Yokohama 1 GAME Night(2013.3.5)
ひと月ぶりに、1ゲーに参加してきました。この日のテーマは(確か)コマを使った建築ゲームだったかな?でメトロポリィスとメディナを遊ばせて頂きました。テーマのようでテーマでないテーマという緩さも1ゲーの魅力ですw。
メトロポリィス

陣取りと(というか土地取り)と競りが組み合わさったゲーム。全プレイヤーに同じ数字がふられた色違いのビルコマが配られ、これを使って土地を競っていきます。これがちょっと変わっていて、「ビルを建てたい土地にビルコマを置く→そのビルコマの数字よりも大きい数字のビルコマを隣接する土地に置く」を全員がパスするまで続け、最も大きい数字のビルコマを置いたプレイヤーだけがボード上にコマを残せます。
ゲーム開始時に全員異なる目的カードが配られており、終了時に達成度合いに応じて得点が入ります。あとは、競り勝ってコマを置いた時にその土地に置かれたいたトークン、各エリアで最も高いビルなどからも得点(たまに減点)が入ります。
競りの対象が変わりながら競り上げていくというのが非常に奇妙なプレイ感のゲームでした。通常の競りゲームなら、それを10金で競り落とさせるわけにはいかないから、11金に競り上げる!ということがあるんですが、メトロポリィスだとその土地を10(の価値のビル)で競り落とさせるわけにはいかないんだけど、周りの土地は11つけるような価値はないので競り上げれないということがあります。
僕の目的カードは黄色い土地ごとに2点と、3つ以上自分のビルがあるエリアごとに4点というもので、黄色い土地は他の色の土地と比べておいしい土地(トークンが置かれてる等)がなく、エリアに3つ以上というのも3人だと土地が余りそうだったので、序盤は様子見していました。様子見といいつつ、これくらいなら競り上げてもらえるんじゃないだろうかという嫌らしい値付けをしたり、周りが競り上げてくれるのを見ていたりで、いい感じに大きい数字を周りに使わせ、自分は残しつつで。
それがうまく行き、周りに使えるコマがなくなってきた中盤に一気に得点になる土地にコマを置け、更に袋小路の土地を安く取り(隣接した土地が全て埋まっていると競り上げられないので低い数字でも取れる)、終盤に自分の得点がのびそうなところを残しておいた高い数字のコマで取って、勝つことができました。
競り合っている数字と、競り取ろうとする土地の思惑が一直線でなく、ぐにゃんぐにゃんの曲線で絡んでいる面白いゲームでした。たくさん競り勝ったとしても得点になる土地が取れていなければダメというのが嫌らしく、一筋縄でないのも好みでした。
メディナ

メディナの町に宮殿を建てるゲーム。宮殿コマを全プレイヤーでボード上に配置します。宮殿コマが置かれている段階では誰の宮殿でもありませんが、自分の屋根を被せることで宮殿を自分のものにできます。ただし、屋根がかぶさるとそれ以上宮殿は大きくできません&各色、宮殿は1つしか屋根を被せられません(宮殿は4色あります)。
宮殿に使われたコマ数と接する人や城壁数が得点です。また、各色最大の宮殿の持ち主等にボーナス得点が入ります。
見た目の綺麗さで有名なゲームです。とりあえずの方針としては、各色宮殿コマは20個あるので、4人プレイで平均となる5つ以上の大きさの宮殿を取ることを目標としました。が、序盤に4つ程度で宮殿を確定したプレイヤーは、確定した宮殿に隣接させる壁やひとのコマを置くことで手番を消費出来るのに対して、僕のように自分の宮殿を持つことが遅れたプレイヤーは人や城壁コマを出そうにも、自分の得点になるのかわからない状態で出すわけにいかず、宮殿コマを出すしかないという状態に。
この色の宮殿コマは置くと、4コマの大きさになるから別のプレイヤーがきっと5コマまで大きくして屋根を被せてしまう、それはおいしくないので、宮殿コマを置きたくない…。かといって、自分の宮殿が確定していない状態で人や城壁コマを置くわけにも…と悩みまくりです。誰か宮殿コマを出してー(そうすれば自分のものにするから)という、自分勝手な思いに手が縛られて苦しいゲームでした。
結局、それに耐えられずに3,4コマで妥協して自分のものにする羽目になったのですが、それらがたまたま角に面しており、城壁に面する宮殿ばかりだったので、城壁からの点数をかなり手に入れ、ひとコマもたまたま引き込みやすい立地だったので効率良く面するよう配置できた結果、1点差で勝つことができました(2点差に4人がかたまる接戦でした)。
3つ4つの大きさの宮殿で我慢するプレイヤーが多ければ、みんなの手元に宮殿コマが残るので、後半、それをかっさらうのもありだなーと思っていたのですが、余程置くコマに困らない限り他人しか得しないコマをださないですよねw。むしろ、配置制限にひっかかって1,2コマしか置けないような狭い土地に置かれたりして、後半の方が宮殿の大きさが伸び悩むことが多かったですし。コマ数最大の宮殿が逆転したのって1、2回あったかな?程度で、思いっきり展開を見誤っていました。
というか、これも変形の競りとも言えるんですねえ。徐々に価値が上がるものを同価値の貨幣(屋根)で互いに競り落とすとかの解釈をすればですが。
ゲーム中&終了時の見た目がきれいなゲーム2つを遊ばせて頂きました。完全に事前にやるゲームを周知しているゲーム会って(固有のゲームだけやるとかでなければ)珍しいと思うのですが、個人的には楽しみが事前に膨らむので大変ありがたいですね。やりたいゲームなのに参加できない時は、うがーっとなりますがw
メトロポリィス

