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第39回偽エッセン会

偽エッセン会の会場にしている中野のフローチャートでは肉の日だったり、前回の偽エッセンの時にやってたハロウィンメニューだったりと期間限定メニューが色いろあるのですが、この日はクリスマス限界メニュー!漫画の『きのう何食べた?』に出てくるクリスマス料理がメニューにあがてました。最近やってませんが、以前は、僕の家に友人たちが集まって同じ漫画の料理を再現して食べたりしてたので、ちょっと懐かしかったです。そんなわけで半分くらいは自分でも作ったことのあるメニューだったので、食べ比べるか?とも思ったのですが、お腹が空いていたので自分では作ったことのないオムライスを注文。おいしく頂きました。

モンバサ
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エッセンの新作群の中でも評判の高いモンバサをたる田さん、しのぽさん、ぐんまさん、僕の4人で。

アフリカを開発する会社を支援したり株を買ったりしつつ、資産を増やすのが目的です。

各ラウンド開始時にセットしたカードを使って手番のアクションを行うのですが、カードをセットした場所ごとに捨て札の山が作られ、毎ラウンド、捨て札の山を1つ選んで回収することになります。
アクションは新たなカードの購入、会社への投資、冒険、ダイヤモンド掘り、帳簿付けなどがあり、各手番にセットしてたカードを1枚以上使って行います。また、各プレイヤーはアクションコマも持っており、コマ数分、カードを使わずにアクションコマ専用アクションを行うことも出来ます。

帳簿付けやダイヤモンド掘りは、個人ボード上の各スペースを進める効果があり、スペースを進めるとカードをセットする場所が増えたり、ゲーム終了時に得点になったりします。
また、獲得してたカードや投資度合いに応じて株券が手に入り、ゲーム終了時に各会社の株価×株数分、得点できます(株価は探検アクションによって上げられます)。

たる田さん、しのぽさん、僕の3人は3人戦のプレイ経験あり(別卓ではありますが)、ぐんまさんのみ初プレイです。

自分が数ラウンド前にプレイしていたカード(の一部)が返ってくるというカード補充のシステムに混乱されていたようです。プレイ経験ありといっても1回程度だと、やはり、あれー?これいつ返ってくるんだ?とか、このカード、このスロットにセットしていんだっけとか、毎回、あれ?あれれ?となるわけですがw。

僕は前回のプレイで帳簿重視、探検軽視でやったところ、終盤に探検重視だった人が一気に帳簿を進めてきて結局帳簿は追いつかれた&探検で株価をいいように操作されたというのが、うまくプレイされてたなあと記憶に残っていたので、真似してみることにしてみました。

探検はそのラウンドにプレイ(セット)した探検マークのカードに書かれた値の合計値分行えるのですが、モンバサの会社に投資すれば探検の値にボーナスがつくようになります。投資できる会社は他に、カード購入時のコストが安くなるケープタウン、帳簿やダイヤ獲得のアクションが行えるようになるセントルイス、手札を破棄することで得点化するアクションが行えるようになるカイロがあります。

僕はモンバサを重視する方針でしたが、たる田さん、しのぽさんはカード購入コストを下げるケープタウンに序盤から積極的に投資されてました。ぐんまさんは、ゲーム開始時にランダムに決まる投資額で伸びていらしたからかセントルイスに投資されてました。
意図的に投資アクションを選ばなくても毎ラウンド、プレイしたカードに書かれた各マークの合計値がトップならマークに対応した会社の投資額を上げられます(アクションコマを消費しますが)。

この時、合計値が高ければ高いほうが投資額の上がり幅が大きくなるので、特定のラウンドにびしっと種類を決めてそのカードをプレイした方が効率的ですし、合計値トップの際のアクションが行えるというだけでなく、何よりもその後の探検やカード購入といったカードに書かれた値を使って行うアクションが強くなります。

重視したい会社の投資額をあげられるマークのカードを積極的に購入したり、まとめて手札に戻ってくるように調整すべきかなあとも思ったのですが、初期のカードを活かせないかと、いろんなマークのカードを一定数集める感じでやってみたのですが
。結果言うとこれは失敗w。
自分が前回遊んだ3人プレイなら他プレイヤーとマークが被ることはほとんどなかったのですが、4人だとマーク被り&合計値で上回られることも何回かあり、何よりどの会社の投資額なんか中途半端になってしまいました。

