スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ツォルキン/Tzolk'in

1337708911147499.jpg
(3人でインスト込み3時間弱)

【概要&ルール】

プレイヤーはマヤ文明の部即の長となります。神を信仰したり農業を行ったりなどして一族に繁栄をもたらせましょう。

プレイヤーは各ターン、以下の行動のいずれかを行います。

・ワーカーを歯車に置く/スタートプレイヤーマーカーを取る
 他プレイヤーのワーカーが置かれていない任意の歯車の上、またはスタートプレイヤーマーカーを取るためにワーカーを配置します。
 ワーカーが複数手元にあれば複数個所に置くこともできます。
 ただし、歯車上の場所、配置する数に応じてコーンを消費します。

・ワーカーを回収する。
 歯車上からワーカーを回収します。ワーカー回収時、ワーカーが置かれていた場所に応じたアクションを実施できます。

※パスはできません。

1337708911147500.jpg
(こういう歯車が6つ(1つは暦を刻む用でワーカー配置不可)あります)

これをゲーム終了まで繰り返します。

ワーカーを配置できる歯車は5つあり、それぞれコーンや木材を獲得できる、木材や石材、金、水晶髑髏と言った資材を獲得できる、技術の向上や建物の建築、神への信仰度向上ができる、ワーカーの増加やコーンを消費することで様々なことができる、水晶髑髏を使って勝利点獲得や神への信仰度向上ができるといった違いがあります。

技術
農業、資源採取、建設、神学の4つです。技術向上アクションで技術をあげることにより、コーンがおまけでもらえたり、建物建築するたびに勝利点がもらえたりと各歯車のアクションにボーナスがつくようになります。

信仰度
3種類の神様ごとに信仰度があり、信仰度をあげることで食糧供給日に資材、または勝利点が獲得できます。

建築
必要な資材を消費することでモニュメントや建物を建築できます。建物には食糧供給量を減らしたり、信仰度上昇、技術向上、勝利点獲得などの効果があります。ゲーム後半になると効果の強い建物が登場します。モニュメントはゲーム開始時に選ばれたものしか登場しません。モニュメントは建築することでゲーム終了時に状態に応じて勝利点が獲得できます(青の建物ごとに○点や使えるワーカー数に応じて得点など)。

時の進行
全プレイヤーが手番を終えると、中央の歯車がまわりそれに連動して全ての歯車がまわってワーカーが先に進むようになっています。基本的に先に進めば進むほど良いアクションになります。
中央の歯車は時を表しており、1/4周するごとに食糧供給日がやってきます。ワーカー数に応じたコーンが払えなければ勝利点が減ります。
その後、信仰度に応じて、1/4周、3/4周時には資材が、2/4周、4/4周時には勝利点が手に入ります。

最終得点計算
4/4周時の食糧供給後、資材をコーンに変換し、さらに勝利点に変換します。その後、XXからの勝利点も追加し、最も勝利点が高いプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

友人のFさん、Sさんと。久々にうちで重めのゲームを立てる機会があり、歯車がかっこいいツォルキンを立てました。

ゲーム開始時に初期に得る資源の描かれたタイルが配られ、そのうちから任意のものを選びます。モニュメントにあげた技術に応じて勝利点になるものがあったこと、アクションにボーナスがつくというのが好きなことから、技術をあげる効果のあるタイルを選択しました。やはり技術があがるのは強いのか、他にもらえる資材は少なめです。

Fさんは食糧供給時にワーカーひとりぶんの払いを免除する効果のタイルと信仰度をあげるタイル、Sさんは水晶髑髏を得られるタイルと水晶髑髏を使って勝利点を得る歯車で有利になる技術をあげるタイルを選んでいました。

僕はこのまま技術をあげまくり、技術を活用して勝利点を稼ぐつもりです。技術をあげるには資材が必要であり、種類は問われないのでとにかく数がもらえる木材伐採→技術アップを繰り返すことにしました。食糧はあげた技術で安く建物を建てて、建物効果で賄おうという腹です。

