マスターズギャラリー

(3人でインスト込み30分ほど)
【概要】
今はこの画家が流行ってるらしい。いやいや、あの画家だろう。
流行をおさえて自分の持っている絵を高値で売りさばけ!
【ルール】
モダンアートカードゲームと絵柄が違うだけで同じルールです。
手番のプレイヤーが手札からカードを出して行き、同じ画家のカードが一定数を超えるとラウンド終了となります。
ラウンド終了時に場に出ているカードの内、同じ画家のカードを数え、枚数の多い順に3位まで価値をつけます。
そして、自分がラウンド中に出したカードに対して、価値に応じたポイントを得ます。
カードには特殊効果を持つものがあり、それを出した際にはカードに応じたアクションを行います。例えば、2枚目を続けて出したり、画家に価値を追加するものなどです。
ラウンドは4ラウンド行われ、画家につけられた価値は累積します。
4ラウンド終了時に最もポイントを稼いでいるプレイヤーが勝利します。
【プレイ内容】
もう夜中、やるにしても何か軽いのがいいと話していたところ、相方がこれが軽いかは知らないがやったことないからと出してきたのがこれでした。プレイ時間を見るに重くはなさそうということで、ざっとルールを読んで、スタートしました。(その間に相方は風呂にいってしまいましたが)
とりあえず、ようわからんので自分が場に出したカードにできるだけ高い価値がついた方が良い=たくさん枚数を出すという方針で、2枚出せるカードから出して行きました。
すると、TもYも置いてかれるのはつらいとばかりに相のって、あっという間に1ラウンド目は終了。
おいおい、もちっとカード出して行かないと稼げないぞと、2ラウンド目からは1,2順はそれほど他人は気にせず出せるものを、みんな出していく流れに(とはいっても5種類目の画家のカードを出すようなことは誰もしませんでしたが)。
2、3ラウンドは僕とYが協力し合う形になり、Tはあまり得点できず。しかし、そのうっ憤をはらすように4ラウンド目は、Tが大量得点してsのまま勝利しました。
これは手軽で面白いと即続けて2戦目。
あまり何も考えずに特殊カードから先に出して行く僕とYに対して、きちんと後半の方が大量得点を望めるということを考えて、2枚出しカードを温存していたTが2戦目も勝利しました。
【感想】
手軽で面白いです。(最近の感想が面白いだの楽しいだのしかありませんが、当たりばかりということで)
競りはないのにモダンアートをやってる感覚になるという感想を読んだことありますが、モダンアートがカードをどう出して行くか+競りの2要素で出来ていることが、よくわかりました。競りゲームは競りだけでなりたっているにあらずというところでしょうか。
モダンアートはかなりぎちぎちと考えてプレイした覚えがありますが、その時の思考は競りでやり取りするお金の計算部分に大半が使われていたようで、場の流れや他プレイヤーの思惑は多少は考えますが、そんなに頭を使うところはないです。
もちろん、頭を使えば勝率もあがるでしょうが、手軽さ故に1戦1戦に対する本気度はそこまであがりませんでした。
2枚出しカードというか、特殊効果持ちのカードがかなり強いので、カードの引き運もかなり重要でしょうが、引き運が悪くても絶望することなく自分の手札の範囲でうまいことやろうという気になり、自分なりにベストをつくせば勝ち負け関係なく満足できるのは、1ラウンドごとに自分のプレイを評価されるタイミングあること、完全に手札に終始するので他人と比べることがあまり意味がないことの2点が理由と思います。