ウールフィー/Woolfy

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(2人でインスト込み30分ほど)

【概要】

3匹の子ブタのことをオオカミが狙っています。子ブタはオオカミに食べられないように家を建てました。ワラの家、木の家は完成しましたが3匹みんなは入れませんし、オオカミに壊されてしまうかもしれません。
オオカミは子ブタを探して道を歩いています。見つからないようにレンガの家を建てて、その中に逃げ込みましょう。オオカミに捕まると鍋にいれられておいしく食べられてしまいますよ!

【ルール】

オオカミから逃げつつ、子ブタをレンガの家に逃げ込ませるスゴロク風の協力ゲームです。
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(円周上を子ブタとオオカミがおいかけっこをします)

赤、緑、青の子ブタを順番にサイコロを振って進めます。サイコロは1回振ったら隣のひとに渡します。

1~3の目  :それぞれの数字分、子ブタを進めます。子ブタの移動方向は自由です。家の中に入ることもできますが、数字が余るような移動はできません。
家の目    :ワラ、木、レンガ、それぞれの家に一気に逃げ込めます。レンガの家が建設中の場合、レンガの家の中ではなく、前のマスに移動できます。
オオカミの目:オオカミが時計回りにオオカミの書かれたマスに進みます。

レンガの家の前のマスに止まるとレンガの家を1段階建てることができます。

子ブタはオオカミの書かれたマスに止まるか、オオカミが子ブタのいるマスを通過するか、子ブタがオオカミのいるマスを通過するとオオカミに捕まってしまい、大鍋にいれられます。(オオカミが目の前を通過しても家の中にいれば捕まることはありません)
捕まった子ブタは移動できません。捕まっていない子ブタを大鍋の隣のマスに移動させれば、捕まった子ブタはサイコロを振ることができ、オオカミの目以外がでれば大鍋から逃げ出すことができます。

レンガの家を完成させて、全ての子ブタがレンガの家の中に入ることができればプレイヤーの勝利、その前に全ての子ブタが大鍋に入れられてしまうとおいしく召し上がられてしまいます。

【プレイ内容】

テンデイズゲームズさんにシティタイクーンが入荷するのを心待ちにしていたところ、同日入荷だったこのゲームの見た目にやられてしまい、マッハで購入、翌日、プレイという僕には珍しいことになりました。

とりあえず、子ブタの人形を鍋にいれて写真を撮ったりした後、ゲーム開始です。

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スタート直後はよくわかっていなかったこともあったり、オオカミが想定外の速さで迫ってきたりで、一気に2匹捕まります。

これはすぐに終わっちゃうかなと思いきや残った青子ブタがまず、ワラの家の中に隠れてオオカミをやりすごし、すぐさま鍋の隣のマスに移動します。
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(青子ブタがみんなを救出中)

これで、赤子ブタ、青子ブタを救出した後は、サイコロの目の出も良くなり、レンガの家を完成させることができました。
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(レンガの家完成!)

相方のサイコロの目が走りまくり、家の目が出たことで赤子ブタと緑子ブタはレンガの家に逃げ込むことに成功。

あとは、青子ブタだけなので、楽勝だったねと言っていたのですが、レンガの家完成直前に木の家に逃げ込んでいたことが災いして、レンガの家までは結構な距離があります。

オオカミも追いついてきて、青子ブタとオオカミの熱いデッドヒートの結果、今度は青子ブタが捕まってしまいます。
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(すごいデッドヒートが繰り広げられます)

レンガの家に逃げ込んでいた子ブタは、基本的に動かす必要はないですが、他の子ブタを助けるために家から出すこともできます。というわけで、赤子ブタレンジャー出撃!とレンガの家から勢いよく飛び出た赤子ブタでしたが、なかなかちょうどの目が出ず、オオカミも迫ってきます。

とはいえ、オオカミと子ブタの位置はほぼ3/4周もあったので、救助成功! レンガの家に脱出成功!と子ブタ勢の勝利となりました。
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(憧れのマイホームでオオカミの心配のない生活を送る子ブタの方々)

