第7回 偽エッセン会
エッセン開催時期に第1回があった偽エッセン会も早くも第7回で、7回と言うことはエッセンから半年経ち、次のエッセンまであと半年になったということです。今度の会期には偽エッセンメンバでエッセンに行って、シュピール会場でないところで偽エッセン会もいいですね。
アウグストゥス

ご飯がくるまでに終わりますからということで、たる田さんのインストにて。
プレイヤーは手番になったら巾着からタイルを引きます。引いたタイルに描かれた絵と同じマークが手札にあればそのマーク上にコマを置きます。この時、誰が巾着から引いたかは関係ありません。カードに描かれた全てのマークにコマが置ければ「アヴェ・カエサル!」と叫んで、そのカードを獲得し、新しい手札を獲得します。
タイルはオールマイティを引くまでは引き続け、オールマイティタイルが引かれた時点で、それまでに引いたタイルを巾着の中に戻し、手番を隣にまわします。
カードには点数が描かれており、また、獲得したカードに応じてもらえるボーナスタイルもあります。ゲーム終了時に、これらの点数が最も高いプレイヤーが勝利します。
話には聞いていましたが、基本的にはビンゴです。巾着に入っているタイルの枚数は種類ごとに異なるので、あまり入っていないマークと、大量に入っているマークがあり、前者が使われているカードほど、獲得時の点数が高かったり、特殊能力が便利だったりします。
序盤から、中盤にかけては低得点のも高得点のもいい感じで達成できていたのですが、ボーナスタイルを狙って達成しにくいカードを取り始めたせいか、単純に運が逃げたのか、自分のカードにないマークがよく引かれる様になり、これはやばいなーと思ってる端から、みなさんどんどん達成されてゲーム終了となりました。
最後は自分が引く役をやっており、自分の欲しいマークのタイルもそれなりに引けたんですが、周りとも被っているので追いつけず。というか最終的な点差はトップのたる田さんと3倍くらいついてましたw
手軽で面白いことは面白いです。どの程度、運が重要と考えるかで評価が変わりそうですが、一応、どのカードを選ぶか、どのボーナスを狙うのかというのもありますし、経験者のたる田さん、しのぽさんが上手にカードを選ばれていたので実力もちゃんと反映されそうです。
今回、僕はできませんでしたが、カード上のマークを他人と被らせるか、被らせずに自分だけ得点狙えるようにするかとか、そういう部分の戦術もとれるのかもしれません。どちらにせよ、もうちょっと遊んでみたいです。
リアルト橋

その後、ご飯を食べてからは最近連続リリースされたフェルトの新作のうちの1つであるリアルト(橋)をたる田さんのインストにて。
ざっくり言うと6つに分けられたヴェネチアで行う陣取りです。お金の入手、建物建築、橋の建築、議員の配置などのフェイズに分かれたラウンドを6回行い、最後に陣取りの点数を計算して点数を競います。
ラウンドの始めにカードのセットを手番順に選びます。各フェイズで1枚以上カードをプレイすることで、そのフェイズのアクションを行え、プレイヤーのうち、最も多くの枚数をプレイしていれば、ボーナスがつきます。
カードは手札の上限があり、各ラウンド最低1枚は捨てることになります。となれば、上限を増やせば他の方々よりも少なくとも1枚は有利になると考えて、1ラウンド目は建物建築カードが多く入っているセットを獲得。その後、上限を2枚増やす建物を無事獲得します。こうなればついでだと、数ラウンド後にまた同じ建物を獲得し、上限+4枚という状態に。
もっともその間、陣取りにはほとんど参加できず、序盤のエリアでは多数をぐんまさんやたる田さん、しのぽさんに奪われます。
それ自体は別のことに力をいれていたので当たり前ですし、別に構わないのですが、その後も、ゴンドラアクションのトップ(ゴンドラを好きな場所に配置して、その両側のいずれかに自分の議員を置ける)や、橋の建築アクションののトップ(橋の建築場所を選べる。陣取りで獲得したエリアの点はほぼ橋に書かれた点なので重要)をとろうとするのですが、そのたびにたる田さんか、しのぽさんに1枚差、2枚差でトップを取られてしまう体たらく。
同色のエリア全てに議員を配置するともらえるボーナス点もたる田さん、しのぽさんに独占され(たる田さんは1回、しのぽさんは2回とも)、まったくもってうまくないです。
中途半端に色々なことに手を出していてもダメかと、一部のアクションを捨てて最後の5ラウンド目、6ラウンド目だけはなんとか、やりたいことでトップを取ることに成功。陣取りでは、最終6エリア目だけトップを取ることができました。
そのおかげでなんとかトップ(またもやたる田さん(のはず))と十数点差におさまる3位になれましたが、色々と難しいゲームでした。色々と目を奪われるアクションや点数要素はあれど、陣取りをきちんと抑えなければならないようです。
あとは、1番手も2番手以下もアクション内容はほぼ同じものと、そうでないものがあり、後者は絶対にとると思ったラウンドでは必ず取るようにしないとかけた枚数以上にカードが無駄になるように感じました。現に最終的に1位、2位のたる田さん、しのぽさんは自分の取りたいラウンドではきっちりとりたいアクションでトップをとってらっしゃったようですし。取るべきポイントを理解されているせいか、手札上限は僕の方が上のはずなのに、なんで、こんなにカード持ってるの?と思うことがゲーム中に何度かありました。
手なりで最善と思われる手を打っていけばなんとかなるタイプのゲームではないようなので、これまた1回最後までやったいま、改めてやってみたいゲームでした。
すげえどうでもいいんですが、新婚旅行先がベネチアだったんで、プレイ中はこのエリアにはあれが~などなど、色々思い出してました。いま行くと逆にボードゲームの話ばかりして、相方にうんざりされそうですがw。
ロンド

