リバネスカフェに行ってきた
右を見ても左を見てもエッセンエッセンなので、日本のエッセンとどこかで言われているとかいないとかいう、四ツ谷、リバネスカフェに行ってきました。
まあ、送料変わらないからといって複数買いしていたペロポネソスの拡張を、たるださんが購入してくださることになり、では何かやりますかとお誘いいただいて、それをリバネスカフェでという流れになっただけなのですが。
リバネスカフェはボードゲームが出来るカフェで、場所は四ツ谷駅から歩いて5分くらい。席料は100分間1000円で、お見せにおいてあるゲームで遊ぶことも、持ち込んで遊ぶのもOKです。詳しくはお店のサイトを。
余程、面の皮が厚ければ喫茶店、ファミレスでずっと居座ってボードゲームをやることも可能ではあるので、席料が取られるというのはちょっと妙な感じもしますが、使う側としては気兼ねなく遊べる安心料、店としては必要以上にたむろされることへの抑止ということなんでしょうか。
宅配ピザが高いのは、頼まれすぎないためという話をちょっと思い出しました。
閑話休題
たるださん、しのぽさんと駅で合流してリバネスカフェに向かいました。雨が降っていたこともあり、ちょっと遠いかな? まだつかないかな?と思ったあたりで到着です。
レガシー:時の歯車/Legacy:Gears of Time
レガシー:時の歯車(以下、レガシー)はKickstarter発のゲームで、今も海外ショップを含め一般流通はしておらず、メーカのサイトからのみ購入できます。Kickstarter発のゲームは基本的に一発屋というか、テーマにインパクトはあるものが多いのですが、イマイチなことが多く、やはりでかいパブリッシャーはそれなりにゲームの品質を高めるノウハウ持ってるんだなと思わされるのですが、レガシーはプレイした人の評価が高く、気になっているゲームでした。
なにせ遊んだ人からは面白いという話しか聞こえてこないので、それをやりませんかと言われて楽しみでないわけがありません。
※改めて思うとkickも通常のゲームも当たり外れは大差ないですね。Kickは煽られて面白そうに見えることが多いので、その反動で印象が悪くなるのかもしれません。あとは、ゲテモノにあえてぶっこんでるというのも…。
自分でルールブックを読んでないので概要は遊んだイメージですが、プレイヤーはタイムトラベラーになり、様々な時代を渡り歩いて、その時代に技術を興そうとします。例えば飛行機であったり、活版印刷であったりです。
ただし、技術は必要な技術が過去にないと興りません。活版印刷は文字がないとダメですし、場合によっては、Aを作るにはBとCが必要で、さらにBを作るにはDが必要と、技術はツリー構造になっています。
となると、過去から未来にむけて必要な技術をおいていきたくなるのですが、ラウンド中は過去への一方通行で、未来には戻ることはできません。
ひとつの時代に置ける技術の数にも上限があり、かつ、移動にもアクションを消費するので、移動せずにだせる技術はだしたくなりますが、同じ技術をより過去に出されるとそれより先の時代のものは得点にならず排除されるので、移動コストをケチるのも考えものです。
更に技術は置いたひとのものではなく、キューブを最も置いていたひとに得点の権利は移るわ、ラウンドごとにキューブは技術の上から減っていって、ラウンド終了時にキューブの置かれていない技術は排除されるわで、毎ラウンド毎ラウンド、各時代に置かれた技術と、その技術から誰に得点が入るかは刻々と変わります。
やれることは3、4種類なのですが色々と連動しているのでインストにもそれなりに時間をかけてくださっての1ラウンド目。スタートプレイヤーだったこともあり、いまの手札で一番他の技術との絡みのある(過去に条件となる技術が複数必要な)解析エンジンをプレイしました。
複数の技術が必要なのは、成立する難易度も高くはありますが、成立した際、その成立に使われた技術にも得点が入るので、それを狙って他の人たちが必要な技術をプレイしてくれないかなと言う期待をこめてみました。
(Aの技術の成立にBとCが必要な場合、Aの得点を計算する際にB,Cの権利を持っているプレイヤーにも得点が入ります。BとCは1つの技術で複数回得点機会があるということです)

(スタート直後。ここから色んな時代に技術を成立させにプレイヤーが旅立っていきます)
それを旨いと思ってくれたのか、しのぽさんがのってくれ活版印刷などの必要な技術が徐々により過去に出てきます。たるださんはご自身で応用科学、基礎科学のコンボを自分で作り、あとは成立に他の技術が不要なものをいくつかプレイして1ラウンド終了です。

(たぶん1ラウンド中)
