第4回偽エッセン会
今月も我々のエッセン、中野のフローチャートに行ってきました。
今回は、ちきさんに参加頂いて、ぐんまさん、しのぽさん、たる田さん、僕とメンバは5人です。
この日は丑の日とのことでひつまぶしが安かったので、みんなで仲良くひつまぶしをw。前回もひつまぶしを食べたので違うのをと思っていましたが、まあ、うまいし安いしで。
お酒いける人はお酒を飲みつつ、この日は3つのゲームで遊びました。
チキンカエサル

一応、これも昨年のエッセン前後に発売された新作です。Kickstarter発で発売自体が2,3ヶ月延期した結果なのでエッセン新作と言うのは違和感がありますが。
まだ一般流通していないのか、少なくとも国内でのレビューは見たことが無く、Kickstarter出身、しかも、交渉ゲーム。かなりの地雷臭がただよっていましたが、候補にあげたところみなさん興味を持ってくださったので遊ぶことに。
5つの役職があり、自分の鶏をそれぞれの役職につけると、その鶏に役職に応じたメダルが与えられます。ゲーム終了時に持っているメダルはお金に変換され、一番お金を持っているプレイヤーが勝利します。メダルは同種のメダルを多くの鶏が持っていればいるほど変換効率が上がります。役職にも高低があり、高位の役職のメダルほど価値が高いです(最高位のカエサルのメダルは1枚3金、2枚で9金になりますが、低位の造営官のメダルは1枚1金、2枚3金にしかなりません)。
各役職ごとのアクション、メダルの授与、狐からの攻撃、昇進で1ラウンドでこれを終了条件を満たすまで繰り返します。
アクションの中に税率決めと狐からの防衛体制を決めるというのがあるのですが、税金をもらえるのはカエサルと税率を決める役職の人たちだけです。僕やちきさんは、最初その役職についていたので、お金たくさんもらおうと税率をあげたら、そんなやつらは狐に殺されればいいと、全く守ってもらえず、税率決め役職の鶏は全滅w。
基本的に「お前がうまい汁をすうなら殺すわ」の連鎖です。高位役職続けてるから殺す。あそこはメダルが多そうだから殺す。やっぱり金持ってるから殺す。まあ、とにかく殺されますw。
こういった多少(かなり?)の理不尽さを気にしないのであれば、大変面白いゲームでしたw。
さらに面白いのは、死ぬことによって、経験していない役職のメダルも鶏につけられるようになるなど、死ぬのがあながち悪いことではない点です。
鶏がガンガン死ぬところなどハチャメチャではあるのですが、上記の死んだあとのシステムだけでなく、全てのアクション間の関連や、役職ごとのうまみが絶妙に絡んでいて悩まされます。
ルールを読んだ段階で面白そうという手ごたえはあったのですが、いやいやキックのゲームを信用するなと油断してなかったのが良い方向に裏切られました(正直、ほっとしました)。
貧乏同士仲良くしましょうと、ぐんまさんに色々と融通をきかせてもらい、最終的には監査官と執政官の名門として名を馳せた僕のオレンジ鶏家が勝利しました。前述のとおり、このゲーム、色々な要素の絡みが密接すぎて「ここで交渉すれば有利!」というのがわかりづらく、今回はほとんど交渉は発生しませんでした。
ガンガン殺される、結構ままならなさがあるという点で難しいゲームだと思いますが、またやりたいです。
多分別記事あげます。
帝国(古代ローマの新しいゲームより)

続いては10分で終わるエリアマジョリティのこちらをちきさんのリクエストで。
毎ラウンド、一斉プロットで各プレイヤー3つずつ任意のエリアにコマを置いていきます。
コマを置いた後、1ラウンド目は1点のエリア、2ラウンド目は2点のエリア…と決算が行われ、8ラウンド目のみ8点、9点の2エリアで決算して合計点を競います。
面白いという話は聞いていたので楽しみにしていたのですが、これも噂に違わずで。
絶対にとりたいなーと序盤から9点のエリアにこつこつ置いていったら、取れはしたものの、誰もよりつかず、少ない個数で2位、3位を取られて他人をトスすることになり涙目でしたw。
他人とそれほど被らずに取りにいったエリアを確実に取ってらしたしのぽさんが勝利されてました。
他人と被った時に入れ込むのか、それとも引くのかが重要って大抵のエリアマジョリティで言える話で、10分で終わってエッセンスは見事に入っているゲームでした。
歴史の糸車(古代ローマの新しいゲームより)

