだったりしますが、だいたいは、1マス目がいいこと(体力回復やチップもらえるなど)、2マス目が悪いこと(負傷するなど)、3マス目がちょっといいこと(チップが1マス目より少ない枚数もらえるなど)という作りです。サブルートに行く際に振るサイコロは、1の目が3つ、2の目が2つ、3の目が1つという変則サイコロなので、よいマスにとまる確率は大体の場合で2/3です。

(ここら辺ルールがあいまいなのですが)ひとり目は1/2で1マス目にとまって美味しい目を見れるのでいいんですが、その次の手番のプレイヤーは1/2で酷い目に会うという素敵仕様です。なので、上家にはサブルートに入って欲しくないんですよね。でも、ひとり目なら酷い目に会う確率は1/3なので、まあ、よほどのことがない限りサブルート行きを選択します。
そして、見事に1/3を振って、酷い目に会うという。

通常はメインルートのマスに何がもらえるか、報酬が書かれており、それを競りに勝った順に1つずつとっていく(前手番の人がとった報酬は取れない)んですが、合戦イベントのマスだけ若干違ってます。勝った順に報酬を選ぶのは同じなのですが、その合戦用のカードをランダムに2枚組にして並べ、その組を選ぶようになります。カードは単純に負傷×2とか武将チップ2枚とかいうのもありますが、一番多いのは、カードに条件(弓2が必要など)が書かれており、その条件を満たせば得点(武功獲得)、満たせなければ負傷するというもの。

どの組も点数(武功)は同じくらいだから、どれでもいいや…というようにできればいいんですが、条件を満たせる組が1つしかないから、他人にとられるより前に自分で取るために競り勝たないとやばい(負傷する)という場面もあります。同じ合戦イベントでも入札形式はマスによっては違うこともあるので、同時ならまだしも入札式で他の人も同じ気持ちで競り合っちゃうと地獄なんですが…(狙ってる組は違ったりするのでさらに地獄)。
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(最初の合戦【王都奪還】。左下の信の顔が見えるカードは負傷だけで得点も何もついてないので取りたくない組です)

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(その時の手札。4枚しかないですが、みんな似たようなものなのでまだいい勝負ができてます)

ゲームは序盤からG2さんとタロ吉さんが頭2つくらい飛び出ます。点数(武功)があがると歩兵→伍長→什長→100人将→…と位があがっていき、論功行賞で特殊なチップがもらえるので、それを狙ってのことです(ちなみに最高位はもちろん大将軍です)。
彼葉さんはめっちゃチップを温存しており、タロ吉さんたちの1/3くらいしか点がありません。

その代わり、G2さんはかなり負傷もしています(が、武将チップは何故かたくさん持っている模様)。タロ吉さんは負傷は少ないですがチップが少ないかも?という状況。
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(2回めの合戦【蛇甘平原】が終了したあたり。戦利品カードは裏に得点が書かれています。論功行賞マスで公開すれば得点化できます)
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(3回目の合戦【馬陽戦】。このへんがゲームの中盤辺りです)

序盤は4番手だけ負傷、他は何かしらもらえるという感じでしたが、終盤に入ってくると4番手だけでなく3番手も負傷するようなマスが増えてきます。なので、メリハリをつけたプレイングが大事かと思うのですが、僕は、よし、ここで頑張るぞと決めたマスが他人と被ってしまいチップの消耗が激しく大変苦しいです。
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(初めて3番手になっても負傷を受けることになる VS龐煖マス。このあと山陽戦のみ!)

特に、終盤に差し掛かったあたりで4番手以外はそこまで差がない(ので、みんなそこまで突っぱねないだろう)と読んだ入札形式の競りで、彼葉さん、タロ吉さんが早々に降りたあと、延々とG2さんと競り合ってしまったのが大失敗というか、お互いに、まだその色持ってるの!?と思ってたのではないかというくらい大量にチップを使ってしまいました。

勝ち負けどうこうよりも、これで最後まで生き残る方が大変だな!という状況で終盤に突入です。

ちょっと戻りますが、中盤で王騎のチップが報酬でもらえたり、論功行賞で武力5のチップがでてきたりと、徐々に手元に強いチップが(たまる人のところには)たまってきたタイミングで、報酬に呂不韋がでてきます(知らない人向けにざっくりいうと一番陰謀とかやってくる文官で原作最強の人)。
呂不韋の能力は「呂不韋を出した競りでは必ず負ける(0扱い)が、その後、プレイヤー1人を指定してそのプレイヤーが持っている最も数字の大きいチップと呂不韋を交換する」というもの。

武力4とか5のチップは報酬か論功行賞でしかもらえない上に、入手頻度は高くないため、誰が持っているかはわかります。なので、そこからは強いチップを使わずに持っているようなものなら、即座に呂不韋が使われ、そのチップは奪われるということに。奪われるよりはましだと手に入れた直後の競りで使うことになり、戦闘(競り)が一気に派手に。
その分、終盤の連戦では次第に呂不韋で奪えるチップの武力がしょぼいことになっていきましたが…。

終盤は山陽戦の合戦イベントからです。このあと、輪虎戦、廉頗戦、最後の乱戦と続きます。

山陽戦、並んだカードのうち、負傷を受けずにすむのは1組のみ。めっちゃ苦しいですが彼葉さんが呂不韋を使ってくれたので、4番手は避けれました。とはいえ、ここで頑張るとこの後の3連戦に耐えられそうにないので、負傷覚悟で3番手に。しかし、1組しかなかったそのカードがうまいこと残ってくれてなんとかノーダメージで武功ゲット。
この時点でトップに躍り出ます。
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(合戦【山陽戦】。援軍チップ(手札補充)が欲しかったんですが、組になってる武功+の条件を満たせない&みなさん欲しがっているので、今の手札で勝ちに行けないので諦めました。ちなみに右下に写ってる向は負傷を2回復する効果です)

とはいえ、弓3が要求されたところに武力5のチップ、槍2が要求されたところに槍3を使うとか、彼葉さんから、それでいいの?と聞かれてしまうくらい手元のチップ状況は最悪でしたが。

そして、輪虎戦。ここはしゃがむところというか、手元に呂不韋があるので使います。

全然勝負とは関係ないですが、ここで、彼葉さんが、えー、呂不韋使うのー?と言いながらぽいっとチップを2枚出して「飛信隊」っておっしゃったのがなんかめっちゃ面白かったです
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(飛信隊。もちろんほかのメンツもチップにはなってます)

もう手元のチップは4,5枚くらいしかなく、負傷も徐々にたまってきており、ゲーム終わるまで生きていられるかも微妙と、正直どうしようもないんですが、1点、まだ出来ることがある!と心を奮い立たせます。

それはゲーム開始時にもらっていた本能型チップ。競りに使った武将チップの値を2倍にします。彼葉さん、タロ吉さんは知略型(サイコロの出目を指定できる)を選択し既に使用済。G2さんは本能型ですが、最後の戦いで使うことに賭けて、その手前、レンパ戦で全チップを突っ込んでみることにします。
そして、やったきたレンパ戦。入札形式なので、徐々に出していき、最後に本能型を出すぞと思っていたところ…、3巡目くらいに彼葉さんがサイタクのチップを使います。効果は全てのチップの値を1にする(要は枚数勝負にする)です。
最後の競りで本能型をつぶすために使う&それなりに数字の大きいチップを入札に使っていたので、ここでは使われないと思っていたので、やられたーと思いましたが、枚数勝負とか、もう僕には本当に使ってほしくなかった効果。しかも、3巡目までにそれなりに枚数だしちゃってるので、せめて1巡目に使って欲しかった!そうしたらまだ最終戦に望みを残せたのに!