もちろんアクションで投資をある会社に集中させれば良いのですが、それもばらけさせてしまって…。

そして、4人だと探検アクションがそれほど強くない(3人よりもあっという間に盤面が埋まるため)こともあってなんか伸び悩み。

カードを安く(といっても1価値だけですが、これがでかい)買える体制を早めに作ったしのぽさん、たる田さんに中盤からはカードパワーで押され気味になってしまいました。帳簿をつけるのを今回は控えめにしようと思っていたのでカードをセットするスロットを増やすためにダイヤモンド掘りのアクションカードを買いたかったのですが、しのぽさんと狙いが被ってことごとく先に買われたり、手番時にぼけーとして別のカード買っちゃったり、買ったカードをセットする場所を間違えたりとなんかぼろぼろでしたw。

投資する会社を絞ったたる田さんが終盤に入ったあたりでカイロの特殊アクションである「カードを破棄してカード価値+8金」ができるようになり、(金=点なので)ぐんぐんと点を伸ばされ始めます。
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(終盤はいったあたり)

しのぽさんと共同してカイロの株価を下げるべく探検でカイロの土地を減らしたりしたのですが、最終ラウンドの最後手番できっちり高い探検ポイントを残されていてある程度まで挽回。そのまま勝利されました。

株価自体は4社ともそれほど差はできず、株以外の点数は全員ならせば同じくらいだったのですが、持ってる株枚数の差がでかかったです。

株の出てくるゲームをやるたびに思うのですが、やっぱ株ゲーは株券たくさん持ってないと勝てませんw。株以外に得点要素があってもやっぱ株をおさえないとなあと。大抵、他に気を取られて終わった後に、やっぱなあとなるのですが。

そうはいってもモンバサだと得点要素が株、ダイヤ掘り、帳簿付けなど色々とあって、どれもそれなりにうまくカードを使えるようにセットをちゃんと考えたり、カード購入していかないと伸び悩みはします。
カードをどうやりくりしていくか、次ラウンド以降のこともちゃんと考えて、あーだこーだとやるのが楽しいゲームでした。ちゃんと前ラウンドからの狙い通りに帳簿をつけられると嬉しかったりしますし。

アクションコマで行う各アクションは毎ラウンドひとりしか行えませんし、購入できるカードももちろん先に買われたカードは買えなくなるので手番順や他人との絡みは重要でよく出来たゲームだと思います。

ただ、僕の好みかというとあまりそうではなかったです。
確かにカードのやりくり、セットの悩ましさは楽しいところではあるんですが、いざカードが公開されるとほとんど選択肢がなく、アクション自体はスパスパサクサクと進みます。これがカードをセットしてる段階から予期できるものなら良かったのですが、(少なくとも僕には)他プレイヤーがどんなカードをセットしてくるかはわかりませんでした。
なんというか、計画に悩ましさがあるなら、その悩ましさは実行時の難しさ(ある程度推測可能なバッティングとか他人との絡み)に起因していて欲しかったです。モンバサの悩ましさは、どこにどうカードをセットすれば良いか、それを何時回収すれば良いか、帳簿つけやカード購入、探検などのアクションを最大効率で行うためにはどうカードセットすれば良いのかと自分の中に閉じている気がしちゃったんですよね。
んで、公開した時に他人とやりたいことが被っていれば悩んでセットしたカードはうまく機能しなくなる、被ってなければセット時の想定通りにラウンドを消化するだけと。

ソロゲーというか自分だけでどうにかできるところに面白さの重きをおくのはすごい今風でうまく作ってるとは思うのですが、ある程度以上の重ゲーで自分がやりたいのはそれじゃなくて、うがー、あの人どうくるんだーってのなんですよね…。
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ディセプション/Deception: Murder in Hong Kong

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(6人でインスト込み20分ほど)

【概要&ルール】

鑑識からの情報によると今回の被害者は毒殺だったらしい。ということは、犯人はサソリを飼ってるお前だー!

