ハバナ
(この時のプレイ人数:2人、プレイ時間(インスト含む):1時間)

※なんかえらく汚い写真しかないですが・・・。
ゲームフェスティバルで購入したゲームで、今年のエッセンでの新作(らしい)。
ハバナの町をどんどん立派にしていって、一番貢献した人が勝利と言うゲーム。
ターンごとに2アクションを選択して、それにより獲得した資源や労働者、ペソをもとに建物(=勝利点)タイルを取っていくという内容です。プレイヤー全員に同じ内容の12種のアクションカードが配られており、カードをプレイすることでアクションを選択します。アクションの選択方法は、1ターン目には、手札から2枚を場に出すことで行いますが、次ターンからは、どちらかのアクションに重ねてカードをプレイします。つまり、前のターンに実施したアクションの1つは、再び実施できますが、もう1つは、必ず上書きされます。
さらに、アクションには数字が振られており、場に出した2アクションで作られる数字(休憩-0とママ-9であれば「9」、徴税人-3とペソ-8であれば「38」といった感じです。必ず、小さい数字が十の位になります)の小さい人から先に手番を実施できます。
アクションには、「1番最初であれば」や「自分の後から行動するプレイヤーから」といったアクション自体に順番が関係しているものもあれば、「場にある資材の半分を取得する」といったアクションがプレイヤー同士で被った場合に、先に行動した方が有利(1/2⇒1/4⇒…と取れる資材は減っていくので)なものもあり、手番順も重要です。
アクションカードは、手札が2枚以下になった際には全てのカードを、1のアクションを実施した際には1枚のカードだけを場から手の中に戻すことができます。
建物は、アクション実施後に手番内であればいくらでも建てることができます。ただし、場に出ている建物タイルのうち、一番外側のものからしか選べません(2列あるので候補は4つ。1つ建設すればその内側のタイルも建築可となるので常に4つです)。
建設には、ペソ、資材、労働者を組み合わせて支払う必要があり、単独でも組み合わせでも、基本的には支払う数が多い建物の方が得られる勝利点が高いです。
※建築家-4が建設時に必要な建物もあり、支払う数の割にはちょっと得点は高くなってます。
また、1労働者は5ペソで、1資材は5つの廃材で代用することもできます。逆の代用(ペソを労働者で、廃材を資材で)は不可です。
プレイ人数ごとに既定の勝利点が決められており、それに達したプレイヤーが勝利となります。
2人でプレイでき、かつ箱書きのプレイ時間が45分と手軽そうだなーと購入してみました。やはり1時間以内で終わるゲームだと相方にも声がかけやすいです。
というわけで、相方と2人でプレイ。
僕も相方も何のアクションが有効かさっぱりわかりません。ペソと資材、労働者を集めれば良いことはわかりますが、アクションは重ねていき、カードを戻すタイミングは限られているため、12種のアクションを各ターンで1つずつ実行していくのに近く感じました。
つまり、アクションを行う順序が重要であり、うかつに便利そうなアクションを出すと後々苦労しそうと考え、無難そうなアクションから始めることにしました。
相方は、よくわからんから必殺ランダムアクション!と、手札をシャッフルして2枚だしてましたが、いきなり僕がお金を持っていないのにペソ泥棒とかがでており、次ターンからは真面目に考えていました。
毎ターン、3ペソと資材3つは場に補充されるので、ペソが貯まってきたあたりで、ペソ-8(場のペソの半分を手に入れる)をプレイしました。
相方は、資材が貯まっているのをみてママ-9(場の資材の半分を手に入れる)をプレイします。
相方は既にペソ-8とペソ泥棒は実施済みで、このままペソ-8を出しっぱなしでもペソに被害を受けることはなさそうだったので、ペソ-8は残し、一方のアクションだけを変えることにします。
が、それは相方も似たようなもので、僕は既に資材泥棒を使っており、また、僕がママ-9を出したとしても、数字は89となり、必ず相方の後の手番になります。
相方はママを引っ込めるメリットも、出しっぱなしのデメリットもないため、ママを出しっぱなしにします。
資材がどんどんたまる相方と、ペソがどんどんたまる僕という図のまま、数ターンが経過します。
ペソだけでも建築できる建物自体は存在しますが、場には出ていなかったため、僕は動きようがなかったのですが、相方は豊富な資材でどんどん建築します。
正直、このまま行かれるとまずかったのですが、相方は労働者もペソも欲しいなと、ママの上にアクションを重ねました!