勝ちに行く予定だった戦闘で負傷をおうことになり、もう2,3ダメージで死にますし、チップは2,3枚しかありません。

ここで、手番は偶然僕にまわってきました。1,3を出せば武功をまだいくつか伸ばせます。どうせ最終戦で死ぬんですけど、まあ、やるだけやるかーとサブルートに進むことを選択して、ダイスロール! 出目は2! 負傷×3をくらって最終戦を前に死亡&脱落となってしまいましたw。

最終戦はG2さんが本能型の効果もあり(というか、めっちゃチップ持ってました)競りでは勝ったものの、ほとんど負傷していなかった彼葉さんが勝利されました。
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(終了時。奥にあるポーンのところが得点トラックです。倒れてるのは途中で死んだ僕のポーン。終盤になるに従って報酬も負傷も大きくなるので序盤にしゃがむのがよいように思います)

【感想】

原作知ってるというのももちろんあるんですが、システムの細かいところまで詰められているというより、遊んで楽しいゲームです。
システムについては正直荒いところはあります。ルールの抜けっぽいところや意味のないルールなど、いくつか気になるところはありました。

でも、まあ、細かいことはいいんだよ!です。

大事なのはこのゲームがすごろくベースのサイコロ振るところなど盛り上がるところを持っているという点と、わかりやすく若干緩いながらもちゃんとプレイヤーを縛る、ボードゲーマーも満足できる悩ましさの競りになっているという点の2つです。
(2点目はこのゲームが狙っているであろう層的には正直、微妙かもしれませんが)

このゲームの競りの基本である、「チップ色を3色に分けて、競りをする際に色の縛りを持たせる」というルール。似たようなルールのものがありそうにも思うんですが、ちょっと思いつきませんでした(競りじゃないですけどお金に種類があるという点で、アルハンブラとかが近いは近いですが)。
競りの途中から頑張ろうとしても最大値は色で勝手に決まってしまうので、最初にどこまで値上がりするか/どこまで競りについていくかをある程度考えないとならない。という若干の悩ましさ。
悩ましさと裏腹に、この制限のおかげで、うっかりある色のチップを全部1回の競りにつぎ込んでしまったとしても、手元に2色分のチップは残る優しさも包含されてます。

自分で競りに使う色が決められる、同じ競りでは同じ色しか使えないとなるとどの程度、同じ色が集められるのかでゲーム性が全然変わってきます。
同じ色で染められるならそれが強い&そればっかりという話になりますし、集められなければ運ゲーじゃねえの?という話にもなります。
ここについては、チップを山から引くランダム補充と、場にあるものを選べる公開補充が両方あるので、全部を染められもしないが、ある程度思惑を反映できる作りになってます。そもそも使う方も、染めてれば競りでは強いのは確かですが、合戦イベントで得点するために、チップの色と数値を指定されるので、ある程度はバリエーションを持ってた方がいい作りなんですよね。色も強さも。

ランダム補充よりは選べた方が便利は便利ですが、ランダム補充のおかげで助かることもあるという、ほどよい作りです。

サブルートに進む時のダイスロールの確率といい、全般的にランダム性のおかげで運ゲーにならない程度にガチゲームが緩和されてる、遊びやすくなっているという印象です。

競りばかりというとルールはシンプルになる一方で、メリハリや飽きが心配になるわけですが、しっかり飽きない、メリハリの効いている作りになってます。

その理由として競りが3種類あるってのものもちろんあるんですが、それ以上に、3種類と補充(論功行賞&宴)含めたすごろくの構成がうまく作られているように思います。具体的な例として、一番盛り上がる代わりに一番重い、チップの消費も激しい入札競りはゴールが近づくと頻度があがってます。逆にわかりやすく軽い一巡競りは序盤に頻度が高いとか。プレイ内容のところにも書きましたけど、競りと補充のバランスも終盤は補充が減って、激しい連戦になる(どこで力を出すか、ちょっと戦術がいる)とか。

正直、狙いがあからさまな作りすぎて、ゲームによっては冷めるというか、ちょっとどうなのという印象になる程度の、小手先といえば小手先の作りなんですが、このゲームではちゃんと遊びやすさ、楽しさにつながっていると思います。

驚くほどの面白さや斬新さがあるわけではないですが、運とボードゲーム的な楽しさが優しく混在している良いゲームだと思います。
(昔のSDJゲームっぽい感じ)

あと、このゲームのいいところとして、チップの数字のつけ方や扱いが“原作わかっている”感じがしてすごくいいんですよね。信や羌カイ達は主人公ですし、原作ではかなり強い描写もあるんですが、ゲームでの強さは3で、その他大勢と同じ、まだちょっと強いだけ程度の扱いだったり、数字が1~5と小さいレンジに収まっているので、1違うだけでかなりの強さを表現できていたり(遊んでると武力4や5のチップはおお!強いな!って感じがします)。
1枚のチップの強さも大事だけど、要は全量で上回ればいいってのも部隊VS部隊って感があります。まあ、さすがによい方向に捉えすぎかもなーとは思いますが。

最後に、このゲーム、予算に余裕があったのか、ゲームの作りもコンポーネントも余裕があるのがいいんだと思います。正直、ゲーム的には隙だったり悪いとこだったりもありますが、なんつうか、そんなこと気にする必要ない、金持ち喧嘩せず感というか、遊ぶ側も余裕持てる作りなんですよ。システム的にやコスト的にどうしても切り詰めた/無駄を排除したゲームが作られがちですし、そっちの方がビシッとしてていいものが多いのはたしかですが、たまにはこういう緩さ、おおらかさも良いかと思います。

プライマリー/ The Primary

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(4人でインスト込み2時間ほど)

【概要&ルール】

大統領の党公認候補になるために予備選挙を戦え!論戦、ネガキャン、賄賂なんでもやるぞ!

アメリカ大統領選挙の予備選をテーマにしたマジョリティ争いのゲームです。
アメリカをいくつかのエリアにわけられた中を移動しつつ、影響力キューブをおいていき、決算時にマジョリティをとって得点します。

ラウンドは以下の流れで行います。
1.ニュース:ニュースカード=イベントカードです。このラウンド、あるアクションが強くなるなど若干お得なイベントが起こります。

2.アクション:プレイヤーは手札からこのラウンドで行いたいアクションの書かれたカード4枚を選び、実行したい順に並べて伏せます。その後、手番順に1番左側の未解決のアクションカード1枚を公開&アクション実施、左隣のプレイヤーにうつって、1番左側の~と繰り返します。
全員が4枚のカードを解決したらアクションフェイズは終了です。

3.投票:このラウンドで選挙の行われるエリア内で影響力を比べ、最も多いプレイヤーがエリアに書かれている点数を得ます。2位まで得点できるエリアでは2位も決めます。影響力が同点のプレイヤーがいる場合は、点数を按分します。

4.投票のあったエリアの影響力キューブを全て捨て、プレイしていたカードを全て手札に戻し、次ラウンドに進みます

【プレイ内容】

ねんそさん、キノさん、ウキンさん、僕の4人で。

最初に自分の分身である候補者を選びます。候補者ごとに特殊能力があり、その強さに応じてスタート時に手元にある(使える)影響力キューブ数が変わります。

僕が選んだのは「資金調達カードを同ラウンドに2枚プレイしたら、影響力キューブがおまけで1つもらえる」候補者。
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このゲーム、投票という名の各エリアでのマジョリティ争いゲームなわけですが、エリアに影響力キューブを送り込むには、サプライから手元にキューブを補充した上で、エリアにキューブを配置するアクションを行う必要があります。

キューブの補充ができるアクションは以下の2種類です。
資金調達:1枚プレイ(1アクション)でキューブ1つ補充
賄賂:ラウンド終了時、そのラウンド中に最も多く賄賂カードをプレイしていたプレイヤーにキューブが4つ(複数人いる場合は2つ)補充。最多になれなかった場合は何もなし

つまり、リスクを取って多く補充するか、ノーリスクで少し補充するかの2択です。
資金調達カードを常に2枚使うことになるのはアクションを圧迫はするんですが、ノーリスクでそれなりの数補充できる能力は強いは強そうです。

ちなみに、ウキンさんは『ラウンド終了時、自分の候補者コマが他人と同じエリアにあったら影響力キューブ+1』、ねんそさんは『投票時に自分の候補者コマが影響力キューブ2つ分(通常は1つ)になる』、キノさんは『スタート時に3エリアに2つずつ影響力キューブを置ける(通常は1エリアのみ)』という能力でした。

どのラウンドに、どのエリアで投票が行われるかはセットアップ時にランダムで決まります。今回は、東海岸沿いに序盤~中盤の投票エリアがかたまっています。
任意のエリアに移動する飛行機アクションはコストがかかるので、投票エリアが散らばっていれば、あっちにいるなら、あのプレイヤーは(コストを払ってまで)こっちに来ないだろうというのが想像できるんですが、隣接エリアに移動するバスアクションはノーコストなので、今回のように投票エリアが固まっているとひょいひょい移動してきそうで全く油断できません。

1,4,9ラウンドには投票が行われませんが、3ラウンド目には2エリアで投票が行われます。
5ラウンド目以降、どこに力を入れるかはまあ、おいおい考えればいいでしょうし、みんな2,3ラウンドの投票に向けて初期配置します。