プレイヤーの中にひとりいる殺人者をゲームマスターからのヒントで当てる推理ゲームです。

まず、ゲームマスター(鑑識)以外のプレイヤーに、役割カード1枚と証拠カードと凶器カードを規定数配られます。
役割は基本的に、殺人者ひとり、残りは捜査官です。人数が増えると共犯者や目撃者という役職が増えます。

ゲームははじめに、全員が目を閉じ、GMの進行で殺人者だけが目を開け、自分に配られた証拠カード、凶器カードの中から今回の当たりとなる証拠と凶器を決めます。
その後、全員が目を開け、GMがヒントタイルを使ってヒントを出します。GMの左隣のプレイヤーから時計回りに自分の意見を述べ、全員が意見を述べたらGMが新たなタイルを引いて追加ヒントを出して、また左隣のプレイヤーから意見を述べていきます。

こうして3周意見を述べ終わるまでに、捜査官が殺人者の決めた証拠と凶器を当てれば捜査官+GMの勝ち、当てられなければ殺人者の勝ちです。

【プレイ内容】

ねんそさん、タロ吉さん、フォルテさん、JOSSさん、キノさん、僕の6人で。

とりあえず初回は手順わかってる人がGMやった方がよかろうと思い、僕がGMをやりました。

僕が「殺人者は目を開けて下さい」というと、目を開けたのはキノさん。
そしてキノさんが選んだ凶器は毒サソリ、証拠は食材でした。
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(この時のゲームの様子。写真右下がキノさんの場札です)

次にヒントタイルを使ってヒントを出します。ヒントタイルには「死亡原因」というようなお題がタイルごとにあり、そのお題に従って6つの候補があげられてます。死亡原因であれば、窒息、重傷、失血、病死、中毒、事故の6つです。
ヒントタイルは6枚使うのですが、死亡原因と死亡場所は必ず使われ、残りはランダムに4枚が選ばれます。

今回は毒サソリなら毒だから中毒死だなと死亡原因には中毒を選択しました。死亡場所は、飲み屋、書店、レストラン、ホテル、病院、建築現場のいずれかと、複数該当してそうではあったのですが、まあ、一番近いかとレストランを選択。

ここまでは出しやすかったのですが、残りのヒントタイルが、死ぬまでにかかった時間だったり、どういった日(平日や週末とか)だったり、なんか今回の事件にあまり関係してなさそうなものばかりでうんうん唸りながらヒントを決めました。
(これはどれも当てはまらない/どれも当てはまるからヒントは出さないということはルール上できません)

ヒントを出し終わったのでプレイヤーひとりひとりが自分の推理を述べていきます。

ねんそさんのところに毒蛇があり、間違えやすいかな?とヒントを出す際から思っていたものの、レストランに当てはまるようなものはなさそうだったので、まあ、大丈夫だろうと判断してたのですが、

「ファンっレストランぽいよね」(アメリカとかのレストランで天井にくっついてぐるぐるまわってるでかいファンなので)
「口紅もレストランぽいといえばぽいかも」

と、なんだかんだでねんそさんも犯人候補のひとりに。

中毒も毒サソリ、毒蛇の他に、ヒ素、ワイン、ウイルス、化学品、水銀とたくさんの候補があげられていきました。

ウイルスとかだったら中毒死よりも、病死を選択しますし、ワインもレストランじゃなくて飲み屋を選択するよ!とは思いはするものの、いったんゲームが始まると基本的にGMはしゃべることができないので、口を挟むのは我慢。
(GMは捜査官の推理に正解、不正解をいう時だけ口を開けます。)

キノさんは元々推理小説がお好きだったり、よく話す方ではあるのですが、GMとして黙ってみんなの推理というか、議論というかを聞いていると、すげえよく喋られてるように思えますw。特定はしないまでも、さっきのファンだったり他の候補だったりも、「一応、これも挙げておいた方がいいんじゃないですかね」というくらいのトーンで捜査を手伝うように混乱させていっていて、うまいなあと感心してました。

GMは捜査官側の人間なので感心してばかりもいられず、ヒントでなんとかしないとなあと思うもののピンとくるようなヒントが出せるヒントタイルが引けません。現場の見た目がどうかというヒントタイルだったので僕は「恐怖」を選択。毒サソリのイメージだったんですが、これも、「ウイルスとかも恐怖ですよね」という解釈もでてきてなかなかうまいこと伝えられません。

回答は全プレイヤー1回ずつ機会があるので、とりあえず、怪しいところは回答しておこうという手が使えます。これで、ねんそさんのところにあった毒蛇とファンの組み合わせが回答されて不正解(この回答をしたのは殺人者のキノさん!味方アピールしてます!)。

議論もぐるぐるまわるばかりで、決定的な推理が行われないな…と思っているところで、タロ吉さんがおもむろに、「回答していいですか? ずばり…、ここです!」とキノさんの毒サソリと食材の組み合わせで回答!

