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Yokohama 1 GAME Night(2013.9.3)

仕事の凪状態がまだ続いているので今回も参加することができました。開始前に近所にあるCUBEによったり、ロール&ロールで買い物したりしたいのですが、かなり急いでも開始ぎりぎりの到着になるのが悩ましいところです。

ハンザ・テウトニカ
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都市と都市をつなげる道を自分のコマでうめることで、自分の能力を向上させたり、都市にオフィスを設けたりするゲームです。自分のオフィスにつながる道をつなげることで点が入り、規定点に達した時点でゲームは終了し、オフィスのつながりや能力の開放具合で得点が入ります。合計得点が高いプレイヤーが勝利です。

最大5人プレイ可能なゲームですが、6人になってしまったため、主催のキノさんは抜けて一味さんと二人でレスパプリカをプレイされてました(一応、2人からプレイ可能なゲームではありますが、2人プレイはかなりやばいことになったと仰ってました)

とりあえずアクションポイントは多少なりとも強化しておかないとと序盤はAPを増やせる都市へつながる道が人気になります。
初期のAPは2で1回能力をあげれば3に増えます。しかし、4,5にあげるにはそれぞれ2回ずつ能力を上げないとなりません。ここでAPを3までで止めて各都市のオフィスを取りに行く青プレイヤー、4まで上げる僕や黄色プレイヤー、最大の5まで上げる赤プレイヤーとプレイヤーごとの色がでていました。

青のプレイヤーの方が着々とボード上にオフィスを置いているのを横目に、僕はAPを4まで上げたのに続いて回復の能力(道を埋めるために使ったコマはストックに行き、回復アクションを実施しないと使えるようにならない)を1段階あげようとします。が、ボーナストークンの効果でさくっとコマを排除されて、1ターンなかったことにされ、かつ、回復能力があげられる都市への道を埋められてしまいます。
では仕方ないと、僕は許可証(都市にオフィスを置くための許可証。オフィスの配置候補には色がつけられており、その色に対応した許可証がないとオフィスが建てられない)を取り、他のひとと狙いの都市が被ってもオフィスが置けるようにして、オフィスのつながり&都市の支配権(都市内で最も多くのオフィスを持つ、同数の場合、最も右側(許可証が必要な側)にオフィスを持っているプレイヤーが得られる権利)からの得点を重視することにしました。

この辺りまではみなさん紳士的なプレイで、他人がちょっとでも手をつけている道には手を出さないというプレイだったのですが、こんなことをしていたら先行(しているように見える)プレイヤーを一向に止められないということで、他プレイヤーが埋め切れていない道に1コマだけ置いたり、オフィスのコマを入れ替えたりして、ちょこちょことした邪魔が徐々に見られるように。
しかし、序盤から積極的にオフィスを置いていった青プレイヤーの得点がどう見ても頭ふたつかみっつくらい飛び出ており、さらにみんなが取りに行きたいような都市にうまくオフィスを建てられていたので、「点は取らせたくないけど、これはやっとかないと自分の点も伸びない」という、緑、黄色、赤のプレイヤーにより細かい加点が続きます。

僕はまともにやっても手が足りないと判断して、APを使わずに使えるボーナストークンを取り、青を妨害しつつボーナストークンからの点(最終的に持っている数に応じて加点されます)での逆転を狙います。
その後、2,3ターンであっという間にゲームは終了しました。
結果は、ボーナストークン配置タイミングのルールミス(トークンを取ったプレイヤーは手番の最後にトークンを再配置するところを、トークン獲得後ただちに再配置していた)があり、ボーナストークンを重視した僕と赤のプレイヤー(主に僕)に点が入りすぎ、ボーナストークンの効果も得られ過ぎということでノーコンテストということで。

得点に絡むところでルールミスがあったのは痛いですが、能力重視か、ネットワーク重視か、うかうかしてたらあっという間に終わるという作りが切れ味鋭く、大変面白いゲームでした。発売当初からやりたいゲームでしたが、期待通りの面白さでした。
今回もルールミスがなければ能力強化にやっきになっていたプレイヤーほど点が伸びてないという結果になっており、レベル99にしてからボスを倒す派の人には向いてなさそうですが、どの能力をあげるのか、他人の動向を見つつ、最小限の武器(他人よりちょっとだけあげた能力)で戦うところが熱いです。

