大相撲八百長札

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(3人でインスト込み40分ほど)

【概要&ルール】

相撲で勝つには普段からの稽古が大事ですが、それだけでは十分な勝利は望めません。星を買うことも大事です。
稽古と星の買い取りで大横綱を目指しましょう。

各プレイヤーに手札として、1~10まで数字が書かれた10枚のカードが配られます。
そのうち、任意の4枚を場にオープンにして出します。残りの6枚は他プレイヤーに見えないようにして持ちます。

稽古札と買取札をプレイ人数に応じて用意して、それぞれをシャッフルした後、稽古札をプレイヤー人数分だけ場に出します。買取札ははじめは場に出しません。
これを場札と呼びます。残りは補充用の山札としますが、次に場札になる、山札の一番上の札は表向きにします。

準備が終わったら、スタートプレイヤーから、時計回りに1枚ずつ手札を出して場札を取っていきます。
この時、手持ちのカードと場にオープンにしているカード、どちらの手札を使うかは任意です。出した手札に書かれた数字以下の価値の場札をとります。稽古札、買取札のうち、好きなカードを取ることができます。取った札に関係なく、出したカードが手持ちのものなら、稽古札の山から場札を補充し、オープンにしている手札から出したなら買取札の山から場札を補充します。

全員が場札を取ることができなくなったならばラウンド終了です。
まず、取った買取札の価値を合計し、合計値がプレイヤー内で上位のプレイヤーは稽古札の価値を2倍にできます。下位のプレイヤーは稽古札の価値そのままが得点です。
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(この場合、買取札の合計値が上位なら、70×2で140点。下位なら70点です)

※(ルールの間違いについて2012.3.22に修正)けがわさん、ご指摘ありがとうございました!

【プレイ内容&感想】

※以下のプレイではセットアップ&得点計算でルール間違いをしています。

ボードゲームにはまり始めたころ、とあるブログで記事を読んで気になっていた「政治献金ゲーム」を有志の方が、当時賑わっていた相撲と八百長をテーマに同人ゲームとして復刻されたゲームになります。

まさか、買う機会があるとは思っていなかったので、このゲームが販売されたゲームマーケット2010春XXでは、マッハで買いにいったわけですが、そういうゲームほど得てして、なかなかプレイしないもので…。先日、ようやく機会を作って僕、F、Sの3人で遊ぶことができました。

このゲーム、稽古札と買取札で取るために必要なコストと得点の効率が異なります。例えば、稽古札は10の札で30点がとれますが、買取札は10の札で取れるのは最大25点です。
全員持っている手札の種類は同じなので、できる限り小さい数字で高い点数を取りつつ、最終的に得点が倍になる買取札をどこまで取っていくかが1つ目の肝になります。

2つ目の肝は、手持ちから札を出すか、オープンにしている手札から出すかです。次に場に出てくる札は見えているので、次に場に出てくる札を考えても自分が取った方が得か、自分が損しても相手に取らせない方が得かというわけです。

3人なので3ラウンドやったわけですが、1ラウンド目は、なんだかよくわからないという感じで、2ラウンド目からようやくそこらへんのジレンマがわかってきました。

僕はとりあえず合計値が1位か2位に入らないとと、得点効率の良い稽古札重視で取っていき、2ラウンド目終了時点ではトップでした。2位はSで、Fは手番運が悪かったり、8、9、10と高い数字の手札を残しておいたにも関わらず山札から高得点の札が出てこず、低い得点の札を高い数字の札で取る羽目になったりとついてなく3位で。

そして迎えた3ラウンド目。今度は僕の手番運が悪く、どうしようもないので低い点の札を取る→場に高得点の札が出てくる→FとSが取る→また低得点の札しかない状態で手番がくる…という悪いスパイラルにはまりました…。

ひたすら稽古札を重視して、最終得点は伸びないまでもFかSの買取札の価値を倍にはさせないとかの戦術も取れたはずなのですが、中途半端に買取札を取りに行ったりした結果、最終得点でSに逆転されて終了となりました。

以前、ボツワナの感想で、なんのためにジレンマで悩んでいるのかよくわからんという話を書きましたが、この大相撲八百長札は、ジレンマの内容とそれがもたらす結果が非常にわかりやすいです。自分の得点的にも他プレイヤーとの絡み的にもです。
長期スパンで終了して初めて自分の取った戦術が有効かどうかわかるというようなボードゲームも、もちろん楽しいですが、このゲームは自分が取った行動、悩んだジレンマに対する結果がわかりやすい形ですぐにフィードバックされるので、短いスパンでジレンマという解くべき課題に対して、計画、行動、評価、行動への反映(いわゆるPDCA)をまわせるのが、気持ち良いです。

稽古札を取り過ぎないよう、稽古札の合計値では1位を目指さずちょっと下の順位につけて、その分多く取っていた買取札の価値を倍にして総得点では勝てるように振る舞うという、一筋縄でいかない変わった得点方法も好みです。
コンポーネントやシステムがシンプルすぎるというのは、マイナスではなくて、必要十分って感じですし、悪い点というのがゲームだけに限れば正直、思いつかないです。

とはいえ、入手機会が限られている(というか、ほぼない)という点が非常に残念というか、どうしようもない点ではあるのですが…。

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No title

こんにちは。政治献金ゲームは好きなゲームの1つです。大相撲八百長札も持っています。

>稽古札と買取札をプレイ人数に応じて用意して、それぞれをシャッフルした後、プレイヤー人数分だけ場に出します。
これを場札と呼びます。残りは補充用の山札としますが、次に場札になる、山札の一番上の札は表向きにします。

とありますが、最初に場に公開して出すのは稽古札だけです。つまり場の稽古札と買取札の合計枚数は常に人数分なのです。

>まず、取った稽古札の価値を合計し、合計値がプレイヤー内で上位のプレイヤーは買取札の価値を2倍にして稽古札の合計値に加えます。下位のプレイヤーは買取札の価値をそのまま加えます。
>※以下のプレイでは稽古札と買取札の合計値が高いひとが買取札の価値を2倍にするというルール間違いをしています。

得点になるのは稽古札だけです。買収札の合計が高いプレイヤーが稽古札の得点を2倍にします。

自分は10回ほど政治献金ゲームのレポートを書いているので、よかったら参考にしてください。
http://www.gamers-jp.com/playgame/archives/000972.html
(このインデックスからいくと探しやすいです)

Re: No title

OMG! やってまいました。ご指摘ありがとうございます。記事も修正しましたー。
元々面白いゲームなんで、近いうちにもう1回とは思っていたのですが、これはなんとしてでもやらんとダメですねえ。
プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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