ビアガーデン&ボードゲーム(2011.6.4)
大学時代からの友人のKがビアガーデンいきたい!と、横浜そごう屋上の「海の見えるビアガーデン」を予約してくれたので、行ってきました。梅雨のなかの雨の切れ間で、晴れたのは良かったのですが、風が吹いていたこともあって日が傾いてきたころからは肌寒かったです(唯一、防寒対策をしていなかった僕は、そごうの中に長袖の服を買いに行くはめになりました)。
(そもそもアルコールにあまり強くないので、酒自体飲まないということもあり、無知なだけなのかもしれませんが、)ジョッキをおいてボタンを押すと自動でビールをいれてくれる機械があり、他のひとがいれているのをじっと見ては感心してました。
で、その昼間にはTYが、夜にはYが家に遊びにきてくれたので日曜日は朝から以下のゲームで遊びました。
・Tの悲劇(仲間内で作った同人ゲームです)
・ザップゼラップ
・ダイスタウン
Tの悲劇は、大学時代の友人たちで作ったゲームで、今週末のゲームマーケットで頒布予定です。
販売量の少ない同人ゲームかつ、まだ正式頒布もされていないものを記事にするのはどうなのかとも思いますが、せっかくブログ持ってるんだから宣伝しとけ!と相方にもYにも言われたので以下宣伝記事です。
Tの悲劇

(インスト込み3人で70分。慣れれば30分~60分程度)
【概要】
あなたたちは瀬戸内海に浮かぶ孤島にある館に招待されていた。
ある夜、パーティーが催され、酒をしこたま飲んだあなたは、気付くと自室のベッドの中にいた。
自室から出てみると、館の主人は死んでおり、無線機は壊され、船のキーはなくなっていた。
食料を配達する業者の船がくるまでの間、館を調査し、得た手掛かりをもとに犯人を推理するのだ。
【ルール】
プレイヤーは探偵となって館を調査します。
基本的に、もっとも優れた推理を行い、推理点を稼いだプレイヤーが勝利です。
ゲームは以下のフェイズで構成されています。
1.調査フェイズ
2.推理フェイズ
3.事件終局フェイズ
調査フェイズはプレイヤー人数分のラウンドで、推理フェイズ、事件終局フェイズは1ラウンドで構成されています。
調査フェイズ⇒推理フェイズ⇒調査フェイズ⇒推理フェイズ⇒調査フェイズ⇒事件終局フェイズ
という流れです。
1.調査フェイズ
プレイヤーたちは館を調査して、推理のもととなる手掛かりを集めます。調査フェイズは、移動と行動に分かれます。
移動…リーダー(親)が、どこを調べるか宣言した後、各プレイヤーは手札から移動カードを任意の枚数だします。親はシャッフルした後、場に全てのカードを並べます。各プレイヤーは並べられたカードを取ることで移動先を選択します。
行動…調査、手掛かりの交換、移動カードの補充が行えます。調査は各部屋にある手掛かりカードを手に入れます。複数プレイヤーが同じ部屋にいる場合、手に入れることができる手掛かりも増えます。手掛かりの交換は、他プレイヤーと任意の手掛かりを交換します。移動カードの補充はそのまま、移動カードを補充するアクションです。
移動後、全プレイヤーが行動したら親を隣に移し、移動⇒行動と行います。これを親が1周するまで続けます。
2.推理フェイズ
手掛かりを使って犯人の特徴を推理します。
犯人を表す特徴として、性別、利き腕、動機があり、各手掛かりからそれらの特徴を推理することができます。手掛かりは単独では特徴を示す度合いは少ないですが、複数手掛かりを組み合わせることで、より推理の確度を高めることができます。実際の推理は↓の写真のように手掛かりカードを重ねることで行います。
手掛かりから推理できる特徴の被りがある限り、何枚でも重ねることができます。重ねた枚数だけ推理の確度はあがり該当の特徴ゲージが上昇します。また、カードに書かれた数字が得点になるので、得られる点数も伸びます。

(この例だと、男性と金銭が全てのカードで被ってますので重ねることができました)
また、逆説といって、手掛かりから犯人でない特徴を推理することもできます。逆説の場合、特徴ゲージはさがります。
1枚であれば、他のプレイヤーが推理に使った手掛かりを、「いやいや、その手掛かりはこう解釈するのだ」と、奪って使うこともできます。
各プレイヤーが1回ずつ推理を行ったならば、調査フェイズに戻ります。
3.事件終局フェイズ
推理フェイズを同様に犯人の特徴を推理しますが、このフェイズでは、1手番で推理を2回行えます(まっとうな推理と逆説を1回ずつ)。
全プレイヤーが手番を行った後、犯人を決めます。ゲーム開始時に、各プレイヤーは人物カードと特徴カードを受け取っています。このカードに書かれた性別、利き手、動機から、プレイヤーの中から最も犯人らしい人物が犯人として逮捕され、失格になります。残ったプレイヤーのなかで、最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。

