ファウナ その2

(3人でも4人でも1時間ほど)
【概要&ルール】
省略!
⇒以前の記事
【プレイ内容&感想】
我が家でファウナジュニアを購入したのをきっかけに、T家にお嫁入りしていたファウナを遊びました。
前回は、中国にはなんでもいる理論でかなりの大負けを喫しましたが、今回は考えを改めてマダガスカルには意外になんでもいるで臨みました。まあ、本当にゾウガメくらいしかいないんじゃないのかというくらい当たらなかったのですぐに方針転換しましたが。
とはいいつつ、序盤から中盤にかけてはいい感じで地域を当てることができて、トップ争いに参加できていましたが、得点ボードの第一コーナー(40点くらい)を曲がった辺りから、微妙に外れ始めました。
前々から思っていたのですが、どうも僕はこのメンツと大きさや重さの感覚がずれている動物群があるらしく、ひとりだけ置いてかれることもあったり。
まれにひとりだけ当てちゃったり。
1戦目はウサギやトナカイなど、比較的住んでいる地域が広い動物が多く、大きさをどの程度当てるかがポイントになってました。そういう意味で波乱はそれほどなかったです。Tが尻尾の長さまで当てる着実さで1位に。僕は最後の問題で何故か大きく点数を伸ばせたものの、相方にも及ばずの3位でした。Yは調子が悪いようで最下位。
その最下位が悔しかったのか、ファウナが好きなのか、両方なのか、相方が寝た後で2戦目をやりました。2戦目は夜だからという理由?で爬虫類メインでやったので南米、東南アジアが大活躍でした。1戦目がメートルレベルで当てれば良かったのに対して、センチ単位で当てる必要があって、より正確な見積もりが要求されましたが、そんななかでもTの怪しい手つきで大きさを想像する手法がヒットしまくって、T:1位、僕:2位、Y:3位と1戦目と同じ結果になりました。個人的には今回はかなり検討できたかなと。
まあ、勝負は二の次で楽しめるゲームです。
途中、Yもいってましたけど、逆に勝負にこだわって自分ひとりだけ正解を知っているような状態で、こっそりその正解に置いていくだけだとつまらないゲームなんですよね。テーマもやってることも端的に言えば動物の生態当てなんですが、世間一般の人が動物に持っているイメージと、その微妙に被っているようで被っていない共通認識を互いに同意したり、否定したりする、そういう楽しさです。
そう考えると前に高円寺盤遊会で遊ばせて頂いたギフトトラップも仕組み的には同じです。
そういう仕組みも混みで盛り上がれる一番の理由は、(誤解を受けずに言えば)テーマが“どうでもいい”ものだからなのではないかと。身近すぎたり現実的すぎると、言葉が過ぎたら笑えないですし、ついためらってしまうような状況もあるでしょう。どうでもいいながらにして、一般的にある程度の知識があるテーマなので、当たれば素直にすごいと言えるし、外れても遠慮なく笑うことができるんだと思います。
とはいっても、動物興味ないわーと言う人もいるでしょうし、ひとに笑われたくないひともいるでしょう。そして、真面目に勝ちだけ考えるようなひともいるでしょう。特に真面目に勝ちを狙いにいくだけのひとが、パーティーゲームではなくて、クイズゲームだと思ってプレイしちゃうと、卓を囲んだメンツも含めて楽しめない人はでるかもしれません。
勝ちだけと書きましたが、かなり堅い問題(動物名に地名が入っている等)で周辺を含め地域ばかりにキューブをおいて挑戦をしない等、露骨に勝ちを狙いに行っても、当たり外れを楽しめるだけの余裕があれば、少々の勝ち気くらいなら許容して笑うことができる度量は持っているゲームです。
最後に。ファウナやるとどうもファウナジュニアだと物足りないです。ファウナジュニアの記事にも書きましたけど、ファウナジュニアは本当に子どもだけ向けだと思います。大人がやると選択の幅が少なすぎて十分に楽しめません。外れた時も含めて楽しいゲームなのにジュニアは外れを楽しめる動物がほとんどいないんですよね…。子どもでもある程度の年齢(高学年くらいで十分だと思います)なら、ジュニアではなく、ファウナを是非にと主張しておきます。