東京ボドゲフリマに参加しました

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今回、新しく開催される東京ボードゲームフリーマーケットに参加してきました。

参加するまで、また、もちろん当日も色々とあったのでまとめて書いてみたいと思います。

参加にあたり

まず、ボードゲームの販売イベントとしてはボードゲームマーケットが有名ですし、僕も何回かサークル参加したことはあります。ただ、ここ数年、ブース代は上がる一方で、気軽にサークル参加するのは少々厳しくなってきてました(ひとが大勢きてるのだからペイできるでしょとかいう話でもないです)。

そこに、東京ボードゲームフリーマーケットをやるぞという話が聞こえてきて、しかも比較的手頃な費用で参加できるということで、参加を申し込みました。
この時の思惑としては、まず自分のブースで家にたまったゲームを処分しながら気軽に同人も売ればいいや&(イベントの目的からして)中古ブースがほとんどになるだろうから、その片隅でこじんまりとやろうという感じです。

この時、テーブルつきのブースにするか、床売りにするかは迷いましたが、とりあえずテーブルつきの方に。団体名も迷いましたが、同人ゲームも売るのだからとサークル名で申し込みました。

この時わかりにくかったのが、申し込みフォームから申し込むと自動返信メールがくるのですが、予約番号がもらえるのは申し込み期限が過ぎてから。先着順とは記載があるものの、自動返信で出展確定なのか、予約番号がもらえて確定なのかようわからずやきもきしました。

出展ブース発表

予約番号も送られてきて出展が確定し、ひと安心したのもつかの間、フロアマップが発表されて驚きました(というか吹き出しました)。

同人サークルばっかやん!

各サークルがどういったものを売ろうとしているかはわかりませんが、少なくとも一般参加者はイベントの主旨でもある中古ゲームを目当てにくるはずです。事前に情報を調べて同人ゲームばかり売られているイベントなら参加を見送るでしょうし、また、当日、中古ゲームの販売よりも同人ゲームの頒布の方が割合が多ければがっかりするでしょう。少なくとも僕が一般参加者の立場なら、そんなフリーマーケットは嫌です。
ということで、この時点で非常に危機感というか、やばい!と感じてました。

そんなわけで、できるだけ当日までにリストの公開やら、知り合いに声かけして中古持ってきてもらおうとしたりやらは元々やるつもりでしたが、必須だなという心持ちに。

当日まで(援軍現る!)

まあ、私事ですがちょうどフリマに申し込みをしたあたりから、仕事が忙しくなり、リスト作成も含めて準備がなかなか進みませんでした。開催10日前の7/19、クローズのゲーム会である偽エッセン会が開催されました。
そこにはなんとしてもリストを持ち込みたかったので、前日にカタカタと作成しました。
フリマ会場に宅配などするつもりはなかったので、リストを見ていただいて、売れなさそうなのは事前にリストから外し、そこで売れそうなものはもう売ってしまうつもりでした。

リストは偽エッセン会のメンバー以外にも見てもらったのですが、その時言われたのが、

「安く売るのが客に対して優しいわけではない」

ということでした。
ぶっちゃければ、売るゲームは世間の評価はともかく自分にとっては不要なゲームなので、自分にとっての面白さを基準のひとつとして値付けてましたし、減価償却済みと考えて安めにしてました。
そこに言われた一言です。要は安過ぎれば転売屋に買われるだけだし、そうでなくても、安いからという理由で買われてしまい、本当にそのゲームが欲しいひとに届かなくなるのではないかと。
確かに!ということで色々と値段はそのあといじりました。

そして、偽エッセン会に参加したところ、たる田さん、しのぽさんから、うちのゲームをそのブースで売っても良いかという大変ありがたい申し出が!

しかも、当日、車も出してもらえることになり、我が家からもフルに中古ゲームを持ち込むことができることになりました。

事前のリスト公開はたる田さんも快く了承してくださり(というか元々やるおつもりだったとのこと)、事前に素敵ラインナップがTLを駆け巡りました。これも大変有難かったです。

開催当日!

いよいよ当日、朝起きると相方が弁当(おにぎり二つ)を作ってくれていました。朝飯を食べて、ベランダで洗濯物を干しているとしのぽさんが運転する車がきたのが見えたので、2階から挨拶した後に車に荷物をえんやこらと積み込みました。
同人の在庫の箱があるとはいえ、大箱が半数以上を占めるボードゲーム約90個はかなりの嵩でしたが、なんとか積みこんで会場へ。

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(手前の透明なコンテナに入ってるのがたる田さん宅の分、奥の段ボールがうちのです)

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(受付したばかりの会場の様子。写っている範囲でだいたい会場の1/3程度でしょうか。広くはない会場です)

会場のビルに入るとロビーにフリマに来たであろう人たちが20人くらいいました。開場前行列は禁止とのことだったのでロビーにおるんかな?と思いつつピストン輸送で搬入を。たる田さん宅のコンテナを見て、歓声があがってましたw。 この時、CUBEのウサギさんたちとお会いしたのですが、その時の荷物の様子を見てもしや…?と思いましたが、それなりにバックヤードがあるゲームマーケットのブースと比べて、机の後ろのスペースがあまりなく、机に並べきらないボードゲームを置くだけでバックヤードはきっつきつです(ところどころに大きな窓があり、その窓があるとバックヤードが3,40センチ広くなっていたので、窓前のブースは羨ましかったです)。

まあ、狭いだのなんだのは今からいっても始まらないので、どんどん机の上に並べて付箋貼って、リストをはり出してと準備に励みました。
(同人はある程度はけてからでいいやーと思っていたら、いつの間にかしのぽさんかたる田さんによって並べられていました。ありがとうございますw)
開場前に全体をみる余裕はあまりなかったのですが、うちらの約90個ってそこそこ多めの数だったように見えました。僕が会場見た後で荷ほどきしてたら別ですけど。