30分くらいで終わりますよということで、今年のクニツィア大箱3部作のうち、唯一未プレイだったロンドをぐんまさんのインストでプレイしました。
赤や青など様々な色で数字が書かれたボードがあり、手元から同色のチップを配置することで得点するゲームです。例えば、ボード上に赤3、青1、黄2と並んでいるのに対して、手元から赤青黄のチップをプレイすれば6点入ります。
この時、同色のチップを複数枚プレイすればその分だけ得点が追加されます。先ほどの例だと赤2枚、青黄色1枚プレイすると9点になります。また、手元にない色の数字上を通過したい場合、裏向きにチップをプレイすれば通過でき、先の数字にチップをプレイできるようになります。
手元のチップは最大5枚で、ボード上にプレイするとプレイしたチップ数に関係なく1枚補充。補充だけ行えば2枚補充できます。
規定の場所にチップが置かれるとゲーム終了です。
自分の手元のチップの色にあわせてできるだけ多くの点数をどうすれば取れるのか?だけを考えていれば、平和に進むゲームですが、この面子だとそんなわけもなく、どうすれば周りのプレイヤーに点数を与えずに自分だけ美味しい目を見れるかを考えるみなさん。
そのせいか、ちょっとだけ重くなりましたが、チップは保有枚数に上限があるのでプレイしたくなくてもプレイせざるを得ず、さくさくと進みます。
お前にこの5点をやるくらいなら、裏向きのチップを置く!と大人気ないというかゲーマー的な手も出たりでややロースコアの勝負になる中、一歩だけ飛び出たたる田さんとしのぽさんが同点勝利されました(タイブレイクでも勝負つかず)。
チップの手触りもいいですし、ゲーム自体も運と戦術が適度に混ざっている良いゲームでした。本当に今年のクニツィアは外れなしです。
偽エッセンだからというわけでもないですが、駅への道すがら、やはりエッセン前後が一番ボードゲーム業界盛り上がりますよねーという話やら、ゲームマーケットの話やらをしました。個人的にはどうも今回のゲームマーケットは祭り感が不足しているのではないかと思ってしまっているわけですが…。
アウグストゥス

ご飯がくるまでに終わりますからということで、たる田さんのインストにて。
プレイヤーは手番になったら巾着からタイルを引きます。引いたタイルに描かれた絵と同じマークが手札にあればそのマーク上にコマを置きます。この時、誰が巾着から引いたかは関係ありません。カードに描かれた全てのマークにコマが置ければ「アヴェ・カエサル!」と叫んで、そのカードを獲得し、新しい手札を獲得します。
タイルはオールマイティを引くまでは引き続け、オールマイティタイルが引かれた時点で、それまでに引いたタイルを巾着の中に戻し、手番を隣にまわします。
カードには点数が描かれており、また、獲得したカードに応じてもらえるボーナスタイルもあります。ゲーム終了時に、これらの点数が最も高いプレイヤーが勝利します。
話には聞いていましたが、基本的にはビンゴです。巾着に入っているタイルの枚数は種類ごとに異なるので、あまり入っていないマークと、大量に入っているマークがあり、前者が使われているカードほど、獲得時の点数が高かったり、特殊能力が便利だったりします。
序盤から、中盤にかけては低得点のも高得点のもいい感じで達成できていたのですが、ボーナスタイルを狙って達成しにくいカードを取り始めたせいか、単純に運が逃げたのか、自分のカードにないマークがよく引かれる様になり、これはやばいなーと思ってる端から、みなさんどんどん達成されてゲーム終了となりました。
最後は自分が引く役をやっており、自分の欲しいマークのタイルもそれなりに引けたんですが、周りとも被っているので追いつけず。というか最終的な点差はトップのたる田さんと3倍くらいついてましたw
手軽で面白いことは面白いです。どの程度、運が重要と考えるかで評価が変わりそうですが、一応、どのカードを選ぶか、どのボーナスを狙うのかというのもありますし、経験者のたる田さん、しのぽさんが上手にカードを選ばれていたので実力もちゃんと反映されそうです。
今回、僕はできませんでしたが、カード上のマークを他人と被らせるか、被らせずに自分だけ得点狙えるようにするかとか、そういう部分の戦術もとれるのかもしれません。どちらにせよ、もうちょっと遊んでみたいです。
リアルト橋