陣取りと(というか土地取り)と競りが組み合わさったゲーム。全プレイヤーに同じ数字がふられた色違いのビルコマが配られ、これを使って土地を競っていきます。これがちょっと変わっていて、「ビルを建てたい土地にビルコマを置く→そのビルコマの数字よりも大きい数字のビルコマを隣接する土地に置く」を全員がパスするまで続け、最も大きい数字のビルコマを置いたプレイヤーだけがボード上にコマを残せます。
ゲーム開始時に全員異なる目的カードが配られており、終了時に達成度合いに応じて得点が入ります。あとは、競り勝ってコマを置いた時にその土地に置かれたいたトークン、各エリアで最も高いビルなどからも得点(たまに減点)が入ります。
競りの対象が変わりながら競り上げていくというのが非常に奇妙なプレイ感のゲームでした。通常の競りゲームなら、それを10金で競り落とさせるわけにはいかないから、11金に競り上げる!ということがあるんですが、メトロポリィスだとその土地を10(の価値のビル)で競り落とさせるわけにはいかないんだけど、周りの土地は11つけるような価値はないので競り上げれないということがあります。
僕の目的カードは黄色い土地ごとに2点と、3つ以上自分のビルがあるエリアごとに4点というもので、黄色い土地は他の色の土地と比べておいしい土地(トークンが置かれてる等)がなく、エリアに3つ以上というのも3人だと土地が余りそうだったので、序盤は様子見していました。様子見といいつつ、これくらいなら競り上げてもらえるんじゃないだろうかという嫌らしい値付けをしたり、周りが競り上げてくれるのを見ていたりで、いい感じに大きい数字を周りに使わせ、自分は残しつつで。
それがうまく行き、周りに使えるコマがなくなってきた中盤に一気に得点になる土地にコマを置け、更に袋小路の土地を安く取り(隣接した土地が全て埋まっていると競り上げられないので低い数字でも取れる)、終盤に自分の得点がのびそうなところを残しておいた高い数字のコマで取って、勝つことができました。
競り合っている数字と、競り取ろうとする土地の思惑が一直線でなく、ぐにゃんぐにゃんの曲線で絡んでいる面白いゲームでした。たくさん競り勝ったとしても得点になる土地が取れていなければダメというのが嫌らしく、一筋縄でないのも好みでした。
メディナ

メディナの町に宮殿を建てるゲーム。宮殿コマを全プレイヤーでボード上に配置します。宮殿コマが置かれている段階では誰の宮殿でもありませんが、自分の屋根を被せることで宮殿を自分のものにできます。ただし、屋根がかぶさるとそれ以上宮殿は大きくできません&各色、宮殿は1つしか屋根を被せられません(宮殿は4色あります)。
宮殿に使われたコマ数と接する人や城壁数が得点です。また、各色最大の宮殿の持ち主等にボーナス得点が入ります。
見た目の綺麗さで有名なゲームです。とりあえずの方針としては、各色宮殿コマは20個あるので、4人プレイで平均となる5つ以上の大きさの宮殿を取ることを目標としました。が、序盤に4つ程度で宮殿を確定したプレイヤーは、確定した宮殿に隣接させる壁やひとのコマを置くことで手番を消費出来るのに対して、僕のように自分の宮殿を持つことが遅れたプレイヤーは人や城壁コマを出そうにも、自分の得点になるのかわからない状態で出すわけにいかず、宮殿コマを出すしかないという状態に。
この色の宮殿コマは置くと、4コマの大きさになるから別のプレイヤーがきっと5コマまで大きくして屋根を被せてしまう、それはおいしくないので、宮殿コマを置きたくない…。かといって、自分の宮殿が確定していない状態で人や城壁コマを置くわけにも…と悩みまくりです。誰か宮殿コマを出してー(そうすれば自分のものにするから)という、自分勝手な思いに手が縛られて苦しいゲームでした。
結局、それに耐えられずに3,4コマで妥協して自分のものにする羽目になったのですが、それらがたまたま角に面しており、城壁に面する宮殿ばかりだったので、城壁からの点数をかなり手に入れ、ひとコマもたまたま引き込みやすい立地だったので効率良く面するよう配置できた結果、1点差で勝つことができました(2点差に4人がかたまる接戦でした)。
3つ4つの大きさの宮殿で我慢するプレイヤーが多ければ、みんなの手元に宮殿コマが残るので、後半、それをかっさらうのもありだなーと思っていたのですが、余程置くコマに困らない限り他人しか得しないコマをださないですよねw。むしろ、配置制限にひっかかって1,2コマしか置けないような狭い土地に置かれたりして、後半の方が宮殿の大きさが伸び悩むことが多かったですし。コマ数最大の宮殿が逆転したのって1、2回あったかな?程度で、思いっきり展開を見誤っていました。
というか、これも変形の競りとも言えるんですねえ。徐々に価値が上がるものを同価値の貨幣(屋根)で互いに競り落とすとかの解釈をすればですが。
ゲーム中&終了時の見た目がきれいなゲーム2つを遊ばせて頂きました。完全に事前にやるゲームを周知しているゲーム会って(固有のゲームだけやるとかでなければ)珍しいと思うのですが、個人的には楽しみが事前に膨らむので大変ありがたいですね。やりたいゲームなのに参加できない時は、うがーっとなりますがw