1~5の数字の書かれた5色のカードを円形に並べます。手番には時計回りに1~3枚先までポーンを進め、進めた先のカードを獲得します。同じ色の全てのカードが取られたら、その色のカードは得点になり、同じ数字の全てのカードが取られたらゲームは終了し、その数字は減点になります。
とりあえず数字=得点なので大きい数字のカードを取っていけばいいかーと、能天気にカードを取りつつ、同色のカードを集めていきます。ある程度減ると「決算起きて得点になるのなら」と他のひともその色のカードを取ってくれるので、そういった幸運に恵まれ、大きな減点をくらうこともなかったため、2回目が終わった時点での合計点はとりあえずトップでした。
5人で遊んだため、単純にカードの並び順と巡り合わせ運が大きかったように思います。少人数だと、あえて大きな数字を取らずに相手の取れるカードを制限するという場面も出てくるのではないでしょうか。
これも面白かったです。
その後、30分ほどチキンカエサルの感想戦をやった後、解散となりました。
本当にチキンカエサルが面白かったのには、ひと安心しました。ひとを選ぶのは確実なので、万人に進められる訳ではないですがw。口直し用にと用意していた古代ローマも安定の面白さで、今回もエッセンは良いとこだと再認識できました。お付き合いいただいた方々、ありがとうございました。
今回は、ちきさんに参加頂いて、ぐんまさん、しのぽさん、たる田さん、僕とメンバは5人です。
この日は丑の日とのことでひつまぶしが安かったので、みんなで仲良くひつまぶしをw。前回もひつまぶしを食べたので違うのをと思っていましたが、まあ、うまいし安いしで。
お酒いける人はお酒を飲みつつ、この日は3つのゲームで遊びました。
チキンカエサル

一応、これも昨年のエッセン前後に発売された新作です。Kickstarter発で発売自体が2,3ヶ月延期した結果なのでエッセン新作と言うのは違和感がありますが。
まだ一般流通していないのか、少なくとも国内でのレビューは見たことが無く、Kickstarter出身、しかも、交渉ゲーム。かなりの地雷臭がただよっていましたが、候補にあげたところみなさん興味を持ってくださったので遊ぶことに。
5つの役職があり、自分の鶏をそれぞれの役職につけると、その鶏に役職に応じたメダルが与えられます。ゲーム終了時に持っているメダルはお金に変換され、一番お金を持っているプレイヤーが勝利します。メダルは同種のメダルを多くの鶏が持っていればいるほど変換効率が上がります。役職にも高低があり、高位の役職のメダルほど価値が高いです(最高位のカエサルのメダルは1枚3金、2枚で9金になりますが、低位の造営官のメダルは1枚1金、2枚3金にしかなりません)。
各役職ごとのアクション、メダルの授与、狐からの攻撃、昇進で1ラウンドでこれを終了条件を満たすまで繰り返します。
アクションの中に税率決めと狐からの防衛体制を決めるというのがあるのですが、税金をもらえるのはカエサルと税率を決める役職の人たちだけです。僕やちきさんは、最初その役職についていたので、お金たくさんもらおうと税率をあげたら、そんなやつらは狐に殺されればいいと、全く守ってもらえず、税率決め役職の鶏は全滅w。
基本的に「お前がうまい汁をすうなら殺すわ」の連鎖です。高位役職続けてるから殺す。あそこはメダルが多そうだから殺す。やっぱり金持ってるから殺す。まあ、とにかく殺されますw。
こういった多少(かなり?)の理不尽さを気にしないのであれば、大変面白いゲームでしたw。
さらに面白いのは、死ぬことによって、経験していない役職のメダルも鶏につけられるようになるなど、死ぬのがあながち悪いことではない点です。
鶏がガンガン死ぬところなどハチャメチャではあるのですが、上記の死んだあとのシステムだけでなく、全てのアクション間の関連や、役職ごとのうまみが絶妙に絡んでいて悩まされます。
ルールを読んだ段階で面白そうという手ごたえはあったのですが、いやいやキックのゲームを信用するなと油断してなかったのが良い方向に裏切られました(正直、ほっとしました)。
貧乏同士仲良くしましょうと、ぐんまさんに色々と融通をきかせてもらい、最終的には監査官と執政官の名門として名を馳せた僕のオレンジ鶏家が勝利しました。前述のとおり、このゲーム、色々な要素の絡みが密接すぎて「ここで交渉すれば有利!」というのがわかりづらく、今回はほとんど交渉は発生しませんでした。
ガンガン殺される、結構ままならなさがあるという点で難しいゲームだと思いますが、またやりたいです。
多分別記事あげます。
帝国(古代ローマの新しいゲームより)