お先に失礼しまーす
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この日、別口でボードゲームはやったことがないという人に色々とボード―ゲームを紹介する機会がありました。そこに持ち込むためにルールがわかりやすく、見た目が楽しく、短時間、(かつ、その場にいるそれなりにボードゲームやっているひとも遊んでいない)というゲームをいくつか、鞄に入れており、ハンザ・テウトニカのあとに時間が多少余ったところで出してみました。

プレイヤーは手元にタイルを持ち、手番になったらいずれかタイル1枚を裏返すか、裏返し済のタイルを他のタイルに重ねるか(既に重ねられたタイルを別のタイルの山に重ねるのも可)の二択のいずれかを選択します。タイルの裏にはいずれかの役職の人が仕事をしている絵が書かれており、役職か仕事が同じであれば重ねることができます。どのプレイヤーのタイルも重ねられなくなったらゲーム終了で自分の前に残ったタイルの数で勝負を決めます。

正直なところ、どうですかと言った時は、「面白いの?」という空気が若干ありましたが、1回目が終わったころにはそんな空気はどこかにいってしまい、2回、3回と繰り返し遊びました。
最初に全部裏返す、他プレイヤーが裏返したのと同じ役職のものを自分も裏返す等々、色々とみなさん試されていましたが、タイルの表と裏の組み合わせは何種類かあるため、よそで裏返っているタイルと自分のところに最初に配られたタイルの裏面との運次第ではあるんですが、重ねられる前に重ねてしまおうか、いや、まだ重ねられてもあそこに同じ役職の人が残っているから仮に重ねられても大丈夫だだとか、最後の最後に手元に残った表向きのタイル、これの裏の仕事が他と被らなければ勝てる!などと、押しつけ合いと運を天に任すところが楽しく盛り上がります。

余談ですが、発売されたのは僕がボードゲームにはまった頃だったはずで(2008年でした)、もう既に絶版になってるんだろうなーと思ったらまだ売ってて驚きました。

サン・マロ

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(2人でインスト込み40分)

【概要&ルール】

ダイスを振って出た目をもとにサンマロの街に建物を建てたり、ある職業の人を呼んだりして街を作るゲームです。

プレイヤーは手番に5つのダイスを振ります。ダイスは2回まで振り直すことができます。振り直し時には任意のダイスをわきにどけてもよいですし、全部振っても構いません。

2回振り直すか、プレイヤーがこの出目で良いと判断したら、出目のうち、1種類を選んでその効果を適用します。

適用後、個人ボードに何を手に入れたのかを”記入”します。(個人ボードはホワイトボードのようになっていて、ホワイトボードマーカーで手に入れた資材、開発した街を記入していくのです)

ダイス目には以下の種類があります。

・人物

人物の目が出ているダイス数によって、効果が異なります。1つだと即座に1点入る市民、2つだと隣接する教会数だけ得点できる僧侶か、街の防御力をあげる戦士のどちらかというように効果を得ます。
街には任意の1マスを選んで人物の頭文字(戦士であれば、SolXXxのSなど)

・商品

出目の数分だけボード上に工場を建てられます。工場は、人物の目で商人を選択し、街に配置した際に隣接する工場数分のお金を得ることができます。

・城壁

出目の数分だけボード上に城壁を建てられます。街には四隅に柱が立っており、その柱と柱の間を城壁でつなぐことで、防御力があがり、かつ、つないだ柱に応じてお金や勝利点などのボーナスが得られます。

・木材

出目の数分だけ木材を手に入れます。ただし、手に入れる木材数に依らず2金が必要です。木材は人物の目が3つ以上揃った時に選べる建築家で家を建てる際に使用します。

・教会

教会を建てます。出目をいくつ使ったかで1教会、2教会のように種類が変わります。ゲーム終了時に、1~5まで全て建築されていればXX点、1~3までならXX点のようにセットに応じて点が入ります。