スタートプレイヤーは下家のFさんだったので最後手番である僕までにコーンの消費が少ない場所はほぼ埋まってしまうかと思いましたが、幸い技術をあげようとしてる人はいなかったようで、一番置きたかった場所は空いたままです。何分最初にもらえるコーンが非常に少なかったこともあり、チャンスに攻めるためにもできるだけ節約しなければなりません(一応借金のように、コーンをストックから取ることもできますが信仰度が下がります)。
1337708911147497.jpg
(2ターン開始時。赤が僕です)

置けるワーカーが無ければ、必ずいずれかひとつは歯車から戻さなければならないのですが、歯車の先に進むほど良い効果(コーンがもらえる量が増えたり、1アクションで2つ建物が建てれる等)になるので出来る限り戻したくはありません。そうなるとワーカーの人数が多い方が良いだろうとワーカーも増やしにいきます。
1337708911147498.jpg
(5ターン終了時)

食糧供給日に食糧が足りないと足りないワーカーひとりにつき3点マイナスとかなり大きいので、迷ったのですが、コーンか木材かの選択であえてコーンは取らずに木材(技術アップに使える)を獲得。技術にかけます。
(スタートプレイヤーマーカーのところに毎ターン貯まっていくコーンで初回の食糧供給日はなんとかしましたが)

開始時からあがっていた技術は農業(コーン収穫量アップ等)と建設(建築後、追加勝利点等)です。いまはコーンを収穫してはいませんが、農業もきっと役立つはずです。しかしながら、これから建築をするにあたって、資源を集めるなら資源採取(資源獲得時に追加資源等)の技術もあげたくなってきました。
そっちの方がアクション効率あがってお得だしと、コーンを収穫するつもりだったワーカーで再度、技術向上に向けて必要な木材を獲得したためにますますコーン貧乏に。

一方でFさんは食糧供給日のコーンの支払いを半分にする建物を建てるなど、コーン長者になる構え、Sさんは水晶髑髏の獲得&神へ捧げるをぐるぐるまわして、1人だけ得点がぶっとんだ位置にいます。
食糧供給日に信仰度が高いと資源や勝利点がもらえるのですが、水晶髑髏を捧げることで信仰度があがるのでSさんは、そこでも得なことになってます。

僕はコーンも、信仰心もないプレイでしたが、食糧供給を楽にするのも、信仰度をあげるのも建物効果でなんとかなるのでひたすら耐えます。2回目の食糧供給日(つまりゲームの折り返し地点)で食糧が足らず、勝利点はマイナスになり、トップのSさんとはついに得点トラック半周差。
1337708911147501.jpg
(ぱっと見半周差)

追いつけるのか不安ではありますが、その直後に欲しいと思っていた技術は上げきりました。よし、いくぞ!と気合をいれてひたすら資源獲得と建築をするためにワーカーを歯車においていきます。
コーン貧乏なため、置きたい場所に先にワーカーを置かれると絶体絶命ですが、幸いなことに下家のFさんはコーンは潤沢、アクションは他のひとと被らないという状態だったので、スタートプレイヤーマーカーは常にコーンでひいひい言っている僕とSさんを行ったり来たりしており、手番がまわってくるまでに他プレイヤーに封殺されることはありませんでした。

他プレイヤーにはされなかったのですが、3人プレイ時にはダミープレイヤーが1人おり、歯車上で6箇所は常に埋まっています。コーンはないのに置きたい歯車はダミー&他プレイヤーで埋まっている、しかも、どのワーカーもまだ戻したくない!ということで借金(コーン乞い)をして一気に4つ先の歯車にワーカーを配置!とかしてました。

