横浜ロール&ロールゲーム会(2012.8.6)その1

ロール&ロールステーション横浜店にて、Raelさん、一味さん、ウサギさん、キノさん、PHYさんとゲーム会でした。

6人でできるゲームって何がある?と開始前は頭を使ったわけですが、いざ集まってみると6人で遊んだのは面白いものばかりでした。

ヌルボック
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発売自体は10年前のゲームですが、今年と言うか、この数ヶ月間で、キノさんがジャケ買いされ、僕が昔のTGIWの昔のプレイレポートで見つけ、raelさんがゲームマーケットで購入&プレイされということが、百匹目の猿(wiki)のように何故か同時多発的に発生し、きっかけは違うものの、最近になって数ヶ所で話題になっているゲームです。
(僕が記事読んだってのは他と比べてしょぼいですが)

オス鹿を使ってメス鹿を集めるゲームで、ラウンド終了時に集めたメス鹿が得点になり、規定点を先に取ったプレイヤーが勝利します。
メス鹿はテーブル中央と、各プレイヤーの前に置くことができ、テーブル中央ではメス鹿カードの数字が大きくなるようにどんどん重ねることができます。各プレイヤーの前に置けるのは1枚だけです。
テーブル中央のメス鹿の山に、一番上に置かれたカードよりも小さい数字のオス鹿カードが置かれると競りが形式の取り合いが起こり、1周、他プレイヤーに高値を更新されなかったプレイヤーが全てのメス鹿を獲得します。
各プレイヤーの前のメス鹿は、上回る数字のオス鹿を1枚と交換できます。そのオス鹿はどんな数字のメス鹿とも交換できます。
オス鹿の数字は10が最高ですが、競りではどんなオス鹿も上書きでき、各プレイヤー前のどんなメス鹿とも交換できるヌルボック(数字が0のオス鹿)がこのゲームのキーです。

カードの動きがややこしいところもあるのですが、テーブル中央をキャバクラ、各プレイヤーの前を路地裏と呼ぶなど、Raelさんの素晴らしいインストですっと頭に入りました。
ゲームは唯一の経験者でもあるRaelさんの驚異的な盤外戦スキルに翻弄されつつも、ほとんどの人に逆転の目がある程度の差で進みましたが、最終的にRaelさんに逃げ切られました。最終戦で僕がバランスを崩すほどのメス鹿を中央につっこんだ&Raelさんがヌルボックと10の両方を手札に持っていたのが敗因です(競り勝つ自信がそれなりにあったからつっこんだんですが、まあ、勝てず…)。
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(オス鹿、メス鹿の上位陣)

ざっくりいうと中央で競りをしつつ、周りで競りに使えないカードで小さく得点したり、得点につながるオス鹿を取っていきます。中央の競りはプレイされたオス鹿が上書きされずに1周まわってきた時が競り終了のタイミングなので、逆に言うと1周の間に誰かが上書きすれば競りは継続されるわけで、誰か上書きするだろうから、路地裏でやりたいことやってるわ、そんなオス鹿に競り勝たせちゃっていいの?という後手番者にお仕事をゆるく強要する仕掛けと、どうせ10出してもヌルボックでリセットされる、ヌルボック出してもリセットになるだけで自分は取れない、まだ点数の高い競りがあるかもしれない等々のお仕事したくない仕掛けのバランスが絶妙です。

前半ならまだ高い競りがあるかもしれない…と9くらいオス鹿で競り勝てたり、ラウンド終了時に手札に残ったメス鹿は減点になるので、ラウンド後半にはそれまでお高くとまっていた高得点のメス鹿も路地裏に出てくるようになり、それで妥協して強いオス鹿を消費する、という前半と後半で戦術が変わるのも一筋縄でいかない感じで大変好みです。

3~6人のゲームですが、人数多い方が面白いと思います。10年前のゲーム、公開和訳なし(原文はドイツ語)という購入に向けてのハードルが高めではありますが、まだ海外では流通しているゲームのようなので、ポツポツと評判になってるのを受けて、どこかのショップさんが入れてくれるのを期待です。

ホースフィーバー
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本日のメインディッシュはホースフィーバーでした。このゲームも新作というわけではなく、初版の発売は2009年で、最近、コンポーネントを一新した2版が発売されたとのことです。

(より正確には微妙に違いますが)プレイヤーは自分の厩舎を持ち、馬やアシスタント、レース時に馬を強化/弱体するカード等を購入し準備をするフェイズ、どの馬が勝つかを賭けるフェイズ、レースのフェイズを規定回数繰り返します。

カードの購入や馬へのベットはお金が必要ですが、勝ち負けを決めるのは勝利点で、単勝を当てれば3点、複勝なら1点もらえるほか、ゲーム中に購入した目的カードの条件をクリアしたり、各ラウンド最後に勝利点をオークンションで購入したりで手に入ります。