もちろんこれは正解!

話は前に進まないし、なんかフォルテさんが疑われてるっぽいなあと半ば諦めていたので、タロ吉さんすげえ!と思いました。

これいんじゃないですかと、その後も4,5回続けて遊びました。タロ吉さんは正解もだすのですが、殺人者を引いた時は運が悪いのか、良い人すぎるのか、なんか刃物ってそんなになさそうなのに匕首を選んで速攻バレたり、証拠の候補にセーラー服があったので、つい選んでしまってすぐにバレたりと殺人者には向いてない感じでした。

その後、10人で遊びましたが、ちょっと10人は多いかなと思います。人数増えてもやることはあまり変わらないですし、ヒントによって絞り込まれる数もそれほど変わらないですし、何より人数が多いと場札をコンパクトに並べられずに全員分把握するのも目撃者(答えを知ってるレジスタンスのマーリンみたいな役職)がいるとGMがこれが答えだと教えるのがちょっと大変そうでしたw
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(10人プレイ時の様子。公称の最大プレイ人数は12人です)

【感想】

お!も!し!ろ!い!です!

犯人役がいてその他の人が推理というか議論で犯人を当てるという人狼やレジスタンス、GMが曖昧なヒントを出すことで正解を当ててもらうコンセプトやミステリウムに形式は非常に似ているのですが、やってみるとどれとも案外違うような印象を受けます。

僕が受けた印象に一番近いのは、2時間ドラマ(ミステリっぽい映画でも可)を見てる時に開始30分で犯人を配役からだったり適当な推理で犯人を当てようとしてるところですw。探偵ごっこ遊びというか、推理ごっこというか。

まず、コンセプトなどとの大きな違いは、面白さの種類です。コンセプトやミステリウムは、全く見当がつかない答えを曖昧なヒントで徐々に絞りこませていくその過程の会話やヒントをぴったり理解して当てる気持ちよさ、なかなかヒントが伝わらないてんやわんやさを楽しむゲームで、その肝は、”伝わらさなさ”です。

一方で、ディセプションははっきりいって最初の絞りこみだけなら、結構伝わります。刃物だと示したくても、いやいやこのカードにはリンゴの絵があるから丸いボールを伝えたいんだとか言われてしまうミステリウムと異なり、死因を失血死とすれば刃物であることは100%伝わります。
死因と場所という必ず使わなければならないヒントタイルの選択肢と、解答しなければならない証拠と凶器が、ミステリウムなどと比べて圧倒的に具体的だからです。

具体的にしすぎると簡単に当てられてしまう他ゲームと異なり、ディセプションでは、凶器が90種類、証拠は200種類も用意されているので少々具体的にしちゃっても正解にたどり着くにはもう一歩必要なところまでしかたどり着けません。
で、そのたどり着け具合が、推理小説が好きだったり理屈っぽい人には気持ちいいです。

「死因は失血死だから、候補は、この匕首、カミソリ、包丁…、あえていうならハサミもかな?」とか。さらにもう一歩はGMが頑張ってひねり出したヒントを解釈する必要がありますが、その解釈もせいぜい2,3パターンの中からどれかを絞り込むため程度なので、全く手探りというわけでもなく「推理っぽく」なるんです。

で、こういう理屈っぽい内容で他人を説得したり、正解にたどり着こうとするゲームというと、人狼やレジスタンスがあります。回答以外にやってる議論というか、推理というかの発表は、人狼もディセプションも似たところはありますが、人狼などが自分以外のプレイヤーを犯人であるとしたり、あなたの言うことが間違っているとしたり、議論の中心になるのが”人”であるのに対して、ディセプションは当てに行くのは凶器と証拠という、場札の組み合わせなので人を攻撃しているという感じにはなりません。
もちろん、証拠を当てるにもお前の推理は間違っていると”人”を攻撃することはできちゃうんですが、前述のとおり選択肢はある程度具体的なヒントで絞りこまれてますし、各人が回答する機会を持っていて、プレイヤーが回答を1つに統一する必要がないので、あまり他人にどうこうと議論する必要性が少なかったりします。