2,3ラウンド合計で3エリアしか投票が行われないのにプレイヤー数4人、しかも、キノさんは初期配置が3ヶ所で可能、となれば序盤からガンガンに戦いあうことになります。
少しでも勝ち目の高い場所に初期配置をすべきなんですが、キノさんは2,3ラウンドで投票がある3エリア全てにキューブをばらまき、上家のねんそさんは2ラウンド目、ウキンさんは3ラウンド目の得点の高い方を初期配置エリアに選びました。

僕に残っているのは3ラウンド目投票エリアのうち、点数の低い方。うーんやられてるなあと思いながらもそこを初期配置に選びました。

1ラウンド目、ねんそさん、キノさんは資金調達でキューブを補充しながら自分の初期配置場所に影響力キューブを置く手堅い行動を選ばれました。まあ、僕も同じなんですが…、ウキンさんが1枚の賄賂カードでトップを取ってしまうという想定外のことが。
しかも、2ラウンド目も4人とも似たような選択をしたので賄賂2枚で8個もウキンさんが補充してしまうという事態に。

僕は資金調達2枚で1つおまけがついてくるのは便利ではありますが、1ラウンドの4アクションのうち、2アクションを資金調達に使ってしまうと、流石に残りのアクションを賄賂に割く余裕がありません。キノさん、ねんそさん止めてくださいよーと思いながら、ウキンさんが超やばいことになってますよ!とおふたりにアピールします。

このゲーム、アクションは移動系は飛行機とバス、補充系は資金調達と賄賂なわけですが、票数を争うゲームなので当然、影響力系のアクションが勝負を競うためのメインアクションになります。

影響力系のアクションは以下の3種類です。
・集会:自分の候補者コマがあるエリアに影響力キューブを2つ置く
・ポジティブキャンペーン:任意のエリアに影響力キューブを1つ置く
・ネガティブキャンペーン:任意のエリアの任意の影響力キューブ1つを取り除く

これらの影響力系のアクションは枚数(=1ラウンド内で実施可能な回数)も重要で、集会は3枚、ポジティブ/ネガティブキャンペーンは1枚ずつです。つまり、1ラウンドで逆転可能なのは6票(影響力キューブ6個)までということになります。ただし、よってたかってネガティブキャンペーンが勝ちそうなプレイヤーにうたれなければ、ですが。

実際のところ、集会とポジティブキャンペーンは手元に影響力キューブが必要ですが、ネガティブキャンペーンはキューブは不要ですし、任意のエリアに対して行えますし、自分のを1つ増やすのと効果が同じだったり、トップをみんなで叩けたりと便利なアクションなので、結構頻発されてました。
まあ、お手軽に使えすぎて、まだ明確なトップがいない最序盤、とりあえず一番置かれてるキューブをどけるかとなって、初期配置が多いというキノさんの候補者能力が実質意味なくなってましたが。

さらにネガティブキャンペーンで怖かったのが、3ラウンド目。
2ラウンド目にねんそさんと2ラウンド目投票のエリアで争ったキノさんが今度はどのエリアに行こうかとまだ考えられている中で、ネガティブキャンペーンの対象をどれにしようか逡巡されているのを見ると…。

ねんそさん:「決算(投票)が近くて得点高いエリアだとここですかね(といいながらウキンさんが既に影響力キューブをおいているエリアを指す)」
ウキンさん:「今いるエリアからの移動のしやすさだとここじゃないですかね。決算も近いし(と言いながら、僕が影響力キューブをおいているエリアを指す)」

ちょっとちょっと!この人ら、自分らは客観的に言ってますよみたいな体でしれっと他人殴らせてくるな!

僕:「まあ、いま、赤がトップなんで迷ってるようだったら赤のキューブとればいいんじゃないですかね(赤=ねんそさん)」

と、一応言っとかんとと僕も自分からターゲットをそらすようなコメントをしておきます。
結果的には、僕のキューブがとばされたんですが。

ウキンさん:「よそじゃこんなことしないけど、ひどい交渉ゲームだ(笑)」

まあ、こんな三味線がとびかったのは序盤、まだ誰ものびていない状態の時だけで、中盤以降は素直にトップ目のプレイヤーや狙っているエリアが被っている人のキューブがとられてましたけど。

ひとによってキューブの置き方が違うのも面白く、ねんそさんは次のラウンドで投票のあるエリアに先に入り、キューブを4つくらいおいてしまいって他プレイヤーを牽制するタイプ、キノさんは更に2ラウンド先、3ラウンド先に投票があるエリアにキューブをおいておきいざ、投票のあるラウンドに戻ってきたり戻ってこなかったりとトリッキーなタイプ。
僕は前もって置かれたキューブ少ないエリアを狙って投票ラウンドに飛び込んで大量にキューブを一気において逆転を狙うというか、全力でおいたら必ず勝つエリアに狙いを絞るタイプ。
一番、ゲームを楽しんでらしたというか、いやらしいプレイングだー(笑)と思ったのはウキンさんで、ねんそさんがいくつかキューブをおいてるエリアにねんそさんが移動するのを見越して飛び込んでいったり、アクション選択がプロット式で動きを見てから融通が効きにくいところを活かしてギャンブル気味に奇襲していくタイプ。
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(5ラウンド目。ねんそさんが赤キューブをばらまいて、「もうあとから人来ないだろう」と油断して移動したエリアに、それを見越して飛び込んていくウキンさんの青コマ)

ウキンさんがうまいのは、ラウンド最後のアクションで他人がいるエリアに飛び込んでいきつつ、次ラウンド(そのエリアで投票があるラウンド)に全くキューブを置かずに賄賂などの補充に充てるとこ。
飛び込んでこられた側は、無駄なキューブを置いてしまって、うきーってなります。

勝負は高得点エリアでの勝負を避け、その分堅実に点を重ねてきたねんそさんが終盤に入ったあたりで飛び出ますが、最終ラウンドの直前、10ラウンド目で僕とウキンさんが高得点を取り、逆転。僕、ウキンさん、ねんそさんが1点差で並びます。キノさんは10点ちょっと遅れてますが、投票で勝てば必ず10点以上は入るのでそこまでの差とは言えません。
(というか、ねんそさんは自コマが2票分なので同じ条件で殴り合うとその能力分負けるため、みんな対決を嫌がっていたというのもあります)

そして最終11ラウンド目。このラウンドでは3エリアで投票が行われます。、

11ラウンド目に最も点数の入るエリアでは、10ラウンド目からねんそさんとウキンさんがキューブの置きあいに入っており、このラウンドでも全力勝負になると思われます。
僕とキノさんは別々の投票エリアに既にコマを置いており、そこで全力でコマを置くのが手堅いムーブではあります。

僕は今コマがあるエリアの点を取り、ねんそさん、ウキンさんが引き分けて点数を分け合えば(ウキンさんと同点ですが)勝てます。しかし、手元にはコマが3つしかありません。他のみなさんは手元に十分なコマを確保しており、ぶっちゃけ、他の人に飛び込んで来られると負けます。

キノさんは2エリアでトップを取るのが勝つ最低条件なので、僕のところに移動してくるのは間違いありません。
しかし、キノさんが移動するのがほぼ確定しているなら、ねんそさん、ウキンさんはふたりがいるエリアでは2位狙いにして、キノさんが今いるエリアに移動してきてトップを掠め取ってしまえば、ゲームに勝てます。
ただ、キノさんが移動しなかったり、2位を僕やキノさんに取られる可能性ももちろんあるわけで…。

と、フタを開けるとキノさんは予想通り僕のいたエリアに飛んできましたが、ウキンさん、ねんそさんは移動せず!
ウキンさんはねんそさんとエリア点を分け合っても勝てると読んでいたようなのですが、手番の綾で僕のネガティブキャンペーンのアクションの行き先がねんそさんorウキンさんになり、うーん、どっちでもいいや!とウキンさんのキューブを除外したため、引き分けにならず、ねんそさんがそのエリア点をとることになり、ねんそさんが勝利されました。
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(最終投票時。キノさんが2エリア取るものわずかに及ばず)

キングメイクすいません!