(これはまだ序盤の状態ですが、右利きが突出してます。金銭もあがってはいますが、怪しさ度合いは金銭と嫉妬は同レンジです)

(こういう特徴カードを持ってる人は犯人にさせられると焦るわけです)
【プレイ内容・感想】
ここで、面白かっただの書いても空々しいだけなのですが、まあ、そんなに器用ではないので、あまり難しく考えずに書いてみます。
最初の調査フェイズ、Yがリーダーになった時、Yから食堂を調査しにいくと方針が出ました。移動は全プレイヤーが出した任意の枚数の移動カードから移動先を各自が選ぶという形です。食堂への移動カードを持っていない人がいた場合、全員で食堂を調べにいくことはできないため、Yは2枚の移動カードを場に出しました(伏せて出してますが、おそらく2枚とも食堂だったのだと思います)。
僕は食堂への移動カードはなかったので、居間のカードを出しました。Yが相方が出したカードも含めてシャッフルして場に並べてみると、食堂、居間ともに2枚ずつとなってました。相方も居間を出したようでした。Yは当然、食堂への移動カードをとります。
次の手番の僕は食堂をとって、Yに協力するのも良かったのですが、ふと思いついて居間をとりつつ、相方に目配せをしたところ、察してくれたのか相方も居間をとってくれました。全員が食堂に移動すれば、リーダーであるYは最大で3枚の手掛かりを得る機会があったのに、ひとりで食堂を調査しても1枚しかもらえません。
Y:「なんでそんなことするんですか。私リーダーなのに酷いですよ!」
僕&相方:「いや、こっちの方がYがへこむ気がして面白そうだったから…」
まあ、その後、僕がリーダーだった時に散々、相方とYに僕だけはぶられると言う目にあったので、自業自得ではありますが…。
調査フェイズは、同じ場所に移動すれば先手番(リーダーが1番手なので大概リーダー)の人が多めのカードを手に入れる一方で、後手番のひとは自分で調査する必要がなくなって、手札交換等、調査以外のアクションを行うことができるという仕組みになってます。
推理フェイズで、各プレイヤーが推理した内容が犯人の特徴ということになるわけですが、1戦目では、僕だけ左利き、相方とYは右効きという状況だったので狙い撃ちされました。
とりあえず、得点だけ先にあげて、最後に右効きを確度をあげるか、左利きの確度をさげるかすればいいやーと思っていたのですが、得点を先行してしまうと手番が先になるので、事件終局でも僕の後の手番の相方とYにまんまと犯人に仕立て上げられ、得点はトップだったのですが失格、相方が繰り上がり勝利となりました。
“推理”といいつつ、手掛かりカードに書かれた内容を組み合わせるだけなのですが、口紅から女性が怪しい、さらに宝石からも同じことが言える…、犯人は女性だ!とやれば、雰囲気は出ます。
プレイヤーの中で最も犯人の特徴に近いひとは逮捕されて失格になることもあり、直接攻撃されまくって不愉快になるケースもありそうですが、得点ばかりに目をやって、犯人にならないようにふるまうことを忘れない限りは、何回かプレイしましたが、基本的に犯人は僅差になってました(この日の2戦目は全員犯人らしさは同点という結果になりました)。
「狙い撃ちされた」と書きましたが、特徴は利き手、動機のどちらかはゲーム終了まで本人以外には隠されています。なので、3人戦で全員が利き手を公開して、ひとりだけ利き手が反対でも、動機面での逆転は可能、なはずです。ここらが、他プレイヤーの推理から隠された特徴を予想すると言う少しだけ推理要素が入ってます。
最後に何故、このゲームを作ろうとしたかも書こうかと思いましたが、長くなるので割愛です。
で、更に以下、宣伝記事を書いた言い訳と言うか、何と言うかです。
僕もゲームマーケット&ゲームフェスティバルには何回か行ったことがありますが、ボードゲームは衝動買いをせずに、結構ゲームのルールやレビュー等を見てから購入するタイプということもあって、得体も知れない同人ゲームに真っ当なメーカのゲームも買える額を払うのは、正直躊躇してしまいます。
しかし、逆に言えば、ゲーム内容を知っていれば、買う気につながる可能性があるということでもあります。僕も“推理ゲーム”というだけで事前にチェックしてしまうので、出せる情報を事前に出来るだけ提供する(される)というのも大事なんでしょう。
相方&Yに勧められたというのもありますが、こういう思いで当記事は書いてみました。
やっつけ感ただようサークルのページにもようやくルールがアップされたようなので、興味があれば読んで頂ければと思います。
何かお問い合わせがあれば、当ブログへのコメントでも、僕へのメールでも、サークルのメアドにでもいずれでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。
(そもそもアルコールにあまり強くないので、酒自体飲まないということもあり、無知なだけなのかもしれませんが、)ジョッキをおいてボタンを押すと自動でビールをいれてくれる機械があり、他のひとがいれているのをじっと見ては感心してました。
で、その昼間にはTYが、夜にはYが家に遊びにきてくれたので日曜日は朝から以下のゲームで遊びました。
・Tの悲劇(仲間内で作った同人ゲームです)
・ザップゼラップ
・ダイスタウン
Tの悲劇は、大学時代の友人たちで作ったゲームで、今週末のゲームマーケットで頒布予定です。
販売量の少ない同人ゲームかつ、まだ正式頒布もされていないものを記事にするのはどうなのかとも思いますが、せっかくブログ持ってるんだから宣伝しとけ!と相方にもYにも言われたので以下宣伝記事です。
Tの悲劇