そんなわけで、曖昧なヒントから正解を当てる系のゲームであり、プレイヤーの中に敵が少人数いるという系のゲームであるにも関わらず、かなりプレイ感はライトで、ごっこ遊び感が強いゲームになっており、ルールはかなり違いますが、マーダーゲームが近いように思います。前述のとおり、凶器90種、証拠200種を用意することで実現してるこのごっこ遊び、自分がそういうのが好きなこともあって、かなりおすすめです。本当にディセプションばかりやりたがって周りにうんざりされないか心配するくらいですw。

で、最後に実際にプレイした際に出たヒントとその時の凶器、証拠の候補を並べてみました(数は減らしてますが)。このヒントはどの凶器と証拠を指しているのが興味がある方はちょっと考えてみてくださいませ。コメントやメールをいただけたら解答をお教えするかもしれません。
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(地が赤いカードが証拠、青いカードが凶器の候補です。いずれも1枚ずつ当たりがあります。例えばですが、ヒントから「キャンディー」と「農薬」のように1枚ずつ選びます。
ヒントは、死亡原因が重傷、現場は森、日程は冬の日、現場の状況は恐怖、現場で気づいたことは臭いに関すること、被害者の職業は学生ということになります。全てのヒントが的確とは限りませんし、どのヒントが証拠と凶器のどちらのヒントになっているかもわかりません)

(2016.01.20追記)書き忘れてましたが、余程ヒントタイルとの相性が悪くないかぎり捜査官側が勝ちます。ルール上、6人以上になるなら共犯者や目撃者をいれろとありますが、もう少し少人数から共犯者などを入れても良いかと思います。

スケイプ!/Scape

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(6人でインスト込み10分ほど)

【概要&ルール】

ナチの収容所から脱出トンネルを掘るぞ!一番の手柄は我が英国軍だ!いやいや、うちらアメリカ軍さ!

正体隠匿のチーム戦ゲームです。

ゲーム開始時に正体カードを配り、陣営を決めます。陣営はイギリス軍、アメリカ軍、SSの3つで、プレイ人数が奇数の時のみSSが1人だけ入ります。イギリス、アメリカは必ず同数です。

プレイヤーは手番に、手札を1枚選び、裏向きに場に出すか、それとも、特殊カードとして使用するかのどちらかを行います。
手札になるカードは、裏面にはS,C,A,P,Eのいずれか1文字が、表面には他人の正体カードを見るなどの特殊効果と、いずれかの陣営マークが書かれています。

場に出す際には、S,C,A,P,E、それぞれプレイする場所が決まっており、Sのカードは既にプレイされているSに重ねるようにしかプレイできません。他の文字も同様です。

全員の手札がなくなったら場のS,C,A,P,Eの山の一番上のカードのみ表にし、そこに書かれた陣営マークの数を合計し、より多くのマークがあった方が勝利です。ただし、SSのみ勝利条件が異なり、1枚でもSS陣営のマークがあったらSS陣営の勝利になります。

【プレイ内容】

彼葉さん、シミーズさん、一味さん、blueroseさん、タロ吉さん、僕の6人で。

手札はスタート時に規定枚数が配られ、そこからは1枚プレイ1枚ドロー、山札がなくなったら後はプレイだけというよくあるあれなのですが、プレイ人数が多いのか、あっという間に山札がきれそうです。
正体隠匿でチーム戦となると、プレイの様子から仲間を察し、その仲間と協力して勝利するよう手を打っていくという流れになるかと思うのですが、そんな時間はなさそうです。

「これ、やばいゲームなんじゃないのか…」

という雰囲気に。というか、全員顔見知りでかつ素直な方々なため、正直に口に出すみなさん。

まあ、それでも、とりあえず正体見る特殊効果のカードを持ってる方は、それを使われてました。それでも、相手の陣営がわかっても、それを使ってどうこうするには手番が少なすぎる…と思っていたところに、使われた「場のカードのうち2枚を表にする」カード。

それで適当に選ばれた2枚が表になると、そのうち1枚はアメリカ軍のマークだけ書かれたもので、もう1枚は両軍とも書かれたものでした。
僕の正体はイギリス軍なので、少なくともそのアメリカ軍のマークのカードはイギリス軍のカードで上書きしたいなと思っていると、タロ吉さんがそのアメリカ軍のカードの上にカードをプレイ。

これはつまりタロ吉さんも僕と同じイギリス軍か!とタロ吉さんと見ると、力強く頷かれてました!(タロ吉さんには僕の軍はわかってないはずなのですが)

その後、そのカードはblueroseさんにまた上書きされ、これでblueroseさんはアメリカ軍側がほぼ確定。そして、それをまた僕が上書きしたので、今度こそタロ吉さんに僕の軍は伝わったはず!