これはチャンスとばかりにママを出し、資材を獲得すると、相方がペソ不足で建築できなかった建物を一気に建築します。あと、2点あれば既定の勝利点に達するんだけど、労働者が足りない…という状況でふと思い返すと、「1労働者は5ペソで代用できる」ので、ペソを使って建築し、規定点達成で勝利しました。
翌日、再戦しました。ペソや資材は、場の半分を手に入れることができるので、一気に大量に取得できますが、労働者は1または2しか一度に手に入れることができません。
と、なればと場に貯まるまでペソやママは出さずに、労働者を手に入れるアクションを序盤に行う作戦で行きました。
ところが、相方は序盤からママを出してきたため、場に資材が貯まらないどころか、またもや、どんどん相方に資材が貯まっていき、どんどん建築していきます。
これはやばいかなあと思い始めたところで
相方がママをひっこめたので、素早くママを出します。
とはいえ、相方はあと3点で規定点に達します。そして、場には3点の建物が!
しかし、建築士を使用する建物だったので、相方が建築士を使う前に保安林アクションで、建物を廃棄。
この手番で相方は建築士アクションを選択していたので、1ターン空振りし、ぎりぎり次のターンでママが取ってきた資材を使って勝利しました。
1戦目、2戦目ともに10ターン程度で決着がつきました。
手札が全て戻ってくるのは、手元のカードが2枚以下になった時なので、だいたい10ターン目くらいです。つまり、手札を戻すアクションを使わなければ、1ゲーム中に1つのアクションを選択する機会は1度だけということになります。
12種あるといっても、ペソや資材、労働者を大量に手に入れるアクションは1種ずつなので無駄なアクションを選択してしまうときついです。
また、相手のアクションを積極的につぶす行動は、「相手よりも先に行動して、同じアクションをとる」くらいしかありません。(ペソ泥棒、資材泥棒は、取得したペソや資材を即座に建築に使われてしまうと効果が非常に薄いです)
なので、場合によってはずーっと相手が資材やペソを貯めているのを黙って見ているることになります。
「アクションは計画的に行う必要がある」と書くのは簡単ですが、実際には、相手のアクション(数字)も考慮する必要がありますし、(カード回収を行わなければ)10手番先までどの順でアクションを行うのかを考えるのは、かなり大変で、少なくとも僕はやる気がしませんw。
相手の資材とかの状況も含めて、いくつの要素を考慮しなければならないんだと。
あとは、趣味の問題なんですが、勝利条件に達した瞬間に、勝利プレイヤーが決まるというのも、あまり好きにはなれませんでした。規定ターンが決められており、そのターン経過後に最高得点者が勝利するという形の方が、ぎすぎすせずにプレイできるように思います。
ハバナのような勝利条件に達した瞬間に決着形式だと、相手の勝利が目前になれば邪魔するプレイ(本記事中であれば、相手が建てようとしている建物を排除する)をせざるを得ません。別に負けたいわけではないので。
しかし、いやーな気分になるんですよ。相方は「なんで、そんなことするの?」とか言いますし。
そりゃあ、他のゲームでも相手の邪魔はしますが、邪魔が直接的で、効果もすぐに出るのはちとつらいです。
やっぱりぬるいからですかね。
相方は、まだまだ考えるところはあるし、その答えが見えてくると面白くなるんじゃないのかなと言ってはいますが、
答えは果てしなく遠く、そこにたどり着くのは茨の道を越えて行かなければならないようです。
つまらないゲームではありませんが、プレイ中も、プレイ後も楽しめないゲームと今は感じていますのでので、2人での再プレイはたぶんしないと思います。
3人、4人だとどういうゲームになるのかは、興味があるので、多人数ではプレイするかもしれませんが。

※なんかえらく汚い写真しかないですが・・・。
ゲームフェスティバルで購入したゲームで、今年のエッセンでの新作(らしい)。
ハバナの町をどんどん立派にしていって、一番貢献した人が勝利と言うゲーム。