・海賊

海賊の目だけは例外で、自分で選ぶことができません。いずれかの目を選択した際に、残りの目の中に海賊があれば、その出目数を記録します。一定数以上たまったなら、街を海賊が攻めてきて防御力が一定以上ないと街が破壊されたことになり、最終得点から減点されます。

ゲーム終了

個人ボードの全てのマスが埋まったプレイヤーが出たら、そのラウンドでゲーム終了です。

得点計算

得点はゲーム中、即座に手に入るものとゲーム終了時に入るものがあります。基本的にゲーム中に手に入るのは人物配置によるもので、ゲーム終了時に教会からの加点、海賊襲撃を防御できなかったことによる減点、残ったお金や木材の点数への変換が行われます。

【プレイ内容】

2人で遊んでも面白いとのことだったので、環境上、軽いゲームが多くなりがちなK君との会で遊んでみました。

実は僕は2回目で、初回プレイ時に海賊からの減点が大きくきいていたので、前回、僕がやられた、自分は早めに防御力をあげた後、わざと海賊の目を残して相手を減点させるという手をやってみようと思っていました。
最初の手番で具合のいいことに城壁が多く出たので、その手を決行することに。

海賊は襲撃のたびに人数が増えるのか、減点にならないために必要な防御力が、1,3,6,8,10と徐々にあがっていきます。6くらいまで上げて、相手が防御を整える前に海賊の目を出せれればかなりの点差をつけれます。相手が防御無視して他のものにダイスを使われると、他で点数を稼がれますが、海賊に攻められると余程ゲーム慣れしていない限り「攻められても平気なように防御をあげよう」と思うはずです。
まんまと城壁を1つ完成させて防御力が僕だけ上がった状態で1回目の海賊の襲撃が発生。K君も「防御力あげないとなー」と言ってくれ、城壁を建て始めて、ここまでは思惑通りです。
防御力を3にするには、いまある城壁に加えて戦士をひとり雇えば良いので、人物の目狙いで振りますが、なかなか出ません。それどころか、お互いに海賊の目が出まくって、僕が防御力をあげる前に2回目の海賊が襲来です。
あれ?これはよろしくないかもと思う間にも次々に海賊の目が。

僕&K君:「もう海賊を防げるだけの防御力に上げるの無理だな…」

ということで、これ以降、城壁の目は無視することに。
そうなると方針転換が必要なわけで、教会をとりあえず1~5の1セットを作り、基本的に人物メインで得点することとしました。「周りの人物の種類」に得点が依存するため、事前の準備が必要ですが、得点効率の良いジャグラーを最終的には配置したいです。

しかし…、人物の目が全くと言っていいほど出ません。3回振ってようやく1つ2つ出るか出ないかといったところで、ほとんど出ません。それはK君も同じで、2人して人物でない人物でないと言いながらダイスを振ってました。 
これでその代わりに出る目が城壁や商品だったら目も当てられないのですが、幸い(?)そんなこともなく、教会の目が良く出ました。教会も5つそろえれば得点効率は良いので、そちらを狙うことに。ただし、1,3,4,5のようなセットになってしまうと2の教会がないため、得点にカウントされるのは1の教会だけになり1点になってしまうため、リスクもそれなりにありますが。

僕は1~5の教会のセットが2つ出来た段階でボードを全部埋めて、ゲームを終わらせにかかりました(全部埋めたプレイヤーは5点もらえます)。一方でK君は1~5の教会のセットの3セット目を作ろうとしています。
僕が全部埋めたターンでK君は人物の目を4つ出してジャグラーを配置、一気に点を伸ばし、これはどうなるかというところでしたが、2点差で勝つことができました。
教会数はK君の方が多かったですが、1~3の教会数に比べて4の教会、5の教会が少なかったため、点数効率の良さで勝つことができたようです。
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(終了時点)