自分の厩舎はあれど、別に自分のとこの馬に賭けないといけないわけでもなく、自分とこの馬が勝ってもちょっとしたお金が入るだけで勝利点がもらえるわけでもありません。
とはいっても自分の厩舎の馬が勝てば嬉しいから、まずは馬カードを買うか…ととろとろやってる間に、アシスタントカード、目的カードをみなさんに買われ、2アクション目にアシスタントカードを買った時には既にあまりいいカードはなく…(引き運もありますが、カード枚数が全体的に少なく、効果が微妙なものも多いので、4枚引いて1枚好きなのをとる方式ということもあって良いカードは1巡で大体なくなります)。しかたないので、少し考えもあって馬がタダで買えるカードを購入。

メンバー的にゲーマー純度が高いので、ぼやぼやしてると後ろからばっさりやられてまうと気を引き締めはするものの1ラウンド目は小銭しか賭けないなどととぬるいことをしてしまいます。

後半になれば倍率があがるわけでもなく、しかも最低賭け金が自分の勝利点に比例して大きくなるので、どこかで勝負にはでないとなりません。余程ドーピングしないと倍率の高い馬は勝てないので、倍率は2,3倍がせいぜいとなり、1つ1つの賭け金を大きくしないと儲けが確保できません。

そういうわけで2ラウンド目からは、みんなそれなりの金額を賭ける展開に。さっき書いた通り、良いカードはすぐになくなるので、2、3ラウンド目から馬をドーピングするアクション1択になるんですが、僕はこそこそと馬と目的カードを買ってました。

お金も貯まってきて勝利点が欲しくなってくる後半。単勝での勝利点3が欲しいわけですが、トップのRaelさんに追いつくためには単勝で買った馬にドーピングするのが必須→僕が単勝を買った馬(=ドーピングされる馬)を下家のRaelさんに購入されるという手番の綾で、仮に単勝を取ってもトップに追いつくことができないといういけてない展開に。
(賭ける順番でルール間違いがあったためで、正規ルールでは必ずしもはこうはなりません)

2位の1.5倍ほど点数を稼がれていたので、なんとかしてトップに買われない馬を単勝で買って追いつくしかないというのは全員共通の思いではあるものの、馬券は4枚しかないのでトップの下家から勝たせようとする馬を買い始めた場合、トップの上家の僕まで馬券が残っている可能性はないわけでw。
しかし、このまま手をこまねいていてもなんなので、自分が手に入れていた強いドーピングカードは周りが勝たせようとしている馬につぎこみます。

その馬は順当に勝利し、最終ラウンド開始時に、トップと2点差に4人がそろう熱い展開に!
僕はトップと5,6点差とほぼ勝ち目のない状態(1ラウンドのレースでもらえる勝利点は4点が最大)で、勝つためには、上位陣が買わない馬券を買い、しかも当てるしかありません。しかも、最終ラウンドの手番は2人目w。うかつに強気に馬券を買おうものなら後手番のひとに乗っかられてしまいます。

勢いにのっている馬が1頭と順当にいけば勝つであろう実力のある馬が2頭おり、これまでもこの3頭が1~3位に入ることが多かったです。しかし、勝つ見込みがある馬=みんなが買う馬を買っても勝負には勝てん!と、実力はあれど上位3頭に一歩及ばない馬に賭けます。
上位陣は外せば負けるので手堅い馬の中で単勝、複勝をどう買うかという勝負になっており、僕が勝った馬にのったのは一味さんのみ。

そして、レースはスタートし…、スタートダッシュにも成功し、その後のスプリント(ダイス)でも目が良く出…、僕が賭けた馬が見事1位でゴール!オッズが低かったので有り金全部賭けていたおかげで、大金持ちにもなれました。
そして、この時勝った馬は、僕の厩舎の馬というのが泣かせます。
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(ひだり厩舎の青い馬が1位!)

これで上位陣にあと数点のところまできました。実はこそこそ勝った目的カードのおかげでゲーム終了時に追加で4点獲得できることは確定しており、その後、目的カードの4点も追加し、最終的にはキノさんと同点1位に。タイブレイクはダイスで決めるとのことで、せっかくだから振るかと振って出た目は緑。緑の目は「近眼な方が勝つ」。僕はメガネ、キノさんは裸眼ということで、メガネのおかげで勝つことができました!

馬やアシスタントのカードの強さにばらつきがあるというか、ピーキーすぎるものがある一方で、地味すぎる能力もあったりと、4枚引いて1枚選ぶ方式の割に引き運でかなり状況が変わります。
が、そんなことはささいなことで、お金と勝利点が別であること、その時点の勝利点と最低賭け金が比例するので序盤から勝利点を稼ぎすぎるとお金のやりくりが大変になるため、どこで金儲けから勝利点稼ぎに切り替えるか等々、タイミングを読む必要があること、数が限られているため馬券購入時に駆け引きがあること、そして何よりも、ドーピング可、ダイスによる運要素ありのレース部分が熱いこと!
これは、単純に運だけでなく、それまでの積み重ねや強い馬が強い仕組みがきっちりできていて、レース時の馬の進め方が非常にうまいことできているおかげだと思います。
運と実力がうまいこと絡んで勝ち負けが決まる熱く、良いゲームでした。

長くなったので別記事に続きます。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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