1ラウンド終了時点の点数はほぼ全員横並び。僕は自キャラのボーナス技術である採鉱を成立させられずにちょっと出遅れた感じです。
技術にキューブを配置するアクションがあり、他プレイヤーから技術を奪ったり、不成立になりそうな技術を成立させるのに必要なのですが、置く為のキューブは基本的に技術から得点を得ないと手に入りません。
そんなわけで2ラウンド目からようやくプレイできるようになるアクションです。
そして、当然のごとく解析エンジンの権利がしのぽさんに奪われます(しのぽさんのキャラはラウンド終了時に解析エンジンの権利を持っていればボーナスがつくのです)。
そこも取り返したかったものの、1ラウンド最後の得点計算時に色々な技術の上からキューブが除かれており、このままでは得点リソース的にも上位の技術から得点するためにも過去の基本的な技術にキューブをつぎこまんと悲惨なことになりそうだったので、過去にとびます。
そうして、既に置かれた技術の上にキューブを追加して、このラウンドも成立させようと3人ともしていたわけですが、基本的な技術はその成立に他の技術が不要なので、いくら過去においても問題ありません(成立に他の技術が必要な場合は、少なくとも必要な技術が置かれた次の時代でないとならない)。
で、過去に技術をおくとどうなるかというと、同じ技術はより過去にあったもののみ成立し、未来の同技術は排除です。せっかく、貴重なアクションとキューブを注ぎ込んだ技術がなくなってしまうわけで、このラウンド、そういうことができそうな場面が何回かありましたが、それは…と、みんな躊躇してしまいました。
そして2ラウンド目が終了した段階で解析エンジンを起点にする技術のツリーをほぼ全て自前でまかなったしのぽさんは、そこだけで(うろ覚えですが)25点の大得点を獲得します(点数トラックは50点で1周のゲームです)。
この時点で最下位の僕とはダブルスコア、2位のたるださんも大きく差を開けられています。
これはいかんと3ラウンド目。キューブを置いて技術の権利を取りたくても、しのぽさんが3人の中で一番手持ちのキューブが多いという状態ではありましたが、僕はしのぽさんの得点源にキューブを置いて削りに出る一方で、たるださんも燃焼機関をプレイします。この燃焼機関は関連する技術がこの時点で3つもあり、1枚で約10点を稼ぐできるやつです。そして、この燃焼機関のおかげで僕が2ラウンド目においた飛行技術も成立します。
そんなこんなで僕もたるださんも点数は延ばしましたが、しのぽさんにはまだ届かず。むしろ差が開いた?くらいの点差で最終ラウンドである4ラウンド目に入ります。ここで僕がフリーアクションのし忘れがあったりでまごついていると、
店員さん:「ゲームの方、あと10分になります」
1000円100分で借りていた100分が、なんと残り10分に。インスト+3ラウンドで90分かかったものが、そして、どんどん技術がおけるエリアが拡大して、絡みが複雑になっているものが、あと10分で果たして終わるのか?
3ラウンド目くらいから置ける場所とやれることが増えてきて、気づいたのですが、1ラウンドに4ターン、1ターンに3アクション、つまり1ラウンドに12アクションできるわけですが、全くアクションが足りません。
つまり、その12アクションをどう各行動に割り振るか考えなければならないのですが、そんなことをやってる時間はありませんw。
とりあえず、男のロマンとして宇宙飛行をプレイして、自己満足した後は、3ラウンド目に貯めたキューブを高得点の技術においていきます。もともとは自分がプレイしていたのですが、この点数は美味いとしのぽさんの豊富なキューブで奪われたものが大半だったので、トップへの攻撃にもつながり一石二鳥です。

(見えにくいですが男のロマン、宇宙飛行)
僕は最下位で手番は最初でしたが、宇宙飛行とか置いてる間にしのぽさんは過去にとんでいってしまったので、もう追加のキューブをおかれる心配はないと安心して、しのぽさんから技術の権利を奪っていきます。
そして、1ラウンド目から得点源だった活版印刷(単独で4点、しかも、他技術との絡みでこれ1枚で10点を超えることもある)を過去にプレイすることで、しのぽさんがプレイしていたものを排除します。そして、燃焼機関もしれっと奪い取ったところで僕のアクションは終了。あとはたるださん、しのぽさんのアクション待ちです。
たるださんは無難に終了で、しのぽさんも既に最も過去に移動しており、特に波乱なく手番終了するしかないなと思っていると、
しのぽさん:「特殊カードで未来に移動して、キューブ置いて権利を取り返して終了」
この見事な手による得点もあり、危なげなく逃げ切ってしのぽさんが勝利されました!

