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世界最小のレーシングゲーム/Famous 500 - The World's Smallest Car Racing Game

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(2人でインスト込み15分ほど)

【概要&ルール】

BGGストアで販売されている送料込み7ドルの世界最小のXXシリーズの1つ、2人専用のレースゲーム(多少、難アリ)です。

9枚のカードと説明書だけの簡素なコンポーネントです(上の写真に写ってるのが全て(1円玉除く))。
紙とペンと硬貨などのマーカーが遊ぶために必要です。

サーキットを進みつつ、各所各所でどれくらいのスピードで走行するかを決めます。
スピードに応じた得点と自分の車へのダメージを受け、最終的に車が壊れずにゴールし、なおかつ、相手よりも得点が高いプレイヤーが勝利します。

サーキットの様子です。
黒であらわされた急カーブ、灰色の緩いカーブ、白色の直線でサーキットは構成されています。硬貨などのマーカーを用意してサーキット場のいまいる場所、周回数を表します。ちなみにご覧のとおり、ルールブックの片隅にモナコサーキットが広がっています。
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次にカードです。カードにはスピードと車が受けるダメージが書かれています。カーブに速いスピードで突っ込むほど車は大きいダメージを受けます。
1337708911147315.jpg

車の性能はサーキットごとに決められたポイントを、タイヤ、燃料、エンジン、得点に割り振って決めます。
予め割り振られた車も数種類用意されており、それを選ぶこともできます。
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互いに3枚ずつの手札を持っており、毎ターンそのうち1枚を選びます。

MPHの値を比べて大きかったほうが2点、小さいほうが1点を獲得した上で、カードに書かれたサーキットの場所(色)に応じたダメージを車に受けます。
上の180MPHのカードであれば、黒の急カーブセクションではタイヤに4、燃料に2、エンジンに1のダメージですが、60MPHのカードであればタイヤに1のダメージですみます。

この後、互いにプレイしたカードを交換し、自分の手札にいれます。

これを各セクションで1回ずつ行い、コースを先に進んでいきます。

コースを1周した時、得点で負けていたプレイヤーは手札から1枚捨て、山札から新たなカードを引くことができます。
また、コースの最初のセクションにはピットがあり、カードを裏向きでプレイしつつ「ピットイン」を宣言することでピットに入れます。
ピットでは、以下のアクションが行えます。
・得点を消費して、車体のダメージを回復させる
・山札からカードを1枚引き、手札と交換する

コースを3周して、得点が高かったプレイヤーが勝利です。

【プレイ内容】

正直なところネタ半分で購入したゲームで、相方と軽く1回やってお蔵入りかなーと思っていたのですが、相方となかなか遊べず、K君とやるゲームの候補に持っていったら選ばれてしまったので遊ぶことに。

K君はフォーミュラカー、僕はグランドツーリズムカーを選択。K君は平均的な強さを取り、僕はタイヤを消費しつつポイントを稼ぐ作戦です。

最初の1周は互いにどんなカードを持っているかがわからないので、様子を見つつ…でもよかったのですが、車のダメージがマイナスになって車が壊れない程度ではありつつも、ストレートは全力で、カーブもできるだけ早く、序盤から「どうせ1周すればピットで回復できる」と、ふたりとも攻めまくりました。

1周は6セクションからなり、黒、灰、白の各色が2回ずつでてきます。
白のストレートセクションで早いからといってプレイしたカードは、2回目の白セクションでは相手の手札にあるわけで、当然、そのカードがプレイされ…、やったらやり返すだけのちょっとせつない展開に。
得点も1セクションあたり1点しか差はつかないのでなんとなく地味です。

これは外れだったかなと思っていたところが、2周目から評価が変わります。

まずきっかけになったのはピットで、ふたりとも全力でコースを攻めたのでかなり車はダメージを受けており、あと1回高スピードカードを使えば車が炎上するような状態だったので、全力で車を直します。