【感想】

選挙テーマでエリアマジョリティのゲームなんですが、実質的には裏向き一斉公開の亜種というか、今のラウンド+1ラウンドの短い期間の中で他人の手を読み合うのが熱いゲームです。

プロットしたカード効果は必ず解決しなければならないので、みんながこのエリアを狙ってくると思って集会×3枚プロットしたのに、みんな補充系アクションばっかりだったので、キューブを6個も無駄においてしまったとか、賄賂カード3枚プロットしてたのに4枚プロットしてた人がいて全部無駄になったとか結構ざらにあります。

しかし、この読み合いの元になる情報がきっちり提示されているので、全くの勘でプレイすることにはなりません。
エリアにキューブを置くのも、飛行機で遠くのエリアに移動するのも、手元にキューブがないとできないため、あの人はこの行動をすることはない(できない)というのはわかります。
その上での読み合いです。

「いまみんな持ってるキューブが少ないから、僕とエリアの取り合いをしても勝てるプレイヤーはいない。なので、このエリアにはもうキューブを置く必要はないな」と考えてそうだから、1つだけ補充して移動していけばエリア取れるんじゃないのか?と寝首をかくようなギャンブルももちろんできるので、キューブ数で優っているからと緩いプレイングをすれば、あ!となるゲームです。

しかも、複数枚プロットしたアクションの解決は手番順に1枚ずつなので、読み合いにある程度、遊びをもたせられます。「あいつが油断して移動したら、飛び込んでいってエリアを奪ってやろう。移動しなければ次ラウンドの投票エリアにいってそこにキューブを置こう」という具合にです。なので、何枚目かに移動カードを仕込んでいたとしても、こっちのエリアに来るなよと、こっちはまだまだキューブ置くからなと他人が先に移動アクションを行った時、ハッタリをかまさないとならなかったりもしますw。

1アクションあたりのキューブ補充数が、1アクションあたりの配置数に比べて少ない上に、同じエリアで複数回決算が行われることがないのでメリハリの効いた展開になりますし、短いスパンの中での勝負を繰り返す形になるので読み合いをさらにシンプルなものにしていると思います。
ネガティブキャンペーンの『ノーコストでキューブを1つ除外する』効果が正直強すぎですが、突出したプレイヤーを叩くのに便利に使えるなど、このおかげでバランスがとれているようにも思います。

エリアマジョリティのゲームはぶっちゃけ不確定要素がないとゲームにならないと思ってます。大抵のユーロゲームでは、不確定要素=運要素なんですが、このゲームではアクションをプロット式にして読み合い=心理面を不確定要素にしてます(アメゲーなら戦闘要素(プレイヤーインタラクション)でバランスとってると思います)。
そのおかげで、運要素ないエリアマジョリティゲームになってます。運要素がないんで、ガチゲーなんですけど”読み合い”というどこかふわっとした要素がメインなので、ガチはガチでも遊びやすいゲームだとは思います。
(最終的にはギャンブルなので悩んでも仕方ないんですけど、延々と悩んじゃう人もきっといるんだろうなとは思います)

フェイト・オブ・ザ・エルダー・ゴッズ/ Fate of the Elder Gods

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(4人でインスト込み2時間ほど)

【概要&ルール】
うっとこの神様復活のために頑張るぞー! なんかうちらが行くとこ行くとこに邪魔ものがやってきて、しまいには本部に殴り込みにくるんですけど!

旧支配者を復活させようという狂信者と、それを阻止しようする探索者というクトゥルフテーマでよくあるあれです。
このゲームではプレイヤーは狂信者側です。プレイヤーごとに信仰する旧神は異なります。自分ところの旧支配者を一番早く復活させたプレイヤーか、探索者にいずれかのプレイヤーの旧支配者が封印された時に一番封印度合いの少ないプレイヤーが勝利します。

時計回りで手番を行いますが、手番は以下の流れ。
1.場所の移動。手札からカードをプレイしてボード上を移動します。移動先と同色のカードをプレイするか、2枚プレイしてワイルド扱いにするかです。
移動後、その場所に手元から自コマを1つ送り込みます。

2.場所に対応したアクションをする。アーティファクトを手に入れる、旧支配者の能力を使う、探索者を他プレイヤーにけしかける、神様復活の儀式を行うなどです。各場所でコマ数のマジョリティを取っていれば追加のアクションを実行することもできます。

3.レイドの発生。自分の手元に探索者が規定数以上いる場合、レイドが発生します。探索者数だけダイスを振り、探索者を倒すか、エルダーサインが置かれるかの判定をします。
(レイドは探索者コマを配置する際、数が足りなくても発生します)

4.スペルを準備する。手札をスペルとして使用するために場に出します。手札には場に出すための条件があり、それ満たしている必要があります。
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(移動時にカードを、移動元に置くので、次第にボード脇にカードが溜まっていきます。そのカードの色を条件(カードごとに指定されてます)にしてスペルを準備します。ただ、移動先のカード(+その場所の色)を見るので、自分が移動でおいたカードは基本的には使えません。写真だと、左手前の青アイコンの場所に移動してくれば、青青黄赤赤と5枚を使えます)

1〜4をゲームが終了するまで繰り返します。

・呪いについて
スペルの効果や、強いアーティファクトを獲得した時などに呪われることがあります。呪いカードには発動タイミング、フレーバー、効果が書かれていて、発動タイミングを内緒にするために呪いを受けたプレイヤーの上家のプレイヤーが呪いカードを引いて、発動まで管理します。

【プレイ内容】

あらいさん、ウキンさん、ラヂヲヘッドさん、一味さん、僕の5人で(プレイ人数は4人までなので、僕と一味さんはチーム組みました)。

一味さん&僕の信仰する神はアトラク=ナクア。クモの形をしていて、特殊能力は、「自コマ2つを他人のロッジ(個人ボード)に送り込んで、そのプレイヤーがコマをメインボードに送り込む際に一緒に連れて行ってもらう」という、各場所でのマジョリティを取りやすくなる効果です。
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(うちらが復活させたい旧支配者様)

ちなみにクトゥルフの知識的には、僕はメジャーな神様や単語なら名前を知っている程度で、この面子だと一番知らない模様。プレイヤーが選べる旧支配者は8種類くらいあるんですが、僕が名前を知ってるのは、ウキンさんのニャルラトホテプくらいでした(ランダムに決めてます)。

他の旧支配者の能力にどんなのがあるかというと例えば、あらいさんのツァトゥグァの能力は、「自分のロッジに他人のコマを持ってきて食べる(ゲームから除外する)」です。自コマを手元、ボード、アビス(死んだらいくとこ)とでやりくりするので、ゲームから除外されるのは単純にきつそうです。

場所は全部で6つあり、以下の通り。
・旧支配者召喚の判定をする
・手札を増やす&複数スペルを準備する
・アビスから自コマをロッジに補充する&任意の場所にコマを送り込む
・他人のロッジに探索者を送り込む&レイドを発生させる
・旧支配者の能力を使う
・アーティファクトを獲得する

ゲームの終了条件が旧支配者を召喚するか、逆にエルダーサインで旧支配者を封印するかのどちらかなわけですが、ある程度召喚を狙いながら、あとは成り行き(自分の勝ち易い方)でとざっくり方針を決めます。

まあ、最序盤では正直何やる?ってなったんですが、とりあえず、アーティファクトもらいに行きます。

アーティファクトは、場に出ている2枚か、山札からランダムの三択になり、いずれの選択をしても場に出ているカードは山札の下に行き、新たな選択肢が出てきます。
今回僕らが手に入れたのは、「輝くトラペゾヘドロン」。通常1枚しか持てないゲートカード(手札制限にひっかからず、かつ、どこにでても移動可能なカード)を2枚持てるようになり、さらに、他人がゲートカードを手に入れた時に自分らも獲得できるという能力です。

移動先に対応したカードが手札にないと移動できないので、これは便利そうです。

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(余談ですが、メジャーなアイテムらしくシャイニング、トラ…、トラップ…?となってたら、トラペゾヘドロンですと教えていただけました。クトゥルフ好きの方、こんなんですいません)

移動時のルールとして、移動後に自コマ1つと探索者コマ1つを移動先に配置します。この後、アクション後に、探索者が3コマ以上になっていたらロッジに引き取らなければなりません。探索者が5コマ以上貯まると自動的にレイド(探索者からの攻撃)が発生しますし、別要因でもレイドが発生すればコマ数分は探索者が攻撃してきます。

探索者の攻撃=ダイス判定で、コマ数分のダイスを振ります。その結果、1/2の確率でエルダーサインを受け取ります。既定数以上受け取ったら旧支配者が封印されてゲーム終了です。

規定数は10個なのでそうそう終了トリガーをきることはありませんが、それでも、「いずれかプレイヤーひとりがエルダーサインによる終了トリガーを切った場合、最も受け取っているエルダーサイン数の少ないプレイヤーが勝利」するので、エルダーサインの元になる探索者をそうそう受け取りたくもありません。

