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あやつりキングダム

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(2人でインスト込み20分)

【概要】

あなたは王様に取り入ろうとしているひとりの貴族です。部下達をうまく使って、王国へ寄与しながら自分のライバルより多くの名誉を手に入れましょう。

【ルール】

2人もしくは3人用のゲームです。

どちらかが規定の勝利点を獲得するまで以下を行います。

1.職業カードを配り、そのターンに使用する2枚を選ぶ

 各プレイヤーに職業カードを3枚ずつ配り、そのうち1枚を選びます。残った2枚を隣のプレイヤーに渡し、さらにそこから1枚選び、残った1枚はストックに戻します。

2.親から順に手番を行う

 職業カードの効果発動、名誉以外の資源獲得、建物カードの獲得(任意)を順に行います。
 カード2枚分、手番は2周します。

3.エンドフェイズ

 新しいイベントカードをめくる、建物カードを補充する、終了条件の達成有無確認を行います。

勝利点は建物自体についていたり、建物効果や一部の職業カードで手に入れます

【プレイ内容】

GM購入品のうち、K君と2人でできるものということで、いくつか持っていった中から、選ばれたのでこれを。

ふたりとも操り人形はプレイ経験ありです。ただ、K君はわかりませんが、少なくとも僕は数回やった程度です。
そんな2人でスタートです。

とりあえず資源を集めないとダメだろうと、お金を増やす錬金術師、兵士を増やす鍛冶屋、食糧を増やす料理人をふたりとも主に選んで進めます。
無難に資源が増えていきましたが、場の建物と選んだ役職からもらえる資源の相性もあり、僕が先に食堂(料理人で得られる食糧+1)を獲得し、ちょっとだけ有利に。K君としては死神(プレイヤーと職業を指定し、その職業をそのプレイヤーが持っていた場合は手番を行わなくさせる)や小悪魔(プレイヤーと職業を指定し、その職業をそのプレイヤーが持っていた場合、職業のアクションを奪う)で僕の料理人を止めたいところですが、運よく料理人がでてこなかった(山札に沈んでた)り、僕が親を取ってK君に邪魔される前に職業を使うようにしたりと運よくかわせました。K君が気にしてくれたおかげで、建物を手に入れたことで相手の手を狭めることができたようです。

この隙に他の資源も貯め、続けて2つの建物を建てます。K君はここでようやく1つです。
僕は建物が3つになったとはいえ、勝利点なしの特殊効果優先で選んだ建物ですし、何より所持建物から維持コストを払うイベントである徴税が発生すると、維持コストが払えず建物を2つ失います。まあ、出る確率1/3だし、次のラウンドでなければ資源貯まるし大丈夫だろーとタカをくくっていると、出たイベントは徴税。

僕の建物は2つ破棄になって残り1つに…。一方でK君は貯めていた資源を使って、王宮を建設します。維持コストは高いですが、それ自体が3勝利点をもつ上に毎ラウンド名誉(=勝利点)+1がもらえる建物です。
K君の手元に維持に必要なコストはありませんが、徴税はまさに先ほど出たばかりなので1ターンは確実に出ません(イベントカードのリシャッフルのタイミングからそうなります)。

これはやばいかもと思って焦るとさっきとは逆にこちらの手の内を読まれ、小悪魔使われて十分なアクションもできずK君がまた有利に。
その後数ラウンドもいいところなく、このラウンドが無難に終われば負けるということもわかりながら、イベントで徴税が出ることを祈ることしかできない体たらく。結果、勝利をかっさらわれました。

思っていたよりも短時間で終わったので、もう1回できるでしょうと2戦目を即座に。

職業の読み合いがあるゲームなので、効果だけでなく、実際の有効性がわかった2戦目の方が職業選択が悩ましくなってました。
とはいえ、2人とも長考するタイプではないのでサクサクと。

序盤は資源を優先、しかも、維持コストを考えるとお金の有効性が高いということはなんとなく、1戦目でふたりともつかんでいたので(実際には全て同じなのかもしれませんが1戦目は金の価値が高く思えるような進み方だったので)、あえて錬金術師を渡したり、料理人がまわってくるということは、多分錬金術師取っているだろうと読んだりして、小悪魔や死神でK君のアクションを邪魔していきました。

この邪魔がうまくいってまたもや序盤の資源量はK君を上回ったまま進みました。
今度は僕が、維持コスト1回分の余裕を持って王宮を建設します。さらに勝利点+3の建物も次ラウンドに建設し、このままいけば王宮によってもらえる名誉で終了条件を満たして勝利できそうです。
ただし、王宮の維持コストを払うだけの資源は持っていますが、もう1つの建物の維持に必要な資源は持っていないので、徴税が出れば勝負はまだもつれそうです。

