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モルゲンランド/Morgenland

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(3人でインスト込み1時間半ほど)

【概要】

モルゲンランド(中東のある場所)が舞台です。財宝あふれるドラゴンの巣穴、魔法を売る怪しいテント、そして番人に守られた宮殿。そんななかでアーティファクトを手に入れるために立ち回ります。魔法のじゅうたんなどのアーティファクトは魅力的ですが、財宝(ドラゴンが守っている!)と引き換えでないと手に入りません。

【ルール】

モルゲンランドは大きく3つのエリアにわかれており、それぞれのエリアで財宝や魔法を得て、最終的には多くのアーティファクトを手に入れることが目的です。

ドラゴンの巣穴
街の地下に広がるエリアで、ラウンドごとにひかれた財宝カードに応じて財宝が補充されます。財宝の種類ごとにエリアが更に4つに分かれています。


商人が行き交い、様々なものが取引されているエリアです。所持するとスタートプレイヤーになれるラクダ、魔法カードがもらえるアラジンのテント、アーティファクトを1ラウンドに2つ使うことができるジャインの家、財宝を増やすことのできる市場があります。

カリフの宮殿
アーティファクトがあるエリアで、番人に守られています。番人のいる門を超えた先は、プレイヤー人数分のエリアがあり、それぞれでアーティファクトを財宝と引き換えに入手することができます。(引き換えにする財宝の数は、後述するチップの合計数とイコールです)

各プレイヤーは1、2、4~9の数字が書かれたチップを1枚ずつ、計8枚持っています。各ラウンドはこのチップを置くフェイズと、地下から順にチップの置かれたエリアでのアクションを解決するフェイズに分かれています。

チップを置くフェイズでは、スタートプレイヤーから順にチップを好きなエリアに伏せて置いていきます。この際、既にチップが置いてあっても追加で置くことができます。ただし、アーティファクトを取ろうとするためには、事前に番人のエリアにチップを置くか、鍵のアーティファクトを使う必要があります。

全てのチップを置き終わったら、アクションを行います。
この際、地下にあるドラゴンの巣穴から、街、カリフの宮殿と、ボード上で下から上に解決します。

各エリアにおかれたチップの合計値を比べ、そのエリアで最も数が大きいプレイヤーが優先的にアクションを行います。
財宝のように合計値が2位、3位のプレイヤーもアクションが行える(財宝を獲得できる)エリアもありますが、ほとんどのエリアは最も数の大きなプレイヤーしかアクションを行うことはできません。

アーティファクトや魔法はその効果に応じて、任意のタイミングで使うことができます。
ただし、アーティファクトは(ジャインの家の効果がない限り)1ラウンドに1つしか使うことができませんし、魔法は、そのラウンドで事前に魔法のランプのアーティファクトを使っておく必要があります。

アーティファクトは誰かが獲得するたびに補充されますが、補充用のアーティファクトがなくなったらゲーム終了です。

【プレイ内容】

プレイ時間の長いゲームが歓迎されているような空気ではなかったのですが、購入後、長いこと放置していたのでいい加減遊びたいと、やや強引に持ち出してみました。

財宝コマで気を引いてる間に手早くインストを終わらせて開始しました。

財宝へはひと通り3人ともチップを置きますが、相方は市場で細かく財宝を増やし、Yはアラジンのテントで魔法カードを取りにいきます。
魔法カードは合計値のトップが2枚のうちから1枚、残った1枚を合計値2位がもらえるので、僕はおこぼれ狙いで小さい数字をおいて魔法カードをもらってました。

相方:「どう数字を置けばいいのか全然わからないな」
僕:「僕もようわからんけど、とりあえず負けたくないとこに突っ込めばいいんじゃないかな」

とはいっても、争っている限りはチップをつぎ込まざるを得ず、勝てるとも限らないような勝負を続けるのはあまりよろしくないと思ったので、被るのを避けて宮殿へ。

まあ、相方もYもそうはさせじと番人のマスにチップを置いてきますが、最初からアーティファクトを狙っていた僕ほどのチップは置かなかったこともあり、3箇所中2箇所で勝利。手番が最後だったこともあり、うち1つは財宝1つで手に入れることができました。