参加証を持っていないひとは会場の外に出るようにアナウンスがあり、そろそろ開場かと入口方面をみると、結構な行列が(記事一番上の写真です)。会場内に収まらず、中庭?的なとこにも並んでいたようなのでかなりの人数が開場前にきていたようです。
そして、開場のアナウンスがあり、拍手とともに一般参加の方が、1列に案内されて入場してきました。ゲームマーケットだと、うわーっという感じで一斉にみんな目当てに向かって走っていくので、開場前行列は禁止だったのを破ってはいるものの、ここだけは行儀いいなあと思いました。まあ、あっという間にお客さんの対応と人ごみで、その行儀のよさがどこまで続いたかはわかりませんが。

まあ、正直なもので「値つけが安いな」と思っていたものから売れていきました。僕が持ち込んだのはあまりメジャーではないゲームが多い&少々高めだったこともあり、たる田さん宅分ばかり最初は売れて、ちょっと焦りましたw。
しかし、結構なペースで売れ続け、「もうかなり売ったな」と思って時計を見るとまだ30分ほどしか経っていなかったり。開場1時間で半分以上は売れたと思います。
そして12時半にはもう8,9割は売れ、会場もやや閑散とした雰囲気に。
まあ、ゲームマーケットでも売れるのは午前中だけで午後はもう消化試合みたいなもんですが、それにしても開場1時間、2時間という時間にぐわっと売れてました。

うちのブースではワレスのゴッズプレイグラウンドなど、一部ゲームをクローズドのオークションにしていたので、その発表時間である2時までは残りましたけど、最後の1時間はほとんど売れることもなく。まったりと。落ち着いてからは相方の弁当としのぽさんが作ってきてくれた豪華弁当を頂きながら店番してました。よその家の弁当もらうことってあまりないですが、味付けや入ってる具などうちとは当然違うので面白いですね。
そして、2時もきたので帰るべかと片付けて撤収してきました。
ちなみに、ブースの写真は撮り忘れました・・・。

感想ですが、少しでも安い価格で手に入れたいという層は大勢いて、その層の需要とあったイベントだったのだなあと。今回に限って言えば、需要に供給が追い付いていないようで、多少高めの値付けをしていても、会場から安いのが全部売れれば自然と高いせいで残っているゲームに目が行き、そして、それが売れ、またちょっと高いゲームに…となっていたように思います。
現に午後になっても人が集まっていたのは(そしてゲームが残っていたのは)高めのブースだけでしたし。購入者としてはともかく中古ゲームが早い時間帯に全部なくならなかったという意味で、多少高い値付けのブースもあって良かったんだと思います。無論、新品買うよりは安いわけですし。

同人ゲームは…、目の届く範囲にいくつかブースがありましたけど、それほど売れているようにも見えませんでした。やはりイベントの主旨が中古ゲームを扱うよというものなのでお客さんの層的にもしかたないのかなと。だいたいゲームマーケットで同人ゲームが売れる背景のひとつに「ここでしか買えない」があるわけで、別にフリマで買わなくてもゲームマーケットで買えばよいし、最近は良いゲームならショップにも並びますし。しかし、当日同人ゲームを買った知り合いに聞くと面白いゲームがいくつかでていたようです。
うちの同人ゲームは思っていたよりは売れましたが、全く売れなくて当然くらいに思っていたので、売れたと言ってもほんの少しです。
ゲームマーケットの互いに煽りあう、売り切れ前に買わねば!というような雰囲気がないと余程のビッグネームでないとゲームマーケット以外での大量頒布は厳しいのではないんでしょうか。
でも、ふと思うにゲームマーケットも開始当初は押入れの中に眠っているゲームを互いに出し合うというのがイベントの主旨だったとも聞いていて、それが今のような「同人ゲームを売るイベント」になっているのは面白いもんです。

次に反省点ですが、まあ、同人ブースとして申し込むのはやはりやめた方が良かったのかなというところです。同人ゲーム買ってくれるひとにはわかりやすいとは思いますが、フロアマップで同人サークル名ばかりが並ぶのはいかがなもんかなと思うので。
あとは、僕が普段買っているゲームがよろしくないのでしょうが、名前が知られていなく、また、箱絵からゲーム内容が分かりにくいものはいくら安くても売れる気がしなかったです。対象から外すか、そういうのを売る場所はまた別の場所を選んだ方がよかったかと思います。
値段に関しては正直、僕の値付けは若干高めだったと思います。思いますが、売れたので問題なしと言うか、買いたい人が買ってくれた、買う機会を持てたと思うしかないなと。準備期間に言われたとおり、値付けは本当に難しいです。
机上に乗りきらないものもあったので、リストを作ってブース前に掲示していたのは全部の販売対象が全て見れるという意味で良かったと思いますが、リスト前にひとだかりができてしまい周りのブースに迷惑をかけたこと、ブース前に出していたため人ごみでリスト更新がままならず、「あ、このゲームがこの値段で!」と思わせておいて、実際には在庫がなくてがっかりさせてしまうことが何度かあったことは反省です。ちなみに一番問い合わせがあったのは、2000円のペルガモンでした。
周りのブースに迷惑をかけたのも、時間帯によってはうちのブース前に隣のブースからひとが溢れてきていたりと、お互いさまのところがあったのは申し訳ないなあと思っていたところだったので逆に助かり?ました。

