ドレトルダイス/Take It or Leave It

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(インスト込み2人で30分ほど)

【概要&ルール】

ラウンド開始前に各プレイヤーにミッションカード数枚とアクションカード1枚を配ります。

ラウンド開始時に規定数のダイスをスタートプレイヤーが振ります。
その後、各プレイヤーはダイスを1つ取るか、アクションカードを使うか、パスするかを、全員がパスするまで続けます。
プレイヤーの目的はここで得られるダイスを使ってミッションカードに書かれた様々な条件を達成し、得点することです。
一番上の写真の手前に写ってるカードだと、白いダイスの1と2があれば3点になります。赤色のダイスは白黒どちらの色としてでも使えますが、取るだけで1点減点になります。



全員がパスしたら各プレイヤーは達成したミッションカードを公開した後、得点として手札とは別に手元に保持します。

その後、ミッションカードとアクションカードを規定枚数まで補充した上で、不要なカード1枚を捨てて山札から補充します。

規定ラウンド終了後に得点が最も多かったプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

すごろくやでの2012年カレンダーが販売されたので、何か買わないとなあと物色していた時に、ダイスをたくさん振るゲームが欲しい!と思い購入し、相方と2人で遊んでみました。

箱をあけてすぐに気になるのは、上げ底。箱がそれなりに大きいのはダイストレイが入っているせいかと思っていましたが、違っていたようです。

それはさておき、ゲームを始めて自分に配られたミッションカードを見てみると、必要な数字が散らばっていて、いい感じに見えます。

では、それではとスタートプレイヤーの僕がぐわしゃーと13個のダイスを一気に振ります。
なんか大量のダイスを振るというと豪快なイメージですが、ダイスの数に比してトレイが小さいので、ぐわしゃーと振る!というよりは、全部がトレイに収まるようにほいっと置きに行く感じです。相方はダイスを全部持つのも手の大きさの関係でつらいのか、いったん全てのダイスを器にいれて、それごとトレイにひっくり返して、がしゃがしゃとシャッフルした後で器を開けるという方法でやってました。

どちらにしても購入前に思っていたよりは爽快感はないです。

僕のミッションカード的にはどんな目がきても対応できるなと思っていたところ、出た目は1ばかりです。1は1つあればいいんだけど…と思っていても仕方ないので、あとでいくらでも取れる1はさておき、数少ない他の数字を先にとっていきます。

プレイ人数が増えれば話は別なのでしょうが、2人なので2つ以上でているダイスは相手に1つとられても1つは確実にとることができます(アクションカード次第ではありますが)。
なので、基本的には欲しいダイスのうち、数が少ないものから取っていくことになります。(自分以外のミッションカードは非公開なので、邪魔をするとかはできません)

一方で相方は大量の1をどんどんどんどん取っていき、僕が2つしかダイスを確保できなかったにも関わらず、1以外の目も含めて8つほど持って行きました。
1ラウンドから差がつくなあと思ってると、「あ、取りすぎてた」ということで減点くらってましたが…(ミッションカードに使えないダイスを確保していた場合、減点になります)。

その後も相方が大量に確保、僕が少しという傾向は続きます。ミッションカードの引き運が悪いのか、ダイス運が悪いのか、それとも両方なのかはわかりませんが、虎視眈々と一発逆転のチャンスを待ちます。

そして、5ラウンド目、ミッションカードに対してなかなかのダイスの目がでました。

相方にはあまりよくないダイス目だったらしく、「うーん、2つくらいしか必要なのないなあ」と言ってます!
相手に必要なダイスが少ないということは自分が大量に確保できるということでもあるので、ここで大量にミッションカードを達成して、一気に追いつく!と気合が入ります。

相方:「振りなおしのアクションカード使うよ」

振りなおしと言っても全てを振りなおせるわけではなく、カードごとに色と数が指定されています。大概は1色のダイス、2,3個くらいの振りなおしです。
しかし、恐ろしいのが『振りなおしたダイスが振りなおしていないダイスに当たって、目が変わっても構わない』というルールです。つまり、2つとか3つとか、白だの黒だのカードには指示がありますが、振り方によってはほとんどのダイスの目を変えることができます。
※(2011.12.17追記)ルール上、1種類のアクションカード以外は、目が変わっても構わないとは明言されていません。目が変わってしまった際の処理がルールに書かれていないので、この時のプレイでは「変わっても気にしない」程度の解釈をしました。
※(2012.03.10追記)販売元のSchmidt Spieleからは回答がもらえなかったのですが、日本での購入元からは「できるだけ避けるようにして、それでもダイスがぶつかって目が変わったら仕方ないくらいで良いのではないか」という旨の回答をもらいました。