【感想】

ダイスを振って、その中から1種類の目を選んで得点に変えると言うゲームはたくさんありますが、「ボード上への配置」であったり、商品を並べた後に商人を配置してお金を手に入れ、お金を使って木材を入手、更に建築家で家に変えて得点という手番を跨ってのコンボというのが独自性があり、楽しいゲームです。

得点やお金が手に入る人物の目が便利すぎる気もしますが、単にたくさん同じ目が出れば良いというわけでもなく、教会、人物についてはいま欲しい数だけ出れば良かったり、特に教会は少ない目で建てた教会も一定数は必要なため、いつ、少ない目を取るかという選択肢もあり得ます。
そういう部分で、ダイスゲーム+αでありつつ、ダイスをランダマイザやアクションの制限として使うだけで、実際にはそれなりに重いという最近よくあるゲームに比べて、”ダイスゲーム”の軽さが残っているゲームです。

個人的には飛び抜けた面白さがあったわけではないので、プレイ前に期待しすぎると「所詮ダイスゲーム」と思ってしまっていたかもしれません。過度な期待を抱いていなければ「面白いダイスゲーム」として捉えられるんでないかと思います。
そういうわけで、特に欠点はないのですが、あくまでダイスゲームの枠にとどまっているのが欠点なのかもしれません。

今回、僕がやろうとして失敗していますが、他人との絡みは海賊の襲撃部分しかありませんが、狙って海賊の目を残すと(他に手がないだけに)かなり攻撃的に見えるのも、ひとつの欠点かもしれませんが、そうでもしないと優先的に防御力をあげるメリットはないので、直接攻撃を許しあえる面子か、そうでないかもプレイ方針や最終的なゲームの印象に関わってきそうです。

ゴッズプレイグラウンド会

ゴッズプレイグラウンドが超面白そうだと言っていたところ、ではやりませんかとPHYさんに声をかけて頂いて、moonさん、PHYさんがプレイするところに混ぜて頂きました。

ゴッズプレイグラウンドは、ワレス作の3人専用ゲームです。発表年的には2009年ということなので、オートモービルと同じ頃、同じくワレス作の3人専用ゲームであるアフター・ザ・フラッドよりもあとに作られた作品です。
後で軽く触れますが、このゲーム、ルールがえらく多く、ワレスだけに細かい処理もたくさんあります。3人専用だし、ルールは複雑だし、長時間だしで、僕の環境では立卓することはないだろうと、CU部のプレイ記事を何度も読んでは面白そうだー、面白そうだーとのたうってました。
そこを誘って頂いたので、大変ありがたいお話だといそいそと伺わせて頂きました。

ざっくり説明すると、プレイヤーはポーランドの貴族になり、外敵に囲まれたポーランドの中で、領地を得たり、神学校を建てたり、周りの国との戦いに勝利したりすることで得点を稼ぐゲームです。
それなりに詳しいルール説明を書いた方が、プレイ記事を読んで頂く上でわかりやすくもなるのですが、このゲームに限ってはざっと書くだけでもかなりの量になるので、適当に省きます。詳しいルールは他のブログなどをご覧ください。

色々と細かい部分の処理が曖昧で、問題がある部分もあるようなのですが、そこについては、今回はこうしよう、ここの処理はこの場合だけ例外だからなどと、moonさんからの丁寧なインストを受けた後、ゲーム開始しました。

ゲームに入る前に2点。
このゲームでは、基本的にアクションは議員コマを消費して行います。そして、ほとんどのアクションはエリア単位で実行します。プレイヤーはどのエリアに何人の議員を配置するかを毎ラウンド0~5の数字の書かれたコマを配置して決めます。コマは裏向きで配置し、一斉公開&1回使ったコマは2ラウンド目終了時に手元に帰ってくるだけで、続けて使うことはできません。
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(こういう数字の書かれたコマを↓のように各エリアに配置します)
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また、勝利点を競うゲームですが、点を稼ぐには以下の方法があります。