K君は焦っても良いことはないと判断したようで、まず、将軍で僕から親を取ります。そして、エンドフェイズ。イベントでは徴税は発生せず!
これで次ラウンドに建物がなくならず、さらに勝利点付きの何らかの建物を買うか、なんらかの手段で名誉を獲得すれば僕の勝ちです。

そして、ラウンド開始時の職業ドラフト。僕の手元に来たのは、隠者、死神、将軍。迷わず隠者を取ります。隠者はこのラウンドの最後に出るイベントカードを見て、山札の下にまわすか、そのままにするか選べる効果です。これで次にでるイベントを徴税でなくせば勝てますし、今まで隠者が使われたのは2戦通して1回のみなので、まさか初手から取ったとは思われないだろう!との判断です(もっともK君に取られたら徴税だされて建物壊されるわけなので僕が取るのは必須なんですが)。

そして、K君からまわってきたのは鍛冶屋と死神。お、これは…と思いつつ鍛冶屋を取ります。
そして、親のK君が使った役職は小悪魔。錬金術師とか指定するんじゃないのかなーと思っていると、これを取らないと勝てない!と隠者を指定されてしまいました。おーまいがーです。
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(隠者指定するなーと思ってる場面です)

イベントカードの山札はいま3枚なので、徴税の起こる可能性を少なくとも1/2にできます(いま山札の1番上に徴税があれば残せばよく、違っていても1番上のカードを下に回せるので残り2枚のうち、上が徴税ならばK君の目的的には良い)。
幸い、K君が内容をみたカードは徴税ではなかったようで、山札の下に。
これで1/2かーと思っていると、

K君:「建物『魔法の森』の効果で小悪魔で奪った能力をもう1回使う」

ああ、そんな効果の建物あったね…と言いつつ、K君が徴税を山札の一番上にするのを見てました…。

そして、ラウンドが終わってイベントカードオープンでK君の思惑通り徴税が! 思惑通りではあったんですが、実は、このラウンドに適用されていたイベントは魔術師『資源を得る能力の効果を2倍にする』だったため、鍛冶屋の効果で兵士+2となり、全ての建物に必要な維持コストは満たしていたため、徴税による建物の破壊は起こらず、僕の勝利となりました。

【感想】

職業カードのちょっとした読み合い、建物によるちょっとした特殊効果の追加、さらにイベントカードによるアクセントまでついて、プレイ時間は20分かからない(2戦目は10分ほど)と短時間ゲームの優等生のようなゲームでした。
よくある「資源をとって、建物を建てる(勝利点をとる)」というゲームですが、よくあるだけあって、安定した面白さです。

ゲームが進むにつれ、序盤は資源、中盤以降は自分の戦術にあったもの(名誉、建物、資源等、何を重要視しているか)次第で重要な職業が変わっていくので、徐々に読み合いの対象が変化していくのも短時間とは言えゲームを飽きさせません。

イベントカードが4枚と少ないのも逆に展開の早さとあっていて、場合によってはクリティカルな効果を持つイベントばかりなので、プレイ時には○○のイベントこい!と熱くなります。リシャッフルのタイミングも、絶対に起こらないイベントを意識させることができて見事だと思います。

あやつり人形の面白いところを残しつつ、今風のすぐに楽しさのわかる、短時間の、考えどころ(選択肢)もあるゲームに仕上げてるのはすごいなあと。
さらに2~3人用というプレイ人数もちょっと遊ぶ分には便利で、本当にそつないゲームです。

今回、2戦とも王宮をとった方が勝っていますし、差がついた時には逆転しづらいのも確かではあるのですが、これは欠点というよりも勝負をつけるために必要な仕組みだと思います。そのおかげで20分もかからずに終わりますし、その状態になったことを省みて、もう1戦やればよいかなと。

ただ、きれいにまとまりすぎていてアクがないですし、他のゲームのいいとこを集めてきただけなので、このゲームを繰り返し遊ぶ理由というか、猛烈にひかれるものは僕にはなかったです。(単なる相性の話なので)まったく贅沢な話で恐縮です。元々それほどあやつり人形が好きではないのも関係しているかもしれません。
(無理に操り人形と比べる必要はないんですが、僕の記憶の中にある操り人形と基本的に同じなので…)

僕は短時間でももちっと悩ましいのが好みということもあって、面白さはわかるのにひかれないというわけのわからないことになっていますが、かるーいプレイ感で、読みあいが好きで、そこまでジレンマを味わいたくないという人には良いと思います。

最後に1点、あえて目立った欠点を1つ。コンポーネントは全体的に良い(悪くない)と思うのですが、カードの裏面からどの種類のカードかわかりにくく、たびたび、「これなんだっけ?」と目を近づけて確認しなければならなかったので、全部で3種類ですし、なんとかならんかったのかなと残念でした。
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(一応違いはあるので、慣れれば大丈夫とは思いますが)

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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