スモールワールド その3

ドワーフにコインがたまるのは仕様。
(4人でインスト込み1時間半くらい)
【概要&ルール】
省略!
→以前の記事
【プレイ内容&感想】
そえほど好きなわけではない割に、手ごろなプレイ時間とイラストの可愛さ、バッジと種族の組み合わせで次第で戦略が固定化されないということで、それなりに遊んでいるスモールワールド。
まあ、それなりに遊んでいると言っても、まだ1勝もしたことないわけですが。
今回は、Tがちょっと用事ということで、僕、相方、F、Y(&T)の4人戦でプレイしました。
各手番の終了時に加点されるので、とりあえず、戦いのない1番手、2番手くらいが有利だろうということで、初プレイのFに1番手をお願いしました。
特殊能力での加点(畑からの加点が+1や、湿地帯の加点+1など)もありますが、基本的に領土の多さ=種族の多さが単純に加点につながるということで、単純ではありますが数が多い方が強いんじゃないのかなと思ってますが、Fも初プレイながらその考えにいたったらしく、数だけは多いラットマンで大量の領土を獲得します。
Yは特殊能力が強く、数も多いソーサラーで空いている領土を獲得と、特に波乱のないスタートをきりました。
とはいうものの、さすがに4番手の僕までまわってくるとほとんど空いた土地がなく、Fか相方の領土に攻め込まないと…となり、とりあえず数の多いFを攻めます。
攻め返されるかと思いましたが、最初の手番で一気に領土を広げていたFは2ターン目に領土を広げようにもコマがなかったので衰退しました。
これをいいことにYがFの領土に攻め込むと、相方がYの領土に…と、そういうゲームとはいえ、戦争ばっかです。
ゲームの中盤。僕は2種族目に選んだスケルトンばかりを攻撃され、仕方なく衰退すると、盤からのけられた1種族目の元いた土地に、1ターン前に衰退していた相方が一気になだれ込み大量得点をゲット。
僕の勘では、序盤に数にものをいわせた作戦で稼いだFがかなり有利でしたが、ここでの大量得点で相方が逆転したように感じました。
攻めるべきは相方か?と、新種族として選んだエルフでがんがん攻めます。
多分、1位:相方、2位:F、3位:Y、4位:僕と言う感じなので、僕はどうにかして大量得点をとる機会を狙わないとダメなのですが、序盤のF潰しや今の相方潰しなど、自分でまだ勢力の強い種族に攻め込んでばかりなんで、ほとんど得点できません…。
しかも、Yは守りの堅いトロルが今の種族なので、Fは攻めやすい僕の領土側に戦力をつぎ込んできます。
うーんと思っている間に、Yが自分の衰退で空いた領土(外側がトロルで固められ、その内側に1世代前の種族がいたため、衰退で一気に空洞化した)に、錬金術の能力をバッジで付与された種族をばらまきます。
錬金術の効果は得た土地に対し+2点ということで、20点以上を獲得。
これが決め手となり、Yが勝利しました。
Yもルールブックの確認はしてたのが、錬金術強すぎないかと言ってたので解釈あっているか程度は一応、次回までに確認しておいた方がよさそうです。
やはり、数の暴力が圧倒的に強いという印象は変わりませんが、他種族の衰退のタイミングとあわせたり、交渉や種族の特性で他プレイヤーよりも攻め込まれにくくしたりしてかないと、相手の得点を抑えることはできても、逆転まではなかなか難しいというとこにようやく頭が回り始めました。
今回、僕は自種族の領土を広げて得点するよりも高得点を取っている他プレイヤーを攻めることを優先しましたが、そのせいで自分の得点も伸び悩む面もあり、終了時はもちろん、ゲームを通しても2位以上になった瞬間はなかったんじゃないかと思います。
直接叩いてもそのせいで自分の得点が伸び悩んでいては逆転はできないので、2位くらいが1位を叩いている間にこそこそと得点を稼ぐべきなのか・・・、とすると2位は自身の得点が伸びずに1位になれず、下手すると3位に逆転されることもあるので、2位は下手に動けない。3位も同様に・・・となるんかなと思いましたが、1位をとめるように動けば、代わって1位になったプレイヤーを元1位が叩いてくれるはずなので、その隙に漁夫の利的に逆転することも可能なのかもしれません。
こう考えていくとやはり結局は1位のプレイヤーを誰かが叩き続けないと逆転の目はやはりないんですねえ。しかし、延々と叩くのではなく誰かの漁夫の利にのる瞬間を見極めないとダメなのか。
まあ、結局、どのゲームでも1位を抑えないと逆転はできないのは確かなんですが、このゲームは手段があまりにも直接的なので、あまり性にあいません。そこが好きになれない理由かもしれないです。
自分の手をいくらうまくやっても所詮直接叩きしか手がないので、第三者と協力しないと逆転できないですし・・・。