そんなわけである場所に探索者が3コマ貯まると、それ以外の場所でのアクションを優先するようになります。

まあ、それでも最初から1コマずつ各場所においてありますし、絶対にプレイヤーの手番に1コマは追加されるので、もうどこにいっても受け取らないとならない!という状況にすぐになります。
なので、多少探索者を受け取っても自分のやりたいことを優先させるのもありですし、逆に、絶対に受け取らないように行動するのもありです。

うちらはできる限り受け取らないことを優先していたので、移動が原因で探索者を受け取ることはなく、上家の方々が仕方ない!と思い切って飛び込むことを何度かされていたので、そのおかげで探索者が少なくなったスペースに移動してアクションしてました。

が、このゲームは任意の相手に攻撃する(探索者コマを送り込んだり等)手段が豊富なマルチゲームなので、あ、こういつらうまくやってると思われると、スペルで呪われたり、アクションで探索者を送り込まれたりします。
他人を封印しての勝利を狙っていたウキンさんには、かなり頻繁に探索者コマを送りこまれましたし、あらいさんの能力「他人のコマを奪ってきてゲームから除外する」も何度か標的にされました。

うちらは能力で他人のロッジにコマを送り込んだりするので、ロッジからコマが減るスピードが速い上に、あらいさんにコマを奪われて、手番開始時に手元にコマがない → 強制補充でエルダーサインを1つ受け取らされるなんてこともありました。

それでもアーティファクトで魔法使いのグリモア(手札の最低枚数を5枚にする)を手に入れてからは、スペルをどんどん準備&発動して、ゲームは有利に進めてました。

スペルは手札運もあるんですが、使う人、使わない人の差が激しく、一味さん&僕はがんがん使い、ラヂヲさんもそれなりに。一方でウキンさん、あらいさんはほぼ使わないプレイングでした。
スペルは効果が様々で、ダイス判定時に2つ追加するという単純に強いというものから、効果は強いけど呪われてしまう、または、効果が弱い物、使える場面が限られるもの様々なので、頑張って準備しても使わないだろうから、無視するというのもありだとは思います。

※スペルは基本はメインボード横に移動用に並べられたカードを使って準備するんですが、準備中のカードも使える(準備に使ってもなくならない)ので、1つ2つと準備すればするほど準備しやすくなりはします。

一味さん:「このスペル『リロールできる』って強いかと思ってたけど、呪われるなら使わないっすね」
僕:「まあ、他のスペルの準備にも使えますし、せっかくなので準備だけしておきましょう」

などと、準備用に準備もしたり(プレイさえしちゃえば手札も回るので良いことは良いことなんですが)。

今回はみなさん準備を念入りに行うタイプだったこともあり、存分に下準備もできたところで、いざ召喚に向かいます。

召喚もダイス判定で、召喚ができるアクションスペースにある自コマ数分のダイスを振り、1/2の確率で召喚コマを進めます。判定で召喚コマが進むと生贄になった設定でコマはアビスに移されます(なので、スペルなどの効果を使わない限り、召喚成功までに進めなければならないマス数分のコマを送り込む必要があります)。

先にラヂヲさんが召喚に向かい、リロール系のアーティファクトなどの効果でかなり召喚コマを進めます。続いて、僕が召喚アクションの場所に移動したところ…。

ラヂヲヘッドさん:「呪い発動です」

しばらく前に呪われていたので忘れていましたが、スペルやアーティファクトの効果で呪われることがあります。呪いカードは上家が受け取り、発動タイミングになってないかをずっとチェックしてます。
そして、この呪いカードの発動条件は「召喚アクションの場所に移動したら」だったので、まあ、いつかは踏まざるを得ない条件でした。
そして効果は探索者がロッジに踏み込んでくるもの。召喚コマをいくらか進めたもののレイドが発生してエルダーサインを数個置かれてしまいました。
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(写真のは下家のあらいさんに対する呪いカード。スペルを準備、もしくは使用した際に発動し、スペルを破棄させるか、探索者を送り込みます)

ここら辺から動きは2つに分かれます。一味さん&僕、ラヂヲさんは召喚勝利狙い、ウキンさん、あらいさんは召喚勝利側に探索者を送り込んで封印勝利狙いです。

ラヂヲさんのリロール系のアーティファクトは探索者が攻撃してきた時にも使えるので、かなり送り込まれているように見えましたが、最小限のダメージに抑えつつ、また召喚アクションの場所に自コマを送り込みます。
一味さん&僕の戦術は潤沢な手札を利用したスペル活用と言えば聞こえはいいですが、要はスペルの引き運&準備するための場に並んだカード運任せです。
しかし、それでも「召喚コマを2つ進める」効果の強いスペルを引き当て、着々とスペルの準備を進めます。

あらいさん、ウキンさんの封印勝ち狙い勢はふたりともエルダーサインがゼロなので協力できているというとこもあります。封印終了した場合、同点勝利になるのでふたりして僕らに探索者を仕掛けてくるわけで、どちらかを優勢にすればまた状況は変わりそうです。

なのでできれば、あらいさんに呪いをぶつけたいんですが、あらいさんにかかっている呪いは2枚あり、僕と一味さんはその発動タイミングが早く来ないかと思ってるわけですが、発動条件は
・スペルが2枚準備状態になる
・アーティファクトを使用する
の2つなので、普通なら発動しそうなもんなんですが、あらいさんは、スペルもアーティファクトも基本的に使わないプレイングだったので、全く発動する気配がありません!
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(うちらを殺そう封印しようとしてどんどん送り込まれる探索者のみなさん)

そうこうしてる間に、ラヂヲヘッドさんのエルダーサイン数は7、一味&ひだりチームは4つになりました。それでも、ラヂヲヘッドさんは召喚に多くのコマを送り込んで、召喚マスをあと1マス進めれば召喚勝利というところまで進めます。
リロール系能力特化なので、次の手番に恐らく勝利されます。

そんなわけで一味&ひだりチームが勝つにはこの手番で決めないと勝てません。召喚コマを進めなければならないマス数は残り7マス。まあ、絶望的に思えますが、2マス進めるスペルがあり、かつ、かなりの数のコマを送り込んでいてこの手番に5つのダイスが振れるので、5つとも判定に成功すればなんとびっくり勝利することができます。

一味さん:「ダイス振ってください」
僕:「えっ! こんな大事な場面で!?」

これまでずっとダイスロールは一味さんがされていた(というかプレイング一味さんにほぼお任せしていた)のに、この局面で唐突にダイスロールの依頼! えー。まじですかーと言いながらも振ったダイスは成功3つ。
うーん、残念と思いましたが、かなーり前、ゲーム開始時くらいに準備していたスペル『リロールできる。その代り、その後呪われる』を使えばワンチャンあるかも!と気づきます。気づいて一瞬、盛り上がったんですが、このスペル使うと、召喚コマを2つ進めるスペルが準備できないことに気づき、結局、成功3つで確定。

あらいさん、ウキンさんもラヂヲさんを止める手はないかと色々検討はされたようでしたが、レイドでも封印されることなく、自分の手番を迎えられ、そのまま召喚コマを進めて見事勝利されました。
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(ラヂヲさんとの旧支配者復活!で終了)

余談。ウキンさんは負けたけど、ゲーム終盤にアーティファクトでネクロノミコン(スペル準備時に条件1つを免除する)を手に入れられたので満足!と仰ってましたw。

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(このあと、もう1ゲームやったんですが、地雷みたいなのを設置する能力の旧支配書をいれたため、盤面が硬直し、その打開を図った結果、かなりのエルダーサインを受け取った図。僕が封印される前に地雷を自分で踏んだAさんが先に自爆するかたちで封印されましたがw)

【感想】

スペルの準備など緻密にプレイできる部分もありますが、いつ爆発するかわからない爆弾を隣に渡していくような細かいことは関係ない単純などきどきと面白さのゲームです。

勝利のための道順が提示され、それをおっていく、実現するようアクションを選択していくというようなかっちりしたタイプのゲームではなく、たまっていく探索者コマによって移動先が制限されたり、レイドが発生したりして、プレイヤーの意思とは別のところ、不条理なシステムによって無理やり状況が動かされます。
その状況を楽しむゲームじゃないかと。

(この自分の意思ではどうともできない感じが、またクトゥルフテーマゲームとしては許容され、むしろ歓迎されるところでもあるんでしょうが)

『いつ爆発するかわからない爆弾』が3種あるのが、独特で楽しいところです。
単純に3つというわけでもなく、システムに否応なしに仕掛けられる爆弾、自分の意思で(ちょっと頭を使って)仕掛ける爆弾、ランダムに仕掛けられ自分だけが発動条件を知っている爆弾と結構違いがはっきり分かれてます。

