キーフラワー/Keyflower

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(4人でインスト込み2時間半)

【概要】

あなたは新しい土地を開拓するリーダーとなり、大陸からやってくるたくさんの人たちと共に自分の村を拡大していきます。開拓は過酷で、村の建物を増やすと人は死ぬか、嫌気がさして故郷に帰ってしまいますし、よその村に働きにやると帰ってこなくなる薄情者ぞろいと人材には恵まれていませんが…。

【ルール】

自分の村の発展度合いや、作った資源などに応じて得点が入ります。得点を一番稼いだプレイヤーが勝利します。

ゲームは競りとタイル使用を同時に行いながら進行します。
競りにもタイル使用にもキープル(このゲームでのミープルの呼称)を使い、使いたくなければパスします。プレイヤー全員がパスしたらラウンド終了で、競り落としたタイルの入手やキープルの補充が行われます。
その後、次のラウンドで競りにだされるタイルが補充されて、次ラウンドが開始します。これを4ラウンド分(春、夏、秋、冬の1年間)行えばゲーム終了です。

プレイヤーは手番がきたら、キープル置くことで競りかタイル使用かを行います(もしくはパス)。
場に出ているタイルの脇に置けば、入札したことになり、タイル上に置けばタイルを使用したことになります。

ただし、この時、既に誰かが入札/使用しているタイルに対してキープルを置くには2つの制限があります。
・既に置かれているキープルと同色でなければならない
・既に置かれているキープルよりも多くなければならない

この制限をクリアすればキープルを置く(アクションを行う)ことができます。

キープルを置きたくない時はパスができ、全員がパスをしたらラウンド終了です。
全員がパスをしなければ、1度パスした後も次の手番がくればアクションを行うことができます。

【プレイ内容】

偽エッセン会にてぐんまさん、しのぽさん、たる田さんと4人で。

冬ラウンドのタイルは全資材を1つずつ持っていると○点など、ゲーム終了時の得点になるもので、ゲーム開始時に各プレイヤーに均等に配られます。要はこれで点数をとることを目標に村を作っていけばいいわけです(実際に手に入れるには競りで勝つ必要がありますし、この時、手元に来なくても冬ラウンドの競りにかけられ、手に入れることができる場合ももちろんあります)。

僕に配られたのは「緑キープル数×2点」「同じ技術数×3点」「3種類の技術1セットごとに10点」の3枚でした。緑キープルはともかく、技術はどれを手に入れるかがランダムなので、狙って集められず、なんか微妙そうです(夏、秋、冬の開始時にキープルと同時に手に入れる1,2枚は表向きのものを取れはします)。

この冬タイルをもとに村を発展させていく方向性を決めれるはずなので、資源が得点に変換されるタイルとかであれば、とにかく資源作れば良いので楽だったのになーと思いつつ、何を買えば良いのかわからないままとりあえず競りに参加。

村の中心地のタイルを改良するために必要な資源を作るタイルと、競りでもタイル使用でも周りが邪魔し辛い緑キープルを作るタイルを取りにでます。

最初は誰とも競り合ってなかったのを、しのぽさんがキープルひとつで競り落とさせる訳にはいかないとしっかり競りあげられましたが、なんとか狙ったものは両方競り勝ちました。

まあ、資源作るタイルは種類間違えてたんですがw。改良に不要なのを取ってしまいました。

その裏で、キープルが全然足りないのが見えていたので補充のキープルを最初に選べるよう、プレイ順のトップに入札していたり、これ、みんなパスしてるしほぼ競り勝てるんじゃない?と思ったタイルを使用もしようとキープル置いたらぐんまさんに入札されてもっていかれたりと色々なことが同時進行していました。

(競り勝ったタイルは自分の村に配置され、その時に入札中に使用のためにおかれたキープルもついてきます。なので、自分が競り勝てるならキープル戻ってくるしと使用したら、キープルついてくるならとぐんまさんに入札され、入札も使用も同色の縛りのせいで入札できるだけのキープルはなくなってしまってました)

夏ラウンドで技術を入手するタイルが出てきたので、これは冬タイルのためにとらねばなるまいと入手(そして自分が持っていない色のキープルでたる田さんに使われると言う痛恨の一手を秋にくらいました)。
ただ、既に技術で冬に得点することを中途半端に諦めていたので技術をキープルに変換するタイルにもあわせて入札。更にまた緑キープルを作るタイルにも入札したりでかなり迷走していました。

