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パラッツォ/Palazzo

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(3人でインスト込み50分ほど)

【概要&ルール】

素敵な家を建てましょう。石切り場に通って家の材料を安く買い、窓が多くて色も同じな素敵な家を…。

手に入れたお金でタイルを購入し、そのタイルを組み合わせて家を作ります。家の作りによって点数が入り、最終的に最も勝利点を稼いだプレイヤーが勝利します。

手番にプレイヤーができることは3つです。

1.お金を取る:場に並べられたお金カードを取ります。お金は3色あり、使う際には同色のものしか同時に使うことはできません。
2.タイルを買う:場に出ているタイルを規定額で購入するか、競りにかけるかを選択し、どちらかの方法でタイルを手に入れます。手に入れたタイルはすぐにどう組み合わせるか決めます。タイルには数字が書かれており、数字の大きいものしか上に置くことはできず、後からタイルとタイルの間に追加することもできません。(例えば、1のタイルの上に3のタイルを置いた場合、あとから2のタイルを取ったからといって1と3の間に置くことはできません)
3.タイルの並び変え:手元にあるタイル1枚を別の家へ移動させたり、ゲームから除外させたりします。(2のタイルを1と3のタイルの間に置き換えることができます)

得点計算

家を構成するタイルの枚数や色、書かれた窓の数で点数が決まります。
1枚だけで構成された家は減点、2枚で0点、3枚以上で窓の数分が基本点になり、あとは枚数が増えたり、全て同色であればボーナス点が入ります。
全ての家の点数の合計が高いプレイヤーが勝利です。

【プレイ内容】

K君が競りゲームがやりたいとのことだったので、短めのプレイ時間の競りゲームで…と探したところ、家にあったのでM君もいれた3人で遊んでみました。

僕:「ざっくり言うと、このゲームは競りゲームです」
M君:「競りゲームって何ですか?」

不覚! M君がボードゲーム歴が浅いのを失念していました。ということで競りゲームとは何かから丁寧に説明しました。

ゲームの作り的に、競りで何枚かのタイルをお得に手に入れつつ、足りないタイルを規定額で購入するのかなと思いつつスタートです。
序盤はお金が心もとないのでお金を取るアクションをK君、M君が選ぶなか、お金がないのはみんな一緒だろうと僕は競りを選択。購入しましたが1枚7金程度の額まで競り上がってしまったのでそれほどお得というわけでもありませんでした。
規定額で買うにしてもせめて7金、6金くらいまでは安くなってからが良いなあと思い、購入を我慢しますが、どうもその辺の相場観がぼくだけ安いらしく、僕が買おうとする前にK君、M君に買われてしまいます。
(タイル購入アクションを選択するたびに、規定額で購入できるタイルと競りで購入できるタイルに補充が入ります。規定額で購入できるタイルは場にたまればたまるほど安くなりますが、当然、誰かが買って枚数が減れば金額は元に戻ります)。

お金は、同額のお金3枚であれば15金として扱えるという特殊ルールがあり、K君M君が高額のお金を優先してとっていたため、この特殊ルール狙いで余って集まりやすい2金や3金のお金ばかり取っていました。
小額のお金は競り時に細かく上げる時にも使えるし、一気に使って15金の価値にしてしまえば、競りあげられることもないのではないかと考えたこともあります。
が、僕の出し方が下手なのだと思うのですが、僕が17金をつける→19金にまで上げられる→手元の金の関係から15金追加で32金!→相手は競りから降りる→やったー!あれ?なんか払い過ぎてない?ということが何回か発生してました…。

K君は競り、M君は規定額での購入を重視して、特にM君はうまく同色の連番のタイルを規定額で買うなど、引き運の強さも見せつけ、手元がいい感じになってます。K君は正直な話、そこまで手を広げて、マイナス点を食らわずにうまく収束させられるのか?とこちらが心配になるような買いっぷりでしたが、ひとの心配よりも明らかに手元のタイルが少ない僕自身の心配をするべきでした。

