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ファウナ

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(4人でインスト込み1時間半くらい)

【概要】
俺たちゃインチキ動物学者。今日も適当な根拠でそれらしいことを言ってくぞ。
哺乳類、鳥類、爬虫類、魚類…、地球上の様々な生き物の体長、体重、尻尾の長さ、生息地を当てるゲーム。

【ルール】
プレイヤー人数ごとに目標点があり、その目標点を最初に超えたプレイヤーが勝利です。

ゲームの進行は以下の通りです。

1.動物の描かれたカードが1枚提示される。
2.スタートプレイヤーから順に提示された動物の体長、体重、尻尾の長さ、生息地を予想してボード上の該当する場所にキューブを置いて行く。1手番に1つしかキューブは置けないが、手番が1週してきたらまた置いても良い。
3.全員がパスしたら正解発表となり、キューブを置いた場所に対応して点数がもらえる。
 (正解ならもちろん、正解に隣接している場所でも点数がもらえる。また生息地は少ない動物程、当たった際の得点が高い)
4.得点にならなかった(外した)キューブをゲームから排除し、得点になったキューブを手元に戻す。
5.全プレイヤーが1つずつキューブを補充する。手元のキューブが3個未満のプレイヤーは、3つになるまで補充する。

目標点を超えるまで1~5を繰り返します。

【プレイ内容&感想】
Yが生物専攻ということで、以前、うちに来た時にやろうぜ!と持ちかけたのに、「見えない大きさの生物専門なんで」とクールに断られていたのですが、今回は「やりましょう」と快く承諾してもらえ、僕、相方、T、Yでのプレイと相成りました。

『ボードゲームジャンクション』にも紹介記事があるのですが、そこに「勝負なのだから、自分の知識は内緒にしておいた方が得です。にもかかわらず、ボード―ゲームマニアの人たちは、自分の知識や考えを(正しい、正しくないに関係なく)口に出す」という話が載っていました。

まさにその通りです。自分だけしか知らないような知識はこっそり隠しておけばよいものを、「こいつはすごいちっちゃいんだって!」とか「アマゾンにいるよ」とかわざわざ言いながらプレイしてしまいます。
まあ、いい加減な話もありますし、勘違いしてたりもするので、(うちらだけかもしれませんが)誰も人の話なんか聞いちゃいないのですが。

序盤から中盤にかけてはダンゴ状態で進みましたが、うちの兄のいうところの「宇宙と海と中国には何がいてもおかしくない」という格言をもとによくわからない動物の生息地はすべからく中国にしてみたところ、案外中国生息の動物はおらず、がくんがくんとキューブをなくしてしまい、キューブがなくなるということはただでさえ当てられていないということなのですが、更にキューブが減って思うように予想もできないという負の連鎖にはまり、ひとりだけ思いっきりおいていかれて負けました。

僕:「ようわからんけど、これは中国いるわ」
みんな:「いないって! そんなに言うならひとりで中国にキューブおけばいいじゃない」
僕:「言われんでも置くわ。隣接に置いたりするなよ!」
とやってるだけで面白いので、全く問題ありませんね。
しかし、本当に意外と中国生息の動物っていないです(問題となっているカードの引き運かもしれませんが)。絶対にもっといるだろうけど、発見を登録とかしてないんでしょう。野人とか。

翌日、今度は僕、相方、Yとやった時は、こうするとつまらないなーと思いつつも、生息地が少ないながらも名前から生息地はほぼ確定という動物に対して、生息地&隣接にキューブをばらまいて、一気に大量得点を獲得し、これで勝った!と思ったのもつかの間、余裕こいて、よくわからない動物に多めにキューブをかけて、キューブをなくして失速。トップと4点差のビリと悔しい思いをしました。

ともあれ、動物に全く興味がないという人はそういないと思いますし、多かれ少なかれ知識欲と言うのは、誰にでもあるものなので、単にカードを見てるだけでも面白いです。
そしてここがポイントだと思うのですが、余程のことがない限り有る程度の共通認識を参加者が持てるのは大きいです。例えば、犬とか馬とかってだいたいの大きさは大概想像がつきますよね。実際にはそこまで見たことないにしても、テレビではしょっちゅう見てるでしょうし。そして、その共通認識が全く同じではないというのが、また面白さの一助になっているように思います。

Y:「大きさは犬くらいだよね」
相方:「そうだね。だから…。(体の前で手で犬をかかえるような仕草をしながら)○○kgくらいじゃない?」
Y:「えー。そんなにしませんよー。犬くらいですよ? (体の前で手で犬をかかえるような仕草をしながら)やっぱりXXkgくらいですよ」

などと言いあうのが非常に面白いです。時には、尻尾の長さはXXcmというのに、うん、それくらい。それくらいと相槌をみんなでうったりと、本当になんで勝ち負けの存在しているゲームなのに互いに(別に正解ではない)知識を出し合ってるんでしょうかw。
本当に1点を競うようなガチ勝負をしようとすると、こういうワイワイとして面白さは損なわれるでしょうが、ゲームとして楽しくなくなるか?というわけでもないように思います。題材とアバウトな加点方法、ゆるいキューブの補充ルールがいい感じに作用するのではないでしょうか。

あと、我が家はすごろくやで購入したのですが、動物の和名は一覧がついてくるだけで、カードに貼るシールはついてきませんでした。カードをめくるたびに、和名を一覧で確認する必要があり、繁雑ではあったのですが、ドイツ語名、学名、和名がそれぞれインチキ知識を振り回す時の元ネタにもなるので、何も知らずにドイツ語名や学名の上に和名のシールを貼り付けなくて良かったとも思いました。
(例えば、XX Mongoloidという名前ならモンゴル近辺が生息地なんだなと推測できます)
まあ、3つの名前が見れるよう、ずらして貼るのであればシール貼った方が良いですね。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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