【感想】

非常に面白いです。
見た目でわかるとおりゲーマー的な観点での評価は全くできません。

でも、非常に面白いと言い切れます。

まず、話す動物が登場して、コミカルな話を展開するというおとぎ話「3匹の子ブタ」の世界と、目の数だけの移動に加えて家へのワープもあるサイコロでの移動というやもすると唐突に感じられる移動形式が驚くほどマッチしています。
1/6の確率でのんびり追いかけてくるオオカミと、捕まると鍋に入れられる(けど、助けられれば怪我も残らない)という、のんき、牧歌的な雰囲気も同様です。

相方がよくゲームの設定やアクションの理由、何故こんなことをしているのか、何故こういうことになるのかというのを気にしますが、そういう、話からゲームに入る人向きのゲームです。(そして、小さな子供はそういう物語を作るのも聞くのも好きなものです)

基本的にサイコロの目だけで進行しますし、右か左か、どの家に動くかしか選択肢がないので運の比重がかなり大きいですが、オオカミの迫ってくるスピード、子ブタの移動の制約を考えて作られたボードがとてもバランスが良く、一方的に勝ったり負けたりすることは(多分)ないです。

協力ゲームとは言え、プレイヤーの手持ちのカードはないですし、サイコロは1回ずつ振るので、プレイヤーが偶数だと動かす子ブタがころころ変わって、自分のコマ的なものもありません。

“協力”というよりは、“みんなで遊ぼう”という感じです。

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(コンポーネント)

コンポーネントはとてもよいです。レンガの家の部品がちょっと硬いですが角は丸くしてあります。子ブタやオオカミは中が空洞の樹脂製?でとてもやわらかいですし、鍋も少し弾力があってそこまで硬くはないです。

サイコロも子ブタごとに用意されています。ぶっちゃけ、どのダイスも目の内容は同じなので共通のが1つあれば事足りるところを、色違いで3つ用意してくれているのが、大変素晴らしいです。細かい点ですが、「この子ブタさんのサイコロ」というのが子供にはとても意味があることだと思うので。

ゲームの雰囲気もルールも、コンポーネントもとても子供向きだと思います。もう明日のクリスマスには間に合いませんが、小さい子供だけでも、子供一緒にでも楽しく遊べるゲームです。

では、大人だけが遊んだらどうか? 初対面のひとたちと一緒にやるのは気恥ずかしいと思いますが、気心の知れた仲間となら、ほっこりとした気分になれるのではないでしょうか。協力ゲームなのでゲーム中に起こったことによる感情は共有できますし、うちのプレイのようにドラマも起こるので、つまんねえ、ということにはならないのではないかと思いますが。
とはいえ、対象年齢が、5~8歳と珍しく上限が切られているゲームなので、そこは「楽しもう」という心構えがいるかもしれません。

僕がこのゲームをえらく気にいったのは、3匹の子ブタの話が子供のころ好きだったというのもあるのかもしれませんが、それだけ雰囲気がよく出ているということだと思います。

テンデイズゲームズ:ウールフィー

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No title

これはホント素敵な子供ゲームですね♪
誰でも知ってる物語の内容がちゃんとプレイに反映されてますし
(ウチの嫁さんも設定とアクションの矛盾によくツッコミます)
単純な勝ち負けではなく、みんなでひとつの目的を達成する点が
素晴らしいです!
ゲーム内容だけでなくコンポーネントの詳細まで触れたレビュー
非常に参考になりました♪

Re: No title

そうなんです。本当に素敵なゲームなんですよー。
このブログでは、丁寧にコンポーネントを紹介したりはあまりしないのですが、なんとか魅力を伝えたい!と紹介も写真も(普段よりは)頑張ってみました。
先日、友人たちと遊んだ時もあわやブタ鍋が!というところまで追いつめられたり、そんな時に限ってオオカミの目が良く出たりと盛り上がりました。可愛いだけでなくゲームの出来も良いと思うので、家族向けのゲームを探している人がうちのブログを読んでくれるかはさておき、たくさんのひと(特に子供)に遊んでもらいたいゲームなので、機会があれば是非!
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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