書かなければならないわけでもないですし、書くメリットないのですが、一番の反省点は、うちのブースのゲームについて、開場前に「取り置きお願いします」と言われたことを了承してしまったことです。不意に声をかけられてついという感じではあったんですが、気づいた後でも断るべきした。我ながら最悪です。
しかし、まさかマナーとして微妙なことをやってくる人がいるとはなどと言っても所詮は言い訳ですね。
自戒&猛省の意味と、次回以降はそもそもこういった人がでないよう書いときます。

最後に戦利品です。
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僕が会場を見て回ったのは既に閑散としてきたころだったので、もうあまり品がなかったですがそれでも以前から気になっていたポートベローマーケットを1500円で。たしか値札が4000→3000→2000のようにどんどん値下げされていて、2000円かあ、買おうかなあと思っていると、お店の方で値下げしてくれましたので、ありがたく購入しました。
あとは、OKAZUさんのブースで新作のまじかるレストランを。女性向けソーシャルゲームのときめきレストランの二次創作ゲームのようです。ときめきレストランやってる知り合いがやりたいと言っていたので購入しました。コミケから頒布開始かと思っていたのですが、コミケいかないのでここで売っていたのはありがたかったです。

多くの知り合いの方にもお会いできましたし、参加していて非常に楽しいイベントでした。ツイッター上でしか知らなかった方の顔がわかったり、挨拶できたりしましたし。
いくつか問題もあったようですが、会場の狭さと個人の品性が問題のいくらかを占めているような話しか聞こえてこないので、一般の参加者と運営も基本的には落ち度はなかったのではないかと思います。個人的には次回以降は参加要項に「同人ゲームの頒布のみの参加は禁止」と書いてしまった方が同人サークルにも参加者にもよいかと思いますが(個人的には新品売っても別に良いと思ってます。何を売っても良いイベントなんじゃないかと。ただ、一般参加者が中古求めてくるイベントなわけで、中古必須の方がみんなにとって良いのかもないなと)。

今回ブースに訪れて頂いた方、そして、たる田さん、しのぽさん、イベントを開催してくれた運営の方々、本当にありがとうございました!

ヴィティカルチャー(ブドウ栽培)/Viticulture

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(5人でインスト込み3時間ほど)

【概要&ルール】

プレイヤーはワイン製造業者となって自分の農園を拡大したり、ワインを作ったりして、ワインを売却し、他の農園よりも名声をあげることが目的です。
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(ボード全景。ボード上に簡単な説明が書かれた面と絵だけの面があります)

ゲームは1年間を1ラウンドとして、いずれかのプレイヤーが規定点を達成するまでラウンドを繰り返します。
1ラウンドは春夏秋冬の4つのフェイズで構成されています。

春:手番順決めフェイズ

スタートプレイヤーから時計回りに、そのラウンドの手番順を決めます。手番順が遅くなるほど何かしらをもらうことができます。1番手は何ももらえませんが、2番手はブドウの木カード、3番手はワイン注文カード、…、7番手は追加ワーカーといった具合です(空いた番手の部分は詰めてアクションを行います。4人プレイであれば、1番手、2番手、3番手、5番手、7番手のような感じになります)。

夏:夏アクションフェイズ

手番順に夏のアクションを実施します。夏に実施できるのは以下の主にワイン農場の整備に係るアクションです。

・ブドウの木カードを引く
・ブドウの木を自分の農場に植える
・農場見学ツアーを行う(現金をもらう)
・ブドウを売る(冬に収穫したブドウを売り、価値に応じた金をもらう)
・春の訪問者カードを使う(イベントカードを使います。夏アクションに関連する効果が主です。)
・建物を建てる(お金と引き換えに農場の設備を作ります)
・ブドウの木を引きぬく(※くびきが必要)

建物には、それぞれ特殊効果があります。
ブドウ棚や給水塔は、ブドウの木を植える際の条件になり、中規模/大規模セラーは高価値のワインを製造/保管するために必要です。くびきは夏と冬にそれぞれ個人ボード上でアクションが行えるようになります。テイスティングルームや風車はそれぞれツアーやブドウの木を植えた際に点数が入るようになります。コテージは秋フェイズに引くイベントカード枚数を増やします。
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(春の手番の決め(左側)と夏アクション部分)

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(個人ボード)

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(建物を建てると対応するコマを個人ボード上に配置します)

秋:訪問者カードのドロー

手番順に夏、もしくは冬の訪問者カードを引きます。

冬:冬アクションフェイズ

手番順に冬のアクションを実施します。冬に実施できるのは以下の主にワイン作成に係るアクションです。

・ワイン注文カードを引く。
・ブドウを収穫する(畑を選んでブドウの価値にあったブドウを収穫します)。(※くびきがあれば個人ボード上でも実施可能)
・ブドウを搾ってワインを作る(ワインを1種類選んで、それにあった収穫済のブドウを消費し、ワインを作ります)
・注文を達成する(ワイン注文カードをプレイし、カードの内容を満たすワインを消費することで、カードに書かれた得点と定期収入を得ます)
・従業員を雇用する(お金を払ってワーカーを1つ増やします)
・夏の訪問者カードを使う(イベントカードを使います。ワイン作りに関する内容が主です)
・従業員を働きに出す(1金得ます)

ワインを作る際、赤/白ワインであれば、赤/白ブドウがあれば作ることができます。ブラッシュワイン(ロゼ?)であれば、赤ブドウと白ブドウを1:1で消費して1本、スパークリングワインであれば赤ブドウと白ブドウを2:1で消費して1本作れます。
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(冬アクション部分。右側にはルールサマリーがあります)

1年の終わり

いずれのプレイヤーも規定点を満たしていなければ、次ラウンドに向けた準備をします。
・ブドウ、ワインの熟成:収穫済のブドウと作成したワインの価値が上がります。
・定期収入の獲得:定期収入トラックに合わせてお金を得ます。