あがった技術に応じて勝利点がもらえるモニュメントも建設し、資源採取技術の効果で勝利点を得、建物効果でどんどん信仰度もあげ…と残った時間のほぼ全てを建設しまくった結果、水晶髑髏パワーで逃げ切りを図っていたSさんを数点差で追い抜き勝つことができました。
1337708911147503.jpg
(トラック半周差を見事に差しきりました)

Fさんはコーンパワーで勝とうとした(コーンがあれば建築も信仰度あげも大抵のことはできるので)ようなのですが、思ったよりもコーンが増えずにちょっと伸び悩み。Sさんは水晶髑髏関連のモニュメントがあれば勝ってたと言ってましたが、資源はカツカツだったのでそのモニュメントがあっても建てられたかは少々疑問です。

【感想】

勝ったゲームはいいゲームとまで単純ではありませんが、非常に真っ当で面白いワーカープレイスメントゲームでした。
今年のエッセン新作はまだどれも当たりですが、その中でも個人的にはこれがピカイチです。

今回、3人がとった戦術が三者三様でしたが、最終的にいい勝負になっていたというのも好印象です。
基本どの得点手段もバランスが良くて、モニュメントと、建物の登場運が勝負をわけるのではないかという気がしています。
1337708911147502.jpg
(神様をおろそかにすると点差がつくという話も聞きます。今回は信仰度が似たり寄ったりだったせいだけかもしれません)

また、歯車が埋まってしまうとコーンを消費して先におくか、置くのを諦めるしかないのですが、一気に歯車の先におけるのが「歯車の手前側が埋まっている時」しかないので、歯車が埋まっているのが必ずしも悪いとも限らないのも良かったです。
既に安い資源は買われたので渋々高額を払って同じものを購入するというシチュエーションよりかは、埋まってきたから、これはチャンスと見て金払ってさくっと良いアクションやるかーの方が精神衛生上よろしいので。

あと、自分がツォルキンを気にいった理由が何かを考えたんですが、一部のリアルタイムストラテジー的な、時間(この場合はターン)とリソースの効率的な分配を考えることができるところだと思います。一度配置したワーカーは歯車に乗って進むだけなので、Xターン後を想像するのが容易なんですよね。

そのため、Aのアクションを行うにはあと○ターンかかるから、次ターンからBとCのアクションを行うためのワーカーを配置して…、するとAとBは同一ターンでアクション可能になるからBで手に入る資源をAにまわせる! そのあと、Dをするためにワーカー配置して、CとDを同じターンでやれば…等々、予定をみっちり立てることが出来ます。
こういう、スケジューリングを計画するのが好きなので、それでかなとw

ただし、上記の通り、非常に真っ当なやったことがきちんと返ってくる、複数の得点方法間のバランスも良い出来の良いゲームなので、ある程度以上、効率の良いワーカーの配置ができてしまうと戦術は違っていても似たような結果になる気がしています。まだまだ知らない手がきっとあるはず!プレイごとに新しい発見がある!とかいうタイプのゲームでもなさそうなのが、贅沢言うならちと残念です。

今回は初見ということもあって、スタートプレイヤーマーカーをとった際に歯車を2つ進められるという効果は、あまり使われませんでした。ひたすらワーカーの配置/回収の効率を追求しあう展開になると、歯車を想定よりも先に進められるというのは致命的なので、この「2つ進め」も積極的に使われるようになるのではないかと思います(というか、これか、必要そうな建物を先に建てるくらいしか他プレイヤーを邪魔する手段はないです。歯車うめてもコーン消費して先に置かれるだけで邪魔とは言い切れないので。計画の効率性を追求するゲームとして、あえてプレイヤー間で計画の邪魔をしにくいような作りになっているのかもしれません)。

ターンとリソースの効率的な運用を考えるのは、他人との絡みないと言えばその通りなのですが、やはり好きなタイプのゲームなので、是非、また近いうちに遊びたいです。まあ、そこに面白さを見出してるなら、素直に電源ゲームでリアルタイムストラテジーやれって話なのかもしれませんが。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード

QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。