フランス王/Les Rois De FRANCE

(2人でインスト込み20分ほど)
【概要&ルール】
フランス王朝に関わる7つの一族がそれぞれ6人ずつカードになっています。
一族全てを集めると役になり、最も多くの役を集めた人が勝利します。
ゲーム開始時、各プレイヤーに手札が配られます。残りは山札にします。
全ての役ができるまでプレイヤーは手番をまわします。
プレイヤーが手番に行うことは以下の通りです。
1.他プレイヤーに自分の欲しいカードを持っているかを尋ねる。
2.尋ねられたプレイヤーはもしそのカードを持っていれば手番プレイヤーに渡す。
3.持っていなければ山札から1枚引き、尋ねられたカードであれば手番プレイヤーに渡します。
違っていれば手札に入れます。
※1で聞くのはカードに書かれた数字だけだったり、3の行動主が手番プレイヤーだけだったりするかもしれません…。
【プレイ内容&感想】
タイムトラベルと同じく、ヨーロッパに旅行にいった友人がおみやげで買ってきてくれたカードゲームです。
さすがにボードゲームはでかいから無理でしょうけど、趣味を知ってもらえているからこそ買ってきてくれたのでしょうし、非常にありがたい話です。
タイムトラベルがおそらくイギリスで買われたものである一方で、こちらのフランス王はフランスで買われたもののようです。ルールがフランス語と英語のものが同梱されてました。(まあ、フランス王朝のゲームですし。フランス製ってのは当たり前ではあるんですが)
ルールは簡潔に書かれすぎているせいで指示代名詞が何を指しているのか少々わかりにくいものの、短時間で終わるだろうと相方と遊んでみました。
勉強用というか教育用資材感がタイムトラベル以上にあります。
ルールが全くゲームの面白さ向上に寄与していないのも半端ないです。
自分の欲しいカードを他人が持っていればもらえる、持ってなければ山札からドローと、欲しいカードを宣言することで他人との被りは回避できるのかもしれませんが、基本的に運のみです。
山札からのドローで相方より運が良かった僕が4役そろえて勝利しました。
互いに欲しいカードを言いあうので、とても終局性は悪いです。多人数であればもっと酷くなるパターンもありそうです(プレイヤー間で持っている一族が散らばってデッドロック気味になる)。今回はうまく終わりましたが。
と、ゲーム性はダメダメですが、カードは綺麗です。裏地の模様はフランス王国の紋章とのこと。


まあ、きれいなだけでこれまたゲーム性には関係ないです。一族ごとに色分けされてますが、色の違いが微妙すぎて色ではなくて一族名を無理やり読まないと欲しいカードを伝えることはできないです。

しかし、日本では見ないですね将軍家とか天皇家とかを覚えるためのカード。学研の冊子のふろくとかではあるんでしょうか。