ボード上のワーカー、手番順等をリセットし、次ラウンドを始めます。


【プレイ内容&感想】

プレイ内容は重げ会偽エッセン会の記事を参照ください(すいません)。

非常に直感的なアクションが並ぶワーカープレイスメントゲームです。
「ブドウの木を植える」「ブドウを収穫する」「ブドウを搾ってワインにする」「ワインを売る(注文を達成する)」。これらのアクションがワイン作りに不要と思うひとはいないでしょう。
現実を踏襲していることと、ゲームの面白さは別に関係なく、ゲーム的にある程度デフォルメしていないと面白くないということが稀にあります。
このゲームではそんなことはありません。直感的なわかりやすさとゲームの面白さが両立しています。

アクション自体に特段変わったものもなく、お金をもらって、建物を建てて、ワインを作る、例えば、ワーカーが後からきたワーカーに押し出されたりするわけでもなく、普通のワーカープレイスメントです。それでも感想が「普通」ではなく「(結構な高評価の)面白い」なのは、自分のことながらようわかりませんでした。
これは、ただの水なのにおいしい、芋をふかしただけなのに超うまいという類のものなんじゃないかと思います。「ワーカープレイスメント」というシステム自体が、他人にアクションを行われることで自分が行えなくなる(もしくはその逆)ことや、ワーカーと言うアクション数に限りがあることなど、ボードゲームで面白さとして扱われるジレンマを既に内包していて、純粋に出来の良いワーカープレイスメントはそれだけで「面白い」んだと。

このゲームでは、ワーカーを置くスペースはアクションごとに3、4人プレイ時には2ヶ所、5,6人プレイ時には3ヶ所と変更されます。また、3人以上でプレイする際には全てのアクションについて最初にワーカーを置くプレイヤーはボーナスが得られるため、各アクションでひとり目とふたり目以降ではアクションの強さが異なります。
こういった単純ではあるもののワーカープレイスメントをより面白くするような仕組みが丁寧に組み込まれています。

一方で、強すぎるような効果のイベントカードも大量にあり、特にプロモカードやプレイ人数に比例して効果があがるカードは、強すぎるカードの中にあってそれでもなお、バランス崩しているようにプレイ中は思えました。
まあ、単に隣の芝は青い的に他プレイヤーが使ったイベントカードの効果が特によく見えているだけかもしれません。イベントカードの効果が強いことを認識して臨んだ偽エッセン会でのゲームでは、イベントカードの強さが気にならないというか、むしろ爽快で良いアクセントになっていました。
(結果的に長時間ゲームになっているものの)公称時間は45~90分であり、イベントカードがプレイ時間の短縮にひと役かっています。
ワーカープレイスメント部分が実直すぎるので、ランダム要素として、この強すぎるイベントカードの打ち合いはありだと思います。

まだ2回しか遊んでいませんが、目標点の設定も絶妙で、全てのプレイヤーが同じようなラウンドで規定点に達するような作りになっています。重げ会の時も、偽エッセンの時もあと1ラウンドあればほとんどの人は規定点を達成していたと思います。
これは、序盤から着実に点数を重ねたプレイヤーも、高得点の注文やイベントカードを用いて一気に点数を稼いだプレイヤーも、得点の取り方に関わらずです。

まあ、そんな小難しいことは抜きにして、木製コマが最高の出来というだけで十分なんですけどね!まあ、その分ちょっとお高めではあるんですが。

ちなみに拡張もあり、リンゴ、トマト、オリーブなどが栽培対象に追加され、個人ボードも増えます。ルール読んでないのでようわからんですが、HP的な要素も加わるようです。
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(拡張用の個人ボードとカード)

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(拡張用の個人ボードは通常の個人ボードと当然つながります)

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(コンポーネント写真としてついでにコインを。かなり大きめです。しかし、このゲーム、6人プレイで使う量の3倍くらいが入ってます。コイン入れすぎです)

最後に。Kickstarterで購入したひとにおまけでついてきた、ゲーム中にワインを飲むためのコースター。紙製なので2回は使えませんw。
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第10回偽エッセン会

毎日暑い日が続く中、こんな時は酒でも飲みながらボードゲームだ!と中野のフローチャートで第10会偽エッセン会が開かれました。
酒飲むのはたる田さんとしのぽさんだけですが、新作料理である牛しゃぶきしめんを美味しくいただきました。

この日はたる田さん、しのぽさんが到着される前に先に着いていたぐんまさん、ちきさん、僕が料理を頼んでいたこともあり、すぱっと料理を食べ終わることができたので、アイスブレイクなしでメインディッシュであるViticulture
を遊びました。

Viticulture
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タイトルはブドウ栽培とかいう意味のようです。先日の重げ会に続いてこのゲームを、たる田さん、しのぽさん、ぐんまさん、ちきさん、僕の5人で遊びました。

とっとと紹介記事を書けばよいのですが、まだ書いてないので再度ルールをざっくりと。

プレイヤーはワイン農家の経営者になってワインの販売などで得点を稼ぎます。規定点を一番初めに達成したプレイヤーが勝利します。
1ラウンドは季節ごとのフェイズに分かれており、春はプレイ順決めフェイズ、夏は農園の設備を整えたり、ツアーを組んだりとワイン作成の下準備にあたるアクションフェイズ、秋は夏または冬に使えるイベントカードがもらえるフェイズ、冬はブドウの収穫、ワイン搾り、販売などワインの実際の製造にかかわるアクションフェイズです。