・ゲーム終了時に持っていた土地からの得点
→このゲームではポーランドは5つのエリアに分割され、それぞれ異なる数の土地があります。土地にはゲーム終了時に獲得できる勝利点が書かれています。外敵が攻め込んできた時、外側(得点の高い側)から土地は破壊されます。毎ラウンド議員を消費することで点数の低い土地から自分のものにすることができます。

・外敵へ攻め込む
→議員コマとお金を消費してエリアごとに兵を雇うことができます。兵士は、外敵が攻め込んできた時に防衛戦を行うことができますが、事前に外敵へ攻め込むことでポーランドへ攻め込んでくる外敵の兵士数を減らすこともできますし、この時、外敵の種類ごとに最も兵士を減らしたプレイヤーは勝利点を得ます。

・神学校を建てる
→毎ラウンド2回実施できる選択アクション(※)のなかの1つとして、神学校を建てることができます。お金と建てたいエリアの議員コマを消費して1エリア1点(全エリアに建てると2点ボーナス)を獲得できます。

※このゲームでは、1ラウンドが16フェーズに分かれており、その中に、土地の獲得や兵の雇用、外敵へ攻め込む、防衛戦をするなど、やるやらないの選択だけで基本的に必ず実施できるアクションと、いくつかのアクションから選択するスペシャルアクションがあります。

ポーランド内の5つのエリアはどこも毎ラウンド外敵からの攻撃にさらされますが、どのラウンドにどの程度の戦力の敵が攻めてくるのかは事前にわかっています(ダイスで増えることもありますが)。
ざっと見たところ、5つのエリアのうち、ゲームを通して敵戦力が他エリアと比べて少ないリトアニアと、敵戦力はやや多めではあるものの安い価格で雇うことのできるコサック兵(裏切る可能性あり)がいるウクライナに目を付けました。このエリアは獲得できる土地の数も多く、初期に抑えておけば、後々敵が攻め入ってきても外側に他プレイヤーが土地を取ってくれれば自分の土地が壊されないかもしれません(敵が攻め込んできても全部壊されるわけではなく、防衛戦後に生き残った敵兵数や、土地に残っている議員コマ数で壊される土地の数が決まります)。
moonさんも同じように考えられたのか、ウクライナとリトアニアを僕とmoonさんが重視し、PHYさんは手番順の関係からか、残りのリトルポーランド、グレートポーランド、プロシアをおさえてらっしゃいました。
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(1ラウンド半ば、戦闘が始まる前です。右上(上)のエリアに白(僕)と赤(moonさん)が固まっています)

もちろん、自分が土地を持っているエリアを外敵から守るわけで、初期資金の全てとスペシャルアクションで手に入れたお金を使って自分が土地を持つエリアで兵を雇います。
議員コマを減らして外敵への先制攻撃を行えば、敵が攻めてくる前に減らすこともできるし、戦果を一番あげれば得点にもなるしでお得なため、積極的に攻め込んだわけですが…。
戦いはダイスで解決します。兵士数分のダイスを振り、歩兵なら5以上、騎兵なら4以上の目がでれば相手の戦力を1減らすことができます。そして1の目が出ると、自分の兵士が死にます。普通なら、1/6なんてそうそう出るもんでもないですが、4つも振ればだいたい1/2の確率で1の目は出ます。確率上はそうなんですが、この日は1の目が出まくりました。そして、一向に当たらないこちらの攻撃。

そんなわけで攻め込んだはずが、こちらの兵士がばたばた死ぬことになり、その後の敵の侵攻もほとんど止めることができません。軍隊ではなく、政治力での侵攻を行ってくる(議員コマが一定数残っていれば判定なしで防御できる)ハプスブルグ家は止めることができましたが、他のエリアでは敵に侵入され、ぼっこぼこに蹂躙されるポーランド。

あまりに、1fjもぼこぼこにされたので、初期配置の土地がほとんどなくなり、まるでもう1度1ラウンド目開始時のような状態になってしまってましたが、気を取り直して2ラウンド目開始です。
(2ラウンド目半ば。戦闘開始前。右下のウクライナにあったはずの土地(ディスク)が破壊されてなくなっています)