結果は終盤に僕もM君も不要なタイルを安く買ったK君が手元をうまい具合に整理させて勝利。M君は端正にまとまっていましたが、2点差で一歩及ばず。僕は…、やはりお金の使い方が下手で手に入れたタイルが少なかったり、ふと気付くと窓の数が少なかったり(&K君に僕の不要なタイルをいいように取らされていた感もあり)ちょっと差が開いての最下位でした。

【感想】

アレア、クニツィアということで期待していたのですが、ちょっとあわなかったというのが正直なところです。

同色のものしか同時に使えないお金をうまく使いつつ、効率良く競りや購入で手に入れたタイルを、数字順にしか積めないことに悶絶しつつ、うまいこと並べる&競りや購入でコントロールするという流れなわけですが、僕にはそこまでコントロールできる自信がまったくありません。
単に買うだけならともかく競りの対象が選べない(競りに係るタイル置き場は4ヶ所ありますが、そのうちどこを競るかは選択できません)こともあり、どうもなんとかできそうで、実際頑張ればなんとかなるんだろうけど、お金、競るタイル、欲しいタイルがびしっと決まることはまずないというのが、どうももにょもにょしてしまいました。

これくらいの複雑さのゲームなんて重いゲームではざらなような気もしますが、自動で決まる、他人に決められるというわけでなく、どれも決めてるのは自分にも関わらず、うまくいかないのがストレスになったのかもしれません。

お金の制限、競るタイルの制限、手元のタイルの並び制限の3つの制限が2つくらいまでならなんとかできるような気もします(というか競る(購入する)タイルの制限なくしたらアルハンブラみたいなもんですね。あちらは好きです)し、好きになったのかもしれないなあと思います。

ゲーム終わった後で、M君に競りゲームどうだった?という話から、K君と僕とで競りゲームの楽しさをM君に話したのですが、その内容が「他人が欲しいものをその人が出せる金額ぎりぎりまで競り上げさせる」だの「相手に競り勝ってやったーと思わせておいて、不要なものを買わせてしめしめ」だの、性格の悪い内容だったのはなんともはや。

Yokohama 1 GAME Night(2013.11.28)

久しぶりに1ゲーに参加してきました。

ミケリノス
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プレイヤーは考古学者になり、エジプト(たぶん)で発掘を行うことで重要人物へのパスを手に入れたり、博物館に発掘品を送ることで勝利点を稼ぎます。
と書いてみたもののテーマ性は薄くて、このアクションはなにやってるの?なんでこうなったら点になるの?というのはよくわかりませんw。

ゲーム中に主にやることは陣取りです。タイル2枚で構成される土地が各ラウンド4つずつ(最終ラウンドのみ6つ)用意されており、そこにキューブをおいていきます。
手番に出来るのは、新たにキューブを1つ置くか、置いたキューブに追加で2つキューブを置くか、獲得したタイルの能力を使うか、パスかの三択です。

全員がパスしたら、各土地ごとにキューブを数え、最多の人と二番手の人が順に土地を作っていたタイルをもらう、または、博物館にキューブを置くのどちらか好きな方を選びます。全ての土地でこれを行ったら次のラウンドに進みます。
最終ラウンド後、持っているタイルに応じて点が入りますが、タイルの種類ごとに何点がとれるかは博物館に置いたキューブの場所によります。

要は陣取りで勝って欲しいタイルを取っていけばよいのだろうと、陣取りで便利そうなタイルを取りに行きます。タイルの持つ特殊効果は5種類ありますが、ストックからキューブを手元に追加する(1ラウンドに使えるキューブ数を増やす)能力と、博物館にキューブを置く能力の2つが強そうです。
しかし、みな考えることは同じなのでキューブを追加する能力を取りにいったところ、大量のキューブを置かれ、これはこのエリアでマジョリティ―とるのは無理だと判断して2位狙いに変更するということが数回あった結果、みんなが別に集めていないタイルが手元に集まるという結果に。
得点は、博物館のキューブを置いた場所に書かれた点数×タイル枚数なので、能力の強い弱いに関わらず同じタイルが複数枚あった方が有利は有利なのです。