ワインを顧客に販売することで得点と毎年の収入を得るのですが、イベントカードでも得点を得られるものが結構あります。前回、重げ会でプレイした際には、ワインを作って得点を稼ぐゲームだと思っていたにもかかわらず、実際の得点はイベントカードから得たものだったこと、あまりにも強すぎるイベントカードがあったことがひっかかっていました。
そのため、インスト時からイベントカードも重要な得点源であること、というか、イベントカード強いのが多いので「え? こんな強いの引いちゃった!」と思ったとしても、もっと強いのを誰かが引いてるので気にしなくよいことを伝えるとともに、強すぎたカードはどうもKickstarter限定のプロモカードだったようなので、ゲームから除外してしまいました。

ブドウの木は種類によってブドウ棚か給水塔のどちらか、もしくは両方が植えるために必要で、ほとんどのブドウはそういった条件付き、かつ、どのブドウの木を植えられるかはカード次第ということで、先日も今回も大抵は初回の建築アクションでブドウ棚か給水塔が建てられていたのですが、ここはあえてと、へそ曲がりにコテージ(秋にイベントカードを二枚引ける)を建築しました。

引き運によるとはいえ、イベントカードが強いのはよくわかっているので試しにやってみました。

他の方々はブドウ棚や給水塔を建てられてました。

そして、僕のもうひとつの方針は、「ワインは熟成で育てる」です。とにかくワインを作ってしまえば、1年ごとに価値が1ずつあがるので価値の低いワインをはじめに作った後に自分の農場の施設を充実させるようにすることで、序盤はおそらくアクションスペースが空くであろうワイン作り系のアクションスペースを他人に邪魔されずに使えるという目論見です。

イベントカードもそこそこ良いものが引け、2枚同時プレイのアクションで一気に使ってお金を手に入れるなど、上手く回っていました。いましたが、ついうっかりブドウの木を植えやすくする給水塔を、高い価値のワインを作れるようになるセラーよりも先に建ててしまい、「ほっといても価値があがる」と思っていたワインがセラーの制限のために一定以上価値があがらなくなってしまいました(初期のセラーだと低価値の赤/白ワインしか作成/保管できません。セラーを中規模、大規模と拡充していくことで、高価値のワイン(赤、白、ロゼ、スパークリング)が作成/保管できるようになります)。
僕が持っていたワイン注文カードは中程度の価値(中規模セラーで作成/保管可)のものだったので、足踏みすることに。

ワインを早く売りたいのは勝利点よりも、ラウンド終了後の定期収入があがるのが大きな理由です。特に序盤では1金、2金が大きいので早くワインの注文を達成して収入を得たいのです。
うーん、この後、セラーのための建築費を貯めて、セラー作って、熟成して…だと3ラウンド近く先になるのか。それは避けたいと思いつつ引いたイベントカードは「ワインと収穫後のブドウを破棄することで勝利点と収入を得る」カード。これはラッキーとありがたくこれ以上熟成させられなくなったワインと余っていた収穫後のブドウを捨てて定期収入ゲットです。

みなさんはまだ農場の整備がメインでワイン作りまではもう少しかかりそうだったのでちょっとだけリードした形です。しのぽさんやぐんまさんなどは既に中規模のセラーを建てており、僕は序盤の整備を捨てて得たリードなので、周りがワインの注文を達成するのと僕が設備を整えるのとどちらが早いかです。

などと思っていると、ぐんまさんが夏のアクションを全てパスして、冬に全ワーカーをとっておくという作戦にでます。
ワーカーは1年間に1回しか使えないで夏と冬のアクションにどう配分するかがこのゲームのポイントなのですが、夏(=農園の整備系)アクションを全て捨てるとは随分思い切られたなあと思いました。
要はもう整備は終わったということなのでしょうが、ぐんまさんはワーカーは初期の3人のままでひとりも増やしてないのでこういった作戦も確かにありなのでしょう。
一方で僕はあほみたいにワーカーを増やしており、最終的に最大の6人にまで増やしました。

ワーカーの夏と冬の配分と書きましたが、このゲームではいくら夏に早くパスしようと冬のアクション順は春に決められた手番順通りです。つまり、なんぼワーカーを残してもアクションスペースが埋まってしまい、有効にワーカーを使えないことがあり得ます(そして、それを見越してか、冬には配置数に上限がない「1ワーカーで1金を得る」アクションがあります)。
なので、僕のようにワーカーが多いプレイヤーはどんなに農場の整備が進んでも春で一定のワーカーを使った方が得は得ですし、冬にワーカーを残したプレイヤーを邪魔したいのであれば、ある程度アクションスペースを埋めるためのワーカーを残す必要があります。

ぐんまさんはどうも1つのブドウ畑で低~中価値のワインを作って細かくワイン注文を達成する方針のようで、少ないワーカーを上手く使って勝利点を重ねていきます。
それにたる田さんがワインが3本も必要な注文を達成して高得点を獲得し、追随するという流れ。

僕とちきさんは作るワインと注文カードのアンマッチが響いて、ひとつひとつの注文の達成に手間取り、出遅れる感じに。しのぽさんは序盤に使った「勝利点を捨てて何かを得る」系のイベントカードによる失点をようやく回復し始めたというのが中盤。

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(うちの農場)

これはぐんまさんに追いつけないか…?と思いながら、僕にはやりたいことがありました。それはこのゲームに登場するワインで最高の価値を持つ、価値9のスパークリングワインを作ること! ちょうどそのワインで達成できる注文カードも手に入れ、がんがん手札に入ってくるイベントカードの効果で手に入れた大金で大規模セラーも建築し、そのラウンドの冬にようやく価値9のスパークリングワインを作成し、注文も達成。

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(これが達成した価値9のスパークリングワイン)

