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クイズ! プレイ時間とかのアイコン!

※12月31日までこの記事が先頭に来ます。(終了しました)

プレイ時間とかのアイコン クイズ編です。

基本的にそのゲームオリジナルのアイコンが多いのでゲーム自体を知っている方はなんとなくわかるかもしれませんが、ヒントも併記しています。

購入したものの、被ってた、使う機会がない等のわけあり品ではありますが景品も用意しましたので、クイズに挑戦してみていただければと思います。1問正解=1口応募とするので、1問でも正解すれば景品が当たるチャンスはあります。
景品及び応募要項は問題の下に記述しています。

なお、ヒントはあくまでヒントと言うことで1つに絞り切れないヒントもありますが、ご容赦ください。

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ザ・シティ/The City

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(3人でインスト込み30分ほど)

【概要&ルール】

建物を建てて、その建物から得られる資金を使って、また建物を建て…とどんどん街を作っていくゲーム。
建物には勝利点が得られるものもあり、いずれかのプレイヤーが50点を超えればゲーム終了。最も勝利点が高いプレイヤーが勝利します。

サンファンやレース・フォー・ザ・ギャラクシーのように手札=建物を購入するための資金というタイプのゲームです。

※BGGにあったPrototype Rulesを元にしているのでもしかすると製品版と違っているかもしれません。指摘いただけると助かります。

毎ラウンド、プレイヤーは以下の手順を行います。

1.建築する建物を選び、全プレイヤーで一斉に公開する。
2.建物のコスト分、手札を捨てる。
3.自分の前の場にある(建築済の)建物に書かれた収入分のカードを山札から補充する。(手札上限は12枚)
4.自分の前の場にある(建築済の)建物に書かれた勝利点を得る。

建物は基本的にコストが足りていれば何でも建築可能ですが、一部の建物は、建築するために前もって建てておく必要のある建物があります。
また、建設ギャングのカードはコストが4以下の建物であれば2つ同時に建設することができます。

あとは、各建物に「車」「ショッピングカート」「噴水」のアイコンが描かれていることがあり、このアイコン数分、資金/得点を得るカードや、特定の建物のコストをさげる効果の建物があるくらいで、建物の効果はそう複雑なものはなく、効果のある建物自体の数も少ないので、テキストが書かれているとはいえ、テキスト依存は低いです。
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(カード上の数字がコスト、カード下の$と星のマークが収入と勝利点です)

【プレイ内容】

このゲームの前に遊んだミカド(Pick Up Sticks)がえらく盛り上がったため、相方は少し休むと席を外したので、3人でできて時間も短めのものということで、プレイしました。

Tはサンファン等の似たゲームを遊んだことはなかったのですが、カードに書かれたコスト分の手札を捨てれば良いというのは、わかりやすく、かつ、このゲームでは基本的にそれだけわかっていれば遊ぶことができるので、すぐに理解したようでした。

建物からの勝利点は毎ラウンド入ってくるので、早いうちに高得点の建物を建てれば、累積されて有利かなと思ってはいたものの、僕の初期手札の建設可能なカードには、勝利点が獲得できる建物がなかったため、とりあえず、コツコツとやるかと、収入が+1される地味な建物を建てます。

早いうちに勝利点を稼げる体制を作っておいた方が有利という考えは、TもYも同じだったようで、ふたりはほとんどの手札を捨てて高コストながら、勝利点が2点入る建物を建ててきました。

「あ、これはやばいかも」と思ったのですが、次の手札補充で「そうでもないか」と思い直します。

なぜなら、僕は手札補充ができたのですが、TとYは建物からの収入がないので手札補充できなかったからです。
全員にコスト0で建設可能で、収入+1の建物が配れらるので2ラウンド目には、T、Yはそれを建設していましたが、僕は通常の建物を建設できます。
(このコスト0、収入+1のカードの扱いは間違っているかもしれません)

