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テーブルゲームフェスティバル2009

浅草で開催されたテーブルゲームフェスティバル2009に行って来ました。
去年に続いて2回目です。

去年は開場した直後くらいに着いて、バネストやメビウスがえらく混んでいた印象があったので、混雑が収まるであろう、開場して1,2時間程度経ったくらいに着くよう家をでました。
興味のある新作はありましたが、まあ、どうせ後から通販で買えばいいし、絶対欲しいというのはなかったため、それほど気にはしていませんでした。

11時くらいに会場に着くと、卓はフリー、試遊スペース問わず、いっぱいでしたが、大型スペースの販売店前にひとはまばらでのんびりと商品を見ることができました。活気があるのも良いですが、人の流れが落ち着いているのもゲームの説明もしてもらえますし、良かったです。普段、通販で購入することが多く、メール等、文面だけの印象しかありませんでしたが、実際に対面してみると、店主の方々は非常に気さくで、本当にボードゲームが好きなんだなーと思わされました(商売っ気はもう少し出しても良いのでは・・・とは思う面もありましたが)
バネストでは、ちょっとでもこちらが興味を示したとみるや直ぐにゲームの概要を、こちらが興味を示した全ゲームに対して説明してくださいましたし、プレイスペース広島でも、広島弁でぶっちゃけた話をされて和ませていただきました。
商売っ気という点では、ジョイゲームズが用意してくださっていた、ゲームの一覧(ゲーム名、通常の価格、会場での販売価格、持ち込まれた個数が整理されている)は、非常にありがたかったです。箱のデザインとか覚えてるものもありますが、たいていは日本語の名称しか覚えてないですし、箱はタイトルが見えない側を向いて置かれていることもあるので。

店の話になったついでにわがままを書くと、ゲーム概要+ゲーム中の写真をつけた一枚紙とかあるといいなーと思いますw。本当にわがままですが、箱見ただけだとゲーム内容わかりませんし、店員さんに説明してもらうってのも、興味を持った全ゲーム分を口頭で教えてもらうってのも現実的ではないですし。

閑話休題

ゲームマーケットの時も、印象として去年よりも買い手が静か(あまり買われていない)感じでしたが、この日も、新作ゲームは思っていたよりも残っていました。目玉商品?は本当に開場直後に売れ切れてしまったのかもしれないですが、個人的に興味のないゲームがどんだけ売れようと問題ないですね。

というわけで、今年の新作から「ハバナ」を購入しました。あとは、先日、おもちゃ美術館に行った際に遊んで面白かった「メイクンブレイク ミニ」、相方が興味を持ってやってみたところ中々できず、悔しいので買ってしまったヒラメキ工房の「能力別△折りたたみパズル ザ・カメレオン」、箱が可愛く、前々から興味を持っていた「コード破り」のリメイクということで買った「イゴール」の3つを購入し、会場を後にしました。
TGF2009

ゲームの試遊は、家でも散々遊んでいる「グースカパースカ」を1プレイしただけでした。最近、考えが1周してしまい、逆にアホらしい見落としをして負けるんですが、今日もチョキが切れている(相手の手札にはパーかグーしかない)状況でチョキを出してしまい、負けましたlol。パーだせば負けはないわけなんで、パー出すべきでした。

会場を出た後は、合羽橋珈琲店といういい雰囲気の喫茶店(ちょっと遠いですが)で、やや遅いランチを食べ、合羽橋商店街で台所用品を、銀座でケーキと紅茶を買って帰りました。合羽橋商店街は面白いですね。相方は鍋やフライパンに興味があったようですが、僕は包丁ですね!銘が入った包丁とかいつか欲しいものです。相方と話した結果、安い包丁でとりあえず料理の腕を磨くべきだということになりはしましたが・・・。
銀座も不意に相方がイデミスギノでケーキが買いたいと言ったので電車を降りたのですが、薄々予想してた通り、既に生ケーキは売れきれてましたw。日曜は午後に行っては駄目ですね。午前に行っても混みこみのようなので、そもそも日曜は行くべきではないのでしょうが。
まあ、代わりに三越の地価でケーキを買いましたし、前々から欲しかった紅茶も無事買えたしで、有意義な寄り道にはなりました。

