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エイリアンフロンティア会

いたるさん、ナガミネさんにインストいただいて、たる田さんと一緒にエイリアンフロンティアを遊んできました。

マッチングライオン
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場所は中野のフローチャートだったのでまずは食事を頼んだのですが、料理が来るまでの間に軽く1ゲームをとこれを、いたるさん、ナガミネさん、たる田さん、しのぽさん、僕の5人で。
三歳(うろ覚え)の子供が作ったゲームを、面白いからとお母さんがキックスターターで資金を集めて製品化してしまったゲーム。カードの絵はお母さんの手書きです。
手番には山札から1枚引いて1枚自分の前にプレイするだけです。シマウマかアンテロープを5枚、自分の前に並べたら勝ちです。その他の動物は特殊カードで例えば、ライオンは2枚自分の前に並べると“マッチングライオン”となり、任意のプレイヤーの場からシマウマなどを捨て札に出来ます。カバは防御カードでライオンを使われた時に使用して動物を守るなどです。

かなりの危険物だとはわかっていたのですが、この日の参加メンバは危険物がお好きなのではというアドバイス?もあり、まあ、ネタとして持ち込んでいました(決して好きではないとのことですが…)。
ガチでやるゲームではないと早々に判断してゆるーくプレイ。そもそも真面目にやってても、”ハイエナカードを引いたら手札を時計回りに交換”とかの効果があるので、作戦もくそもないんですがw。
1ターン目からライオンをプレイしていく肉食系のいたるさんと僕に対して、ライオンを“手札に戻す”効果のゾウをプレイするみなさん。ゾウの効果もあって、淡々とシマウマを置いていったナガミネさんが4匹おいてリーチ。
すかさず食べようとしたいたるさんのライオンをカバで防いだナガミネさんが勝利されました。
 
まあ、三歳児の作ったものだからと、温かい目で見ていただけました。

エイリアンフロンティア
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食事も終わったので本日のメインであるエイリアンフロンティアを遊びました。
 
未開の惑星に入植することが目的のゲームで、各自が持っているコロニーの全てをいずれかのプレイヤーが惑星に置ききるのが終了条件、その際に得点が一番高かったプレイヤーが勝利です。
手番にダイスを振って、出た目を様々なアクションに割り振ります。ざっくり分けて、エネルギーや資源を手に入れるアクション、特殊効果を持つカードを手に入れるアクション、コロニーを配置するアクションに大別されます。あと、ダイスゲーなので当然ダイス数を増やすアクションもあります。
コロニーを配置するアクションは多い少ないはあれど、いずれもエネルギー/資源を消費するので、エネルギー/資源を手に入れる⇒コロニーを配置するを繰り返すことになります。カードは資源がもらえたり、出目を操作できたりと色々です。
 
更にアクション時に該当のアクションに対応するマスに割り振ったダイスを置きます。これは次の手番まで戻ってこず、対応するマスが空いてなければアクションはできません。つまり、ワーカープレイスメントになってます。ダイスを使うということで、ダイス目が大きければ埋まっているマスを上書きできたりもします。
 
ナガミネさんのわかりやすいインストを受けて、いたるさん、ナガミネさん、たる田さん、僕の4人戦スタートです。
僕とたる田さんは初見ですが、例えばカードについてもどのカードがどういった理由で強い/弱いを随時教えていただけるので特にとまどうこともなく。
最初はとりあえずダイスを増やさないとねと、ダイス数増加を目指して、エネルギーと資源を集めます。僕は幸い、スタート時に配られたカードが手番開始時にエネルギーか資源がもらえるものだったので、ちょっとだけ楽に集めることができました。そんなこんなで一直線にダイス増を目指します。
 
エネルギーはどんな出目でももらえて、しかも配置可能なマス数が多いアクションがあるのに対して、資源は「既に置かれているダイス目以上」のダイスでないと配置できなかったり、エネルギーとN:1交換だったりと入手が難しい作りになっています。そのため、資源をどう手に入れるかがポイントなのですが、ダイス運と巡りが良く、欲しい時に欲しい資源が手に入るという非常にありがたい流れで、首尾よくダイス数を最大の6個にまで順調に伸ばすことに成功します。
 
正直なところ、6個目のダイス入手に必要なエネルギー&資源×3は高すぎる気もした(コロニー作成でさえ資源3個で作れますし、エネルギーと資源はあわせて8個しか持てないうちの6個なので、かなり高価です)のですが、どうせやるならと徹底してみました。
 
他のみなさんは4、5個でまわされてましたし、ダイスを破棄することでコロニーを配置するアクションもあるので、作りすぎるのもやはり良くないとは思います。
思いますが、この時はさりげなくダイス運が良かったこともあって、6個のダイスがつぎ込んだアクション&資源分の働きを見事にこなしてくれます。
 
惑星はいくつかのエリアに分かれており、コロニーがエリア内で最多の場合、特殊効果を得られるのですが、そこで得た「
7つなんでも良いのでダイスをつぎ込めばコロニー設置可能なアクションの効率を良くする(少ないダイスでコロニー設置ができるようになる」効果とダイス数が多いのがマッチしたこともあって、コロニー設置で頭一つ飛び出すことに成功。
 
カード効果でダイスを破壊されたり、エリア最多が一時奪われたりもしましたが、出目を+1するカードを使って6の目でないと出来ないダイス破棄→コロニー設置アクションを複数回行ったりして、その勢いのままコロニーを置ききって勝利できました。
 