財宝1つでアーティファクト1つを取られてはたまらないと、次ラウンドから宮殿での戦いが激化します。

財宝にもそれなりにチップは置きますが、僕はアーティファクトの空飛ぶ絨毯(任意の時に使用できて、3のチップと同等の効果)を持っていたので、3位になってももらえるエリアとあと1エリアくらいにしておき、アーティファクトにつぎこみます。

財宝取りに序盤、力を入れすぎていたのか、アーティファクトを入手する権利を得るために少々多めにチップを置いたとしても楽勝で払うことができたため、3箇所全てでアーティファクトの購入に成功します。

これで手元には6つのアーティファクトがあることになりました。ここで考えます。

ゲーム開始時にボード上には5つずつ3つのエリアに割り振ったので、全員が平等に入手したのであれば5つずつ入手できます。そこを既に6つ手に入れているから一歩リード。あと1つでもアーティファクトを手に入れれば、多分勝てる!と。
(スタート時に、アーティファクト「魔法のランプ」は各プレイヤーに1つずつ配られるので、ゲーム中に登場するアーティファクトは18個です。つまり平均は5つずつではなく、6つずつなわけで、間違ってます)

アーティファクトの残量を見るに後2ラウンドでゲームが終了しそうです。このラウンドは財宝ゲットに励んで、次のラウンドで最低1つアーティファクトを取って勝つ!と(間違ってるんですけど)作戦を立てます。

このラウンドは狙い通りそこそこ財宝をゲットします。相方とYはアーティファクトを取りに行き、Yが2つ、相方が1つゲットしていました。

そして最終ラウンド。僕は狙い通りアーティファクトにチップを注ぎこみます。の予定だったんですが、アーティファクトにチップつぎ込むなら財宝たくさんあった方がいい⇒財宝に数字大きめのチップをおくという、1周まわってアホな思考にたどり着いてしまい、結局、アーティファクトのエリアには小さい数のチップを置いただけに。
実は、財宝にある程度突っ込んでもアーティファクトを取れる算段はありました。あったんですが、チップ置くときには忘れてたんですよね…(どんな算段かは後述)。

最終ラウンドというのは、3人とも意識していたので、相方もYもアーティファクトに力をいれてるな…と思ったところに、相方がラクダコマをとるアクションにチップを置きます。ここまでラクダコマ(スタートプレイヤーになれる&チップの合計値が同点の際、勝てる)が目立った働きをしたことはなかった&もう最終ラウンドで次ラウンドのスタートプレイヤーになっても意味がないので、僕もYも驚き、それでよいのかと確認してしまいました。

相方:「もう置くとこないから、ここでいい」

クールだわと思いつつ、チップは全て置き終わりアクションの解決に移ります。

財宝は無難に3人で分け合って、ラクダは相方が獲得し、いよいよ誰がアーティファクトを手に入れるかの判定です。

1つ目のエリアをあけてみると、Yがかなりのチップをつぎ込んでます。僕は相方とYならYの方がアーティファクトを持ってるだろうと思っていたので、なんとか邪魔しようと「月蝕(そのエリアにおかれた奇数のチップを排除する)」の魔法を使います。この魔法があったので、少々負けていても逆転できるだろうと踏んでいたのです。踏んでいたのですが、良く見たら、僕も奇数のチップを置いてしまっています…。あれ? なんでだっけ。というか何を考えてたんだーと思うも後の祭りです。まあ、相方はそれほど大きな数字を置いてないから勝てるかも。あれ、同点? ということは?