(最終形。しのぽさんの黄色が過去でなく、未来の時間軸にいます。あと、白と黄色がキューブを激しく置きあっています)
そして、急いで片づけをして撤収しましたが、帰りの電車の中では、こうすればよかった、ああすれば良かったと感想戦が繰り広げられましたとさw。
今回は初戦ということもあり、できる限り技術は成立させていく、他人の邪魔よりはWin-Winを狙うというプレイが多かったです(終盤はトップの邪魔をするプレイも見られましたが)。最下位の僕をいじめるのは、止そうかという空気もありましたし。
ただ、感想戦の中でも話が出ましたが、今回の活版印刷のように比較的楽に高得点が稼げる技術を取り合ったり、より過去で技術を成立させる、別プレイヤーの方がいい目を見るなら、成立を見送るというゲーマー的な手を打てるようになってからが、より楽しくなってくる気がしています。
単純にあなたの技術使わせてね^^というよりも、お前を利用して俺が勝つ!くらいのガチの殴り合いが楽しいゲームじゃないかと。
そういう殴り合いは苦手というメンツでも、高難易度の技術を成立させてるだけで楽しいのも確かではあるのですが。いくつの技術を成立させられるかというパズル的な遊び方もやろうと思えばできそうではありますし。
どちらにせよ、その場のメンツ、慣れに応じてどんどん手が変わってくる、楽しめる良いゲームではないかと思いました。たるださん、しのぽさんには感謝感謝です。
ただ、1ラウンド目が練習ラウンド的な感じではありますが、キューブの扱いやプレイ感覚がインストだけではちょっとわからないので、繰り返しプレイ推奨です。推奨しなくても、繰り返し遊びたくなる面白さですがw。
リバネスカフェを使ってみた感想としては、雰囲気もいいし、今回は食べていませんがご飯もおいしそう(何よりデザートがうまそう!)、山手線内で交通の便も良いというところまで見て、100分1000円はお値打ちかなあと。
別にボードゲーム専用というわけではないので、席の間に衝立があるわけでも、机が大きくてゲームがしやすいというわけでもありません。朝から晩までゲームだけをするための場所としては、もっと安いところも、使いやすいところも探せばあると思いますが、100分間だけゲームをするのであれば、ベターだと思いました。
まあ、100分単位と言うところから見ても、そんなに重いゲームをがっつりやることは、あまり想定されてないのではという気もしますし。いろんな意味で”気軽”に使えるってのが良い場所でした。
まあ、送料変わらないからといって複数買いしていたペロポネソスの拡張を、たるださんが購入してくださることになり、では何かやりますかとお誘いいただいて、それをリバネスカフェでという流れになっただけなのですが。
リバネスカフェはボードゲームが出来るカフェで、場所は四ツ谷駅から歩いて5分くらい。席料は100分間1000円で、お見せにおいてあるゲームで遊ぶことも、持ち込んで遊ぶのもOKです。詳しくはお店のサイトを。
余程、面の皮が厚ければ喫茶店、ファミレスでずっと居座ってボードゲームをやることも可能ではあるので、席料が取られるというのはちょっと妙な感じもしますが、使う側としては気兼ねなく遊べる安心料、店としては必要以上にたむろされることへの抑止ということなんでしょうか。
宅配ピザが高いのは、頼まれすぎないためという話をちょっと思い出しました。
閑話休題
たるださん、しのぽさんと駅で合流してリバネスカフェに向かいました。雨が降っていたこともあり、ちょっと遠いかな? まだつかないかな?と思ったあたりで到着です。
レガシー:時の歯車/Legacy:Gears of Time
レガシー:時の歯車(以下、レガシー)はKickstarter発のゲームで、今も海外ショップを含め一般流通はしておらず、メーカのサイトからのみ購入できます。Kickstarter発のゲームは基本的に一発屋というか、テーマにインパクトはあるものが多いのですが、イマイチなことが多く、やはりでかいパブリッシャーはそれなりにゲームの品質を高めるノウハウ持ってるんだなと思わされるのですが、レガシーはプレイした人の評価が高く、気になっているゲームでした。
なにせ遊んだ人からは面白いという話しか聞こえてこないので、それをやりませんかと言われて楽しみでないわけがありません。
※改めて思うとkickも通常のゲームも当たり外れは大差ないですね。Kickは煽られて面白そうに見えることが多いので、その反動で印象が悪くなるのかもしれません。あとは、ゲテモノにあえてぶっこんでるというのも…。
自分でルールブックを読んでないので概要は遊んだイメージですが、プレイヤーはタイムトラベラーになり、様々な時代を渡り歩いて、その時代に技術を興そうとします。例えば飛行機であったり、活版印刷であったりです。
ただし、技術は必要な技術が過去にないと興りません。活版印刷は文字がないとダメですし、場合によっては、Aを作るにはBとCが必要で、さらにBを作るにはDが必要と、技術はツリー構造になっています。