ターンごとに2アクションを選択して、それにより獲得した資源や労働者、ペソをもとに建物(=勝利点)タイルを取っていくという内容です。プレイヤー全員に同じ内容の12種のアクションカードが配られており、カードをプレイすることでアクションを選択します。アクションの選択方法は、1ターン目には、手札から2枚を場に出すことで行いますが、次ターンからは、どちらかのアクションに重ねてカードをプレイします。つまり、前のターンに実施したアクションの1つは、再び実施できますが、もう1つは、必ず上書きされます。
さらに、アクションには数字が振られており、場に出した2アクションで作られる数字(休憩-0とママ-9であれば「9」、徴税人-3とペソ-8であれば「38」といった感じです。必ず、小さい数字が十の位になります)の小さい人から先に手番を実施できます。
アクションには、「1番最初であれば」や「自分の後から行動するプレイヤーから」といったアクション自体に順番が関係しているものもあれば、「場にある資材の半分を取得する」といったアクションがプレイヤー同士で被った場合に、先に行動した方が有利(1/2⇒1/4⇒…と取れる資材は減っていくので)なものもあり、手番順も重要です。
アクションカードは、手札が2枚以下になった際には全てのカードを、1のアクションを実施した際には1枚のカードだけを場から手の中に戻すことができます。
建物は、アクション実施後に手番内であればいくらでも建てることができます。ただし、場に出ている建物タイルのうち、一番外側のものからしか選べません(2列あるので候補は4つ。1つ建設すればその内側のタイルも建築可となるので常に4つです)。
建設には、ペソ、資材、労働者を組み合わせて支払う必要があり、単独でも組み合わせでも、基本的には支払う数が多い建物の方が得られる勝利点が高いです。
※建築家-4が建設時に必要な建物もあり、支払う数の割にはちょっと得点は高くなってます。
また、1労働者は5ペソで、1資材は5つの廃材で代用することもできます。逆の代用(ペソを労働者で、廃材を資材で)は不可です。
プレイ人数ごとに既定の勝利点が決められており、それに達したプレイヤーが勝利となります。
2人でプレイでき、かつ箱書きのプレイ時間が45分と手軽そうだなーと購入してみました。やはり1時間以内で終わるゲームだと相方にも声がかけやすいです。
というわけで、相方と2人でプレイ。
僕も相方も何のアクションが有効かさっぱりわかりません。ペソと資材、労働者を集めれば良いことはわかりますが、アクションは重ねていき、カードを戻すタイミングは限られているため、12種のアクションを各ターンで1つずつ実行していくのに近く感じました。
つまり、アクションを行う順序が重要であり、うかつに便利そうなアクションを出すと後々苦労しそうと考え、無難そうなアクションから始めることにしました。
相方は、よくわからんから必殺ランダムアクション!と、手札をシャッフルして2枚だしてましたが、いきなり僕がお金を持っていないのにペソ泥棒とかがでており、次ターンからは真面目に考えていました。
毎ターン、3ペソと資材3つは場に補充されるので、ペソが貯まってきたあたりで、ペソ-8(場のペソの半分を手に入れる)をプレイしました。
相方は、資材が貯まっているのをみてママ-9(場の資材の半分を手に入れる)をプレイします。
相方は既にペソ-8とペソ泥棒は実施済みで、このままペソ-8を出しっぱなしでもペソに被害を受けることはなさそうだったので、ペソ-8は残し、一方のアクションだけを変えることにします。
が、それは相方も似たようなもので、僕は既に資材泥棒を使っており、また、僕がママ-9を出したとしても、数字は89となり、必ず相方の後の手番になります。
相方はママを引っ込めるメリットも、出しっぱなしのデメリットもないため、ママを出しっぱなしにします。
資材がどんどんたまる相方と、ペソがどんどんたまる僕という図のまま、数ターンが経過します。
ペソだけでも建築できる建物自体は存在しますが、場には出ていなかったため、僕は動きようがなかったのですが、相方は豊富な資材でどんどん建築します。
正直、このまま行かれるとまずかったのですが、相方は労働者もペソも欲しいなと、ママの上にアクションを重ねました!