ゲームの感想はまた別記事で書きます。

1960 大統領になる方法

(プレイ人数:2人、プレイ時間:インスト込みで8時間くらい)

正月に、せっかくだから2人でできるゲームだけど、ゲーム時間が長くて普段やりづらいゲームをやろうということで引っ張り出してきたのがこのゲームでした。

1960年のケネディ、ニクソンの大統領選挙をボードゲーム化したもので、カードドリブン方式というんでしょうか。毎ターン補充される手札を使ってアクションをこなしていく形式です。

カードは、イベント効果とアクションポイントが併記されており、基本的に、どちらかの目的で使用することになります。
イベントは全カード内容が異なっており、しかも、どれもえらく強力な効果を持っています。
それに対し、アクションポイントとしての使用は、イベントとして使用した際の効果に比べれば劣りますが、小回りのきくアクションを行うことができます。

プレイヤーが選挙活動として行うことができるのは、以下の4つです。
・候補者コマを移動させる。
・各州で支持を募る(自陣のコマを置く、または相手側のコマを取る)。
・メディアを味方につける。
・(討論に向け)立場をはっきりとさせる

カードをアクションポイントとして使用した際には、上記のアクションをポイント数分だけ実施できますし、イベントも基本的に上記アクションの組み合わせです(アクションポイントして使用するよりも多くのアクションが組み合わさっていることが多いです)。

イベントはケネディに有利なもの、ニクソンに有利なものがありますが、山札は区別して置くようにはなっていません。つまり、ケネディのプレイヤーにニクソンに有利なイベントのカードがくることは、ままあります。その際は、イベントとして使用せずにアクションポイントとして使用することになるのですが、気勢マーカを消費すれば、相手がアクションポイントとして使用したカードのイベントを無理やり起こすこともできます。(逆に気勢マーカを消費することで、アクションポイントとして使用するカードのイベントを起こさないようにすることもできます)

ゲームは、通常の手札をプレイし進めるラウンドとは別に、演説と投票日が存在し、ここでは、毎ラウンド伏せカードにしていたカードを使用します。

最終的には、支持を得ていた州の選挙人の数を合計し、多数を占めたプレイヤーが勝利します。

記事の先頭にプレイ時間を記載していますが、とんでもなく時間がかかってしまいました。
まず、英語ルールしかなかったので、翻訳しながらのプレイだったことが1つ。
あとは、相手がプレイしたカードに対して、気勢マーカを使う使わないという判断をするために、
アクションポイントとして、相手が使用した自陣側に有利なイベント(と思われる)カードの内容をいちいち確認しながらやっていたことが、時間が長引いた大きな要因です。
(2人であーだこーだと話しながらやっていたのもありますが)

前半は、僕がメディアを重視し、相方が各州での支持集めを重視しながら進みました。
選挙日にメディアを制している場合、その地方でどちらも支持をしていない州(コマが置かれていない州)にコマを置くことができるので有利だと考えたわけです。
しかし、相方は早い時期から討論に向けた立場の表明を細かく行っており、ラウンド終了時に気勢マーカや裏書きカード(メディアへ影響がある)を大量に入手していました。
出遅れたーと僕も討論に力を入れますが、相方も僕に対抗するわけで、一気にイベントカードで押し切りたいとこではあったんですが、よいイベントカードもでず、なかなかうまくいきません。

そんななか、演説に突入し、ここで見事に公民権、経済、防衛の3つとも僕が勝利します。(演説の勝ち負けは、伏せカードに書かれた演説テーマとアクションポイントに依存しますが、相方は強いカードは全てラウンドで使用し、本当に余ったカードしか伏せていなかったようです)