キューブを追加する能力などは人気のため持ち主も複数人になっており、お、これはもしかして…と思ったものの、博物館にキューブを置く能力を複数確保し、自分が持つタイルの高得点の場所にとっととキューブを配置した(誰かが置くともうその場所には置けません)キノさんが勝利されました。

得点源となるタイルを取るには陣取りで勝たなければならないので、陣取りに有利な能力のタイルを集めたくなりますが、実際に点数にするには博物館にキューブを置かなければならず、博物館重視だと陣取りに弱くなるというのが、どっち優先すればいいんだよ!と素晴らしく、面白いゲームでした。
まあ、博物館にキューブを置く能力のタイルが強すぎないかとは思いますが、誰かがそのタイルをとったら序盤から博物館を抑えに行く等対応していけばいいのかなと思います。

DTC
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この日はパルミラも予定されていたのですが、残り時間20分では無理だということで何かできるものは…と鞄のなかに入っていたDTCを遊ぶことに。
正しいルールで遊ぶのは初めてです。(ルールはplay:gameのけがわさんの記事を参照ください)

ざっくりいってブラフ(ライアーズダイス)というところは変わりないのですが、上家のプレイヤーが宣言とともに提示したカードを下家プレイヤーがブラフ宣言しなければ、そのまま受け取るというところが変わっています。
序盤は「4が2枚」とかの低い宣言をするわけですが、手札は同じ数字のカードをたくさん持っている方が強い(「4が4枚」とかで手番がまわってきても手札6枚のうち5枚以上が同じなら、本当のことをいえる=受け取られてもブラフ宣言されても自分にダメージはないため)ので、手札内の数字をあわせるために宣言が少なくても嘘ということは結構ザラです。

それはみなさんわかってはいるものの、せっかくブラフ宣言するなら(自分以外に)多めの枚数をくらわせたいという思いがあり、低い宣言ならスルーしてもらえます。
このゲームでは枚数か数字をあげないとならないので、出来る限り大きな数字のカードとジョーカーを複数枚持っていた方が有利です。なので、最初のまだ受け取ってもらえるうちに不要な小さい数字をみなさん手札から掃除されてました。そのおかげで、少ないからいいやと受け取ったカードは全くの嘘なことも多く、大変楽しめましたw。

僕は幸い手札運も引き運も良かったので、バラバラなカードを受け取っても「5が5枚」などの高い宣言で下家にまわすことが出来、勝つことができました。

圧巻だったのが山札がつきて最後の勝負なった時で、それまで大きな数字がまわっていた反動からか、1が手札にたまっていた人が多かったようで、「1が3枚」から始まった宣言は最終的に「1が15枚」まで膨れ上がり、さすがにこれはないだろうとダウトを告げたら、全部1で本当だったという。当然、このカードを受け取った方が最下位でしたw。
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小さい数字のカードやもしもに備えたジョーカーが貯まるので、最後の勝負はこういうことになるんだろうねと感想戦で話しましたが、ジョーカー含めると最大21枚までは本当の可能性があるので、出てきたジョーカーの枚数くらいは覚えておいてもよいのかもしれません。まあ、そんなことよりも、10枚以上の宣言になると、宣言されるたびに卓に笑いが起こってました。確かにほとんどのボードゲームで10枚以上のカードを一気に使うことなんてないですし、それまで5枚とか6枚でダウトダウト言ってたのとスケールが違いすぎて笑えました。

ブラフ系のゲームには、宣言している内容を嘘か本当か宣言している当人がわかるゲームとわからないゲーム大別できると思います。ブラフ(ライアーズダイス)は本人にもわからないゲーム、DTCやファブフィブはわかるゲームです。
本人にも嘘か本当かわからないゲームでは宣言がほぼ賭けになる場面が多いため、読み合いがあるといっても運の比重が高く、ファブフィブは手札が無い故に嘘を本当だと判断してしまうと自分が窮地に立たされることになったり自分でなんとか出来る範囲は非常に小さくどちらかというと受動的なゲームです。
DTCは手札があることで嘘を受け入れてもなんとか出来たり、宣言が明確に嘘か本当か自分でわかるという点から、単純なブラフゲームというわけではなく、自分が手札をコントロールできるし、その結果が勝ち負けにちゃんと結びつく、他のブラフゲームと比べて戦術的な手が打てるゲームだと思います(しかも、クソ多い宣言があり得るというバカバカしさも併せ持ってます)。