これはチャンスとばかりにママを出し、資材を獲得すると、相方がペソ不足で建築できなかった建物を一気に建築します。あと、2点あれば既定の勝利点に達するんだけど、労働者が足りない…という状況でふと思い返すと、「1労働者は5ペソで代用できる」ので、ペソを使って建築し、規定点達成で勝利しました。
翌日、再戦しました。ペソや資材は、場の半分を手に入れることができるので、一気に大量に取得できますが、労働者は1または2しか一度に手に入れることができません。
と、なればと場に貯まるまでペソやママは出さずに、労働者を手に入れるアクションを序盤に行う作戦で行きました。
ところが、相方は序盤からママを出してきたため、場に資材が貯まらないどころか、またもや、どんどん相方に資材が貯まっていき、どんどん建築していきます。
これはやばいかなあと思い始めたところで
相方がママをひっこめたので、素早くママを出します。
とはいえ、相方はあと3点で規定点に達します。そして、場には3点の建物が!
しかし、建築士を使用する建物だったので、相方が建築士を使う前に保安林アクションで、建物を廃棄。
この手番で相方は建築士アクションを選択していたので、1ターン空振りし、ぎりぎり次のターンでママが取ってきた資材を使って勝利しました。
1戦目、2戦目ともに10ターン程度で決着がつきました。
手札が全て戻ってくるのは、手元のカードが2枚以下になった時なので、だいたい10ターン目くらいです。つまり、手札を戻すアクションを使わなければ、1ゲーム中に1つのアクションを選択する機会は1度だけということになります。
12種あるといっても、ペソや資材、労働者を大量に手に入れるアクションは1種ずつなので無駄なアクションを選択してしまうときついです。
また、相手のアクションを積極的につぶす行動は、「相手よりも先に行動して、同じアクションをとる」くらいしかありません。(ペソ泥棒、資材泥棒は、取得したペソや資材を即座に建築に使われてしまうと効果が非常に薄いです)
なので、場合によってはずーっと相手が資材やペソを貯めているのを黙って見ているることになります。
「アクションは計画的に行う必要がある」と書くのは簡単ですが、実際には、相手のアクション(数字)も考慮する必要がありますし、(カード回収を行わなければ)10手番先までどの順でアクションを行うのかを考えるのは、かなり大変で、少なくとも僕はやる気がしませんw。
相手の資材とかの状況も含めて、いくつの要素を考慮しなければならないんだと。
あとは、趣味の問題なんですが、勝利条件に達した瞬間に、勝利プレイヤーが決まるというのも、あまり好きにはなれませんでした。規定ターンが決められており、そのターン経過後に最高得点者が勝利するという形の方が、ぎすぎすせずにプレイできるように思います。
ハバナのような勝利条件に達した瞬間に決着形式だと、相手の勝利が目前になれば邪魔するプレイ(本記事中であれば、相手が建てようとしている建物を排除する)をせざるを得ません。別に負けたいわけではないので。
しかし、いやーな気分になるんですよ。相方は「なんで、そんなことするの?」とか言いますし。
そりゃあ、他のゲームでも相手の邪魔はしますが、邪魔が直接的で、効果もすぐに出るのはちとつらいです。
やっぱりぬるいからですかね。
相方は、まだまだ考えるところはあるし、その答えが見えてくると面白くなるんじゃないのかなと言ってはいますが、
答えは果てしなく遠く、そこにたどり着くのは茨の道を越えて行かなければならないようです。
つまらないゲームではありませんが、プレイ中も、プレイ後も楽しめないゲームと今は感じていますのでので、2人での再プレイはたぶんしないと思います。
3人、4人だとどういうゲームになるのかは、興味があるので、多人数ではプレイするかもしれませんが。
イゴール
。
(この時のプレイ人数:2人、プレイ時間:20分前後)
ゲームフェスティバル会場で、箱つぶれ品(2割引きくらい)を購入しました。箱が可愛いなーと相方と2人でふらふらとプレイスペース広島のブースに近づいたところを店員の方(おそらく店長さんでしょうか)に色々と説明を受け、相方もダイス振るのは面白そう!と購入しました。
ボードゲームを買い始めた頃に、コード破りも面白そうだなーと思っていたので、その英語版(というか、クニツィアによくある同じルールでタイトルだけ変えるとかの使いまわし)と紹介されて、僕も買う気にはなっていました。