演説後の通常ラウンドも終わり、投票日に入った段階で、盤面上の色の割合をみると、相方がやや勝ってるかな…?という感じです。
投票日では、伏せカードに書かれていた州で、チェックを行い、成功すれば支持を得られるのですが、うまい具合にいかないと、勝てそうにない…という状況でした。
相方が先行となり、カードをオープンすると僕の伏せカードと半分くらいチェックする州が被っていました。
つまり、チェックの成功率が同じなら、半分の州では現状のままとなるわけです。これはやばいかもと思いつつ、相方のチェックを見守りましたが、7,8割も失敗していて、ちょっと可哀そうでした…。

僕は逆に7割くらいの成功率で、その後、支持を得ていた州の選挙人の数をお互い数えましたが、2,30票差で僕の勝利でした!

最後のチェック次第では、相方が勝っていたと思いますし、いい勝負でした。
この時点で時計をみると23時を回っており、風呂にも入らず、床につきました。

このゲーム、イベントカードの効果が強力なので、どんなに頑張ってコツコツとアクションポイントを使用してコマを積んでいったとしても、一気に形勢がガラッと変わります。
しかし、決して大味だとか、やる気がそがれるということはなく、ちょっとした情報操作、周囲の状況でどんどん変わっていく選挙を再現しているようで、非常に面白かったです。
またやりたいゲームではあるんですが、かかる時間がそれを許してくれません。シール化すれば、かなり改善はされると思うのですが…。

TYがうちに来たときにも、これやりたい!と棚から出してくるのですが、僕らの顔を見ると、「あ。これ長いやつでしたね…」といい、毎回ひっこめてます。一度は、プレイはした方がよいゲームだと思いますし、テーマ、カードドリブンと言う形式は、ボードゲームではなかなか無いものなので、是非、再戦の機会は作りたいと思います。

どうでもいいんですけど、アラスカとかハワイとか、選挙人の数も少ないし、移動にも1アクションポイント使うしで、どうも微妙というか価値がないといわざるを得ないです。リアル重視した結果なのかもしれませんが、ちょっと切ないですよね
(無論、ここの選挙人の差で勝負が決まるような展開もないとはいいませんが、すごいレアケースとういか、実際に目にしたら、ここを抑えようとしたことによって接戦になったのではと思ってしまうでしょう)。

ラミィキューブ・ミニ

WEBでプレイ日記等を見ていると、女性プレイヤーはコンポーネントが多かったり、可愛かったりするゲームに弱いようで、うちの相方も同じように可愛いコンポーネントがたくさん入ったゲームが好きです。
(僕もコンポーネントはこってるor可愛いほうが好きですが)

どうでもいいですが、台紙からタイルを抜くのも好きなので、プエルトリコとか、スモールワールドはお気に召していたようです。

そんな相方のお気に入りに、ラミィキューブがあります。
タイルが手触りもよく、シンプルでかわいいコンポーネントだし、ゲーム内容もサクサク進んで気持ちいいそうです。

そんな相方にこのページを見せたところ、「欲しい!」とおっしゃられたので、早速購入しました。

ramycubu_mini
ポーチの大きさは幅:230mm、高:75mm、奥:55mmとのこと。
タイルは、思っていたよりも小さかったです。(大きいのは比較対象として置いたオリジナルのラミィキューブのタイルです)

相方は実物を見て、ますますお気に召したようですが、実際に持ち歩くのなら、タイルをなくさないよう、巾着とか、口を縛れる袋に入れた上でポーチに収納した方がよさそうですね。

あと、一緒に、タイマーとスコットランドヤードDSを購入しました。まだ僕は未プレイですが、相方のプレイ画面を横から見たり、感想を聞いたりした感じだと、かなりサクサク進みますし、操作も軽いようでした。ただ、コンフィグ画面でのタッチポイントの小ささには辟易していました。
※相方のDSは、リズムゲームを気合いを入れてプレイしすぎた結果、ピクロスで削りたいところの隣が削れてしまうような狂いが生じているので、そのせいかもしれません。