どういった理由かはわかりませんが、国内流通がないのはもったいないです。某氏に感化されたわけではないですが、もっとみんなに知られて良いゲームだと思います。

参加から記事を書くまでかなりの時間があいてしまったのですが、その間に1ゲーの会場となっているロール&ロールステーション横浜が1月8日で閉店となることが発表されました。横浜駅近辺で気軽にボードゲームを遊べる場所として大変重宝していたので残念です。
そんなわけで1ゲーも12月28日に最終回となるようです。既に予定が入っているのですが、なんとか参加したいところです。

リトルエッセンで遊んだゲーム

会場での出来ごとなどを書くだけで力尽きてしまい、遊んだゲームの話が書けなかったのであらためて。

コンコルディア
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エッセンシュピール2013のフェアプレイ人気投票第2位のゲームです。たる田さん、しのぽさん、水無月さん、一味さん、僕の5人で。

手札をプレイすることでそのカードに書かれたアクションを実施していき、手札回収カードをプレイすることで使ったカードを回収し…と手札をぐるぐる回すことで進めていくゲームです。
ゲーム開始時の手札は全員同じですが、場に並べられたカードを購入して手持ちのカードを増やすことができます。さらにゲーム終了時、カードごとに得点方法が書かれていて、手札全てのカードでそれぞれの方法に則って得点計算をして誰が勝ったかを決めます。

得点方法にはボード上に建てた家(交易所)の数が絡むものが多いです。家を建てるとアクションによって布やレンガやワインなどの資源が手に入ります。資源は家を建てたり、カードを買ったりで使います。つまり、資源使って家を建てて、家から資源を取り、カードを買ってアクションと得点源を増やすというようなゲームです(資源は売ってお金にしたり、お金で資源を買ったりというアクションでも手に入ります)。

ルール自体は4ページと大変シンプルで例外処理もほとんどないので、インストしてくださったたる田さんもほぼ初見ながらスムーズにインストは完了。よし、では始めるか!というわけですが、さっそく何をやっていいかよくわかりません。最終的には自分が効率良く点を伸ばせる方法の書かれたカードを買えるようになればいいのはわかるのですが、そんなのわからないしというか、家を建てれば良いとしても、家を建てるにはレンガ+その家が生産する資源+お金が必要、ただしレンガを生産する家は食糧+お金が必要です。つまり、レンガの家を最初に建てて、そこで生産したレンガを使って食糧の家を建てて…とやればいいのか?と思ったものの、家を建てる際に必要になるお金は布やワインなどの高級資源を生産する家の方が高く、しかも、他人の後で家を作ろうとするとお金は2倍、3倍と必要になるので、どうせ家を建てるなら先に家を建ててしまった方が有利は有利です。

得点基準が一定なら、最初に方針決めることもある程度できますが、得点は自分が買ったカード次第ということで、いまひとつ、自分の決めた方針が良いのか悪いのかわからず、初手から長考してしまいました。
結局、うーん、わからん!といいつつ、布を生産する家を建築しました。

そして、僕の建築アクションをコピーアクションでコピーするみなさん…w。ちょっとこれスタートプレイヤー不利なんじゃないの?と思いつつも、2番手以降から徐々に初期資金が増えるので、スタートプレイヤーが有利ということなんですよね。まあ、いい場所もとれますしとくじけないように、さっそく布を生産、その後売却してレンガを買うとやったところで、なんとなく道が見えました。布の売買価格は7金と一番高く、レンガは3金、食糧は4金です。商人アクションでは取り扱える資源は2種類までと決まっているので多種そろえても一度の売買では扱いきれません。
そんなわけで、生産は布に特化してあとは必要な資源を金で手に入れることにしました。
しかし、当然、最も価値の高い布を重視しようとするプレイヤーは僕以外にもおり、下家の水無月さんと見事に被りました。僕は西へ、水無月さんは東へとうまく分散して布の産地も2ヶ所ずつ押さえることになりました。