1つ目は探索者コマがたまっていくところで、この爆弾は避けることも、思い切って受け取ることもできます。よいことなのか悪いことなのかはわかりませんが、ボード上の各場所で行うアクションが、必ずこのアクションをやらないと困るというほどのものではないんですよね。勝利条件に直結しているアクションは1つしかないんで(書いてて本当にそれでいいのか?と思いますが遊んでみて楽しいならば正義です)。

アクション効果と受け取るリスクのバランスがとられているわけでもなさそう(アクション効果は各場所で違うのに受け取る探索者は同じ)なので、ジレンマと呼ぶのは少々おこがましいかもしれませんが、探索者コマが
“できることなら受け取りたくない”になっているのが必要以上に困らせられないいいとこかなと。
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(ちょっと見づらいですがすべての場所に探索者コマが3つずつたまってどうしようもなくなっている盤面w)

2つ目の爆弾はスペルです。他人の手番だろうと処理中だろと任意のタイミングで発動できる爆弾です。いきなり召喚コマが進んだり、呪いを与えたりと強いものもあれば、なんかこの効果使う意味なくない?みたいなのもあってはちゃめちゃですが、準備に必要な制限が他人のプレイングによって作られる場の状況への依存度が高いので、1つ目の爆弾と相まってそれなりに準備難度が高く、このゲームで一番頭を使うところ、パズル的な楽しさが提供される部分になってます。
(無視してもプレイできますし、移動時にカード2枚プレイでワイルド扱いになるというルールのおかげで色々と敷居は低いですが)

3つ目の爆弾は呪いです。これが一番楽しいです。効果が結構酷い&発動条件を自分しか知らないというのが最高です。呪いカードは山引きで、発動条件も効果もランダムなので、なんか他人事感が高いというか自分が仕掛けた時ほど発動しないがっかり感や後悔がないのがまた良いです。
いつそのアクションを下家がやるのかどきどきしている、もしくは、自分がよしこれだ!とアクションを選んだら上家から「呪い発動です」と酷い扱いを受ける。最高ですね!
(ぱっと名前がでてきませんが、こういうNGアクションがお互いに指定されあっているパーティーゲームありますよね)

これ、「呪いを受けたよ」と言って、本任意カードを管理させるor公開するという形もあるでしょうし、そういう形でもゲームにはなると思うんですが、やっぱ今作の形が一番、楽しいんじゃないかと思います。

これら3種の理屈をわきに置いといたむちゃくちゃな爆弾たちを、クトゥルフテーマがうまいことまとめてます。普通のホラーテーマでもよい気もしますが。
アーティファクトや旧支配者の存在や結構しっかりした効果のおかげで、多少の理不尽さが許される場を作っているってのは偉大かなと。

まあ、パーティーゲームよりなので、そもそも向き不向きはあると思いますが、1つ目の爆弾のとこに書いたように、どのアクションも必ずやらないとならないというようなものではないので、3種の爆弾による爆発した時よりも、その爆発を待っている段階をげらげらわくわく楽しめないなら、冗長で芯のないゲームのように感じるかもなーとは思います。

ミステリーホームズ

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(3人でインスト込み1時間ほど)

【概要&ルール】

夜が明けると館に死体が! 警察の助けは借りられない。館の中にいる我々だけで各部屋を調べ、証拠を探し、事件を解決するのだ!

犯人1人、他一般人で遊ぶ1対多のゲーム(他の方は協力ゲーム)です。
まず、役割カードとアリバイカードをプレイヤー全員に配り、各プレイヤーは配られたカードの中身を確認します。

役割カードは犯人か一般人かが、アリバイカードには犯行時どこにいたのかが書かれています。

その後、フェイズは夜になります。犯人はルールブックに書かれた指示の通り、セットアップを行います。この間、犯人以外は顔を伏せて目を閉じています(人狼的なあれです)。
(凶器や証拠を館内におくので、犯人以外は手を出せません)

凶器カードに書かれた凶器(と付随する証拠品)を指定の場所に置きます。その後、2枚トリックカードを引き、その通り操作をします(死体を隣の部屋に動かしたり、実際には使われていない証拠をおいたり、自分のアリバイカードを入れ替えたり等)。

セットアップが完了したらみなで顔をあげてゲームスタートです。

ゲーム中は、残り時間を消費してアクションを行います。残り時間が一番多いプレイヤーが手番を行います。
できることは、移動&探索と、推理の2つ。移動&探索は館内を移動して移動先にあるタイルから1つを獲得するか、それとも犯人などを指摘する“推理”か。

移動&探索で見つけたタイルは基本的に他人に内容を見せることはできません。口頭で伝えることはできます。

推理では、犯人(プレイヤー)、凶器、事件に使われたトリックカード2枚を宣言し、犯人として指摘されたプレイヤーが正解か不正解かを答えます(内容を問わず、正解/不正解のみ答えるので、犯人でなくても判定できます)。

犯人以外のプレイヤーは誰かひとりが正解を当てれば勝利、犯人役は一般人プレイヤー全員の残り時間がなくなったら勝利です。

【プレイ内容】

一味さん、彼葉さん、僕の3人で。

最初に犯人をランダムに決めます。
配られたカードをこっそり見ると、「犯人」の文字が。

そうかー。犯人かー。大変そうだ。

みんなで顔を伏せたあと、僕だけ顔を上げて犯人の仕事をします。

犯人がやるのは、凶器カード1枚、トリックカード2枚をランダムに引いて、その内容に合わせてルール通りに凶器トークンと証拠品トークンをセットアップすることです。
犯行時間に犯人がどこにいたかは、役職のカードと一緒に全員に配られたアリバイカードに記載されています。

このアリバイカードに記載されている部屋と、凶器の特性に応じて、死体が置かれる場所が変わります。
拳銃なら隣接する部屋におかれ、ナイフやロープならアリバイカードと同じ部屋に置かれます。
ただし、毒ナイフなら(たぶん時間差で死ぬということで)凶器はナイフになりますが、死体は隣接する部屋に置かれます(ただし、証拠品として毒が登場するようになります)。

今回僕が引いた凶器は『ロープ』。特別な証拠品も登場せず、かつ、アリバイカードと同じ場所に死体と凶器が置かれます。

(めっちゃどうでもいい話なんですけど、アリバイは本来“現場不在証明”=犯行現場以外の場所にいたということを示す言葉なので、犯行時間にいた場所という意味で使われているのは、文章書いてて違和感というか不思議な感じがめっちゃしてしまいます。犯行時にいた場所という意味で使われがちなのもわかりますが)

ロープ! ロープかあ…。僕のアリバイカードに書かれてる部屋に死体と“犯行現場と同じ部屋に置かれる”ロープが置いてあったら、すぐに犯人だと特定されるでしょう!?
と彼葉さん、一味さんに気づかれないよう慌てます。

しかし、この後、トリックカードを引いて、犯行現場やら周りの部屋に色々と細工をします。これで大丈夫になるはずです。

僕が引いたのは「死体を犯行現場と隣接する部屋に移動させる」ものと、「任意の証拠品を任意の部屋における」もの。

これでなんとかなるかなーと死体を隣接する風呂場に運び、適当に選んだ証拠品をマップ上に配置します。
(セットアップを早く終わらせた方がよいと思って、あまり考えなかったんですが、この時もう少し考えておけば…)。

セットアップが完了し、夜が終わったことを彼葉さん、一味さんに伝えます。この時はセットアップが完了したら携帯のタイマーを10秒くらいでセットして鳴らす(誰でもセットできるよう、鳴らす用の携帯を机上においておきました)という方法を取りました。

死体のある部屋に全員のコマを集めてスタートです。ここから、この部屋を調べたり、別の部屋に移動してその部屋を調べたりしていきます。「調べる=その部屋に置かれてるタイルを自分だけが見て、内容を他のプレイヤーに教える」です。
この時に目撃証言タイルを引くと他人のアリバイカードを見ることができますが、他のタイルは何が引かれたかは引いた本人しか本当のところはわかりません。

セットアップ時に凶器タイルや証拠品タイルなども置いていますが、タイルの大半は何も書かれていないハズレのタイルです。

セットアップを僕=犯人がやっているということは、どれが凶器のタイルかわかっているということです。
ぐはは、まっさきに凶器のタイルを引いて嘘情報を流してやるわ!と思いながら自分の手番を待っていると、先に一味さんが凶器を見つけてしまいました。いきなりつまづきます。

同じことが起こらないようにとっとと本当の犯行現場である隣の部屋に移動して、自分で凶器を見つけた方が良いかとも思ったのですが、直前に、「いきなり移動するより、とりあえず今いる部屋を調べた方が時間効率はいいですよねー」という話をしたばかりだったので、移動すると怪しまれるかな?と思い、ハズレなのはわかっていますが、スタート位置の部屋を調査。

そして、2手番目。今いる浴室からは玄関と寝室(本当の犯行現場)につながっています。僕より前手番になった彼葉さんが玄関に移動して調べられたので、じゃあ、僕は寝室に行きますねと、スムーズに犯行現場に移動することに成功!