自分もプレイした見たら感想をあげたいと思います。ただ、ミスターX側で、コンピュータ相手に逃げ切れるとは、全く思えないのですが。

プエルトリコ(2人で)

(プレイヤー:2人、インスト:0分、セットアップ:5分、プレイ時間:90分)

2人用バリアントルールを使って、相方と2人でプエルトリコをプレイしました。
先日、僕、相方、Yの3人でやって以来、2回目のプレイです。

前回は、コーン作りまくりの出荷プレイで勝てたので、今回は建築型でやってみました。
コーヒーかタバコで金を稼いで、建築しまくってだな!と、さすがにここまではすぐに方針がたちましたが、そこからが迷走しました。
2人だと、金鉱こみの全てのアクションから3つずつをお互いに選べます。
つまり、基本的に思惑通りにアクションは実施できるわけです。まあ、それは相手も同じなわけで。
しかも、相方もコーヒー作って、建築プレイだーと言っていて、丸被りです。
小さい市場と間違って、小さい倉庫を買ってしまったりと、コーヒー焙煎所を建てるまで、わたわたしてしまいました。

この時点で、相方は既にコーヒーの生産ラインが出来上がっており、病院を建てているので、他のラインの立ち上げも早いです。もっとプレイヤーが多ければ、他プレイヤーが市長でうまみがあるところに、相のれないので、病院もそこまで有効ではないのでしょうが、2人だと、特権をとれるアクションが、相方は1ラウンド3種なのに対して、僕は2種(+市長)なってしまうことと、スピード感をめちゃくちゃ感じるので、正直脅威に感じていました)

なんとか、相方が監督をする前に僕もコーヒーの生産ラインを作り、相方よりも先に商人を選ぶべく、相方が監督をするのを待ちます。僕が待っているのも知らず、監督を選択した相方の次のターンで
僕が商人を選択し、無事コーヒーを売ることに成功!
1つの商品は、1つしか売ることができないので、相方はコーヒーを売ることができなくなりました。

相方は、病院パワーでタバコ、インディゴ生産ラインを作った後で監督を実行し、大量の商品をゲットします。そこで、もしや…と思い、船長を選択。
相方はインディゴを出荷し、タバコを廃棄。コーヒー1つだけ残しました。
やはり…。
一応、いいの?と確認はしましたが、いいよとのことなので、そのまま次に進み、僕が商人を選びます。あ!と慌てる相方、コーヒー残しても売れないんだった…と、やはり破棄時には、そこに気付いていなかった模様。

汚い手段を使いつつ、金を稼ぎ、港、ギルドホールと建築していったわけですが、相方は生産ラインの多さを活かそうと、造船所を作成、出荷型に転換します。
僕はまだお金はあり、大きい建物も含めて建てることはできましたが、船長を選ばれる度に5点ほど、勝利点で差が開いてしまうような状況になっていたため、市長で植民者をなくし、終了させました。

結果…、32対32で引き分けでした!

危なかった。危なかったです。途中のこすっからい汚い手段にも関わらず、引き分けなので、実質的には負けてますよね。

感想戦で、ふたりとも意見が一致したのは、建築型で勝つイメージがなかなかつかめないということです。
どうもWEBにある先人の方々の書かれた内容を見るに十分建築型で勝ち得るというだけでなく、むしろ建築型の方が強いという印象を受けます。
2人プレイ、3人プレイしかやったことがないので、そのせいか、単に色々と無知なだけなのかもしれません。
出荷型の爆発力に、建築型で敵うようになるのか…。まだまだ研鑽が足りないようです。

※最後に。ボードゲームをしていて、一番困ることのひとつには、実際には、どれくらいの時間が1プレイに必要なのかがわからないということがあると思います。
プレイ人数、慣れ具合、プレイヤーのタイプにも大きく左右されるため全く意味がないかもしれませんが、何かしらの目安&自分のためのメモとして、残すようにしていくことにしました。