僕以外のみなさんは村の中心地のタイルや他のタイルも改良し始めていて、僕も続きたいのですが、最初のタイル獲得ミスやその後に他人の村のタイルを使うのをためらった関係で出遅れまくります。
村の中心地の改良ができず、輸送が1マスしかできないのも痛いですし、改良諦めて輸送量の多いタイルを待ったのにそれが中々出てこなかったのも痛かったです。

迷走してるなりに確実に取れるところは取ろうと冬に入手可能になる「周囲のタイル数だけ得点」は裏切らないだろうと夏、秋のタイルで周回作ってみたりしてました。
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(あからさまに何かを狙っている村)

しのぽさんは競りにそれほど参加せずにこじんまりとした村を作り、ぐんまさんは金を産出するタイルを複数持ち、それを利用して他のタイルの改良しつつ資源を大量生産する村を。
そして、たる田さんは怪しい村の新興宗教かというくらいキープルの大量投入&資源の超大量生産です。
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(この時はこれでもかなり多いと思ったのですが)

どう見ても、資源を得点にする冬タイルを持ってそうでしたが、とりあえず初回だし、相手の邪魔よりも自分の点を伸ばすスタイルでやりましょうという、ヌルい協定も成立し邪魔はお互いにしないことに。
その協定おかげで秋の後半と冬は緑キープル量産から自分のやりたいことができましたが、技術の引き運が悪く、セットが作れずにトップのたる田さんとは十数点離されてのビリでした。
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(なんというか、最終的にたる田さんのところは壮絶な村に)

とはいえ、技術の引き運次第では追いついていたので前半を思えば善戦したのかもしれません。
たぶん、競りにキープルを使いすぎて手元に残せなかったのが主な敗因なんですが、そもそも使えるタイルを落とせなかったことが原因であり、やっぱり途中迷走したのがよくなかったようです。

【感想】

エッセンシュピール2012のフェアプレイ投票1位&聞いていた評判にふさわしい良いゲームでした。

やりたいことが多すぎる上に、キープルの色制限のせいで単純に実行順序に優先度がつけられず、一歩遅れたせいでコストが高くなるだけでなく、実行できなくなる可能性もあるなど、非常に悩みどころのあるゲームです。

タイルの使用に関しては、他人に使われないことを前提にキープルの使用計画を立ててしまいがちなので、ちょっと他人の村のタイルを使うだけで計画が崩壊してしまうことも更に悩ましさを増す要因になっていて素晴らしいです。
他人が改良しそうな気配を感じたら、ちょっと待って改良された直後にそのタイルを使ってしまうなど、「相手が嫌がって、自分にもメリットがある手」がプレイのたびに見つかりそうですし、無論、どのタイルがどの季節で出てくるのか、相性の良いタイルはどれとどれなのかというのも、2回、3回目から徐々に覚えていくものでしょうし、リプレイ欲求は高いです。

ただ、他人の計画を邪魔しやすく、しかも、単に邪魔するだけでなく利益もがっつり取れてしまうのも確かで、春夏秋と積み上げてきたものが冬に瓦解するというのも、起こりやすいとは思いますし、プレイすればするほど、他人の邪魔もうまくなると思います。それを「そうならないよう、最後まで読んで行動すべき」と取るか「冬までの2時間意味ないww」と取るかで評価は変わるかと思います。

どちらかというと、過程を楽しむ、過程が楽しいゲームで勝ち負けはあくまで結果と割り切った方がいいのかもしれません。それには、あまり村が発展、開拓されているという感じがしないのが残念ではあるのですが。

あと、僕が一番困ったと言うか、わからなかったのは「キープルの価値」です。競りにもタイル使用にも使うのですが、

・タイルAの入札に使ったキープル1つ
・タイルBの入札に使ったキープル1つ
・自分の村のタイルCを使用するために使ったキープル1つ
・他人の村のタイルDを使用するために使ったキープル1つ

は、同じキープル1つでもきっと価値は異なります。更に言えば全体に存在しているキープルの色の偏りでも、また価値は変わるでしょう(たる田さんは各色のおおよその数をカウントしようとされていたようです。数に負けてあきらめられたそうですが、本気でやるなら必要だと思います)。

手軽に遊べるようでいて案外ハードルが高いように思ってしまいます。
もしかしたら、デザイナー的にそんな大きな差はないから、キープルというざっくりとした単位を使ってプレイアビリティを向上されているのかもしれず、馬鹿が深読みしているのかもしれませんが。

個人的には上記のような色々と気になるところはあるものの楽しいゲームであることは確かです。好みの点からいうと、もう少し村を発展させている感じがあるともっと良かったのですが贅沢なんでしょうね。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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