そんなわけで、僕の野望は露と消え、無難に2枚のミッションカードを達成するにとどまり、最終ラウンドも特に逆転できるような目は出ずに終了しました。

最終結果は、32対21と相方の圧勝!(相方は「あ、いらないの取ってた」を何回かやっており、トータルで5,6点はそれが原因のマイナスをくらっての点数です)。

【感想】

ダイスゲームが欲しいなと思って購入したわけですが、それがそもそもの勘違いで、ダイスゲームの定義はともかく、ドレトルダイスは僕の期待していた“ダイスゲーム”ではありませんでした。

これまでに遊んだことのある他のダイスゲーム(王への請願、イゴール(コード破り)等々)は、基本的にダイスを振るのも、振ったダイスをどう使うかも自分に任されていたゲームでしたが、ドレトルダイスはダイスを振るのは、あくまで初期セットアップにすぎませんし、出たダイスはプレイヤー共有というか、誰でも使うことができます。

要は場のカードやタイルを取って役を作っていくゲームの亜流で、セットアップやラウンド中の場札の変更をダイスを使うことでやりやすくしてるだけのゲームなんですよね。

自分の思っていた“ダイスゲーム”は、とにかく複数個のダイスをうりゃーと思う存分振る、爽快感のあるものでした。ルール自体はブログやお店の紹介文で見たことがあるんで、ちゃんと買う前にどんなゲームか考えておけばよかったです。

期待していたものとずれていたという減点材料はさておき、冷静にゲームとして面白かったかどうかを考えてみると、そこまで悪いゲームではありません。適度に楽しく、盛り上がりもします。

ただ、基本的に戦略を考えることは意味がありません。
ミッションカードがそれなりにバリエーション豊富でアクションカードによる目の変更もあるため、相手の次の手を読むのは非常に困難です。プレイ内容のとこにも書きましたが、自手番に考えるのは、多めの数の目のダイスをミッションカードの得点や必要になるダイス数とかを鑑みて後回しにしたり、先に確保したりすることと、アクションカードを使う使わないの判断くらいのものです。

なので、欲しかったダイスが取られた、振りなおしで良い目/悪い目が出たという点に一喜一憂することに終始します。しかし、ダイスを使う、全くテキスト依存がない、プレイ時間も短めという手軽さを考えると、これくらいで十分なのかもしれません。僕は正直なところ、ダイスの振りっぷり的にも、ゲームの仕組み的にも、盛り上がりっぷりももう少し突き抜けて欲しかったですが…。

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No title

『振りなおしたダイスが振りなおしていないダイスに当たって、目が変わっても構わない』というルールは、「自分が既に取ったダイス1つをトレーに返す」というアクションカードの説明にしか書かれていないので、他の振り直し系カードには適用されないと思います。

Re: No title

確かにルール上、他のダイスの目が変わっても良いと書かれているのは、そのアクションカードの説明だけです。以下の理由で拡大解釈した部分をさも正規のルールであるように書いてしまったので修正しておきました。ご指摘ありがとうございます。

記事でははしょりましたが、ご指摘のアクションカード以外の効果で振りなおした際、他のダイスの目を変えてはいけないとした場合、もし故意ではなくても目が変わってしまったらどうするのか?というところが説明書上で一切言及されていないのが気になりました。
目が変わってしまった際の対処は「全てのダイスの目も覚えておいてその通りに直す」か、「変わっても気にしないか」の2択です(振りなおしは「トレイの中に」と説明書にあるんで、絶対に当たらないようにトレイの外で振りなおすという選択肢はないです)。

全てのダイスを全ラウンド間違いなく覚えておくことができるか?というと無理(できたとしてもする気にはなりません)なので、多分、当たっても気にしないのだろう、目が変わって欲しくなければトレイの外で振りなおしてその後トレイに入れなおすと説明書に書かれているだろうと思い、ぶつかっても構わないと解釈しました。

ルールの問い合わせをしてるのではっきりしたらまた追記します。
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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