この流れを見て、「まずは収入を確保だ!」と考えを改めます。

というわけで、2ラウンド目も収入が増える建物を建設し、3ラウンドには運よく「ショッピングカート」のアイコン数分、収入を得る(カードを補充する)建物を建てることができました。

この時点で、僕の収入は5で、一方、T、Yは1,2枚というところでした。
無論、その分勝利点では離されていて、僕がまだ数点なのに対して、T、Yともに10点を超えていました。

しかし、ぶっちゃけた話、カードの補充枚数が多い方が絶対に有利です。
手元に「車」のアイコン数分の収入と勝利点を得るカード(勝利点時にカウントする「車」アイコンは場全体)カードが来たので、それを建てます。これで毎ラウンド手札はマックスになるだけの収入を確保しました(TもYも「車」アイコン付きの建物は建てていなかったので点数的には伸びませんでしたが)。

次に「車」アイコンを増やすための準備として、建設ギャングを建てます(もっともコスト4以下で「車」アイコン付きのカードが手札にそうこなかったのであまり恩恵はありませんでしたが…)。

そのあとは、どんどん「車」アイコン2個付きの建物や「車」アイコン数分の勝利点&収入を得る建物を建てまくって、1ラウンドごとに勝利点を20点前後もらえるような狂った状態にし、一気にTを追い抜いて勝利しました。

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(決着は8ラウンドでした)

【感想】

大味でアホウなゲームですw。でも、大好きだ!
序盤から中盤にかけて、ダイナマイトを設置して、終盤に火をつけて爆発させる。そんなイメージです。

だいたい7~9ラウンドで終わるよ!と説明書に書かれていますが、得点が稼げるようになるとわずか1ラウンドで規定点(50点)の1/3、1/2を獲得できるので、下準備に5,6ラウンドかけてその後は自動的に爆発するのを1,2ラウンド見てるだけになります。

いかに仕込みを早く終わらせるかが勝負の肝で、ちまちま勝利点を稼ぐだのコストをさげるだのは、多分、それほど重要ではありません(やりこんでくると変わるかもしれませんが)。

得点を爆発させるような建物はアイコン絡みばかりなので「車」ルート、「ショッピングカート」ルート、「噴水」ルートのいずれかに絞られます。うまく大量得点につながるかは、カードの引き運に依存してしまうので、今回の僕のようにうまくはいかないケースもあるかもしれませんが、プレイ時間が慣れれば多分15分程度で終わるので、こんな大味でも良いかと思います。

勝利点は毎ラウンド累積されると聞くと、序盤に少しでも勝利点を得られるようにしておこうと考えてしまいますし、大概のゲームであればそちらの方が有利ですが、このゲームでは2,3点ずつ程度の累積ならあっという間にひっくり返されます(累積⇒爆発なら、無論、累積しておいた方が有利ですが)。

カードの効果も、アイコンがあるかないか、収入を増やすか、勝利点を増やすかに集約される単純さなので、ゲームは非常に理解しやすいです。

僕はこのゲームの大味さは、痛快、爽快で好きですが、ひとによっては嫌うかもしれません。

他の欠点としては、まず第一に他人と絡みがないこと。ひとりでソリティアやっても、変わらんだろうと思います。「場にあるXX分勝利点を得る」等もあるので、全くゼロではないのですが、そういったカードが少ないので他人の手に便乗することは有効ではありませんし、狙ってやることも難しいです。
また、他人の手を邪魔することもできません。サンファンでいうなら礼拝堂に埋める的な、相手の欲しいカードを回らなくするような邪魔もそもそも埋めるアクションがありませんし、手札にずっと持っておくというのも、このゲームのスピード感やカード枚数的に有効ではないと思います。

あとは、カードの効果がシンプルすぎて展開にバリエーションがないかもしれません。まだ全然やりこんでないので気のせいかもしれませんが。

カードゲームということでお値段的にも場所的にもお手軽で、この爽快感、良いゲームだと思います。

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アミーゴの小箱ですが、プレイ時間のアイコンが時計ではなく砂時計になってました。変わったのかもしれんです。