「これ、誰がどのカード出したか覚えてないとダメですね」
「いまPのカード持ってるの誰? あと何枚?」
「Sはさっきのが最後みたいなので確定しましたね」

などなど、最初のお通夜がウソのように盛り上がる場(若干誇張しております)。

結局、このゲームは僕、シミーズさん、タロ吉さんのイギリス軍が勝利。

ここでねんそさんが到着されたのでねんそさんもいれて7人でもう一度プレイすることに。
今度も僕はイギリス軍でした。

奇数なのでSSが入ります。SSは1枚でもSSマーク入りのカードをいずれかの山の一番上にプレイできれば勝ちではありますが、みんな、SSへの負けを防ぐため積極的にSSマーク付きのカードは特殊効果として早々に使っていきます。
(隣にカードを1枚渡せという効果のカードもあるので手札にある限り、SSプレイヤーの手にSSマーク付きのカードがわたってしまう場合があるので)

今度は僕の手元に「任意のプレイヤーの正体を見る」カードが来たので、誰でもいいかーと隣のタロ吉さんの正体を見ようとすると、

タロ吉さん:「ちょっと待って下さい。僕は味方ですよ。信じて下さい」
(この時点では誰が味方とかまだわかりようもなかったのですが、こちらも誰でも良かったので)
僕:「わかった!タロ吉さんがそういうなら正体見るのをやめましょう」

と反対隣の彼葉さんの正体を見ると、アメリカ軍。なるほど。彼葉さんにカードを渡すときにはできるだけイギリス軍マークのを渡そうと決めます(アメリカ軍マーク付きのは自分が特殊効果として使ってしまえば良いので)。

そして、場は進み、今度も2枚表にするカードから徐々にみなさんの陣営が明らかになっていきます。そして、あと1,2巡でゲームが終わるというとこで、「全員手札を1枚捨てる」効果のカードが使われ、タロ吉さん以外のプレイヤーの手札はゼロに。
そして、タロ吉さんが最後のカードをプレイする…と、その時にタロ吉さんが見せた笑顔。
いつもと変わりない笑顔だったのですが、なんとなく不穏な何かが…、あ、こいつ…!

そして、場のカードの1番上を表にすると、最後にタロ吉さんがプレイしたカードはやはりSSマーク付き。SS陣営だったタロ吉さんが勝利されました。

タロ吉さん:「いやー、最初見られそうになって焦りましたよー」

【感想】

すげえ単純ですげえ短いプレイ時間というのがうまくマッチしていると思います。
あれ?こいつもしかして…という過程はほぼなく、全然陣営がわからないか、はっきりわかるかのどちらかしかない(ブラフとか入れてる時間もない)ですし、その陣営を特定する理屈も、「表にしたカードがアメリカだったから、これをプレイしたやつはアメリカ」とか、「そのアメリカを上書きしたやつはイギリス」とか、推理とか情緒もひったくれもないものですが、正体カードを表に返すという直接的なものではなく、ほぼ0でも、とにかく思考のクッションを1つ挟んだという若干の気持ちよさと、あっという間に終わる1ゲームと、5ヶ所のうちいずれか決まった場所にしかプレイできないというその程度の縛りがいい具合にマッチしていて、何回も遊びたくなります。

ちょっと単純すぎるなーという人もプレイ時間が短いので許容できるのではないかというか、ゲームの内容とプレイ時間の組み合わせが本当にお見事だと思います。
自分以外の陣営がわかっても手札内容的にどうしようもない場面は多々あるんですが、それでも引きゲー、運ゲー、クソゲーじゃねえかとは不思議とならなかったんですよね。目新しさも、作り手にしてやられた感もなく、ゲームの出来は決して良いとは言えない(少なくとも僕は言いたくない)んですが、BGGには一晩中やってたみたいな人たちもいますし妙な面白さのあるゲームだと思います。
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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