この頃にはみなさん複数の注文を達成して、とっくに僕の定期収入の優位などはなくなってましたが、嬉しいものは嬉しいものです。
が、ゲーム自体は既に終盤に入っており、ぐんまさんは15点を突破。あと1本ワイン注文を達成すればほぼ勝利確定です。そして、やはりそこにたる田さんが2点差くらいで追いかけます。
僕はまだ9点ほどで規定点である20点の半分にも達していません。では、僕はもう価値の目がないのかというと、まだ諦めてはおらず、手元にある注文カードを2枚達成すれば10点は入ります。春にブドウ(非ワイン)を売るアクションをひとりめに実行すれば1点入るので、その1点も加味すれば20点までは伸びるのです。

そして、運命の(たぶん)最終ラウンド開始です。

まず春の手番決めフェイズです。一応、後手番になればイベントカードや1点がもらえたり、そのラウンドだけで使える追加ワーカーがもらえたりするものの、どのアクションもそのラウンドで最初に実施すればボーナス(1点や1金や追加で1枚ドロー/プレイできるなど)がありますし、そもそもアクションスペースがさっさと埋まることが多いので、「とにかく手番は早い方が有利!」とばかりに、手番順決めがあるにもかかわらず、ここまでほぼ時計回りでばかりプレイしていました。
そんな手番決めの春に、3番手のたる田さんが3手番目ではなく、1点もらえる6手番目を取りに行きます。(実際には六人いないのでもう少し前の番になりますが)

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(6手番目を取りに行ったたる田さんの青いニワトリ)

そして、いよいよ夏フェイズ。ブドウ売りの1点を…と思ってましたが、先手番のちきさんに当然とられ。まだまだ諦めない!と、建築アクションに。直接点数になる建物はないものの、ブドウの木を植えるアクションを実施したり、見学ツアーアクションを実施することで1点もらえる建物があります。
そんなわけで、そのひとつであるテイスティングルームを建築。見学ツアーも実施して1点を獲得します。

しかし、ぶっちゃけた話、冬に注文カードを2枚も達成できる見込みはこの時点ではありませんでした。注文の達成アクションスペースは当然、みんな得点を取るためにワーカーをどんどん置いてくるでしょうし、そもそも売るためのワインを作るところから始めなければならないので、みなさんより先にワーカーを配置するのも難しそうでした。
そんなわけで、困った時のイベントカード頼み! 冬に使うイベントカードはプラスα付きで冬アクションを行う効果のカードが多いので、秋フェイズのイベントカードドローに全てを賭けます!

まあ、役に立ちそうなカードは引けなかったわけですがw

どうもぐんまさんは良いワイン注文カードがないらしく、このラウンドでの20点達成はなさそうです。その代わりにどうもたる田さんが20点に到達する気配が。
まだまだ諦めるのは早い!とばかりに冬になって最初のアクションで僕が使ったイベントカードは「全員ブドウを搾ってワインを作って良い。カードをプレイしたプレイヤーはワインを作ったプレイヤー人数分のイベントカードを得る」効果。
「そんな、ひだりさんに有利になるカード、ワイン作るわけないじゃん」とこのラウンドで規定点にはどうやっても達しないと判断されたしのぽさん、ぐんまさんはワイン作りをパス。20点に達しそうなたる田さん、ちきさんはワインを作ってくれます。

そこでついに注文達成アクションが行えるカードを引くことに成功。しかも単なる達成ではなく、ボーナスで1点もらえます。

たる田さんが僕のカード効果で作ったワインで20点に到達されはしましたが、僕もこの後2枚の注文を達成してボーナス含め22点!イベントカードの効果のおかげで勝つことができました。

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(最終盤面)

重げ会で遊んだ際よりも強力なカードを抜いたおかげでプレイ時間は伸びましたが、ゲーム自体はより落ち着いた良い展開になったと思います。イベントカードの効果も「強い」と最初から認識していれば、その打ち合いになるだけなので気にならないというか、そこも含めて楽しいゲームになりました。
元々のアクションが地味というか堅実なものしかないので、強い効果のイベントカードが良いアクセントになっています。たぶん、このイベントカードがなければ、単調で重苦しいゲームになっていたと思います。
実直なワーカープレイスメントにアクセントとして、より楽しさを演出するイベントカード。そういうゲームです。

ただ1点気になるのは、ワイン注文カードの引き運です。

ワイン注文カードは通常1枚(アクションにボーナスがつけば2枚)だけ引くのですが、達成難易度があまりにもピンキリなので、序盤に低難易度のカードを引けるかの影響がでかくないか、結局、みんなセラーを改築してどんな注文にも対応できるようにするなど、似たような戦術しかとれないのではないかなどなどです。
実はこの日のゲームでは3枚引いて1枚残すという引き方にしていました。感想戦で、ゲームがもう少し延びるだけめ1枚引きでも良いのでは?という話も出るにはでたのですが、僕は戦術とあった注文カードをある程度狙えたらなと思うわけで、今度時間をみつけてBGGのフォーラムなどを見てみます。

第20回重げ会(2013.07.13)

三連休のうち一日は少なくとも遊ぼう!ということで偽エッセン会でお世話になっているたる田さん、しのぽさんが主催されている重げ会に参加してきました。

会場に近づくと、ダンダン、ダンッ!ダンダン、ダンッ!という音が聞こえてきたのでウィウィルロックユーがプレイされているのかと思ったら、近くで太鼓の練習がされているだけでした。
色々と用事をすませてから伺ったため、開場から1時間程度たっており、見事にあいている方がいない状況だったので、P.I.の見学から。10時半くらいでしたが、5,6卓立っており盛況でした。

P.I.