僕が布を押さえる戦術をとっている一方で、たる田さん、しのぽさん、一味さんはスタートに近いレンガの産地に3人とも家を建てていました。同じ場所に後から家を建てるには、支払うお金を(1+既にある家数)倍支払う必要がありますが、レンガは基本1金なのでふたり目、三人目でも2金、3金と安く(布の家は5金)、後手番の方が初期資金が多いので増額分もその差で吸収できるということ、さらに、生産は長官アクションによって行いますが、エリアを指定して、そのエリアのボーナス資源とエリア内にある全ての家から家の持ち主に資源が配られるので、同じエリア、同じ場所に家を作っておけば誰かの長官アクション時についでに資源が貰えます。
そんなわけで、3人はレンガ共同体に。長官アクションを実行した人はボーナス分の資源を得られるとはいっても、他の2人もアクション無しで資源が手に入るわけでおいしそうです。
ちょっと、これは僕も相乗らないと!と同じエリアにある既にしのぽさんが家を建てていた食糧の産地に僕も家を建築。

その後も家建築のコストが高いところはどうやって最初に家を建てるか考え、よく長官アクションで生産が行われているエリアにある安い資源はひとに相乗るような形で地方に進出していきました。
たる田さんは道具を重視しつつ他資源も万遍なく、しのぽさんは誰よりも相乗り、相乗られをしつつ、一味さんは一番建築コストが安いレンガ中心、僕は前述の通り布重視で他のものは金で解決です。この4人は相乗り、相乗られをお互いに積極的にやっていたこともあり、スタート時の拠点のローマの近辺に家が固まっていました。
この4人とは全く異なる戦術をとったのが水無月さんで、誰よりも先に東、アジア方面に開拓船を進められてました。誰もまだ進出していないので家を作りたい場所に初期コストで家を建てまくられていました。
水無月さんは長官アクションでの生産も「○○欲しいけど、相乗られてるひとらにも資源いくしなー」という悩みとは無縁になられてました。
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カードに書かれた得点方法の種類はいくつかありますが、そのうちのひとつに、「ある種類の資源の家数×○点」というものがあります。僕は布のそのカードを狙っていましたし、水無月さんも当然狙われていたことでしょう。しかし、カードが出てくる順はランダム、そして、全員初見なのでどこらへんで出てくるかの見当もついてません。
今回はたまたま出てきたタイミングで水無月さんも僕も購入に必要な資源を持っておらず、僕が上家だったため、買うための準備を先に始めることが出来、そのまま手に入れました(横からかっさわれなくてよかったです)。

その後は、点数のもとになる家を出来る限り置いたり、その家を置きやすくなるよう開拓民を増やしたり、カードを買ったりと、よーし、なんかやること見えてきたぞというところで、大抵のドイツゲームと同様に終了トリガーが引かれました。
結果はたる田さんが2位の僕と1点差で勝利されましたが、3位の一味さんとも2点差、4位のしのぽさんも数点差、水無月さんも布の家×○点を拾っていればわからないという点差で大変僅差の勝負でした。

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(終了時点)

あれをやるにはこれをやらないと! あー、それにはこっちも必要だ!とやりたいこととそれに必要なものははっきりしていて、しかも、とれるアクションも手札と言う形ではっきり見えているので、いったん始めてしまえば遊びやすいゲームでした。
そして、数手先まで見えているが故に、他プレイヤー手番時の「お願いだから、先にあれやらないで!」感がはんぱないですw。持てる資源数や一手で取れる資源に種類や数の制限があるので、ちょっとしたことで計画は崩れてしまいます。
しかし、それが崩れればもうダメかというと、(今回はみなさん初見だったせいもあるかもしれませんが)別の手に切り替えられるだけの選択肢、受け皿の広さもあります。ボードゲームやってる感、遊びやすさ、悩ましさ、脱落のしにくさ、どれもが高いレベルの傑作だと思いました。