続いては10分で終わるエリアマジョリティのこちらをちきさんのリクエストで。
毎ラウンド、一斉プロットで各プレイヤー3つずつ任意のエリアにコマを置いていきます。
コマを置いた後、1ラウンド目は1点のエリア、2ラウンド目は2点のエリア…と決算が行われ、8ラウンド目のみ8点、9点の2エリアで決算して合計点を競います。
面白いという話は聞いていたので楽しみにしていたのですが、これも噂に違わずで。
絶対にとりたいなーと序盤から9点のエリアにこつこつ置いていったら、取れはしたものの、誰もよりつかず、少ない個数で2位、3位を取られて他人をトスすることになり涙目でしたw。
他人とそれほど被らずに取りにいったエリアを確実に取ってらしたしのぽさんが勝利されてました。
他人と被った時に入れ込むのか、それとも引くのかが重要って大抵のエリアマジョリティで言える話で、10分で終わってエッセンスは見事に入っているゲームでした。
歴史の糸車(古代ローマの新しいゲームより)

1~5の数字の書かれた5色のカードを円形に並べます。手番には時計回りに1~3枚先までポーンを進め、進めた先のカードを獲得します。同じ色の全てのカードが取られたら、その色のカードは得点になり、同じ数字の全てのカードが取られたらゲームは終了し、その数字は減点になります。
とりあえず数字=得点なので大きい数字のカードを取っていけばいいかーと、能天気にカードを取りつつ、同色のカードを集めていきます。ある程度減ると「決算起きて得点になるのなら」と他のひともその色のカードを取ってくれるので、そういった幸運に恵まれ、大きな減点をくらうこともなかったため、2回目が終わった時点での合計点はとりあえずトップでした。
5人で遊んだため、単純にカードの並び順と巡り合わせ運が大きかったように思います。少人数だと、あえて大きな数字を取らずに相手の取れるカードを制限するという場面も出てくるのではないでしょうか。
これも面白かったです。
その後、30分ほどチキンカエサルの感想戦をやった後、解散となりました。
本当にチキンカエサルが面白かったのには、ひと安心しました。ひとを選ぶのは確実なので、万人に進められる訳ではないですがw。口直し用にと用意していた古代ローマも安定の面白さで、今回もエッセンは良いとこだと再認識できました。お付き合いいただいた方々、ありがとうございました。
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No title
先日はありがとうございました!
チキンカエサル面白かったです。我が家ではまず受け入れられないタイプ(笑)のゲームなので、遊ぶ機会が持てて嬉しかったです。
執政官が強い気がしましたが警戒するのも簡単なので、繰り返すと展開も変わりそうですね。
遅まきながら自分のところでも記事を書き、ひだりさんの記事へリンクをさせていただきました。よろしくです。
http://gunture.blog3.fc2.com/blog-entry-1406.html
チキンカエサル面白かったです。我が家ではまず受け入れられないタイプ(笑)のゲームなので、遊ぶ機会が持てて嬉しかったです。
執政官が強い気がしましたが警戒するのも簡単なので、繰り返すと展開も変わりそうですね。
遅まきながら自分のところでも記事を書き、ひだりさんの記事へリンクをさせていただきました。よろしくです。
http://gunture.blog3.fc2.com/blog-entry-1406.html
Re: No title
こちらこそありがとうございました。海のものとも山のものとも知れぬチキンカエサルに興味を持っていただけたのは嬉しかったですが、不安だったのも事実で、結果楽しんでいただけたようで良かったです。
今回は3金で助かることが多かったり、そもそも狙われなかったりしたので、結果的に有利になったのだと思います。ぐんまさんもブログに書かれてましたが3金でみんな助かるのではなくて、投票権のコントロールでトップの鶏を排除するとかになるんでしょうかね。
楽しい楽しくないがゲームの展開とメンバに依存するように思うので、本当に難儀なゲームですw。
こちらもリンク貼らせて頂きました。これからもよろしくお願いしますー
今回は3金で助かることが多かったり、そもそも狙われなかったりしたので、結果的に有利になったのだと思います。ぐんまさんもブログに書かれてましたが3金でみんな助かるのではなくて、投票権のコントロールでトップの鶏を排除するとかになるんでしょうかね。
楽しい楽しくないがゲームの展開とメンバに依存するように思うので、本当に難儀なゲームですw。
こちらもリンク貼らせて頂きました。これからもよろしくお願いしますー