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豚小屋

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(4人でインスト込み1時間強。2回目は4,50分くらい)

【概要】
豚小屋で殺人事件が発生した。捜査官は現場周辺で聞き込みを行い、容疑者達の目撃情報や動機の洗い出しを行っていく。
報告された聞き込み結果、独自に手に入れた証拠、そして捜査本部で行われている科学捜査から、犯人は確定される。各捜査官の推理、刑事の勘は当たっているのか…?

【ルール】
事件の捜査官となって殺人事件の真相を推理するゲーム。

8人の容疑者、4つの動機、性別、事故死とそれぞれが書かれた15個のタイルを各プレイヤーは持ちます。
この中から3つタイルを選択し(これが自分の推理です)、最終的に実際の犯人とどの程度符号しているのかで得点が入ります。そこからゲーム中に得たマイナス点を引いた点数が最も高かった人が勝利します。

他にはプレイヤーには証拠品が1つと、カードが3枚配られます。

手番はカードをプレイすることで行います。
カードは以下の4種類です。
・アリバイ:聞き込みで容疑者が犯行時、どこで目撃されたかを特定します。
・動機:各容疑者が持っていた動機を特定します。
・性別/アクション:聞き込みで犯行時にその場所で目撃された人物の性別を特定します。既にその場所で目撃された人物の性別が特定されている場合には、科学捜査(※後述)か懺悔といったアクション行います。
・ローデンバッハー:科学捜査(※後述)を行います。

カードをプレイした際、他プレイヤーはマーカを出すことで、そのカードの内容を代わりに行うことができます。この時、カードを出したプレイヤーは、マーカをマイナス点として受け取ることでそのままカードの内容を行うこともできます。

科学捜査は以下の3種類があります。(実際には研究所を訪問しているなど、シチュエーションがありますが訳してないのでアクション内容のみ)
・証拠品を確認:ボード上におかれた証拠品(犯人のものである可能性があります)のうち、最も優先度の高いもの1つ確認します。ただし、確認後、候補の中での優先度は最下位になります。
・証拠品を盗み見る:他のプレイヤーが持っている証拠品(犯人のものではない)を1つ盗み見ます。
・推理の修正:自分の推理である3つのタイルを手持ちの他のタイルと1つ入れ替えます。

また、懺悔することでマイナスマーカを1つ捨てることができます。

科学捜査および懺悔にはゲーム中に実行できる回数に制限があります。

全プレイヤーが1手番行うと、ラウンドマーカ(自動車コマ)が1つ進みます。この時、進んだマスに書かれたタイルの数だけ、各プレイヤーは手持ちのタイル(そのプレイヤーの推理である3タイル以外のもの)を破棄します。

自動車コマが一番右端まで到着するとゲーム終了となり、推理の修正orマイナスマーカの破棄を行った後に、答え合わせを行います。

答え合わせでは、ボード上にある証拠品を1つずつオープンにし、オープンした証拠品に対応した容疑者に関する証言が、矛盾していないか(実際の性別と証言で得られた性別が異なっていないか)を確認します。この時、証言が矛盾していると「事件当時の目撃者がいない(アリバイがない)」として、その容疑者が犯人になります。

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(証言の矛盾ってこんな感じです)

自分の推理である3つのタイルに、犯人(事故死を含む)と同じタイルがあれば9点、動機が正解なら5点、性別なら3点です。
つまり最高で17点となります。ちなみに推理が外れたことによる減点はありません。そして、受け取ったマイナスマーカによる減点を計算した後、得点が最も高いプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

ミステリ好きなメンバで集まっていたので、いい機会だとプレイしてみました。僕と、相方、F、Sの4人です。

インスト後、ルールはわかったものの、何をすればよいかようわからんなという感じに全員なります。

ゲーム開始時に、まず自分の推理として3枚のタイルを伏せなければならないのですが、推理もくそもその時点で公開されている情報は、手元に配られた証拠品(犯人かどうかを確認する証拠品はボード上にあるものだけなので、配られた時点でその証拠品が指す容疑者は犯人ではとなります)と、せいぜいカードくらいしかありません。

とりあえず勘で4人とも3枚のタイルを選び、手探りでゲームを開始しました。

スタートプレイヤーのFが初手からローデンバッハーをプレイし、他プレイヤーの証拠品を見ます。おー、運がいいなー等といっていると2ラウンド目でも、またFは今度はアクションを実施して僕の証拠品を見ます。

Fにばかり情報が集まりますし、既に他のプレイヤーの証拠品を見るアクションは残り2回しか実施できません。
勘弁してよと思いながら、アクションができる機会を待ちます。

そんなうちにもどんどんラウンドは進んで、次々にタイルは破棄しなければならなくなります。
既に証言に矛盾がないことがわかっていたり、自分に配られた証拠品に対応する容疑者はもちろんすぐに破棄できますが、1ラウンドごとに1,2枚タイルを破棄するのでそんなペースではとても特定はできません。

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(後半に入ったくらいの手元)

なので、下手に容疑者タイルを破棄して、最後、怪しい人物を推理に組み込めなくなるよりは、動機や性別を当てに行くのをやめて、そちらからタイルを破棄していくことで、1枚で高得点になる犯人を当てる可能性を高める作戦をとりました。