サンティアーゴ・デ・クーバ

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(4人でインスト込み1時間半ほど)

【概要】
キューバ第二の都市「サンティアーゴデクーバ」。
港には様々な商品を求めた船が次々にやってきます。あなたはこの街の仲買人のひとりになり、商品やお金、名声を街にいるキューバ人や色々な場所を訪れて手に入れながら、金とコネを使って船が求める商品をどんどん売って名声を高めましょう。

【ルール】

サンティアゴデクーバの街を車で周り、様々なひとや建物を訪問して、金、商品、勝利点を稼ぐゲームです。ゲーム終了時に勝利点が最も高かったプレイヤーが勝利します。

プレイヤーは各手番で、以下の2つのアクションを行います。

1.車で街を移動する
2.建物を訪ねる

1.車で街を移動する。

サンティアゴデクーバの街の道路は10マスの円周状になっています。その道路を全プレイヤー共有の1台の車で移動します。
手番のプレイヤーは、車を何マス移動させるか選びます。1マスであれば無料、2マス以上移動したければ、余分に移動する分だけお金を支払います。
港のマスを除き、各マスにはキューバ人の家があります。移動した先のキューバ人の効果として、お金や商品、勝利点を得たり、建物を自分のものにすることができます。

キューバ人の家ではなく、港に移動した場合、各プレイヤーは持っている商品を船に運び入れることができます。
運び入れた商品の数に応じて勝利点を得ます。
※船に関するルールの詳細は後述します。

2.建物を訪れる

建物は黄、赤、青、白の4つのエリアにわかれており、1で移動したキューバ人によってどのエリアの建物に訪れることができるか決まります(キューバ人のタイルに書かれている花の色が訪問可能なエリアになります)。
建物には、お金や勝利点が得られるもの、商品を別の商品に変換(さとうきび⇒ラム酒等)するもの、商品を売却して勝利点に変えるもの等があります。

この際、キューバ人の効果であるプレイヤーのものになっていた建物を、いずれかのプレイヤーが訪れた場合、持ち主のプレイヤーは勝利点を得ます。

なお、訪問した建物にはプレイヤーコマを置きます。既にプレイヤーコマが置かれている建物は別のプレイヤーは訪れることができません。

船に関するルール

ゲームには6つの商品(さとうきび、シトラスフルーツ、タバコ、ラム酒、葉巻、木材)が登場し、木材以外の5種類の商品に対応したダイスがあります。ゲームスタート時及び、新しい船が入港してきた時に5つのダイスを振り、その中から4つを選んで船に乗せます。この時のダイスの目が、各商品の需要になります。

港に車が止まった時、各プレイヤーは商品を1種類選択し、船に運び込みます。この時、運び込んだ数に応じてダイスの目を減らします。0の目まで減った商品は、それ以上運び込むことはできません。プレイヤーは運び込んだ商品数×1商品の価値分の勝利点を得ます。
運び込むこめる商品を持っていないプレイヤーはパスし、全員がパスするか、全てのダイスの目が0になったら商品の運び込みは終了します。

全てのダイスの目が0になった船は出港し、新しい船が入港します。

船が出港せずに港を通過すると、商品の価値が1あがります(全員パスで運び込みが終了した場合、及び、お金を払って車の移動で港をとばした場合)。商品の価値は2~4があり、既に4の時点で価値が上がるとダイスの目が0でなくとも船は出港します。

7つの船が出港したらゲームは終了し、手元に残った商品を一定数ごとに勝利点に変換した後、合計得点が最も高いプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

