ラブレター/Love letter(同人)

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(インスト込み1戦5分)

【概要】

あなたは王子/姫に恋する貴族です。ラブレターを渡したいのですがガードが固くて中々渡すことができません。そこで兵士や騎士、大臣といった城の人々から渡してもらおうと考えました。しかし、王子/姫に恋する貴族はあなた以外にもいます。より有力な協力者にラブレターを託し、見事ラブレターを渡してもらいましょう。

【ルール】

各プレイヤーが1枚ずつ手札を持ち、手番がきたら、山札から1枚引きます。不要なカードを自分の前に捨て、捨てたカードに特殊能力があればそれを発動させます。これを時計回りに行っていき、山札が尽きたら、最後まで脱落しなかったプレイヤー間で数字を比べ、より高い数字を持っているプレイヤーが勝利します。
また、1人を除いた全員が脱落した場合、残った一人が勝利します。

【プレイ内容】

K君とのゲーム会にI君を新たに誘ったところ、見に来てくれたので、ルール簡単だしやってみない?とラブレターを3人で遊びました。

ルール説明は2,3分で完了。I君はドイツに住んでいたのにこういうゲームは何も知らない(カタンもスカートも)とのことだったんですが、さすがに単純なルールはすぐにわかってくれました。ルールはわかったけれど…???という感じでしたが。

んでは、とりあえず1回と始めたところ、兵士の能力で見事手札が当てられた僕が脱落、次に魔術師の能力でK君脱落とあっという間に終了。なにこれ(あっけなさすぎてアホなところが)面白いwと続けて何回かプレイしました。

一応、山札が尽きれば数字を比べるので大きい数字の手札を残したいところなんですが、数字が最大の王子/姫は捨てることになったら脱落だしと、引きたいけど、引きたくないという二律背反状態。

カードの能力で勝手に脱落したり、脱落させられたりと、ゲーム中の脱落多すぎだよ!と盛り上がりました、一度も山札が尽きるところまでいかずに結局、I君が全勝で終了。

後日、S、Hさん、Mさんと遊んだ時もSは好きじゃないかなと持っていったところ、大変好評でした。
この時は、山札が尽きることも何回かあり、大きい数字を持っているメリットも普通にありましたが、僕はびびりなので一発脱落が怖すぎて、小さい数字の手札で満足してました。
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そもそものカードのめぐりが悪く、何回かやったにも関わらず1回しか勝てなかったのですが。
結局、Sが一番勝ったような。


【感想】

文句なし。面白いゲームです。ルールブックにもありますが運の要素が強いですし、戦略・戦術などは立てようがないのでパーティーゲーム的な面白さですが。
ルールを一見するだけでは「山札尽きた時に数字を比べる」というのが本筋と思わせておいて、ガンガン脱落していくあほっぽさも笑えますし楽しいです。

K君たちと遊んだ時、これはククだと思いました。単純な勝ち負けの決め方、多少理不尽な脱落方式、何よりククを持っていてクク待ち、猫を持っていてニャー待ちの時のようなカード1枚でニヤニヤできる感じ(そして、早くその愉快な効果のカードを引きたい!というあの感じ)等々。

Sと遊んだ時、Sも「ククですね。これ」と言っていたので、あながちずれてないようです。なのでククが好きなひとは、面白く感じるのではないでしょうか。3,4人でククとか無理ですが、ラブレターなら2人以上でできますし。

ラブレターで上手いのは、カード1枚のなかにジレンマが用意されていて、ルールの単純さの割にちゃんと悩む局面がでてくるところです。数字が大きい方が山札が尽きれば勝ちやすい。ただし、数字が最大の王子/姫は捨てたら脱落だし、その次に大きい大臣は手札の合計が12以上になれば脱落(確率は50%くらい)と、数字が大きいカードは脱落しやすいと、メリハリがはっきりしています。
ぶっちゃければ、山札尽きれば勝つが、途中で勝負がつく展開になれば負けるカードか、山札が尽きる前に勝負が着けば勝つカードかの2択で、各ゲームでどう勝負が着くかなんてわからないので、結局“運”なんですが、一見したところのハイリスクハイリターンに隠されて、真っ当な思考に基づいた選択を迫られているように思ってしまう。
その選択は結局のところ、カードの評価をしているだけなのに、です。

勝敗は運任せなのに、カード自体のジレンマがプレイヤーを悩ませるのでゲーム全体に戦術があるかのような印象を与えてしまう作りで本当にうまいデザインだと思います(ひねくれた書き方をしていますが、すごいと思っています。穿った見方&評価し過ぎてるのかもしれませんが)。

運任せではあるんですが、例えば魔術師(数字は5)のカードを捨てるのを見て、5より強いカード?将軍は場に出てるし、大臣だと手札に来た時点で脱落だから、王子/姫だ!と推理(らしきもの)ができるのも気持ち良くプレイできる要因になっています。(相手の思惑とあってようが違ってようが)なんらかの理由を考えて、結果があっていればひとは気分が良くなってしまうものなので。

パーティーゲーム全般に言えることですが、戦術がないせいで、失策、悪手がないというのもプレイしていて気持ち良くはあります。

あと、細かい話ではありますが、ルールブックがとんでもなくわかりやすいです。ルールが単純だからというわけでは決してなく、非常に丁寧に書かれたルールブックでした。カナイ製作所のゲームは初めて購入したのですが、全てこのクオリティなんでしょうか。
さらに、僕が買った版にはルールブックの補足として紙が入っていて「細かい部品があるので、お子様が口に入れないように注意してください」という、最近の市販品にはよくある(ボードゲームではほとんど見ない)注意が書かれていました。
それを、わざわざ封入してあるとか、ほんとに丁寧すぎます。見習わせて頂きたいところです。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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