(インスト込み3人で70分。慣れれば30分~60分程度)
【概要】
あなたたちは瀬戸内海に浮かぶ孤島にある館に招待されていた。
ある夜、パーティーが催され、酒をしこたま飲んだあなたは、気付くと自室のベッドの中にいた。
自室から出てみると、館の主人は死んでおり、無線機は壊され、船のキーはなくなっていた。
食料を配達する業者の船がくるまでの間、館を調査し、得た手掛かりをもとに犯人を推理するのだ。
【ルール】
プレイヤーは探偵となって館を調査します。
基本的に、もっとも優れた推理を行い、推理点を稼いだプレイヤーが勝利です。
ゲームは以下のフェイズで構成されています。
1.調査フェイズ
2.推理フェイズ
3.事件終局フェイズ
調査フェイズはプレイヤー人数分のラウンドで、推理フェイズ、事件終局フェイズは1ラウンドで構成されています。
調査フェイズ⇒推理フェイズ⇒調査フェイズ⇒推理フェイズ⇒調査フェイズ⇒事件終局フェイズ
という流れです。
1.調査フェイズ
プレイヤーたちは館を調査して、推理のもととなる手掛かりを集めます。調査フェイズは、移動と行動に分かれます。
移動…リーダー(親)が、どこを調べるか宣言した後、各プレイヤーは手札から移動カードを任意の枚数だします。親はシャッフルした後、場に全てのカードを並べます。各プレイヤーは並べられたカードを取ることで移動先を選択します。
行動…調査、手掛かりの交換、移動カードの補充が行えます。調査は各部屋にある手掛かりカードを手に入れます。複数プレイヤーが同じ部屋にいる場合、手に入れることができる手掛かりも増えます。手掛かりの交換は、他プレイヤーと任意の手掛かりを交換します。移動カードの補充はそのまま、移動カードを補充するアクションです。
移動後、全プレイヤーが行動したら親を隣に移し、移動⇒行動と行います。これを親が1周するまで続けます。
2.推理フェイズ
手掛かりを使って犯人の特徴を推理します。
犯人を表す特徴として、性別、利き腕、動機があり、各手掛かりからそれらの特徴を推理することができます。手掛かりは単独では特徴を示す度合いは少ないですが、複数手掛かりを組み合わせることで、より推理の確度を高めることができます。実際の推理は↓の写真のように手掛かりカードを重ねることで行います。
手掛かりから推理できる特徴の被りがある限り、何枚でも重ねることができます。重ねた枚数だけ推理の確度はあがり該当の特徴ゲージが上昇します。また、カードに書かれた数字が得点になるので、得られる点数も伸びます。

(この例だと、男性と金銭が全てのカードで被ってますので重ねることができました)
また、逆説といって、手掛かりから犯人でない特徴を推理することもできます。逆説の場合、特徴ゲージはさがります。
1枚であれば、他のプレイヤーが推理に使った手掛かりを、「いやいや、その手掛かりはこう解釈するのだ」と、奪って使うこともできます。
各プレイヤーが1回ずつ推理を行ったならば、調査フェイズに戻ります。
3.事件終局フェイズ
推理フェイズを同様に犯人の特徴を推理しますが、このフェイズでは、1手番で推理を2回行えます(まっとうな推理と逆説を1回ずつ)。
全プレイヤーが手番を行った後、犯人を決めます。ゲーム開始時に、各プレイヤーは人物カードと特徴カードを受け取っています。このカードに書かれた性別、利き手、動機から、プレイヤーの中から最も犯人らしい人物が犯人として逮捕され、失格になります。残ったプレイヤーのなかで、最も得点の高いプレイヤーが勝利となります。