それよりも写真をのせろと言われそうではあるのですが…。

薔薇の名前

僕も相方も推理小説好きなので、相方に、こんなゲームがあるよと伝えたところ、欲しい!とのことで、購入しました。

プレイ前に映画を見て雰囲気がでたところで、相方とふたりでプレイしました。

アンダーカバーのような正体隠匿型の推理ゲームです。プレイヤーは容疑者である6人の修道士のいずれかの役をゲーム開始時に割り振られます。そして、担当の修道士が一番疑われていないプレイヤーが勝利となります。(犯人を当てるゲームではありません)

担当以外の修道士の疑惑をあげ、担当の修道士の疑惑をさげることが、基本の動きではありますが、最終ラウンドに全プレイヤーによる担当修道士当てが行われ、当てられた場合、一気に疑惑があがってしまうため、他プレイヤーに自分の担当修道士を気づかれないように、行動する必要があります。

カードには、修道士カード、場所カード、ウィリアム/アドソカードの3種類があり、修道士カードはカードに書かれた修道士を移動させることが、場所カードはカードに書かれた場所に修道士を移動させることができます。
プレイされたカードの種類によらず、修道士が移動した先に、その修道士の仕事(全ての場所に、ランダムに仕事タイルが配置されています)があれば、仕事をしていたのだなということで、疑惑がさがり、仕事がなければ、何のために行ったのだ?ということで疑惑があがります。

ウィリアム/アドソカードは、ウィリアムかアドソを移動させる特殊なカードで、映画で探偵役を務めていたふたりは、容疑者に含まれていません。他の修道士とは異なり、移動した先にいる他の修道士の
疑惑を増減させる能力を持っています。ウィリアムの方が効果は強力ですが、後述する「時間」がかなり経過します。アドソは時間経過なしでプレイできます。

1日がラウンドで、カードにはランダムに振られている数字分、行動のたびに時間が経過します。
時間の経過によって、1日が終わると、その日の疑惑は確証にかえられ(疑惑ポイントは1日ごとにリセットされるので、最終的な順位に影響があるのは確証ポイントのみ)、その日最後の行動を行ったプレイヤーは、最終的に確証が加算されるカードを引き取らなければなりません。
ただし、仕事をすることで手に入る仕事タイルを使用した分だけ、時間経過を止めることができます。

僕はオレンジのふとっちょを担当でした。
本来なら方針を決めるべきなんでしょうが、手札からプレイする必要があること、1日を終わらせるとペナルティがあるので、仕事タイルをとる行動を優先させたくなることの2点から、思ったように疑惑ポイントを操ることができません。

とはいえ、2人プレイだと最後の担当修道士当てで正解されると12ポイントもプラスされてしまうため、一方が当てればほぼ勝ち確定。外すとまずーい状態になります。
当てるためには攻めていかないと!と相方が仕事タイル集めに奔走しているのを横目に灰色修道士の疑惑ポイントをぐわっと上げます。
が、それでも相方は仕事タイル集めばかりです。
そもそものカード運もあり、仕事タイルの全体数が少ない僕が、1日目~3日目まで、その日を終わらせてしまい、これだけで6ポイント差が確定してしまいました。

1日目にやったような、ある修道士の疑惑ポイントをぐいっと上げて相方の反応を見る作業をその後もやっていましたが、相方の反応は相変わらず鈍く、黒と灰色が確証ポイントで3位以下にかなりの差をつけてるにも関わらず相方は動きません。
これは、赤と灰色ではないなと見当をつけました。

僕の担当するオレンジはというと、ぶっちぎりで確証ポイントが低かったです。
一時は、トップと15,6ポイント差がありました。
あからさますぎだろうとも思ったのですが、別に僕が故意にさげていたのではなく、相方がさげてくれていたので、まあ、ほっとくかと放置してました。
正直に言えば、疑われないように順位をあげたかったのですが、カード運がそれを許してくれませんでした…。

