オセアニア/Oceania

(インスト込み2人で15分ほど)
【概要】
未開の地、オセアニア。この海域にはまだまだ知らない島々がたくさんあります。あなたは発見隊の隊長となり、海域を探検し、発見した島に発見隊を送り込むことで自分たちの島だとよそに知らしめましょう。
【ルール】
タイル引きでオセアニアの島々を発見し、他プレイヤーよりも多くの島を自分のものにするゲームです。
手番のはじめに船を進める航路を決めます。次にタイルを引き、既に置かれているタイルやボードに描かれた航路や島、海の絵柄にあうように配置します。配置できなければ手元にたまります。
島の描かれたタイルを配置する際には、その島に探検隊のチップを置けます。
また、手番の開始時に既に手元にタイルがたまっている場合、探検隊のチップを捨てることで手元のタイルをボードに配置することができます。
こうしてタイルを置いていき、タイルが置けれなくなったら終了です。その時点で完成している島に置かれている探検隊の数のを比べ、多く探検隊を置いているプレイヤーに島を構成しているタイル枚数が得点として入ります。
全ての島からの得点を合計した後、手元にたまっているタイル枚数×2点を引いたものが最終的な点数になります。
【プレイ内容&感想】
ガチっぽいゲームが続いたので気軽にできそうなこのゲームをK君とプレイしました。
最初はタイルが置かれていないので、どんなタイルでも気にせずに置いていったのですが、僕の手番でやけに島影の無い海だけのタイルを引きます。
2枚くらいまでは笑っていたんですが、3枚、4枚と出てくると実質的にパスみたいなものなので笑えません(お互いに笑ってましたけど)。

(この辺の海は全部僕が引いたもの)
K君は僕よりはましだったのですが、1,2枚置けないタイルを引いてしまい、お、と思ったもののダブルスコアくらいで敗北。
1回だけでなく繰り返し遊びましょうとルールブックにあったので、ではもう1ゲームと2ゲーム目開始です。
このゲームでは海だけのタイルを平等に引いたのは良かったですが、僕の島タイルの引き運が悪く、手元に4,5枚貯まってしまいまたもや敗戦。K君の手元にも2枚くらいたまっていましたが、序盤から中盤にかけて配置できないタイルを引くのと、終盤に引くのとでは意味合いが大きく異なります。序盤、中盤に島を配置できなかった(探検隊を置けなかった)のが響いてトリプルスコアくらいでしたw
はっきり言ってかなりの運ゲーです。運が平準化されるまで繰り返し遊べばよいかもしれませんが、何故そこまでしなければならないのかと悲しくなるかもしれません。ぬるーく、ゆるーく楽しめばいいと思います。盤面も展開も地味なのがまた辛いですが。
唯一、戦略と言うか迷いどころになるのは、引いたタイルの置き方です。選択肢がないことも多いのですが、1ゲームに数回、島を大きくするか、それとも閉じてしまうかの選択が迫られることがあります。たまたまなのか狙ってるのかは分かりませんが、島を大きくしようとすると航路が脇にそれるため島を完成しづらくなり、小さく完成させようとすると点数は伸びません。大きな島を完成させるのはかなり大変なのでロマンを見るか、着実にいくかというところです。
また、ルールブックには「配置できずに手元にきたタイルを使って、相手の島をふさいでしまおう!これは戦略的に重要だぞ」的なことが書かれていますが、ほっとけばふさぐタイルが出てこずに得点にならないかもしれないのに、何故こちらがふさいであげないとならないのか疑問です。使うなら自分が取れそうな島に使います。
1手遅れる、持ってれば減点、使うにも数少ない探検家を消費すると、配置できないタイル引いた時のデメリットが大きすぎるんでないかと気になりました。