ぐはははは、凶器のタイルをさくっと取って、証拠隠滅してやるわーと思いながら取ったタイルは無地のモノ。
あれ?間違った!というわけですが、表情には出さずに、ハズレでしたーとだけ伝えます。

まあ、浴室からの移動経路は玄関に出る方が短く、その後別の部屋に行くのも玄関からの方が短い(廊下の1マス移動するのに1分消費します)ので、時間効率を考えるなら、次手番の一味さんはこっちにこずに玄関に行くだろうとタカをくくっていると…。

一味さん:「寝室行くわ」
僕:「え! 玄関の方が近いし、その後、さらに先の部屋に行くのも廊下が短いですよ!?」
一味さん:「お! なんか怪しい! 絶対に寝室行く」
僕:「なんで真っ当なこと言ってるのに怪しまれるんだよ!」
※数日前のゲーム会で一味さん相手に三味線を駆使して勝ってるからです

そして、凶器であるロープのタイルを引き当てる一味さん。

やっばーいです。

一味さんの手番で寝室のタイルは全部見たので、僕は隣のダイニングに移動して調査です。
この部屋には偽の凶器と、トリックカードで仕込まれた事件に無関係な証拠品があります(各部屋にタイルは3枚ずつあるのでハズレ(もしくは目撃証言)も一枚あります)。

そして、1枚しかないハズレタイルを引く僕。

一味さん:「こいつ、ハズレしか引かねえ。怪しいぞ!」
僕:「犯人だったらもっと凶器とか引いてるわ!(実際引くつもりだったのに引けなくて悲しいわ!)」

まあ、次手番では凶器を引いたので、ハズレばかりではなくなったわけなんですが、一味さんがこの前に証拠品(毒でした)を引いて、残り一枚が凶器だっただけなので、疑いは晴れず。

それより、その前に、彼葉さんの手番だったわけなんですが、彼葉さんは玄関にまだタイルが2枚あるにも関わらずさらに隣のリビングに移動。いやいやいや、玄関のタイル2枚のどちらかは凶器(偽ですが)なんだからちゃんと調査してよと言いましたが、残り時間的に玄関を全部調べるかリビングを調べるかなので、リビング調べたいとスルー。

うおーいと思いましたが、まあ、怪しげな行動してくる分にはいいかとあまり追及はせず。

そして、その後、残っている部屋を調べたりしましたが、全部調べるには時間が足らず、若干の不明点を残したまま推理タイムに。
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(ほぼ終盤。結構裏向きタイルは残ります)

目撃証言タイルを彼葉さん、一味さんともに1,2枚見つけており、お互いにアリバイを確認しあい死体の近くの部屋にはいなかったことを確認済。そして、見つかっている証拠品がずれた時計ではない(ずれた時計はアリバイカードを山札もしくは他プレイヤーと交換するトリックの時にでてきます)ということで、一味さんも彼葉さんもお互いは犯人はないと思っています。
(一味さんが犯人で時計の証拠を握りつぶした、もしくは、時計が見つかっていないだけでアリバイカードは交換されているという可能性もありえるはずなので、インスピレーションで決められたのかもしれないんですが)

とりあえず、もう一度状況を書き出すと、死体は浴室で見つかっています。
そして、一味さんが証拠品の毒を見つけています。それ以外の証拠品の話は出てきていません。
(浴室などで見つかった凶器も書ければよかったのですが、失念してしまいました。すいません)

そして、一味さんは僕のアリバイカードを見ており、そこには寝室と書かれています。

つまり、僕が犯人なら、犯行当時にいた場所と異なる場所に死体があるトリック、または凶器が使われているはずです。

このゲームでは毒は凶器を遅行性にする効果があり、ナイフなどとあわせると毒ナイフとなり、刺した場所(犯行現場)の隣に死体が置かれます。毒が見つかっているということで、この効果によって死体が移動したのだろうとあたりをつけ、色々と検証が始まります。
しかし、毒とナイフが見つかったのはダイニングです。2部屋隣まで死体が移動することはありませんし、血痕も見つかっていません。

うーん、わからんけど、言ってみるかと、彼葉さんが僕が犯人だと指摘しつつ、凶器とトリックカード2枚を宣言します。
まあ、推理が中途半端なのでこれは当然外れ。
最後、一味さんが推理を当てれば彼葉さん&一味さんの勝ち、外せば時間切れとなり犯人である僕の勝ちです。

ぶっちゃけた話、「任意の証拠品を任意の場所に置く」というトリックに気づいてないだけで、それに気づけば今の状況なら僕を犯人すれば辻褄が合うんだけどなー、気づかなきゃいいなーと思ってみてました。

しかし…、

彼葉さん:「あ、こんなトリックあるじゃん」

というわけで当てられてしまいましたw。

セットアップでトリックめいたことは仕掛けてないですし、ゲーム開始後もだますようなムーブはできてないのですが、タイルを全部見るだけの時間がないからか案外、気づかれないもんです。

続けて2戦目を遊びました。
また、僕が犯人カードを引いたのですが、次あたったら大人しく犯人やるので、一回だけ引き直させて欲しいとお願いして、引き直し、今度は無事、一般人になりました。一味さんか彼葉さんが犯人なわけです。

今度の死体発見現場は館の中央にあるダイニング。四方に廊下が伸びてます。流石に今度は移動効率を考えると同じ方向に移動するわけにはいかないので、3人とも違う方向に行きます。
彼葉さんは下方向にいって、玄関を調査しますが、証拠品は見つからず。僕は上方向、客間に移動して血痕を発見!

僕:「血痕見つけました!」
一味さん:「さっき何も見つけられなかったのに、いきなり見つけるとか怪しいぞ!」
僕:「なんでも怪しまれるじゃねえか!」
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(よっしゃああ、血痕見つけた! といっても、タイルの内容は他人に見せられないので、本当かどうかの判断は他人に任されます。もしくは日頃の行いによります)

などとコントもしつつ、一味さんがダイニングの右方向、寝室に移動して調査したところ、目撃証言タイルを引いたので、彼葉さんのアリバイカードを見ようとします。

彼葉さん:「客間だよ」
一味さん:「玄関って書いてある」

何故かみられる前にカードの内容を宣言した彼葉さん。これで一味さんが見た内容と同じなら潔癖の証明になるとのことだったんですが、実際には異なってます。

んー?わざわざ自発的にすぐ嘘だとばれる宣言するメリットが彼葉さんにあるんか? となると一味さんが嘘ついてるの?

どちらにせよ。どちらかが犯人のようです(知ってた)。

その後、時間内にできる限りの調査(タイルめくり)をし、あーだこーだと出ている証拠とあり得る可能性をぶつける検討タイムに突入です。
結局今回の事件も死体発見の部屋と各人のアリバイの内容が合わず、毒かアリバイカード交換のトリックが使われている模様となり、僕は彼葉さんが嘘をつく意味ないので嘘をついたのは一味さんと判断して、一味さんが犯人ならこうなってるはずという内容の推理を宣言します。
が、ハズレ。たぶん、一味さんが犯人だと他の組み合わせはないはずなので、彼葉さんが犯人なのか?