一定以上の敵戦力があるエリアを守るのは難しいと僕を含め、みなさん判断したのか、敵戦力が小さめなリトアニアに土地が固まります。あとは手番がもったいないからレベルで、他のエリアに1つ程度土地を確保する程度。エリアに直接攻めてくる敵を撃退したとしても、隣接するエリアが侵攻されればポーランド内で拡散してエリアを跨いで侵攻されるため、自分が守りたいエリアに隣接するエリアもある程度兵を雇用して守る必要があります。
2ラウンド目は国王軍(プレイヤー共有の軍隊で、各エリアで最大議員数を確保すると獲得できる投票権を消費すれば、好きに使うことができる)の戦力も多く、敵が強いことももうわかっているので、1ラウンド目と同じ轍は踏むまいと思っていたのですが…。
かなりの戦力を誇った国王軍も、1,2回の遠征で1をふるまくり、あっという間にぼろぼろになるわ、コサックはすぐに裏切るわで結局全てのエリアで敵に侵入されてぼっこぼこにされるポーランドw。

そんな中でも、外交で敵から攻められないようにしつつ、かつ、議員コマを結構な数、僕とmoonさんが送り込むことで土地の大半を守ってきたリトアニア。スタート時から積極的にリトアニアの土地を取りに行っていた僕とmoonさんは、リトアニアだけで3つの土地を確保しましたが、PHYさんは1つのみ。これから敵の戦力は増える一方なので他エリアの土地のほとんどは破壊されることは予想できました。そうなるとPHYさんの取る行動は、

PHYさん:「神学校建てます」

というわけで、ポーランドの防衛を諦めて兵士をほぼ雇用せずに、1ラウンドの収入のほぼ全てを神学校建設に充てるPHYさん。
僕とmoonさん(後述しますが、僕は別のことにお金を使っていたので、ほぼmoonさん)はお金を兵の雇用に費やし、リトアニアとその隣接地域の防衛に努めます。
3ラウンド目もこれまで通りリトアニア以外はぼっこぼこに攻められはしましたが、議員コマの集中度合いが3ラウンド目くらいから変わってきており、ウクライナ、リトルポーランドでも侵攻はされたものの土地の全破壊は免れました。

そして、最終4ラウンド目。僕は土地の都市化アクションを狙ってスタートプレイヤーを取りに行きます。都市化は指定した土地から得られる勝利点を3倍にしますが、3,4ラウンドで各1回しか行えません(つまり、ほぼスタートプレイヤーのみが行える)。実は3ラウンド目もスタートプレイヤーを取り、リトアニアの土地を都市化した上で、リトアニアが攻められないよう外交もしていました。さすがにゲーム通して2回しか行えないアクションを2回ともやらせてもらえるとは思っていなかったのですが、なんとスタートプレイヤーを獲得することに成功。またリトアニアの土地を都市化します。
これで土地からの点に関してはかなり有利になりました。
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(4ラウンド目半ば、戦闘開始前あたり。スペシャルアクションの都市化を白が2つの土地で行ってます。得点は神学校アクションでも稼いだのが大きく、青(PHYさん)が一歩リードされています)

さらに最下位のプレイヤーにのみ、他人の土地を乗っ取るというアクションができます。これで、土地を奪いたくはあったのですが、せっかく都市化した土地を破壊されたくないということから、乗っ取りアクションではなく、外交を選択しました。
最終4ラウンド目の戦闘では、攻め込まれすぎたため、逆に敵同士で相殺が起こり、守り切ったリトアニア以外の土地でも思ったほど土地が壊されない結果に。

僕はリトアニア以外に土地を持っていなかった(土地を疎かにした結果、外側の土地しか取れず破壊された)こと、リトアニアを守ろうと外交にお金を使った結果、兵を雇えず、戦闘による勝利点がほとんど取れていなかったこともあり、終始戦闘に積極的にリソースを割き、土地もリトアニアだけでなくウクライナ、リトルポーランドに確保されていたmoonさんが勝利されました。
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(4ラウンド終了時、土地からの得点計算前、戦闘で点を稼がなかった白が大きく遅れています。この後、それなりに追いつきはしたんですが。土地得点でもかなり点を伸ばしたmoonさんには追いつけずというか、ビリでした。ボード左下にある大量のオレンジのキューブはポーランドに攻め込んできた敵の戦力です)