となると、過去から未来にむけて必要な技術をおいていきたくなるのですが、ラウンド中は過去への一方通行で、未来には戻ることはできません。
ひとつの時代に置ける技術の数にも上限があり、かつ、移動にもアクションを消費するので、移動せずにだせる技術はだしたくなりますが、同じ技術をより過去に出されるとそれより先の時代のものは得点にならず排除されるので、移動コストをケチるのも考えものです。
更に技術は置いたひとのものではなく、キューブを最も置いていたひとに得点の権利は移るわ、ラウンドごとにキューブは技術の上から減っていって、ラウンド終了時にキューブの置かれていない技術は排除されるわで、毎ラウンド毎ラウンド、各時代に置かれた技術と、その技術から誰に得点が入るかは刻々と変わります。
やれることは3、4種類なのですが色々と連動しているのでインストにもそれなりに時間をかけてくださっての1ラウンド目。スタートプレイヤーだったこともあり、いまの手札で一番他の技術との絡みのある(過去に条件となる技術が複数必要な)解析エンジンをプレイしました。
複数の技術が必要なのは、成立する難易度も高くはありますが、成立した際、その成立に使われた技術にも得点が入るので、それを狙って他の人たちが必要な技術をプレイしてくれないかなと言う期待をこめてみました。
(Aの技術の成立にBとCが必要な場合、Aの得点を計算する際にB,Cの権利を持っているプレイヤーにも得点が入ります。BとCは1つの技術で複数回得点機会があるということです)

(スタート直後。ここから色んな時代に技術を成立させにプレイヤーが旅立っていきます)
それを旨いと思ってくれたのか、しのぽさんがのってくれ活版印刷などの必要な技術が徐々により過去に出てきます。たるださんはご自身で応用科学、基礎科学のコンボを自分で作り、あとは成立に他の技術が不要なものをいくつかプレイして1ラウンド終了です。

(たぶん1ラウンド中)
1ラウンド終了時点の点数はほぼ全員横並び。僕は自キャラのボーナス技術である採鉱を成立させられずにちょっと出遅れた感じです。
技術にキューブを配置するアクションがあり、他プレイヤーから技術を奪ったり、不成立になりそうな技術を成立させるのに必要なのですが、置く為のキューブは基本的に技術から得点を得ないと手に入りません。
そんなわけで2ラウンド目からようやくプレイできるようになるアクションです。
そして、当然のごとく解析エンジンの権利がしのぽさんに奪われます(しのぽさんのキャラはラウンド終了時に解析エンジンの権利を持っていればボーナスがつくのです)。
そこも取り返したかったものの、1ラウンド最後の得点計算時に色々な技術の上からキューブが除かれており、このままでは得点リソース的にも上位の技術から得点するためにも過去の基本的な技術にキューブをつぎこまんと悲惨なことになりそうだったので、過去にとびます。
そうして、既に置かれた技術の上にキューブを追加して、このラウンドも成立させようと3人ともしていたわけですが、基本的な技術はその成立に他の技術が不要なので、いくら過去においても問題ありません(成立に他の技術が必要な場合は、少なくとも必要な技術が置かれた次の時代でないとならない)。
で、過去に技術をおくとどうなるかというと、同じ技術はより過去にあったもののみ成立し、未来の同技術は排除です。せっかく、貴重なアクションとキューブを注ぎ込んだ技術がなくなってしまうわけで、このラウンド、そういうことができそうな場面が何回かありましたが、それは…と、みんな躊躇してしまいました。
そして2ラウンド目が終了した段階で解析エンジンを起点にする技術のツリーをほぼ全て自前でまかなったしのぽさんは、そこだけで(うろ覚えですが)25点の大得点を獲得します(点数トラックは50点で1周のゲームです)。
この時点で最下位の僕とはダブルスコア、2位のたるださんも大きく差を開けられています。
これはいかんと3ラウンド目。キューブを置いて技術の権利を取りたくても、しのぽさんが3人の中で一番手持ちのキューブが多いという状態ではありましたが、僕はしのぽさんの得点源にキューブを置いて削りに出る一方で、たるださんも燃焼機関をプレイします。この燃焼機関は関連する技術がこの時点で3つもあり、1枚で約10点を稼ぐできるやつです。そして、この燃焼機関のおかげで僕が2ラウンド目においた飛行技術も成立します。
そんなこんなで僕もたるださんも点数は延ばしましたが、しのぽさんにはまだ届かず。むしろ差が開いた?くらいの点差で最終ラウンドである4ラウンド目に入ります。ここで僕がフリーアクションのし忘れがあったりでまごついていると、
店員さん:「ゲームの方、あと10分になります」
1000円100分で借りていた100分が、なんと残り10分に。インスト+3ラウンドで90分かかったものが、そして、どんどん技術がおけるエリアが拡大して、絡みが複雑になっているものが、あと10分で果たして終わるのか?