彼葉さんが玄関でずれた時計を見つけて、ハズレのタイルだったと報告しているとすればこの内容で辻褄が合うはずという推理を一味さんが披露し、見事正解されました。

彼葉さん:「初手で玄関いって時計拾おうとしたら、ハズレタイルで焦った」
僕:「わかる。自分で配置したはずなのに間違えますよね」
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(正解暴露したところ。手前にあるのが凶器やトラックカードの一覧。ここに書かれている条件と突き合わせて正解を探っていきます)

【感想】

テーマ、推理している感、証拠隠滅の手段やその豊富さなど、システム的に型にはまっている中でかなり自由に操作側として殺人事件捜査/犯人側として証拠の隠蔽を楽しむことができるゲームです。
2回しかやってませんが、基本的に時間(手番数)が足りないので、100%当てられるという状況にはなかなかならず、こいつが怪しい&このはずだ!と思い切りも必要なはずで、そこもまた自分で決断した感じになっていいところだと思います。

予め決められた枠組みの中に決められた真実の候補があり、それを消去法で特定していくという仕組みは既存のいわゆる推理ゲームと同じなのですが、その候補を1単語や数字などではなく、非定型の推理に使われるような文章(条件)にしたところが非常にうまいと思います。

検証すべきパターンを文章というか、凶器やトリックが使われていることによって発生する要素、条件を検証する型にしていることで、推理小説やドラマなどでよく見かけるようなシーンをそのままに再現しているかのようなゲームになっています。

クルードなどの推理ゲームでよくある、凶器、場所、犯人を当てるとした時に、ナイフではなく、拳銃ではなく、ロープではなく…、毒薬のヒントがないから正解は毒薬!と単純な単語の消去法ではなく、
・ロープならば死体は犯人のアリバイカードと同じ場所にある
・毒ナイフならば証拠品の毒がゲームに登場する
という条件の精査を行うという体になっているため、やってることは単純な消去法と変わらないとしても、頭の中では、「毒が見つかっていないので、毒ナイフではない」というような、理屈を元にした推理、検証の形になっています。

これは非常に雰囲気でます(僕は推理ゲームというのは、究極的には雰囲気が推理小説やドラマっぽいかそうでないかだと思ってます。雰囲気は超大事です。多かれ少なかれ状況から何かしらを類推するという場面はほぼ全てのゲームに登場する要素なので)。うまいこと適度な時間で収束するような組み合わせにバランス取るのは大変かと思いますが。

あと、少し上の方でも書きましたが、100%当てられる状況にはならないというのも非常に良いと思います。
もしかしたら違うかもしれないという状況で“自分の考え、推理に従って”これだ!と指摘する、非常に推理ゲームしてるなあと僕は思います。
100%当てられる状況になる過程にもよりますが、パズルに近いものになっている推理ゲームと呼ばれる論理パズルゲームが多いのに対し、自分の推理(というか勘)で回答しなければならないのは、僕はとても好みです。

ただ、この100%当てられる状況にならないというのは諸刃の剣でもあって、絶対に絶対に間違いたくないという人も世の中にはいるので、そういう人とこのゲームを遊ぶとちょっと不幸かもなーとも妄想します。
なんでかというと、ゲーム上の残り時間はテーベの東式のトラックで示されているんですが、盤外の実際の時間は別に制限がルール上にないので、あと1手番で犯人側の勝ちが確定するという場面で、延々とあーでもないこーでもないと検討が始まってしまうんですよね。多かれ少なかれ間違いたくないですし、その検討の時間=真面目にゲームに取り組んでいる証拠ともいえるので悪いとはいいませんし、この検討する時間がまた“推理”ゲームしてて楽しいのも確かなんですが、プレイヤー全員の熱量が冷めない程度の時間で区切りはつけた方がよいと思います。

別ゲームですが、いざ回答するぞとなってからめっちゃくそ時間をかけて検討を始めた人と同卓したことがあるので気になってしまいました。とはいえ、そのゲームは競争式だったので、外す=他プレイヤーに負けるだったというのもあるかもしれません。こちらは協力ゲームなので(犯人も形式的には付き合うので)プレイヤー全員で検討するはずで、だとしたら杞憂かもしれません。

パタック(おばけキャッチ(イラン版))/ Patak

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(3人でインスト込み10分ほど)

【概要&ルール】

ロボットとニワトリが平和に暮らしていたら宇宙人が捕まえにやってきたぞ! うかうかしてるとUFOから手がはえて上に持って行かれてしまう。でもやつらは何故かテーブルや箱、ランプとかも取っていくんだよな…。

お化けキャッチのテーマ変え版です。箱にAll Rights Reservedと書いてあるんで、ライセンス品だとは思うんですが、定かではありません。
(for all countriesとあるんですが、大抵はその言語版製作の権利と(その言語圏の)販売権がセットという話も聞いたことがあるので、本当かなと勘ぐってしまいます)
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(内容物(絵柄が同じカードは重ねてます)と箱裏。かわいいです)

ルールはお化けキャッチで、場に並んだ5つのコマのうち、カードで指定されたコマを取るというものなのですが、通常のお化けキャッチだと
・カードに2つの品の絵が描かれている
・絵の色と形で示されていない品のコマをとる、または、カードにズバリ示されている品(絵も形もあっている)を取る
というルールですが、

イランキャッチでは以下の3種のカードが追加されてます。
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左から、「形も色もあっているのが4つ書かれている→書かれてない残りの1つを取る」、「形が4つ書かれているが色と形の両方が正しいのは1つ→正しい1つを取る」、「形が4つ書かれているが、色と形の両方正しいものは1つもない→カードに登場してない色のを取る」となります。
この追加ルールが元のデザイナーさんが考えたものか、イランの出版社が追加したものかはわかりません。知りたい方はどこかに聞いてみてください。

【プレイ内容】

ヘイタブ団という年1でヘイタブを遊ぶ会があり、その集まりの時、時間調整で一味さん、タロ吉さん、僕の3人で遊びました。

僕:「短いの、なにやりますかねえ」
一味さん:「何かやりたいのあります?」
僕:「カバンにお化けキャッチ入ってるんでやりますか」
タロ吉さん:「(苦手なので)いや、お化けキャッチはやりません」
僕:「イランのやつだけど」
タロ吉さん:「やりましょう!」
僕:(イラン好きなのかな?)

お化けキャッチのルールは(簡単ですしメジャーですし)全員インスト不要ということで、追加の4つ絵が書かれてるカードのことだけ話して開始。

実はこのイランのお化けキャッチ、別の集まりでも遊んだんですが、その時のメンツは平均不惑か少し若いくらいの年齢だったせいか、カードめくる→ … →どなたか1人が取る→ああ、合ってますね。やりますねとぬるい集まりでした。

今回はその時のメンツよりは若い(プレイスタイルの違いもりますけど)んで、コマ取る動きが機敏!

カードをめくるとしゅっとさっとコマが取られていきます。

僕は標準よりたぶん鈍い方とはいえ、全然取れない! 漫然と構えるのをやめて色と形の両方があってるパターンにヤマをはります。

たまたまその種のカードが続いて、連続で取ることに成功!

よっしゃよっしゃと思っていると、このゲームのオリジナルである4種書かれているカードが出てきました。

2種書かれていて、コマとあってる絵のあるパターン、コマとあってる絵がないパターンの2択に慣れてるので、4種カードが出てくると、それだけであわあわします。
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(絵と形あってるのある!と思ったらたくさんあるやつだったり)

4種パターンに僕と一味さんがあわあわして間違ったコマを取ったりしてるのに対してタロ吉さんの順応が早く、差がついたか?と思いきや、一味さんも終盤巻き返します。

まあ、僕はおいといて一味さんかタロ吉さんが勝ってるよねという感じで終了。
玉入れ方式で獲得したカードを数えたところ、一味さんとタロ吉さんが同点で勝利されました!

【感想】

コマを取り合う様をアブダクションに例えたテーマがまず秀逸です。絵柄も愛らしいですし、良いリメイクだと思います。
 
4種書かれたカードがいいアクセントになってますというと簡単なんですが、何も考えずに追加されているわけでもないように思います。通常のお化けキャッチってカードに書かれた4つの要素(色2つ、形2つ)に対して、
 
(コマの中に)存在しない要素を探す
or
コマと同じものを探す
 
という微妙に異なる、一方を探していたら一方への反応が遅れるみたいな作りになってます。
 
追加カードには、コマと同じものがあってもそれが正解とは限らないもの、形は無視して色だけで正解を選ばないとならないものがあり、2種類のカードの場合の判断ポイントでカードを取ろうとするとミスになるようになってて、お化けキャッチをやってて、たまになる「脳みそが最適化されてる状態」の時の方がむしろミスしてしまうようになってて、うまいことなってるなあ感心します。

はっきり言って、通常のおばけキャッチでも競技性のことだけ考えるならカードは1種類(カードにない形と色のコマをとるやつ)だけでいいと思うんですが、そこをあえて2種類にして(ミスが起こりやすくすることで)パーティ性を高めたのがツォッホのうまいところだと思ってます。イランおばけキャッチでは、さらに3種のカードが追加されていてパーティ方向に強化されてるわけですが、僕みたいな反射神経が徐々に死に向かっているおっさんには良い調整でした。
そのせいか、おばけキャッチ苦手な人にも受けが良かったです。
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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