プレイ中に自分の手がどの程度良かった悪かったということが全くわからないのが、脱落しにくい、遊びやすいという面にひと役かっている一方で、もやもやしたり不満点になっているところもあり、難しいもんです。
そのため、他人に相乗るのと自分で独占するのどちらが良いかはよくわかりませんでした。少なくとも他人に相乗っていて、自分でアクションせずに資源が手に入るのは大変精神衛生上良いです。自分のアクションで他人が得するのは嫌なところもありますが、そこはアガペーです。

また、リトルエッセンの会場内で僕らと同じタイミングでコンコルディアを遊ばれていた方々のボードの写真を撮らせてもらいました。家の広がり具合=各人の戦術が卓単位で全く異なるというのが面白いです。
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(飛び地があったり、他プレイヤーとの相乗りが少なかったり、うちらみたいに多かったり)

ダチョウレース
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コンコルディアともうひとつくらい重いゲームが遊びたかったのですが、お昼ご飯を食べたりのんびりやっていたとはいえ、コンコルディアだけで5時間程度使ってしまってしまい閉会時間も近づいていたので短めのゲームをということでこれを。

基本はカラーダイスを振り、出た色の数だけその色のダチョウを進めるというゲームです。
ただし、ゲーム開始時にどの色のダチョウを何位にすると何点になるというカードが各プレイヤーに配られており、その内容を達成するために1位にしたいダチョウを進めたり、他プレイヤーが勝たせたそうなダチョウの邪魔をしたりします。

僕が引いたカードは赤のダチョウが1位になっているもので、当然、赤を勝たせたいわけですが、いきなり赤を進めたらあからさまかなーと思い、別の色を進めたりしたわけですが、2,3ターン経っても誰も赤を動かしません。これは、もしや赤を勝たせたいのは僕だけなのか?と思い、赤を進めようとしますが、妖術ダイスによって怯えさせられ、なかなか前に進めません(怯えさせられると妖術ダイスで再度赤を指定する必要がありますが、周りからは攻められるのに赤を助けようとするのは僕だけなのでかなり不利です)。

そうこうするうちにおそらく下家の水無月さんが一位にしたい紫のダチョウがダントツで抜け出します。僕のカードでは紫は最下位にさせねばならず、しかも、最下位を当てると他の点数が2倍なのでおそらく2倍を取った人が勝ちますし、取らないと勝てません。

これはやばい!と思いましたが、今回のコース(コースは複数タイルをランダムに組み合わせて作ります)ではゴールタイル手前に、ワープの泉がありました。これは、ダチョウをその泉でとめるとダイスを1つ振り、出た目のダチョウと場所を入れ替えると言う効果があります。
まあ、そんなうまくいかないよねーと思っていましたが、なんと僕の手番で紫ダチョウを泉に入れることに成功! そして、振ったダイスの目は赤! ほぼスタートから動いていなかった赤が忽然とゴール手前に登場し、かわりに紫はスタートまで出戻りです。

やったーと喜ぶ僕に対して、全く誰も喜ばないというか、むしろ冷めていく「勘弁しろよ」という雰囲気すら出始める面々! たまらないぜ!
まあ、コンコルディアで疲れていたことに加え、今回はどうも勝たせたいダチョウが被らなかったようで、誰も協力するような展開がなく、互いに互いを邪魔し合って常にまともに動かせる(怯えていない)ダチョウは1、2頭という状況でこう着してしまっていたので、この反応も仕方ないかなとは思います。

ゴール直前にきたとはいえ、僕以外全員から邪魔される状況に変わりはなく、怯え→復帰→怯えを繰り返している間に緑と黄色もゴール前に到着。三つ巴の戦いは黄色(緑だったかも)が制し、一気にテンションがさがる緑を勝たせようとしていたプレイヤー。1位にできなければ2位でいいやというわけでもなく、2位は2位で勝たせたい色のダチョウがおるので、1位に出来なかった時点で下手をすると今度は負けさせたい色のダチョウになってしまうわけです。
幸い僕は緑、黄色、赤ともに3位以内に入れればとにかく点にはなるというカードでしたし、紫がドンケツの今のうちに終わらせれば点数が2倍にもなります。