土地を乗っ取って、どこか1エリアだけでも戦闘で得点できていれば同点か数点差くらいにはなったかなという感じだったので、どうも4ラウンド目に守りに入りすぎたのが敗因のようでした。

では、同じくワレスの3人専用ゲームのアフター・ザ・フラッドをという話になったのですが、僕の帰宅時間の関係からそれは難しいということになり、なんとゴッズ・プレイグラウンドの再戦ということに。

ゴッズプレイグラウンド(2戦目)

初回と違い、守りやすい(と初回プレイ時に判断された)エリアの土地がどんどん埋まっていき、一方で守りにくいと判断されたエリアの土地は放置気味で始まりました。リトアニアとウクライナには僕とmoonさんが土地を取り、3ラウンド目さえ凌げば4ラウンド目は敵がごく少ない戦力に落ちる(3ラウンド目凌げないとかなりの戦力)リトルポーランドにPHYさんは主に土地を取ってきました。
(守るのが困難なことがわかったグレートポーランドは、1ラウンド目3人とも議員コマを“0”を置くと言う酷いありさま)
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(1ラウンド目の様子)

そして、今回はダイス目がそれほど悪くなく、リトアニアとウクライナでは敵を撃退した上に、他からの侵入も防ぎ、前回から通して初めて土地から得られる収入の向上、さらに最低収入の10金ではなく、土地から収入を得ることに。前述の通り、PHYさんはリトルポーランドに力を入れていたこともあり、1人だけ収入面で水をあけられ、さらにmoonさんは土地からの収入をあげるアクションを1ラウンド目に実施していたこともあり、金銭面で一番有利に。
僕は1戦目の反省から例え最終的にエリアに侵攻されるにしても、先制攻撃で1回でも攻撃を当てさえすれば得点に結びつくということを意識して1ラウンド目から積極的に攻めに出ます。その甲斐もあって、moonさんに先行はされているものの数点差の位置につけて追いかけます。

しかし、2ラウンド目には1戦目に逆戻りしたかのようなダイス運でリトアニア、ウクライナ共に守れず、収入は減少。土地数の関係から3ラウンド目の収入ではmoonさんだけが最低収入以上のお金を手に入れます。
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(2ラウンド目。右上や中央下のエリアはともかく右下のエリアでは白がそれなりに優勢です。この時はまだ)

それでも、各エリアの議員コマ数では僕とPHYさんがmoonさんを上回り、投票権は僕とPHYさんが独占し、お金はないので兵はそれほど雇えないが、投票権を使うことによる国王軍のやりくりで僕とPHYさんはなんとかなるかという状況になります。
この状況を見て、インスト時に、“自爆スイッチ”と言われた拒否権アクションをmoonさんが発動。全投票権がなかったことになります。土地の守りは国王軍に任せようと思っていた僕は完全に思惑を覆されます。しかも、PHYさんはスタートプレイヤーを取った上で、都市化アクションと僕の土地の乗っ取りを仕掛けてきます。都市化も乗っ取りも強烈なアクションですが土地からの得点はゲーム終了時なので、見た目の順位は変わらないというのが大変嫌です(1戦目、moonさん、PHYさんが僕に対してずっと最下位にいるのが嫌だと言っていたのがようやくわかりました)。

最終ラウンド、moonさんはスタートプレイヤーを取り、土地を都市化。PHYさんは引き続き最下位のため、moonさんの土地を乗っ取り。
僕は、このラウンドもリトアニアで外交されると思われているのか、リトアニア内の議員コマが少なくなっている(=先制攻撃などのアクション回数が少なくなり、かつ、敵が侵入した時に止められにくい)のを見て、ウクライナで外交を選択します。もちろんこのラウンドでウクライナの土地は獲得済みです。
僕は常に破壊される位置の土地しか取れず、先制攻撃での得点もmoonさんに置いていかれている状況。これを覆すには、一か八か、リトアニアに敵をわざと大量に攻め込ませて、都市化されている土地を破壊してもらうしかないと判断しました。正直なところ、moonさん、PHYさんの土地の方がエリアの内側にあるので、おふたりの土地が破壊される=僕の土地もとっくに破壊されているということになり、逆転の目はほぼないといえばなかったのですが、何もしないよりはマシかと思い、このラウンドに限り、(自分が土地を取りに行ったウクライナは除いて)ポーランドを壊滅させる方向で行動しました。