僕がテーマ買いをすることが多いので、こういうまさにドイツゲーム!というのはあまりやったことがなかったような気がしたので、TとYが来ている時に出してみました。

見た目で惹かれるものがなかったようで、Yは嫌がっていましたが、まあ、ものは試しだからと強引にはじめてしまいました。

とりあえず序盤は全員無難に1マスずつ進めつつ、淡々とキューバ人の家や建物を訪問していました。

商品のうち、さとうきび、タバコの葉、シトラスフルーツ、木材は2つずつもらうことのできるキューバ人がいますが、ラム酒と葉巻は、「いずれかの商品を1つもらう」効果のキューバ人からもらうか、商品を交換する建物の効果でないと手に入りません。
建物による交換も「いずれかの商品1つ同士を手元とサプライから交換する」闇市場の他に、「さとうきびを任意の数、ラム酒に変換する」醸造所や、「タバコの葉を任意の数、葉巻に変換する」葉巻工場があり、一方は商品に縛りはない代わりに1つしか交換できない、一方は商品に縛りはある代わりに持っている限り交換できると違いがあります。

単純に変換効率だけを比べると醸造所や葉巻工場の方がよかろうと、Yが醸造所、僕が葉巻工場を自分の建物にします(他プレイヤーも使用することはできますが、他プレイヤーが使うたびに、持ち主に1勝利点ずつ入ります)。

僕は(多分Yも)変換効率が良いから使われるだろうと思ったわけですが、変換効率が良すぎてそう度々使う必要がないせいか、結局それほど使われることはありませんでした。

船も最初の1,2回はダイスの目が悪かったせいもあり、全員が1つ2つの商品を運び込んで出港。という感じで波乱はなかったです。

しかし、中盤以降、プレイヤーごとに色が出てきます。

Yは弁護士を積極的に訪問して自分の建物を増やし、相方はスリや銀行の効果でお金を増やし、Tは建物の効果で手持ちの商品を変換したり踊り子の効果で勝利点を増やし、僕はじゃらじゃらと商品を貯め込むといった感じです。

そして、4隻目の船でダイスの目が爆発します。

4-3-2-2とこれまでの目に比べれば段違いに目が良かったので、既にある程度商品を持っていた僕は建物の効果で商品の価値(1つあたりの勝利点)をあげた後は、一気にお金を使って移動距離を増やして港に飛び込みました。
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全体の商品数は全て8つなので、自分の持っている個数と場に残っている数から、自分以外のプレイヤーが持っている個数はすぐにわかります。あとは、ひとりのプレイヤーがまとめて持っているのか、それとも、1、2個ずつが分散しているのかです。

僕は4の目が出ていたシトラスフルーツと3の目が出ていたタバコの葉をそれぞれ3つずつ持っていました。他の商品は2つずつしか持っていなかったので、最初に売るのはシトラスフルーツかタバコの葉かです。

シトラスフルーツはYに3~4つかたまっているのはわかっていました。一方でタバコの葉をまとめて持っている人がいるかは把握していませんでした。
建物やキューバ人の効果で勝利点を得ているTを警戒すべきだと思っていたのですが、タバコの葉は分散している可能性にかけて、シトラスフルーツを売りました。

幸いシトラスフルーツ以外は、まとめて持っていた人はいなかったらしく、僕以外はそれほど点数を伸ばさずに、かつ、僕の手番にさとうきびのダイスの目が2残ったまままわってきたので、それも売ってしまい、この時点で(多分)僕がトップに躍り出ました。

そして、次の船が入港してきます。この船も3-3-2-0とそれなりにダイスの目は良かったのですが、僕の手元にはほとんど商品が残っておらず、唯一大量に残っていたラム酒は船にダイスをのせてもらえませんでした。

キューバ人の配置的にも僕が大量の商品をまた集めるには、移動にお金を消費するしかなかったのですが、さっきお金も使ったばかりでそんなお金はありません。
うーん、どうしようと思っていたところ、妙案を思いつき、幸い、その妙案に使うことのできる木材を僕の手番でお金を支払わずにキューバ人から手に入れることができました。