結果、その通りになり、2倍効果もあり、僕が勝利。勝たせようとしていたダチョウが1位になれなかった時点でテンションがさがったり、勝たせたいダチョウが他プレイヤーと被っていないと怯えさせあいになってしまうというのが残念ですが、タイルを1、2枚抜いてコースを短くするなどして短時間でぐるぐるまわして合計点で競いたいタイプのゲームだなと思いました。

パルミラ

閉会まで残り1時間くらい、これからルールを読んで新しいゲームができるか微妙だという時間だったので、ルールを知っているパルミラを。
僕が以前遊んだ感じだとタイル引き運があるので少人数で遊んだ方がタイル運の良い悪いが薄くなって良いのではないかと考え、インストだけして抜けますよーという話をしたんですが、いやいや、それなら俺も抜ける、そもそも抜けなくて良いという漫才みたいなことになり、結局、睡魔に負けたしのぽさんを除いた僕を含む4人で遊びました。

ルールなどは過去の記事を。

結果から言うと、引き運もありはするもののちゃんとそれ以上に経験が反映されるようです。唯一の経験者が結構な差で勝ってしまいました。すいません。

タイルを貯めるのとお金(勝利点)を取りにいくのの切り替えのタイミング、貢物を何金にまでするのかの勘所、他プレイヤーの邪魔の仕方などなど、自分でも思っていた以上に経験がものをいいました。そして、4人プレイだと学び始めたくらいで終わるので、少人数プレイよりも経験差が大きくでてしまうのではないかと思います。

やはり、連鎖と言うか序盤に置かれたタイルを使って後半に一気に大量勝利点を獲得するのが気持ち良いです。勝利点が有限なのも、「勝利ラインはこの辺とみた!」と勝負どころを自分で決めて攻められるので面白いです。

以上3ゲームを会場で遊び、閉会ぎりぎりで会場をあとにしました。

前回の記事にも書きましたが、購入店舗の方が気にして声をかけてくださいますし、ルールの不明点あればすぐに聞けますし、同じゲーム遊んでいるひとたちと一体感と言うか、ああ、そういう展開もあるんだと興味深く盤面が見れたりとあまり他のゲーム会やイベントにない良い経験をさせてもらいました。

リトルエッセン ~ボードゲーム収穫祭~に行ってきました

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昨日開催された「リトルエッセン~ボードゲーム収穫祭~」にいってきました。
(看板などを撮り忘れたので一番上のは販売準備中の様子です)

このイベントは事前に整理券が販売されていて、出店しているどの店の何番目に並べるかが決まってます。そのため、ゲームマーケットのように欲しいゲームは朝イチででないと買えない(良い位置に並べない)ということもなく、販売開始の30分前、ほぼ開場時間に到着するように家をでました。整理券購入レースはあれど(今回はレースというほどのこともなく、ゆるい感じだったようですが)、当日は並び順についてはどうしようもないってのは腹くくれていいですね。
整理券購入順なので知り合いとかたまるということもなく、孤独に待つのみというのが本来なのでしょうが、偶然隣あったたる田さんとぐだぐだ話しながら開始を待ちました。
列はテンデイズが一番長く、メビウスとバネストが同じくらいだったように思います。
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(手前にNGO、ジョイゲームズの列があり、会場の中心をテンデイズ列が横切ってます。その奥にメビウスとバネストの列があるんですが、見えてません)

そして、10時に拍手と共に開始され販売がはじまったわけですが、さすが最前列近辺にいた人は、並んだゲームを端から端までという感じで買われてて圧巻でした。
少なくともテンデイズとバネストは一人あたり同じゲームは○個までと販売制限があったようで列に並んだけど前の人たちが大量に買い占めて早々に売り切れ…というのはなかったようです。