3ラウンド目くらいから置ける場所とやれることが増えてきて、気づいたのですが、1ラウンドに4ターン、1ターンに3アクション、つまり1ラウンドに12アクションできるわけですが、全くアクションが足りません。
つまり、その12アクションをどう各行動に割り振るか考えなければならないのですが、そんなことをやってる時間はありませんw。
とりあえず、男のロマンとして宇宙飛行をプレイして、自己満足した後は、3ラウンド目に貯めたキューブを高得点の技術においていきます。もともとは自分がプレイしていたのですが、この点数は美味いとしのぽさんの豊富なキューブで奪われたものが大半だったので、トップへの攻撃にもつながり一石二鳥です。

(見えにくいですが男のロマン、宇宙飛行)
僕は最下位で手番は最初でしたが、宇宙飛行とか置いてる間にしのぽさんは過去にとんでいってしまったので、もう追加のキューブをおかれる心配はないと安心して、しのぽさんから技術の権利を奪っていきます。
そして、1ラウンド目から得点源だった活版印刷(単独で4点、しかも、他技術との絡みでこれ1枚で10点を超えることもある)を過去にプレイすることで、しのぽさんがプレイしていたものを排除します。そして、燃焼機関もしれっと奪い取ったところで僕のアクションは終了。あとはたるださん、しのぽさんのアクション待ちです。
たるださんは無難に終了で、しのぽさんも既に最も過去に移動しており、特に波乱なく手番終了するしかないなと思っていると、
しのぽさん:「特殊カードで未来に移動して、キューブ置いて権利を取り返して終了」
この見事な手による得点もあり、危なげなく逃げ切ってしのぽさんが勝利されました!

(最終形。しのぽさんの黄色が過去でなく、未来の時間軸にいます。あと、白と黄色がキューブを激しく置きあっています)
そして、急いで片づけをして撤収しましたが、帰りの電車の中では、こうすればよかった、ああすれば良かったと感想戦が繰り広げられましたとさw。
今回は初戦ということもあり、できる限り技術は成立させていく、他人の邪魔よりはWin-Winを狙うというプレイが多かったです(終盤はトップの邪魔をするプレイも見られましたが)。最下位の僕をいじめるのは、止そうかという空気もありましたし。
ただ、感想戦の中でも話が出ましたが、今回の活版印刷のように比較的楽に高得点が稼げる技術を取り合ったり、より過去で技術を成立させる、別プレイヤーの方がいい目を見るなら、成立を見送るというゲーマー的な手を打てるようになってからが、より楽しくなってくる気がしています。
単純にあなたの技術使わせてね^^というよりも、お前を利用して俺が勝つ!くらいのガチの殴り合いが楽しいゲームじゃないかと。
そういう殴り合いは苦手というメンツでも、高難易度の技術を成立させてるだけで楽しいのも確かではあるのですが。いくつの技術を成立させられるかというパズル的な遊び方もやろうと思えばできそうではありますし。
どちらにせよ、その場のメンツ、慣れに応じてどんどん手が変わってくる、楽しめる良いゲームではないかと思いました。たるださん、しのぽさんには感謝感謝です。
ただ、1ラウンド目が練習ラウンド的な感じではありますが、キューブの扱いやプレイ感覚がインストだけではちょっとわからないので、繰り返しプレイ推奨です。推奨しなくても、繰り返し遊びたくなる面白さですがw。
リバネスカフェを使ってみた感想としては、雰囲気もいいし、今回は食べていませんがご飯もおいしそう(何よりデザートがうまそう!)、山手線内で交通の便も良いというところまで見て、100分1000円はお値打ちかなあと。
別にボードゲーム専用というわけではないので、席の間に衝立があるわけでも、机が大きくてゲームがしやすいというわけでもありません。朝から晩までゲームだけをするための場所としては、もっと安いところも、使いやすいところも探せばあると思いますが、100分間だけゲームをするのであれば、ベターだと思いました。
まあ、100分単位と言うところから見ても、そんなに重いゲームをがっつりやることは、あまり想定されてないのではという気もしますし。いろんな意味で”気軽”に使えるってのが良い場所でした。