ドッカー/Docker

(3人でインスト込み10分ほど(ひとり脱落まで))
【概要&ルール】
あなたは港でクレーンを使ってコンテナの積み下ろしを担当しています。ある時、あなたの上司が「僕の言うとおりにコンテナを動かし続けることができるかい?」と言ってきました。上司の無理難題に応えることができるでしょうか。
というようなストーリーがあってもおかしくない、自分のダイス目と戦うゲームです。
(ルール上は1~4人用ですが、何人でやっても一番の敵は自分のダイス目です)
プレイヤーは規定数の荷物(コンテナ)を持っています。これをダイス目に従って、3×3のボード上に配置します。この時、上下含む1マス分の移動をダイス目1として、これまでいた場所から荷物を移動させます。1であれば隣接するいずれかのマスに、2であれば2マス離れた平面上の移動か、隣の1段高い場所へ移動させなければなりません(空中に止まるような移動はできません)。
ダイス目分の移動ができなくなったら、そのプレイヤーは失格です。最後の一人になるまで続け、残った一人が勝者です。
移動させるダイスは任意に選ぶことが可能です。持っているダイスから1つだけボード上に送り込んでそれだけでやりくりするのも、全てのダイスをボード上に送り込むのもルール上は問題ありません。
【プレイ内容&感想】
偽エッセン会にてしのぽさん、ぐんまさん、僕の3人で。
とあるゲームがやばいと話題になっていた頃に、「比べ物にならないくらいドッカーはやばい」と聞いていたので、怖いもの見たさ半分でした(無論、やばいらしいですよwと伝えたうえで遊んでます)。
序盤は出た目に従って、自分の荷物を入れていくだけなので淡々と進みました。
それでも2,3巡目くらいから積極的に他人の荷物の上に置くような移動を始めに考えてみるように、
「あれ? これって動かせる?」
「ここなら動かせません? ほら、1,2,3だから…」
「あ、こっちでもいいですね。どうせなら他人の荷物の上に置きませんか」
などなど、場所が暗かったのが良くなかったのか、みなさん人がよいのか、空間認識力が弱いのか、誰の手番でも、あーだこーだと口出ししつつで。
基本的にボード上に出した荷物でやりくりするようにして、どうしようもなくなったらまだボード上に入れてなかった3つめをいれるようにしていたのですが、これって要はライフが3つあるってことですよね。
ボード上のダイスが増えるほど、基本的には動かしやすくなるわけなんで、単純にライフが減ってるってわけでもないですが。

(終了少し手前)
そんなこんなでわいわいとゲームをしているところにたる田さんがいらしたので、そろそろ終わってもよいなと思ってたところに僕の荷物が動かせなくなり、僕の負けと言うことで終了しました。
ダイス目次第ではどうしようもないというか、手詰まりでどうしようもなくなるまでやるゲームなので、ダイス運だけじゃんと言えばその通りのゲームです。他のダイスゲームがダイスを振る前後になんらかの選択肢が入って、そこに自分なりの戦術と言うか、やりようが産まれるのに対して、ドッカーは単純に「振ったダイス目がセーフかアウトか」だけです。
これではあまり楽しくないので、今回の僕らのようにみんなでアウトじゃないのか、いやいや、セーフだと遊ぶか、持ち時間を決めて誰が先に使い切るか(振りなおし有り)のようにルール変えるとか、簡単なパズルゲームとして楽しむのが吉だと思います。