僕はテンデイズで最初に買い物をした後は、他のものは列がひと段落してからでいいかなーとしのぽさんと合流してプレイ卓に落ち着いてしまいました。
メビウスの列がだいたいはけたなと思って覗いたらもうほとんど品がないという感じで、開場後30分、1時間と経つと売り切れた品も目立ってきてました。
そんな中、おそらく今回の目玉のひとつだったと思われる本家エッセンのフェアプレイ投票2位であるコンコルディアは閉会まで在庫があったようですげえなと思います。

で、自分が購入したのは↓です。
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(右上から時計回りにワードバスケット、シギスムンドゥスアウグストゥス、クーの拡張、エベス、レンフィールド、ジュリエットと怪物、トイレ、ダチョウレース)

ワードバスケットは超苦手なのですが、10周年のご祝儀こめて。エベスはプロモでエコバックかデザイナーの方の写真のポストカードのどちらかがもらえたのですが、なにも知らずにエコバックをもらってしまい、ネタ的においしいのはポストカードだとは思いつつお忙しそうな中、交換頼むのもなあと。トイレとレンフィールドは新入荷というわけでもないですが、まあ売ってたのでついでに。

購入後は、たる田さん、しのぽさん、水無月さん、一味さんと閉会までゲームを遊んでました。
(感想は別記事で)

こういうイベントはどれも同じだと思うのですが、一番盛り上がったのは開場直後であとはまーったりでした。昼頃にメビウス主催でミープルピラミッド大会とかもやってましたが。
「400人規模」とうたわれていたプレイ卓の埋まり具合も3割から半分くらいで思ってたよりもゆったりゆっくりできました。
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個人的にリトルエッセンを象徴するんじゃないかと思っている出来事が二つあって、ひとつは、昼飯を食べようとして会場内での飲食は可能かを運営に尋ねたときにOKの返事を貰った後で、「エッセンでこれまで飲食禁止なんてことはなかったから、わざわざ”飲食可能”と書く(言う)必要があるとは思わなかった」という話がでたことと、もうひとつはメビウスやニューゲームズオーダーの方が会場をまわって、「インストしますよ」と声をかけたり、ルールの質問に答えてくれたりしていたことです。

(来場時間によっては欲しかったものがなかったという人も当然いるでしょうが)モノも場所も潤沢に用意されていて、その道のプロがインストをはじめ色々とコメントしてくれる、そういう、“ボードゲームをリッチに遊ぶ場所(イベント)”ってのはなかったように思いますし、実際に体験してみると、数日後には普通に店頭に並んで買えるようになるゲームに散財し、旧知の人たちと遊んできただけなのにゲームマーケットやボドゲフリマにはない充実感、満足感があります。
本家エッセンの写真などをみると席がなくて床で遊んでいる風景をみることがあります。文化の違いかな?くらいに思ってましたが、その会場で遊ぶこと自体が楽しいから、そうしているのかもしれないと今回のリトルエッセンを経験して思いました。

僕は(そしてたぶん多くのボドゲ好きの方々も)、何が会場で売られるのか?あのゲームは間に合うのか?十分な数は用意されるのか?そういったことばかり、当日まで気にしていました。実際、そういう新作購入の場であり、ゲーマーを惹きつける一番のアピールであることも否定しませんが、来年以降、また開催されるのであれば、新作など、ゲームの買い物を楽しみ、リッチなプレイ環境でまた楽しくゲームを遊ぶ、そういうイベントとして心待ちにし、当日も楽しみたいです。
今回はマニア層へのアピールが多かったように思いますが家族づれにこそ来て欲しいようなイベントです。

そういう意味で次回以降はサンドイッチなどの軽食の販売もして欲しいです。窓際にいい感じに日があたってる場所があったのでそこにレジャーシートをひいてプレイしながら軽食などいかがでしょうw。
あとは、半分真面目半分冗談で、中古ゲームブースや遊んだゲームの人気投票など、とことん小さなエッセンになってもらえると大変面白いです。

という感じで、是非是非毎年開催して欲しいイベントでした!
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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