評判通り素晴らしいダイスゲームで、(まだブルゴーニュなどやったことのないゲームは多々ありますが)複数のダイスを使ってアクションするゲームでは、これまで遊んだ中で一番面白かったです。まず、ダイスゲームではあれど、ダイスの運自体はそれほど必要ないこと、僕もダイス運が良かったとはいいつつ、連番の3つのダイスが必要なアクションは実は目が出なかったため行えていません。
どんな目が出るかよりも出た目をどう割り振って使うかの方が重要というのは、ダイス目に対するストレスが少なくてよかったです。
また、選択可能なアクションの効果が絶妙で、コロニー配置をゴールとして考えた時に、いずれのアクションもなんだかんだコロニー配置につながってますし、どのアクションの効果もほぼ等価なんでないかと。なので、ダイス運の影響が少なく感じますし、何をやってもちゃんと前進している感じがします。
カードも僕には一部直感的でないものもあったのですが、使い方や使う場面を聞くとなるほどと思わされるものが多く、よく考えられていることがわかります。
 
結局、振ったダイスの結果次第で取れるアクションが変わるので、直接邪魔するアクションにしても、ワーカーで埋めて邪魔するにしても狙って出来るわけでもないし、他人との絡みは希薄なのかとも思っていましたが、いま改めて考えるに、上記の通りダイス運やアクション間の差がそれほど無いという僕の印象が本当なのであれば、やはり勝ち負けの綾は他人との絡み部分にあるんですよね。
実際、序盤から中盤にかけては初回と言うことで色々と見逃されてた僕とたる田さんが、コロニーは数を置けてますし、叩きあったりお仕事されてたいたるさん、ナガミネさんを見るに、当たってないにしても遠からずかなと。
 
拡張をいれることでまた絡みが増えるようですし、更にアクションに色々と意味が付与されるようです。国内流通がほとんどないというのが弱点ではありますが、機会があれば再戦したいです。

ガーデンダイス
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ルールなどは過去の記事を。
 
先日、ナガミネさんがルール和訳をあげられていたので、まあ、もし時間があればと持ち込んでいたところ、まんまと時間が余ったのでプレイしました。
 
前回、遊んだ時に5の野菜はそれほど強くない、できるだけ他人に相乗った方が良いということはわかっていたにも関わらず、最初の手番に5の野菜が買えそうだったので「セットコレクション的にいつかは必要だし、せっかくだから植えとくか」と思ってしまったのが運の尽きで、僕の5を中心にあっという間に周りをみなさんの種に囲まれます。
ナガミネさんは、種を食べることのできる鳥を序盤からボードに配置して、みんなにプレッシャーをかけます。
この鳥に5の種を食べられたり、みなさんの水やり、収穫を連鎖で肩代わりしたりしましたが、序盤は5の種を×2のエリアに植えたりもできていたので、点数的遅れることはなく。
中盤では、うまく連鎖を組んだところの中心にかかしを配置できたので、かかしのボーナスもあって一気に高得点を獲得したりもしました。
 
が、調子が良かったのはここまで。種を植える際にダイス目を操作できる日時計を、かかしにしてしまったため、植えたい場所に種を植えることができずに連鎖にも絡めなくなり、にっちもさっちもいかなくなり脱落。
 
一方で「自分はダイス運が悪い(低い目が良く出る)」と割り切って、3以下の座標に一大農園を作り上げ、他人と絡まずに着々と大量の野菜を作り続けたたる田さんと、他プレイヤーの種への相乗りを上手く使ったいたるさんが得点を伸ばします。
最後はこの2人が協力してトリガーを引く形で終了し(というか、僕とナガミネさんはまだ終わって欲しくなかったw)、たる田さんにセットコレクションの点が一気に入ったのでたる田さんが勝ったかなと思っていたのをそれを上回る(か同程度)の点数を稼いだいたるさんが勝利されました(僕はセットコレクションを1つも作れずにトップとダブルスコア以上の点差でびりっけつでしたw)。
いたるさんは何回か鳥に種を食べられての勝利だったので素晴らしいなと。
 
ガーデンダイスもダイス運よりも、どの種を買うか、どこに植えるかという選択の方が大きい(と思われる)ゲームですが、今回思ったのは、他人の買った(植えた)種をしっかり把握しとかんとダメだなと言うことと、3人戦と4人戦で結構違うとことです。
収穫で獲得できる点数は所詮1~5点ですが、セットに絡むと場合によっては1枚で7点追加になる等、得点効率が段違いによくなります。それをみすみす収穫させていては勝てるわけがありません。
3人戦だと単純に手番がまわってくるまでに動けるのが2人なので、植えた種に絡まれることも4人戦に比べると少なく、また、盤面も空きがあることの方が多いです。盤上のスペースは鳥やウサギが自由に動けるスペースでもあるので、鳥などの脅威は3人戦の方が大きいように思いました。盤上に置かれたタイル上は通過できないので、4人だと取りたい種までが遠いです。ただ種を植えるにしてもスペースに余裕があるのとないのとでは全然違いますし(ダイスは使い切らなければならないので、配置可能な座標がなければ種を買わねばならない場面があり、種はあまらすとかなり大きい失点になります)
 
ここで時間となったので解散となりましたが、ナガミネさんの丁寧でわかりやすいインストも大変ためになりましたし、マッチングライオンの地雷っぷりから始まり、とても充実したゲーム会だったと思います。決して狙ったわけではないですが、遊んだ3ゲームは全てKickstarter発のゲームでした。その形態から自然なこととはいえ、傑作、良作、地雷と玉石混合なカオスっぷりを1日で満喫できました。
(また別記事をあげますが、マッチングライオンは良作ではないですが、嫌いにはなれないゲームです。その成り立ちも含めて悪いゲームではないと言いたいところですが、いや、悪いゲームだよ!とつっこまれそうです)

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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