さっきラクダコマを取っていた相方がアーティファクトをゲットです。

Y:「どうせ勝てないなら私の邪魔しないでくださいよ!」

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(月蝕を使ったところです。緑が相方、黒が僕、黄色がYで、奇数がなくなるので6しか残りません)

次のエリアでは、Yがアーティファクトをゲット。最後のアーティファクトは僕と相方が同点でしたが、ラクダコマの効果でまたまた相方がゲットでした。

そして、手元を見れば結局大量の財宝が余ってしまってました。うーん。完璧に作戦ミスと言うか大ボケだったわけですが、とりあえず最終的な勝敗の判定をします。アーティファクトの数で決まり、同数の場合は「スクロール」のアーティファクトの数が多い方が勝利です。

僕:「6つ」
Y:「5つです…」
相方:「6つだよ」

僕は「スクロール」を2つ持っていたので、僕の勝利でした!

僕:「あれ。アーティファクトの数が1つ足りないんだけど(18個ないとダメなはずなのに合計が17個)」
相方:「あ、1つカードの下に隠れてた」

相方の逆転?勝利でした!

僕:「ラクダとってなかったら勝ててなかったねえ。ああ、「月蝕」使わなかったら僕が勝ってたのか」
Y:「私の邪魔するから負けたんですよ!」

【Yの感想】(後日メールで聞きました)

全体的には面白かったですけど、なんだかぼんやりしてて作戦が立てにくかったですね。
あと、月蝕爆発しろ

【感想】

話に聞いていた通り、面白いゲームでした。面白さの大半はアラビアンナイトの雰囲気と凝ったコンポーネントによる演出だとは思いますが。

正直、ルールブックを読んでいる段階では、数字が1ずつ違うチップを、毎ラウンド8つも配置しなければならないということで、めんどくさそう、重そうというイメージでした。
しかし、実際にやってみると非常に緩いんですね。このゲーム(3人プレイだったということもありますが)。

まず、財宝は多少の数の差はあれど、基本的には手に入りやすいです。ブラフとして配置した低い数値のチップでもある程度の数がもらえるくらいに。また、財宝の種類によって価値や使い方が違うということもないので、4人目以降がもらえないとしても、邪魔する目的以外であえて4人目、5人目がチップを同じエリアに配置する必要がなく、他のエリアの財宝を取りにいけばいいですし。

次にアーティファクトの効果が少しだけ強すぎることもポイントかと思います。
チップの配置に力を入れても、アーティファクトの効果により台無しになることが多いため、逆に緻密な作戦を立てる必要をなくしています。
まあ、それがなくても、チップの配置中は数字は非公開なので緻密な作戦を立てることはできないわけですが。

しかし、配置できるチップの数が多いため、チップの配置数からプレイヤーの意思を図ることはなんとなくできます。そして、2/3のエリアはアクションの権利はひとりしかもらえないので、必然的に力をいれるアクションに数字の大きいチップをおくようになります。

この数字から見ると緻密なようでいて、実は大雑把にしか作戦を立てられなく、しかも、それで上手くいってしまうという緩さ具合です。まあ、アラビアンナイトの雰囲気がなくコンポーメントもちゃちいものだったら、酷評したかもしれませんが、全体的には好印象です。

アーティファクトを手に入れるために払う財宝と配置するチップの関係は、考えるところかもしれませんが、財宝の入手方法が緩いので結局、ここでもあまり考える必要はないと思います。

緩さも魅力になっていると思いますが、1点凝って欲しかったのが、財宝コマの扱いです。
財宝コマの造形は非常に凝っていて手触りも良いのですが、種類は4つあっても結局違いは見た目だけ&勝負もアーティファクトだけで決定し、財宝は関係ないというのが、どうもなあと思ってしまいます。僕、相方、Yともに同じ感想でした。

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(財宝はいい感じなんですが・・・)

緩さのわりにプレイ時間が長いかなとも思いますが、雰囲気に浸るにはこの程度のプレイ時間は必要でしょうし、世界観が嫌いでないのであればロールプレイ的な楽しみを提供してくれる良いゲームです。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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