(これはまだ序盤の状態ですが、右利きが突出してます。金銭もあがってはいますが、怪しさ度合いは金銭と嫉妬は同レンジです)

(こういう特徴カードを持ってる人は犯人にさせられると焦るわけです)
【プレイ内容・感想】
ここで、面白かっただの書いても空々しいだけなのですが、まあ、そんなに器用ではないので、あまり難しく考えずに書いてみます。
最初の調査フェイズ、Yがリーダーになった時、Yから食堂を調査しにいくと方針が出ました。移動は全プレイヤーが出した任意の枚数の移動カードから移動先を各自が選ぶという形です。食堂への移動カードを持っていない人がいた場合、全員で食堂を調べにいくことはできないため、Yは2枚の移動カードを場に出しました(伏せて出してますが、おそらく2枚とも食堂だったのだと思います)。
僕は食堂への移動カードはなかったので、居間のカードを出しました。Yが相方が出したカードも含めてシャッフルして場に並べてみると、食堂、居間ともに2枚ずつとなってました。相方も居間を出したようでした。Yは当然、食堂への移動カードをとります。
次の手番の僕は食堂をとって、Yに協力するのも良かったのですが、ふと思いついて居間をとりつつ、相方に目配せをしたところ、察してくれたのか相方も居間をとってくれました。全員が食堂に移動すれば、リーダーであるYは最大で3枚の手掛かりを得る機会があったのに、ひとりで食堂を調査しても1枚しかもらえません。
Y:「なんでそんなことするんですか。私リーダーなのに酷いですよ!」
僕&相方:「いや、こっちの方がYがへこむ気がして面白そうだったから…」
まあ、その後、僕がリーダーだった時に散々、相方とYに僕だけはぶられると言う目にあったので、自業自得ではありますが…。
調査フェイズは、同じ場所に移動すれば先手番(リーダーが1番手なので大概リーダー)の人が多めのカードを手に入れる一方で、後手番のひとは自分で調査する必要がなくなって、手札交換等、調査以外のアクションを行うことができるという仕組みになってます。
推理フェイズで、各プレイヤーが推理した内容が犯人の特徴ということになるわけですが、1戦目では、僕だけ左利き、相方とYは右効きという状況だったので狙い撃ちされました。
とりあえず、得点だけ先にあげて、最後に右効きを確度をあげるか、左利きの確度をさげるかすればいいやーと思っていたのですが、得点を先行してしまうと手番が先になるので、事件終局でも僕の後の手番の相方とYにまんまと犯人に仕立て上げられ、得点はトップだったのですが失格、相方が繰り上がり勝利となりました。
“推理”といいつつ、手掛かりカードに書かれた内容を組み合わせるだけなのですが、口紅から女性が怪しい、さらに宝石からも同じことが言える…、犯人は女性だ!とやれば、雰囲気は出ます。
プレイヤーの中で最も犯人の特徴に近いひとは逮捕されて失格になることもあり、直接攻撃されまくって不愉快になるケースもありそうですが、得点ばかりに目をやって、犯人にならないようにふるまうことを忘れない限りは、何回かプレイしましたが、基本的に犯人は僅差になってました(この日の2戦目は全員犯人らしさは同点という結果になりました)。
「狙い撃ちされた」と書きましたが、特徴は利き手、動機のどちらかはゲーム終了まで本人以外には隠されています。なので、3人戦で全員が利き手を公開して、ひとりだけ利き手が反対でも、動機面での逆転は可能、なはずです。ここらが、他プレイヤーの推理から隠された特徴を予想すると言う少しだけ推理要素が入ってます。
最後に何故、このゲームを作ろうとしたかも書こうかと思いましたが、長くなるので割愛です。
で、更に以下、宣伝記事を書いた言い訳と言うか、何と言うかです。
僕もゲームマーケット&ゲームフェスティバルには何回か行ったことがありますが、ボードゲームは衝動買いをせずに、結構ゲームのルールやレビュー等を見てから購入するタイプということもあって、得体も知れない同人ゲームに真っ当なメーカのゲームも買える額を払うのは、正直躊躇してしまいます。
しかし、逆に言えば、ゲーム内容を知っていれば、買う気につながる可能性があるということでもあります。僕も“推理ゲーム”というだけで事前にチェックしてしまうので、出せる情報を事前に出来るだけ提供する(される)というのも大事なんでしょう。
相方&Yに勧められたというのもありますが、こういう思いで当記事は書いてみました。
やっつけ感ただようサークルのページにもようやくルールがアップされたようなので、興味があれば読んで頂ければと思います。
何かお問い合わせがあれば、当ブログへのコメントでも、僕へのメールでも、サークルのメアドにでもいずれでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。