先制攻撃ではダイスの神が降りてきて、想定以上の点数を獲得することに成功し、一矢報いたと思いながら向かえた敵からの攻撃フェイズ。なんと外交が裏切られてウクライナも攻め込まれることに(外交している敵に対応する目が2つ以上出ると外交はなかったことになります)。
ウクライナの僕の土地は後から取ったもののため、当然、真っ先に破壊されますw。リトアニアでもmoonさんの軍が多くを撃退したり、敵同士の相殺があったりでほぼ土地は破壊されず。

最終的に土地からの点で、PHYさん、moonさんともに点を伸ばし、特にmoonさんは圧倒的な差をつけて勝利されました。
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(最終状態。右下のエリアでも青にのっとりされているなど、土地では白は圧倒的に少なくなってしまいました)

-------------
正直な話、1戦目が終わった時点では「かなり運の比重が高いなあ」と思っていました。プレイ中にダイスを振る機会も多く、運がゲームにかなり絡んでくるのは確かではあります。しかし、色々と思い返してみると、勝敗が運だけで決まることはまずないゲームです。
事実、1戦目、2戦目とも運が悪いからといって戦闘以外のリソースに得点の主な部分を求めた僕とPHYさんでなく、きっちり兵士雇用にお金を割き、先制攻撃に議員コマを割いたmoonさんが(結構な点差で)勝利されていますし、ダイスは個人が振るものの、国王軍やコサックは全プレイヤー共有のリソースですし、戦闘による加点は1回でも成功すれば、(他プレイヤーと成功回数を競うことになりはするものの)得点のチャンス自体は手に入ります。
(2戦目のPHYさんは酷いダイス運で得点機会を豪快に逃されていたので、運要素がないとはいいませんが)

結局、運があーだこーだというよりも、他人と土地を共有することで防衛戦力を増やしたり、ひとりだけ得点がへこむリスクを避けたり、議員コマ=ダイスを振る機会をメリハリをつけて配分することで得点の機会を逃さないようにしたり、やるべきことをやった人がきっちり勝つゲームだと思いました。

しかも、プレイヤーの思惑次第でエリアの重要度や守りやすさが変わりつつも、思惑だけで制御できないままならなさによりプレイするたびに展開が劇的に変化していく。3人プレイ限定という制約はあれど(※ポーランド語版では4人プレイも可能になっているそうです)、何回でもプレイしたい、久しぶりにそういうゲームで遊ぶことができました。

プレイヤーの思惑だけでゲームの展開がコントロールできるわけではなく、しかも、ちゃんとそのままならなさが全プレイヤーに振りかかる。その上で、きっちりやったことが勝ち負けに反映される。そんなゲームを寡聞にて僕は他に知りません。まあ、色々なゲームがありますし、まだまだやったことないゲームは腐るほどあるので、きっと他にもあるんでしょうが。
好みは分かれそうですが、僕は大変、大変好みなゲームです。好みと言えば、一見、協力するようでいて、他人を出し抜いて得点するというゲームが好きなようです(以前、たる田さんのお宅で遊ばせて頂いたバラ戦争など)。

絶版、インスト90分、初回3時間(2回目ですら2時間)、ルールは曖昧なところも多く事前に調べてないとゲーム中に揉めること間違いなしと、色々とハードルは高いゲームではありますが、機会があればまた何度でも遊んでみたいゲームでした。

色々とルールの下調べなどをしてくださったmoonさん、誘って頂いたPHYさん、本当にありがとうございました!
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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