そして相方がうなるほど持っていたお金を使い、港に飛び込み、即、自分の持っている商品を3つ売ってしまいました。
これはしょうがないですが、この船で僕ができることは、他のプレイヤーにできる限り勝利点を渡さないことです。

というわけで、木材を3つ売ってしまいます(木材は木材以外の商品の代用として売ることができます。ただし、その際に獲得できる勝利点は1点です)。自分がもらえる勝利点も大したことはないですが、他人に大量得点をされるよりはましです。

最後の2隻はダイスの目の平均が1か、それ以下くらいの酷い出目が多く、4の目がでたときも建物の効果で需要を0にしたりしていたので、逆転されるような危機は訪れず、Tが建物に商品を売りまくって勝利点を稼いでいましたが、それも一歩及ばすで、僕が勝利することができました(僕44点、T39点、相方&Y33点でした)。
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(ひどい出目です。4はこのあと建物効果で0にされます)

【感想】

非常に端正に色々な要素が適度な量詰め込まれ、それらがスムーズに機能し、プレイヤーも効果に迷うことなくゲームのギミックを満喫できる。そんなゲームです。

上手に作られたゲームというのが感想です。

面白くはないのか?

面白いです。

ゲームの肝がわかりにくいのか?

そんなことはないと思います。

考えることが少ないのか?

そんなことはなく、色々と考える要素があります。

では、何が不満なのか?

きれいにまとまり過ぎていて、アクが全くない。これが不満です。
人間はきれいなだけの世の中では生きていけないのです。

というのは冗談ですが、全体的に優等生すぎて面白味がないというのは本当です。
不思議なもので、欠点があればそれについて文句をいうのに、欠点がなければ、今度は欠点がないことに文句を言うという我ながら贅沢だなあと思います。

ゲームの仕組みは非常にうまくまとまっています。
プレイヤーごとに色がでる戦略をとる余地がありますし、どの戦略が有利と言うこともない気がします。それでいて、船への運び込み、売却を軽んじていては勝てないといういいバランスかと思います。

キューバ人や建物からお金、商品は意外と簡単に手に入るものの売れる数を押さえようとする効果の建物が多かったり、全体の商品数が少ないので誰が有利か(自分に不利か)の把握はしやすかったりするので、船への売却は重要ではあるものの一気に売り抜けることができるチャンスは少ないです。

下手に商品の価値をあげようものなら、僕がやったみたいに木材売りや、少しでも売ろうとする他プレイヤーに潰される機会も増えますし。
その少ないチャンスをいかに捕らえるか、そのチャンスを逃しても大丈夫なようにしっかりと建物やキューバ人を使って得点できているかも問われます。

また、キューバ人や建物はボード上にランダムに配置するので、ゲームごとに毎回異なる盤面で遊ぶことができますし、本当にそつないゲームです。
僕は正直な話、あまり好きにはなりませんでしたが、いいゲームとはこういうゲームのことを言うのだと思います。

あと、先日テンデイズゲームズで購入したDGTCubeというタイマーを使ってみました。1手番1分の制限でやってみましたが、展開は速くなりましたね。相方は「あせった」と言ってましたが、1分過ぎてもペナルティなしだったので、やりたいことはできていたのではないかと思います。
僕、相方、Yは案外長考するので使ってよかったです。個人的には長考してもそうでなくても結果は大きくは変わらんと言う考えなので。
これは、うちら以外にはそうないかもしれませんが、考えすぎて自分の手番がきたことに気づかないことがうちらは結構あります。タイマーが自分の面にまわされるので、さすがにそれはなくなってました。

ウールフィー/Woolfy

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(2人でインスト込み30分ほど)

【概要】

3匹の子ブタのことをオオカミが狙っています。子ブタはオオカミに食べられないように家を建てました。ワラの家、木の家は完成しましたが3匹みんなは入れませんし、オオカミに壊されてしまうかもしれません。
オオカミは子ブタを探して道を歩いています。見つからないようにレンガの家を建てて、その中に逃げ込みましょう。オオカミに捕まると鍋にいれられておいしく食べられてしまいますよ!