(コード破りは、評判も悪くないし、面白そうではあったのですが、コンポーネントが可愛くないし、やる気になれば自作もできそうということで購入を見送ってました)
箱を開けると、これです。

小箱でいいだろうと…。そういえばコード破りは小箱だった気がします。
カラープリンタとかを使って、手作りで小箱化しようかという話を相方としましたが、おもちゃ屋で目立たせるためといった目的があるようなので、ボドゲの大箱化はある程度は仕方ないようですね。ゲームフェスティバルの会場で、交易王の第二版を見ましたが、こちらも箱の体積が2~4倍くらいになっていました。
で、肝心のこのゲームですが、モンスターの材料である骨、歯車、ネジ、電気?、ドクロとモンスターを作るキャラである、IGOR!が、それぞれ各面に書かれているダイスを振ります。
場のカードに書かれている材料か、IGOR!の目は、任意の数をそのまま保持することができます。
(もしも、ひとつも保持できるダイスがなければ手番は強制終了です。)
保持する時に、カード上の材料の絵の上にチップを置いて、その材料は準備できたことを表します。
(※このチップは手番が終わろうと、もうなくなることはありません。)
その後、保持していないダイスを全て振りなおすか、手番を終了するかを選択します。
全てのサイコロを保持し、かつ、その中にIGOR!の目が2つ以上あった場合、再度、全てのサイコロを振りなおすことができます。手番を終了する際に、全ての材料の上にチップが置かれているカードがあれば、「Pull The Switch!」と叫べぶことで、そのカードを獲得できます。
ちなみに、日本語ルールには、”スイッチを引け!”とありましたが、「Pull The Switch!」の方が言いやすかったのでこちらばかり言っていました。
また、獲得可能なカードが複数枚あれば、その全てを一気に獲得できます。
しかし、獲得可能な状態(チップが全ての材料の上に置かれている)になっていたとしても、保持できるダイスの目が出ずに強制終了したり、「Pull The Switch!」を言い忘れればチップは置かれたままで次のプレイヤーに手番が移ります。
カードは獲得後、常に場に3枚残るように山札から補充します。
これを繰り返していって、山札が全てなくなり、場のカードもなくなればゲーム終了で、カードには、点数が書かれていますので、獲得したカードの合計点が高かった人が勝利です。
相方と2人でプレイしましたが、これ、おそらくプレイ感覚はプレイ人数が増えても変わらないですね。
ダイス運に身を委ねつつ、どこまで無茶を通そうとするのかが、基本で、敵は他プレイヤーと言うよりも自分の運でしょう。(人が増えたからといって、戦術が変わるようなゲームでもないと思います)
サルのようにダイスを転がし続け、結局、買ったその日に10回程度はプレイしたと思います。
ダイスを振るだけで、何故か盛り上がるのが不思議ですw。
勝率は五分五分だったでしょうか。5点(最高得点)と4点にロボットのクマのモンスターがいて、出てくるたびに「クマちゃんは渡さないぞ!」と言いあったり、場のカードが1点や2点のばかりになると、2人とも盛り下がったりと、やいやい言いながらプレイしました。
調子に乗っている時は、どんどんダイスを振って、カードもどんどん取れますが、駄目な時にはとことん駄目です。
場に、5点、4点、5点とカードがあり、ほぼ材料が埋まった状態で手番が回ってきた時、5点、4点とチップは全て置いたにも関わらず、全部とってやる!と果敢にダイス振った結果、強制終了となり、相方が3枚全部持って行ってしまいました。もう無理しないと追いつけないし、無理をすれば失敗するしで、泥沼でした。
始めのうちは、振りなおしを考えつつも、出た目を素直においていくだけだったのですが、次第に↓のような考え方をするようになっていきました。
①場に出ている材料の種類を迂闊に減らさない
②IGOR!を保持する
①②ともに、振りなおしを狙っていたら2人とも自然とこうなりました。
例えば、場に残っているあるカードで埋まっていない材料が
骨×2、ドクロ×2、ネジ×2
として、ダイスを振ったところ、
骨×1、IGOR!×1、ドクロ×2、ネジ×1
が出たとします。
