トリッキービッド/Tricky Bid

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(2人で1ディール5〜10分ほど)

【概要&ルール】

トリックごとに手札から賭け札も出しつつ行う、マストフォローのトリックテイクです。

まず、各プレイヤーにカードを配り、余ったカードを切り札の山にします。
切り札の山の一番上のカードをめくり、このカードの色が切り札になります。

次に親から次のトリックに賭けるカードを1枚ずつ場に出します。賭け札は親の出したカードに寄らず、自由に出すことができます。

その後、親からカードをプレイし、プレイヤーは親の出した色と同じ色のカードを出せる限りは、その色を出さなければなりません。手札にその色のカードがなければ他の色のカードをプレイできます。

全員がカードをプレイしたら強さを比べます。まず、色の強さを比べ、一番強い色の中で最も大きい数字を出していたプレイヤーが勝利します。色の強さは、切り札の色>親が出した色>その他の色です。

トリックの勝者は、まず自分の賭けたカードを得点として回収します。この時、他のプレイヤーが同じ色のカードを賭けていたならば、そのカードも得点として回収できます。
回収されなかった賭けカードとトリックに使われたカードは捨て札になります。

次に勝者は切り札をめくるかどうかを決めます。めくられた結果、切り札が変わらないこともあります。

親を左隣の人に移し、手札が尽きるまで続けます。

【プレイ内容&感想】

箱の見た目が地味だし、トリックテイクはコントラクトブリッジでいいやと思っている口なので、自分では絶対に買わないのですが、福袋に入ってたもののルールを読んで、これは!と思ったので、プレイ機会をうかがっていたところ、PHYさんと遊ぶ機会があったので出してみました。

なんとなくですが、トリックテイクは人数がいないと単なる引き運だけになるような気がしていたのですが、BGGでは2,3人でのプレイの評価が高かったので、2人プレイです。

賭けるカードとトリックで出すカードは別のものが用意されているわけではなく、最初に配られた手札から任意に使っていきます。

獲得できれば点数になる賭けカードの方にでかい数字を使った方が良いのか、それとも確実に勝つためにでかい数字をトリックに使った方が良いのか。ここらへんはよくわからなかったものの、とりあえず、切り札ありのマストフォロー、しかも、切り札が変わる可能性があるということで、後半になればなるほどトリックを取りにくくなると考え、まず、勝てる勝負は確実に取っておくことにしました。

基本的なことなのですが、一応、書いておくと、マストフォローなので親が最初にプレイしたカードと同色を持っている間は、その色を出さなければならず、全員同色なら単純に数字の勝負です。
では、例えばAさんが同色の14,13,12,11,10と持っていたとします。この時、ぱっと考えるなら、強い方から5枚もっているので5勝できそうですが、同色のカードが手元になくなれば別の色のカードを出すことができるので、Aさんが持っているカードが切り札の色ではなければ、Aさんが調子に乗って14,13,12…と出していると、同色のカードがなくなったBさんに切り札を出されて負けるわけです。
他人の手札は当然わかりませんが、序盤であれば同色のカードがある可能性が高いので、切り札を出されて数字に関係なく負けることがないようにしようと考えたわけです。

ということで、賭けるカードの点数は確実に勝てるわけでもないくらいの数字のカードにし、手元の最強カードから順にプレイしていきました。

大抵のトリックテイクではトリックの勝者が続けて親をやりますが、このゲームでは親は順番に変わります。なので、続けて勝つことが難しそうだったことも、勝てるうちに勝っておけという考えを後押ししました。

そんなこんなで、全力で賭けカードを取りに行っていたので気付きませんでしたが、途中「この賭けカードを本気で取りに来るかもポイントですよね」と言われて、はっとしました。
確かに8のように中途半端な賭けカードを、相手がどう思って賭けているか次第で、自分が賭けるカード、(親であれば)プレイするカードも変わってきます。

勝てるわけでもなく、枚数が多いわけでもない色の(スートの)カードはさっさと手札からなくして、切り札を出せるようにする手もある(というかやってた)んで、賭けカードにいらない色のカードを出してくるというのは、十分あり得ます。そんな得点として欲しくて出したわけではない賭けカードを、虎の子のカードを使ってトリックを取りに来るのか。もっと大きい数字のカードを賭けカードに使った時のために、勝てるカードは残しておくのではないか。

実際にこういう状況があり得て、別のトリックで勝つためにカードを残しておく手が有効かはわかりませんが、理屈としてはわかります。

この時の僕は、とにかく「勝てる時に勝つ」スタイルだったので、少々数字が小さくても取ってましたが。

そんなガンガンいくぜスタイルが功を奏したのか、4ディールやって3ディールは取ることができました。最後のディールで負けているので続けたらどうなっていたかわかりませんw。

ぶっちゃけ地味なコンポーネントですし、切り札用の山に何があるかはわからず、ディール中に出てこないカードもあるんで、多少運要素が多めで、ガチガチの勝負ができるというわけでもないです。しかし、単純ななかに考えるところはありますし、十分トリックテイクとして面白いゲームです。

ただし、その考えが勝ち負けに反映されているかというと正直ようわかりません。考えられるところが分散していて、結局、相手の考え次第になる気がします。
あと、このゲームに限ったことではないですが、基本的なマストフォローに少し味付けしたくらいのゲームで遊ぶ際には、多少なりとも経験のあるメンバーでやった方がよいと思われます。ブリッジなどの基本的なものとの差分にゲームの面白さがあるので。少なくともトリッキービッドは経験なしのメンバーでやるには淡白すぎます。

コントラクトブリッジはパズルのようなきつさがあるんですが、このゲームは気軽にできて、「賭け」のゲームなので爽快感もそれなりにあります。1ディールは非常に短いので時間調整や気分転換に良いゲームなのではないでしょうか。

とはいえ、福袋に入っていたことを考えれば、見た目の地味さから普通なら買わないゲームであること、一定以上の面白さであること等々から、これだけで元は取れましたねw。

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No title

どもですー。
先日はお邪魔しました。

あたしがひたすら負けまくっていましたね。
お恥ずかしい限りです。;;

Re: No title

> PHYさん

こちらこそお付き合いいただいてありがとうございました。

勝負的には、この時はPHYさんに悪い形でお互いの戦術がはまっちゃいましたね。
このゲーム運要素も強いですし、出会い頭の事故みたいなもんじゃないかと。

プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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