ワレス作の推理ゲーム。ボード上に推理対象の候補が並べられており、指定した対象、もしくはその周辺に正解があるかないかの情報を得ていって正解を当てる仕組み。情報の重なりがベン図っぽいゲームです。
正解はプレイヤーごとに異なり、上家のプレイヤーが下家のプレイヤーの答えを持っていて、下家のプレイヤーが指定した対象に対して情報を出すのですが、対象は任意に選べられるのではなく、場に並べられた捜査カードの中から選ばなければなりません。
先に正解したプレイヤーの方が得点が高いため、自分の推理力だけでなく、いかに効率よく情報を集められるかが重要なゲームです。
なので、すれた人たちで遊ぶと「自分の持っている正解と同じ対象の捜査カードを自分が使うことで、下家に使わせない(正解そのものの対象を捜査させない)」というプレイがでてくるのですが、この時は、全く関係のないプレイヤー(Aさんの正解を知っているBさんではなく、その他のCさん、Dさん)がよその正解の捜査カードをよく使う展開になり、傍から見ていて面白かったです。

他人の得た情報も全て開示されているので他プレイヤーがどの程度正解に近づいたかがわかるので、まだ自分は絞りきれていないが、点数で勝つにはいま仕掛けるしかないというゲーム的なところがあるのも好きなところです。

Viticulture
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P.I.終了後、そのまま僕を加えた6人でできるゲームをということで、持ち込ませていただいたこれを。
詳しくは別記事を書くと思いますが、ワーカープレイスメントのワインゲーです。

ゲームは春夏秋冬を1ラウンドとして、誰かが規定点以上を獲得するまで繰り返します。春はそのラウンドの行動順決め、夏は主に自分のブドウ園の設備を購入したり、ブドウを植えたりとワイン作りの準備を、秋はイベントカードの獲得、冬はブドウ搾りやワイン作り、出荷を行います。
ワーカーは夏か冬のどちらかに使うとラウンド終了まで戻ってこないので、準備に力を入れるか、ワイン作り&出荷に力を入れるかという選択になります。

全員初プレイなので、手探り感満載なプレイでしたが、得点とれば勝利→得点はワインを売れば手に入る→ワインを作るには、ブドウ植えて、収穫して、搾ればいいという作りなのでそこらへんは素直に。
あとはカードを重視するか、作るワインは赤にするか白にするか、それとも高価なスパークリングを狙うかという違いくらいでしたが、特にワイン(ブドウ)をどのような種類を作ろうとするかは、みなさんバラバラでいい感じに造るワインが分かれてました。
アクションの効果もわかりやすく、素直なワーカープレイスメントという感じでコマのかわいさと相まって楽しくプレイできていましたが、2,3ラウンドあたりで「全てのプレイヤーはブドウを植えることができ、それをしたプレイヤー数分お金を得る」や「全てのプレイヤーはワーカーを獲得でき、それをしたプレイヤー分得点を得る」などのプレイヤー数分○○の効果を持つカードをはじめ、色々と効果がぶっとび気味のカードがでてくると、カードを獲得するアクションが人気に。

人気になるだけならまだよいのですが、カードの効果には無論差があるので、カードの引き運で有利不利が徐々に出始めます。イベントカードだけでなく、ワイン売却用のカードも価値の低いワインを売れる代わりに得られる得点が低いもの、その反対に価値の高いワインで高得点を得るものがあり、序盤で作れるのは価値の低いワインだけなので、序盤の資金繰りにワイン売り用のカードの引き運がもろに出て来ました。

勝負も強い効果のイベントカードを使い、価値の低いワインを売れるカードを序盤に取れていた方が勝利。
ワインを売られない(得点を取られない)ようにワイン出荷のアクションスペースを全て他プレイヤーがおさえはしたものの、「ワインを作って出荷する」効果のイベントカードを使われて勝利されましたw。

ゲームの雰囲気も、楽しさもかなりいい感じのゲームなんですが、カードの引きでかなり差がでるのでスタート時点でドラフトしたり、通常のカード獲得アクションでも複数枚引いて1枚選ぶようにするなど、カード運の平準化は必要かもしれません。プレイヤー数で効果が増すカードがあるので、プレイヤー数が増えた時には特に。アクションスペースの関係から手番順が重要なのですが、今回6ラウンドで終了しており、おそらく5~7ラウンドで勝負のつくゲームだと思うので、手番順の不公平感をなくすためにも3人程度で遊ぶのが一番よいように思います。
既に2版に向けてテストプレイや拡張ルールの検討をデザイナーが始めているようなのでそれに期待です。

プレイ中にお昼が来て、みなさん弁当を頼まれたのですが、その後、届いた弁当を食べながら遊びました。両手がふさがっているので弁当を頼まなかった僕が代わりにコマを動かしたりカードを引いたりしましたが、かなり新鮮でしたw。
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(木製コマがめっちゃかわいいです)

レーベンヘルツ(新版)
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その後は、3人ずつにわかれてアストランと新レーベンヘルツを。
僕は未プレイだった新レーベンヘルツの卓に入りました。持ち主の方に丁寧にインストして頂いたのですが、城や騎士が綺麗に彩色されていたのにまず驚きました。

境界線を引く、騎士をおく、陣地を広げるなどのアクションをカードをプレイすることで行う陣取りです。カードのプレイにはお金が必要で手札を売って得るか、自分の陣地に鉱山を含めて定期収入を作るかで手に入ります。

とりあえず端に陣地を作ってそこを拡大していこうと思っていたものの、最初の陣の作りやすさを重視しすぎてその後の発展性が薄い土地に初期配置してしまったようで、序盤から中盤にかけてはトップを走れたものの伸び悩むことに。
中盤には鉱山四種揃えて大量収入を確保された方がいたので、僕を含む残りの2人でその方を叩きまくり。それにも関わらず豊富な資金で大量の鉱山を確保し続けます。