チップを置けるところ全てに置くと、振れるダイスは、IGOR!が出た1つだけになり、振りなおしにすることもできませんし、まだ骨×1、ネジ×1が埋まっていないので、全部埋めて「Pull The Switch!」というわけにもいきません。
相手にすごい有利な状態で手番を渡すことになります。
また、同じ例で、置けるところ全てに置くのではなく、ドクロ×2だけに置いたとします。
すると、今までは、IGOR!、骨、ドクロ、ネジと4種類保持可能な目がありましたが、次からはドクロが保持できなくなり、保持可能な目は3種類となります。
つまり、2つ置くにしても、骨×1とネジ×1、またはいずれかとIGOR!×1にすれば、保持可能な目は減らないわけで、次に振った時、強制終了を回避できる可能性はあがります。(逆に言うと、どんどん材料の種類を減らしていけば
強制終了になる可能性はあがります)
IGOR!を保持するのは、どんなに場の材料と同じ目が出たとしても、IGOR!がないと振りなおしができないからで、目がでる確率もIGOR!⇒1/6、材料⇒(場の材料の種類数)/6で、IGOR!の方が出にくいからです。
まあ、どんなに小細工をしても結局最後の1つという状況にはなるので、あくまで振りなおし=自分のターンの延命行為にすぎませんが。振れるダイスの数が多いというのはやはり有利なので小細工も弄します。
最後に、箱にigor-movie.comとか書いてあったので、もしかしてと思ったところ映画があるようで、タイアップ商品のようでした。(こちらが映画の公式サイト)
ちょっと調べたところ、低予算のCGアニメ映画のようで、昨年末?に海外で上映されていました。日本では未公開で、
軽くしか検索してないですが、DVDも出ていない模様です。
あまりぱっとしない興行収入だったようですが、商品化権を買い取ったおもちゃ会社が、あまり売上は見込めないけど、どうしよう?→我らがクニツィアが別のゲームのリメイクで対応という流れなんでしょうかね

(この時のプレイ人数:2人、プレイ時間:20分前後)
ゲームフェスティバル会場で、箱つぶれ品(2割引きくらい)を購入しました。箱が可愛いなーと相方と2人でふらふらとプレイスペース広島のブースに近づいたところを店員の方(おそらく店長さんでしょうか)に色々と説明を受け、相方もダイス振るのは面白そう!と購入しました。
ボードゲームを買い始めた頃に、コード破りも面白そうだなーと思っていたので、その英語版(というか、クニツィアによくある同じルールでタイトルだけ変えるとかの使いまわし)と紹介されて、僕も買う気にはなっていました。
(コード破りは、評判も悪くないし、面白そうではあったのですが、コンポーネントが可愛くないし、やる気になれば自作もできそうということで購入を見送ってました)
箱を開けると、これです。

小箱でいいだろうと…。そういえばコード破りは小箱だった気がします。
カラープリンタとかを使って、手作りで小箱化しようかという話を相方としましたが、おもちゃ屋で目立たせるためといった目的があるようなので、ボドゲの大箱化はある程度は仕方ないようですね。ゲームフェスティバルの会場で、交易王の第二版を見ましたが、こちらも箱の体積が2~4倍くらいになっていました。
で、肝心のこのゲームですが、モンスターの材料である骨、歯車、ネジ、電気?、ドクロとモンスターを作るキャラである、IGOR!が、それぞれ各面に書かれているダイスを振ります。
場のカードに書かれている材料か、IGOR!の目は、任意の数をそのまま保持することができます。
(もしも、ひとつも保持できるダイスがなければ手番は強制終了です。)
保持する時に、カード上の材料の絵の上にチップを置いて、その材料は準備できたことを表します。
(※このチップは手番が終わろうと、もうなくなることはありません。)
その後、保持していないダイスを全て振りなおすか、手番を終了するかを選択します。
全てのサイコロを保持し、かつ、その中にIGOR!の目が2つ以上あった場合、再度、全てのサイコロを振りなおすことができます。手番を終了する際に、全ての材料の上にチップが置かれているカードがあれば、「Pull The Switch!」と叫べぶことで、そのカードを獲得できます。
ちなみに、日本語ルールには、”スイッチを引け!”とありましたが、「Pull The Switch!」の方が言いやすかったのでこちらばかり言っていました。