とはいっても、絞り込む前に破棄せざるを得ない状況に終盤は追い込まれ、そこは勘で女性を残していきました。

最後、うまいこと犯人候補(性別が矛盾しているひと)に自分の推理に入っている人物が残り、証拠品の優先度も高かったので、犯人は無事正解で9点を得ることができました。
まあ、実は犯人は参加していた全員が正解していて、それに加えて性別も当てた相方が勝利していました。

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(犯人はルージュの女)

勘もつかめたので続けて2戦目をやろうということになり、再スタート。

相変わらず最初の推理ではどうすればよいのかわからないものの、とりあえず、勘でまた容疑者を3人残す形にしてスタート。
ここで悩んでも正直しかたないです。最後どうなるかを考えるのではなくて、自分の推理にあうような状況をつくればよいと言うだけなので。

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(2戦目開始!)

今度は慣れてきたのかポンポン進みます。

そして、数ラウンド目に既に目撃された性別は“女性”だと特定されている場所に容疑者をおける機会がやってきました。
僕は女性を犯人にしたいので、正直あまり嬉しくはありません。が、ふと思いついて、自分に配られている証拠品に対応している容疑者を置いてみました。これで、他のプレイヤーが推理の枠を1つ潰してくれればもうけものです。

初回から犯人を全員が当てたことからわかるように、だいたい最後は3人程度にまで候補は絞られます。
これでは、犯人だけを当てても勝てません。
犯人は3人まで絞れていましたが、そのうちひとりを切り捨てて、残りの2人のうち、ひとりの動機を推理に入れました。

これで、犯人と動機を当てて14点か、犯人だけ当てての9点か、0点ということになり……。

結果は0点でしたlol。切り捨てたひとりが正解でしたw。
勝者は犯人と性別(だった気が)を当てたFでした。

2回目は推理の3タイルを全て容疑者にしていた人はおらず、やはり「犯人ともう1つ当てないと勝てない」というのは全員共通の思いだったようです。

ちなみに、Sがまんまと「ひだりさんが犯人にしようとしてた人が、全然絡んでこなかった」と言ってくれたので「実はひっかけでした!」と言うことができて、勝負に負けはしましたが、大変満足でした。

【感想】

捜査、推理というより、ゲーム中にやってることは“自分の推理にあう容疑者を犯人としてでっちあげる”です。ゲーム開始時に正解が決まっているクルーとかの他の推理ゲームとは違って、ゲーム中に正解を決めていくので、自分の推理に近づくよう情報をコントロールしていくのが基本の動きになります。

ですが、他の推理ゲーム(実際に推理しているかはともかく、そう呼ばれているもの)よりは、よほど面白いです。今回一緒に遊んだS、Fはクルー、スコットランドヤードくらいしか他の推理ゲームをやったことないですが(スコットランドヤードが推理ゲームかはおいといて)、共通の感想でした。

なんでかというと、いい感じに捜査している感、自分のアクションで真相に近づいている感が豚小屋にはあるからだと思います。
不思議なものでシンダーハンネスもアクションで真相を導きはしますが、あちらは連鎖的に決まって行く気持ち良さはあっても捜査している感は全くないです。情報自体が決まっているものだからでしょうか。

一般的に推理ゲームと言われているものって、主眼がなんらかの対象(プレイヤーの正体や隠された正解)を推理するものと、ゲーム内の設定が一般的にミステリと呼ばれるものに則していて、かつ、プレイヤーのアクションが捜査を模しているものの2パターンあるという認識です。
豚小屋も“推理”は全くやってないので(※)、後者のゲームに属しますが、ゲームの雰囲気だけだったミステリーエキスプレスとは違い、前述の通り、アクションがいい感じに捜査を模しているように感じることができたので繰り返しになりますが、僕&身内には高評価でした。

※ 他プレイヤーの手や思惑を考えるのも、推理っちゃ推理ですが、それを言い始めると多かれ少なかれ推理ゲームではないゲームは存在しなくなってしまうので、考えから外してます。

コンポーネントはカードにも色々書いてありますし(読めないですが)、タイルの違いが色ではなくて背面の絵柄(豚、牛、鋤、トラクターの4種)というのも面白いです。何よりボード上のふき出しに容疑者タイルをはめ込むというのが斬新かなと。

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(トラクター柄)

正月の記事で創作ゲームを、できれば推理ゲームを作りたいと書きましたが、豚小屋はいま考えている理想に近いゲームです。捜査をいい感じに模しながら、実際に推理する余地を残すというのが理想なんですが…。

繰り返し出来なくても良いんなら、まだ楽なんですよねー。いわゆるミステリーナイトとかいうイベントみたいな。話のついでに、昔作って友人たちと遊んだものを置いておきます。興味があればやってみてください。複数人でやることを想定した作りですが、ひと通り解く程度なら問題ないです(捜査の疑似体験という面白さはなくなりますが・・・)。正解というか、製作者が想定していた答えはありますが、過程を楽しんでもらいたいなと思うので、とりあえず公開はルール捜査情報だけで。やってみてくださった物好きな方には、回答をメールで送ってくだされば製作者の解答例を送付いたしますがw。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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