そして、その方に気を取られてる間にもうひと方が残りの土地のほとんどを含む陣を完成させようとしているのに気づきます。気づきはしたものの僕の城からでは遠いし、僕が勝つ目はどこにもないのにも同時に気づきます。
その後、足掻けるだけ足掻きはしましたが、1,2手遅らせた程度ででかい陣を完成されて勝利されました。

以前CU部で旧レーベンヘルツは遊んだことがあったので、どの程度違うものなのかは興味がありました。遊ばれたみなさんが仰いますが、新旧で別ゲームですね。陣取りという意味では新の方が純度は高いように感じました。旧は競りのための金策と他プレイヤーにどのアクションを渡す(競り勝たせる)か、お金をどう使わせるかなどなど、競りの比重が高いと思います。
新レーベンヘルツは濃密な陣取りをそこまで長時間かけずにやれる良いゲームでした(今回は三人で実プレイ時間が60分強くらい)。

エイトミニッツエンパイア
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隣のアストランなど、いくつかの卓がそろそろ終わりそう&僕はそろそろ帰宅しなければならないということで短時間で終わるこれを。

詳しくは過去の記事を。

インストから終了まで20分程度でしたが、きっちり陣取りを楽しむことができました。今回は裏面のマップを使ったのですが、こちらの方がエリア数が少なく、少人数向けのデザインになっており、3人でもそれなりに絡むことができました(4人になるとアクション数が減るので4人でもこちらマップ使わないと絡みが少なすぎるため、こちらの方がよいかもしれないです)。
あとは要塞(都市)を作るアクションはやはり弱いです・・・。陣取りで数が重要になるにもかかわらず、要塞建設は自分の勢力が1しか増えんので、軍隊の雇用で3とか4とか増えるのと比べるとちょっと弱い感じがします。
要塞建設をしなかったふたりの勝負になりましたが、最後はセットコレクションの差で勝つことができました。なんとか経験者の面目躍如というところです。

陣取りとセットコレクションで点を稼いで競うゲームですが、セットコレクションはおまけ程度に考えていた方がやはりよいように思いました。セットコレクション重視でカードを選ぶのもよいのですが、このゲーム、そもそものゲーム終了までに取れるアクション数が少ないので、アクション重視でカードを選んでいかないと何もやってないような状態でゲーム終了になります。ボード上で存在感をだすためにもアクション重視が良さそうです。

あと、4人だと8枚しかカードが取れないのでセットコレクションを重視していかないと碌な点にならないのですが、3人だと10枚カードが取れるので、アクション重視でもセットコレクションがそれなりになります。3人がベストかもしれません(または4人でターン数を増やすとか)。

夕方にお暇させていただきましたが、各卓の雰囲気も良く、僕も楽しませていただきました。またタイミングがあえばよろしくお願いします!

最後に余談ですが、隣でプレイされていたアストランでは、最終ラウンド前にあるプレイヤーのコマが2/3ほどぶっ殺されてました。
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(ぶっ殺されてゲームから除外されたコマの方々)

モンスターが住む家/Monster-Falle

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(インスト込み4人で10分ほど)

【概要&ルール】

指定されたモンスターをプレイヤーふたりで協力してボード(というか箱)の中央の穴まで誘導しましょう。

ゲームはふたりひと組のチーム戦です。
迷路状に通路が作られた館の上に井桁にバーがとおされています。そのバーを使い、モンスターの人形を挟んでカードで指定された場所から館の中央まで運ぶことが目的です。
(写真を見ていただけると話が早いです)

人形を移動中に倒すとやり直しです。
制限時間内であればカードを再度めくって、その指定箇所に人形を戻し~と何回でもできます。
組を変えながら規定回数プレイして最も人形を運んだ回数が多い人が勝利します。

【プレイ内容&感想】

2011年の年間キッズゲーム大賞最終候補をはじめ子供関連の賞をいくつか取っているゲームなので、きっと国内流通するだろうと思っていたのですが、何故かなかなか取り扱われなかったり、取り扱われても迷っているうちに売り切れたりと手に入れることができなかったので、実は去年の福袋と同時にspiele-offensiveから購入していました(その後、すごろくやをはじめいくつかの店に入荷しましたが、いまは売り切れてしまっているようです)。

Hさん、S、Oさん、僕の4人で。座っていた位置の関係から僕が最後手番でスタート。
それなりに失敗してわたわたと楽しむゲームかと思っていましたが、最初のOさん、Sペアはすいすいと人形を運びます。やはり、子供向けのゲームだから大人には簡単すぎるのかもなーと思って見ているとほぼパーフェクトで終了。
次のS、Hさんペアは終盤崩れはしたものの順調。

どたばたとした展開を想定していたのですが、案外淡々と進むなあと思っていると、ようやく僕の番です。

Hさんとのペアで新記録狙ってやるぜ!と意気込んでスタート!したわけですが、いきなり最初のカーブで人形を倒しそうになります。それはなんとか立て直して中央まで運びましたが、次に運ぶ際には人形を倒してしまいやり直し、そして、また同じカーブで人形を倒してしまう我らペア…。さっきのSとHさんのペアはそつなくプレイしていたので、この倒しまくるのはたぶん僕のせい…。
こういうどたばたを求めていたとはいえ、自分だけというのはちょっとつらいです。

最後のOさんとのペアでも1,2回しか運べずに倒しまくって終了。僕と組まなかったSが勝利となりました。

子供用ゲームだと思っていると案外難しいです(まわりは失敗なかったですが…)。
ストイックに記録に挑戦するか、どたばたを楽しむかのゲームだと思うのですが、どちらにしても器用さというか同じ腕のひとらでやった方が良いゲームだとは思います。
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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