【ルール】

オオカミから逃げつつ、子ブタをレンガの家に逃げ込ませるスゴロク風の協力ゲームです。
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(円周上を子ブタとオオカミがおいかけっこをします)

赤、緑、青の子ブタを順番にサイコロを振って進めます。サイコロは1回振ったら隣のひとに渡します。

1~3の目  :それぞれの数字分、子ブタを進めます。子ブタの移動方向は自由です。家の中に入ることもできますが、数字が余るような移動はできません。
家の目    :ワラ、木、レンガ、それぞれの家に一気に逃げ込めます。レンガの家が建設中の場合、レンガの家の中ではなく、前のマスに移動できます。
オオカミの目:オオカミが時計回りにオオカミの書かれたマスに進みます。

レンガの家の前のマスに止まるとレンガの家を1段階建てることができます。

子ブタはオオカミの書かれたマスに止まるか、オオカミが子ブタのいるマスを通過するか、子ブタがオオカミのいるマスを通過するとオオカミに捕まってしまい、大鍋にいれられます。(オオカミが目の前を通過しても家の中にいれば捕まることはありません)
捕まった子ブタは移動できません。捕まっていない子ブタを大鍋の隣のマスに移動させれば、捕まった子ブタはサイコロを振ることができ、オオカミの目以外がでれば大鍋から逃げ出すことができます。

レンガの家を完成させて、全ての子ブタがレンガの家の中に入ることができればプレイヤーの勝利、その前に全ての子ブタが大鍋に入れられてしまうとおいしく召し上がられてしまいます。

【プレイ内容】

テンデイズゲームズさんにシティタイクーンが入荷するのを心待ちにしていたところ、同日入荷だったこのゲームの見た目にやられてしまい、マッハで購入、翌日、プレイという僕には珍しいことになりました。

とりあえず、子ブタの人形を鍋にいれて写真を撮ったりした後、ゲーム開始です。

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スタート直後はよくわかっていなかったこともあったり、オオカミが想定外の速さで迫ってきたりで、一気に2匹捕まります。

これはすぐに終わっちゃうかなと思いきや残った青子ブタがまず、ワラの家の中に隠れてオオカミをやりすごし、すぐさま鍋の隣のマスに移動します。
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(青子ブタがみんなを救出中)

これで、赤子ブタ、青子ブタを救出した後は、サイコロの目の出も良くなり、レンガの家を完成させることができました。
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(レンガの家完成!)

相方のサイコロの目が走りまくり、家の目が出たことで赤子ブタと緑子ブタはレンガの家に逃げ込むことに成功。

あとは、青子ブタだけなので、楽勝だったねと言っていたのですが、レンガの家完成直前に木の家に逃げ込んでいたことが災いして、レンガの家までは結構な距離があります。

オオカミも追いついてきて、青子ブタとオオカミの熱いデッドヒートの結果、今度は青子ブタが捕まってしまいます。
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(すごいデッドヒートが繰り広げられます)

レンガの家に逃げ込んでいた子ブタは、基本的に動かす必要はないですが、他の子ブタを助けるために家から出すこともできます。というわけで、赤子ブタレンジャー出撃!とレンガの家から勢いよく飛び出た赤子ブタでしたが、なかなかちょうどの目が出ず、オオカミも迫ってきます。

とはいえ、オオカミと子ブタの位置はほぼ3/4周もあったので、救助成功! レンガの家に脱出成功!と子ブタ勢の勝利となりました。
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(憧れのマイホームでオオカミの心配のない生活を送る子ブタの方々)