これで、1周目で稼いだ得点の半分がふっとびました。

全力で攻めた相手をすかしさえすれば、相手が修理に費やした得点だけで勝てるかもしれないわけで、ノーピット作戦で行ってみるかと考えました。

が、K君も同じ考えだったようで、しかも、僕よりも徹底してダメージを抑える作戦をとっており、ピット直後の白のストレートセクションですら微妙な速度のカードしか出してきません。

常に同セクションにいることになるので、スピードでなんぼ離れていても、例え200MPHと40MPHでも差はたかだか得点1点なのです。
相手は徹底してダメージを抑える作戦なので、ちょっとずつスピードで上回るカードを出せばよいのですが、びびりなのでそういうわけもいかず、微妙に大きいカードを出してしまうせいで細かくダメージがうちの車には溜まっていきます。

これはノーピットは諦めるしかない→回復のためにできる限り多くのセクションをとらねば!と頑張った結果、得点は上回った状態で2周目を終えます。しかし、ここで僕はピットインして修理してポイントを減らさざるを得ず…。

結局1点負けている状態でファイナルラップに突入です!

僕が2周目後半に頑張った結果、早いカードはK君の手札に入っており、3周目の1,2セクションはK君に取られます。この先1セクションでも落とせばその瞬間に負けは決まります。

しかし、2周目終了時のピットインで僕は遅いカードを捨て、早めのカードを手札に入れていました。
このカードを含め、おそらくお互いに持っているカードのトップ3の速さのカードは僕の手札にあり、しかも、残りのセクションでそれらを使っても車は壊れません。

怖いのは僕が使うことで相手に渡ったカードをK君が使ってくることですが…。

K君の車は、もともと僕の車よりも耐久力が低く、ノーピット作戦だったK君の車のダメージは僕が持っていた
(使うことでK君に渡った)高スピードカードに耐えられない程大きく、最終3セクションは僕が3連勝でなんとか同点でチェッカーフラッグを受けました!

同点時のタイブレイクは車のダメージが少ないほう、最終の急カーブセクションに140MPHで突っ込んでいった僕の車は片輪外れるくらいのぶっ壊れる寸前であり、見事K君が勝利を収めました。

【感想】

期待していなかったのが正直なところ大きいとは思うのですが、値段とカード9枚というコンポーネントから想像していた面白さをはるかに上回っていました。

以前、二人用ゲームは駆け引きを楽しむものと書いた覚えがあるのですが、たった3枚の手札と、相手の車のダメージやピットインするのかしないのかといったところを含めて読みあっていくところに、十分な駆け引きの要素を感じました。

車の性能が違うのが、どこまでダメージを許容できるのかというリスクへの考え方の差につながっており、3種類しかセクションはないにも関わらず、自然とゲームが盛り上がります。
強いカードが車のダメージ次第で変わるので、単純な「さいきょうかーど」がないのも好印象です。いくら強めのカードでもほんのちょっと上回られれば得点は1点にしかならないので、使う場所に考えどころがありますし、相手に強いカードが渡ったとしても相手が使えるとも限りません。

160MPHくらいのストレートセクション向けのカードを、相手が200MPHのカードを持っている&まだ車はダメージに耐えられるってことで、あえてカーブセクションに使うとか、本当にレースやっていたら、超燃える展開ですよ! (性能では負けていても多少無茶をすることで逆境を跳ね返す少年マンガ的な展開です!)

ここらへんはコンポーネントがしょぼいせいで逆に想像力が刺激されています。

あとは周回終了時とピット時に手札を交換できるというのも、いい具合に未確定情報をゲームに取り入れて、手札が3枚しかないことによる単調さを打ち消しているように思います。

K君といくつかゲームを遊んできましたが、これまでのところで最も展開に燃えられて、読みあいも熱く、ついでにコストパフォーマンスも高いゲームでした。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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