また、獲得可能なカードが複数枚あれば、その全てを一気に獲得できます。
しかし、獲得可能な状態(チップが全ての材料の上に置かれている)になっていたとしても、保持できるダイスの目が出ずに強制終了したり、「Pull The Switch!」を言い忘れればチップは置かれたままで次のプレイヤーに手番が移ります。
カードは獲得後、常に場に3枚残るように山札から補充します。
これを繰り返していって、山札が全てなくなり、場のカードもなくなればゲーム終了で、カードには、点数が書かれていますので、獲得したカードの合計点が高かった人が勝利です。
相方と2人でプレイしましたが、これ、おそらくプレイ感覚はプレイ人数が増えても変わらないですね。
ダイス運に身を委ねつつ、どこまで無茶を通そうとするのかが、基本で、敵は他プレイヤーと言うよりも自分の運でしょう。(人が増えたからといって、戦術が変わるようなゲームでもないと思います)
サルのようにダイスを転がし続け、結局、買ったその日に10回程度はプレイしたと思います。
ダイスを振るだけで、何故か盛り上がるのが不思議ですw。
勝率は五分五分だったでしょうか。5点(最高得点)と4点にロボットのクマのモンスターがいて、出てくるたびに「クマちゃんは渡さないぞ!」と言いあったり、場のカードが1点や2点のばかりになると、2人とも盛り下がったりと、やいやい言いながらプレイしました。
調子に乗っている時は、どんどんダイスを振って、カードもどんどん取れますが、駄目な時にはとことん駄目です。
場に、5点、4点、5点とカードがあり、ほぼ材料が埋まった状態で手番が回ってきた時、5点、4点とチップは全て置いたにも関わらず、全部とってやる!と果敢にダイス振った結果、強制終了となり、相方が3枚全部持って行ってしまいました。もう無理しないと追いつけないし、無理をすれば失敗するしで、泥沼でした。
始めのうちは、振りなおしを考えつつも、出た目を素直においていくだけだったのですが、次第に↓のような考え方をするようになっていきました。
①場に出ている材料の種類を迂闊に減らさない
②IGOR!を保持する
①②ともに、振りなおしを狙っていたら2人とも自然とこうなりました。
例えば、場に残っているあるカードで埋まっていない材料が
骨×2、ドクロ×2、ネジ×2
として、ダイスを振ったところ、
骨×1、IGOR!×1、ドクロ×2、ネジ×1
が出たとします。
チップを置けるところ全てに置くと、振れるダイスは、IGOR!が出た1つだけになり、振りなおしにすることもできませんし、まだ骨×1、ネジ×1が埋まっていないので、全部埋めて「Pull The Switch!」というわけにもいきません。
相手にすごい有利な状態で手番を渡すことになります。
また、同じ例で、置けるところ全てに置くのではなく、ドクロ×2だけに置いたとします。
すると、今までは、IGOR!、骨、ドクロ、ネジと4種類保持可能な目がありましたが、次からはドクロが保持できなくなり、保持可能な目は3種類となります。
つまり、2つ置くにしても、骨×1とネジ×1、またはいずれかとIGOR!×1にすれば、保持可能な目は減らないわけで、次に振った時、強制終了を回避できる可能性はあがります。(逆に言うと、どんどん材料の種類を減らしていけば
強制終了になる可能性はあがります)
IGOR!を保持するのは、どんなに場の材料と同じ目が出たとしても、IGOR!がないと振りなおしができないからで、目がでる確率もIGOR!⇒1/6、材料⇒(場の材料の種類数)/6で、IGOR!の方が出にくいからです。
まあ、どんなに小細工をしても結局最後の1つという状況にはなるので、あくまで振りなおし=自分のターンの延命行為にすぎませんが。振れるダイスの数が多いというのはやはり有利なので小細工も弄します。
最後に、箱にigor-movie.comとか書いてあったので、もしかしてと思ったところ映画があるようで、タイアップ商品のようでした。(こちらが映画の公式サイト)
ちょっと調べたところ、低予算のCGアニメ映画のようで、昨年末?に海外で上映されていました。日本では未公開で、
軽くしか検索してないですが、DVDも出ていない模様です。
あまりぱっとしない興行収入だったようですが、商品化権を買い取ったおもちゃ会社が、あまり売上は見込めないけど、どうしよう?→我らがクニツィアが別のゲームのリメイクで対応という流れなんでしょうかね