【感想】

非常に面白いです。
見た目でわかるとおりゲーマー的な観点での評価は全くできません。

でも、非常に面白いと言い切れます。

まず、話す動物が登場して、コミカルな話を展開するというおとぎ話「3匹の子ブタ」の世界と、目の数だけの移動に加えて家へのワープもあるサイコロでの移動というやもすると唐突に感じられる移動形式が驚くほどマッチしています。
1/6の確率でのんびり追いかけてくるオオカミと、捕まると鍋に入れられる(けど、助けられれば怪我も残らない)という、のんき、牧歌的な雰囲気も同様です。

相方がよくゲームの設定やアクションの理由、何故こんなことをしているのか、何故こういうことになるのかというのを気にしますが、そういう、話からゲームに入る人向きのゲームです。(そして、小さな子供はそういう物語を作るのも聞くのも好きなものです)

基本的にサイコロの目だけで進行しますし、右か左か、どの家に動くかしか選択肢がないので運の比重がかなり大きいですが、オオカミの迫ってくるスピード、子ブタの移動の制約を考えて作られたボードがとてもバランスが良く、一方的に勝ったり負けたりすることは(多分)ないです。

協力ゲームとは言え、プレイヤーの手持ちのカードはないですし、サイコロは1回ずつ振るので、プレイヤーが偶数だと動かす子ブタがころころ変わって、自分のコマ的なものもありません。

“協力”というよりは、“みんなで遊ぼう”という感じです。

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(コンポーネント)

コンポーネントはとてもよいです。レンガの家の部品がちょっと硬いですが角は丸くしてあります。子ブタやオオカミは中が空洞の樹脂製?でとてもやわらかいですし、鍋も少し弾力があってそこまで硬くはないです。

サイコロも子ブタごとに用意されています。ぶっちゃけ、どのダイスも目の内容は同じなので共通のが1つあれば事足りるところを、色違いで3つ用意してくれているのが、大変素晴らしいです。細かい点ですが、「この子ブタさんのサイコロ」というのが子供にはとても意味があることだと思うので。

ゲームの雰囲気もルールも、コンポーネントもとても子供向きだと思います。もう明日のクリスマスには間に合いませんが、小さい子供だけでも、子供一緒にでも楽しく遊べるゲームです。

では、大人だけが遊んだらどうか? 初対面のひとたちと一緒にやるのは気恥ずかしいと思いますが、気心の知れた仲間となら、ほっこりとした気分になれるのではないでしょうか。協力ゲームなのでゲーム中に起こったことによる感情は共有できますし、うちのプレイのようにドラマも起こるので、つまんねえ、ということにはならないのではないかと思いますが。
とはいえ、対象年齢が、5~8歳と珍しく上限が切られているゲームなので、そこは「楽しもう」という心構えがいるかもしれません。

僕がこのゲームをえらく気にいったのは、3匹の子ブタの話が子供のころ好きだったというのもあるのかもしれませんが、それだけ雰囲気がよく出ているということだと思います。

テンデイズゲームズ:ウールフィー

プレイ時間とかのアイコン 羅列編

ボードゲームの箱に書かれたプレイ人数やプレイ時間に関するアイコンは、メーカーやゲームごとに異なる等、前々から色々と凝っていて面白いなと思っていました。
どこかにまとめられていないか探したのですが、探し方が下手なのか見つけられなかったので、自分の家にあるもので重複分は省いて、ずらっと写真を撮ったものを並べてみます。

並べるだけではつまらないので、別途景品付きクイズ編も記事であげます。
今回は羅列してるだけです。

基本的にアイコンは以下の法則のようです。
1.大手メーカのゲームであれば大概同じアイコン
2.同じ版で言語だけ変えるなどの場合は元メーカのアイコンが使われることが多い
3.なんかだいたい似てる

ちなみにアバロンヒルとかコスモスはアイコンではなく、文章での記述だけでした。たまに文章をはさみつつずらっといきます。思いついたことも書いてますが、メーカやブランド間の関係等、全く詳しくないので似てるのは資本が同じだからなどありましたら、ご指摘いただければと思います。

以下画像ファイルがたくさんあります。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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