後半も、黒&灰が高ポイント、オレンジが低ポイント、他の色は中間をいったりきたりと動いていました。
相方のそれまでの暴露(1,3,5日に自分の担当修道士以外の色を1色ずつ明かす)結果から、
相方の正体候補は絞られていましたが、4日目あたりで、白を動かすことが増えてきたので、白かなーと思っていました。
5日目の暴露が終わり、相方の正体は、白灰オレンジの3色のいずれか絞られました。オレンジは僕の担当なので、白か灰色の2択です。
灰色は相変わらず確証ポイントは高いままで、
相方も特にさげるような動きはしていなかったので、やはり、白だ!と自分の中で確定させました。

6日目、相方が白の疑惑ポイントをあげます。
ひだり (これはブラフだな。)
相方が白の疑惑ポイントをさげます。
ひだり (ブラフ?)
相方が白の疑惑ポイントをあげます。
ひだり (もう意味がわからん…。!!もしかしたら、白ではないから、適当に動かしてるor僕にカマをかけてるのか?)

そして、7日目の担当修道士当てで…。
僕の推理:白
相方の推理:オレンジ

僕の正解:オレンジ
相方の正解:灰色

ということで、僕だけに確証ポイントが12ポイント加算され、相方の勝利となりました。
恐るべき確証バイアス。最後の相方の白を変に動かしてきたのを素直に解釈すれば良かったのになあ。
やはり相方は僕を白だと思っていたため、揺さぶりをかけていたようです。
僕が5日目の暴露で白を出していたのを思い出したので、白じゃないならオレンジかなーと推理を変更したとのことでした。

他の正体隠匿系のゲームでも言えるのでしょうが、相手の正体を考えるだけで面白いですね。
そして、相手にカマをかける行動が、逆に相手に自分の正体を知られるヒントになったりして、考えれば考えるほどがんじがらめになって動けなくなるところも、好きです。

感想戦で相方とちょっと下のようなことを話しました。
まず、暴露時に出す色ですが、ゲーム中は、相手は僕のことをXX色だと思ってるように見えるから、
その色は残しておけば隠れ蓑になる…などと考えていました。
しかし、もっと単純に、「相手の色(と自分が考えている色)」を出せばいいんですよね。

もし、暴露した色に相手の正解の色が含まれていない場合、相手は、残った候補から自分の色を外して考えることができるので、当てられる確率がちょっとあがってしまいますし、そもそも、相手の正解の色は隠れ蓑にもできませんし。

しかし、これは2人プレイだったからで、3人以上であれば、プレイヤーAが、プレイヤーBの色をプレイヤーCの正解の色と勘違いしているような状況もあると思うので、その場合、BがCの正解の色を暴露で提示するのはうまくないかもしれません。
相手の正解の色を暴露で提示することで、自分の色が当てられる確率をさげるのはあくまで基本で、そこからは相手の心理次第になっちゃいますね。

心理次第といえば、感想戦で面白かったのは、僕は、「灰色の確証ポイントや疑惑をいくら上げても、相方は下げるような動きをしない→灰色ではない」と考えていたのに対して相方は「灰色のポイントを上げてくるのは、正体がばれているからだ→灰色を動かすよりも他の色を動かして、相手の色を見つけるべき」と考えていたことでした。
まあ、当たり前なんですけど、相手の思考を読むように考えているつもりでも、所詮、自分の思考パターンに則って(または、相手の思考パターンを勝手なモデルにあてはめて)、推測しているだけなので、結果的に色が正解したとしても、偶然レベルなんですよね。
とはいっても、上述の通り、そういう勝手な読み合いと、思惑が絡まったプレイが楽しいゲームなんですよ!

やってることは推理といいつつ、内実はパーティーゲームに実は近いんじゃないかなと思いました。
なので、多人数での再プレイを激しく希望です。
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
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