その後、ご飯を食べてからは最近連続リリースされたフェルトの新作のうちの1つであるリアルト(橋)をたる田さんのインストにて。
ざっくり言うと6つに分けられたヴェネチアで行う陣取りです。お金の入手、建物建築、橋の建築、議員の配置などのフェイズに分かれたラウンドを6回行い、最後に陣取りの点数を計算して点数を競います。
ラウンドの始めにカードのセットを手番順に選びます。各フェイズで1枚以上カードをプレイすることで、そのフェイズのアクションを行え、プレイヤーのうち、最も多くの枚数をプレイしていれば、ボーナスがつきます。
カードは手札の上限があり、各ラウンド最低1枚は捨てることになります。となれば、上限を増やせば他の方々よりも少なくとも1枚は有利になると考えて、1ラウンド目は建物建築カードが多く入っているセットを獲得。その後、上限を2枚増やす建物を無事獲得します。こうなればついでだと、数ラウンド後にまた同じ建物を獲得し、上限+4枚という状態に。
もっともその間、陣取りにはほとんど参加できず、序盤のエリアでは多数をぐんまさんやたる田さん、しのぽさんに奪われます。
それ自体は別のことに力をいれていたので当たり前ですし、別に構わないのですが、その後も、ゴンドラアクションのトップ(ゴンドラを好きな場所に配置して、その両側のいずれかに自分の議員を置ける)や、橋の建築アクションののトップ(橋の建築場所を選べる。陣取りで獲得したエリアの点はほぼ橋に書かれた点なので重要)をとろうとするのですが、そのたびにたる田さんか、しのぽさんに1枚差、2枚差でトップを取られてしまう体たらく。
同色のエリア全てに議員を配置するともらえるボーナス点もたる田さん、しのぽさんに独占され(たる田さんは1回、しのぽさんは2回とも)、まったくもってうまくないです。
中途半端に色々なことに手を出していてもダメかと、一部のアクションを捨てて最後の5ラウンド目、6ラウンド目だけはなんとか、やりたいことでトップを取ることに成功。陣取りでは、最終6エリア目だけトップを取ることができました。
そのおかげでなんとかトップ(またもやたる田さん(のはず))と十数点差におさまる3位になれましたが、色々と難しいゲームでした。色々と目を奪われるアクションや点数要素はあれど、陣取りをきちんと抑えなければならないようです。
あとは、1番手も2番手以下もアクション内容はほぼ同じものと、そうでないものがあり、後者は絶対にとると思ったラウンドでは必ず取るようにしないとかけた枚数以上にカードが無駄になるように感じました。現に最終的に1位、2位のたる田さん、しのぽさんは自分の取りたいラウンドではきっちりとりたいアクションでトップをとってらっしゃったようですし。取るべきポイントを理解されているせいか、手札上限は僕の方が上のはずなのに、なんで、こんなにカード持ってるの?と思うことがゲーム中に何度かありました。
手なりで最善と思われる手を打っていけばなんとかなるタイプのゲームではないようなので、これまた1回最後までやったいま、改めてやってみたいゲームでした。
すげえどうでもいいんですが、新婚旅行先がベネチアだったんで、プレイ中はこのエリアにはあれが~などなど、色々思い出してました。いま行くと逆にボードゲームの話ばかりして、相方にうんざりされそうですがw。
ロンド

30分くらいで終わりますよということで、今年のクニツィア大箱3部作のうち、唯一未プレイだったロンドをぐんまさんのインストでプレイしました。
赤や青など様々な色で数字が書かれたボードがあり、手元から同色のチップを配置することで得点するゲームです。例えば、ボード上に赤3、青1、黄2と並んでいるのに対して、手元から赤青黄のチップをプレイすれば6点入ります。
この時、同色のチップを複数枚プレイすればその分だけ得点が追加されます。先ほどの例だと赤2枚、青黄色1枚プレイすると9点になります。また、手元にない色の数字上を通過したい場合、裏向きにチップをプレイすれば通過でき、先の数字にチップをプレイできるようになります。
手元のチップは最大5枚で、ボード上にプレイするとプレイしたチップ数に関係なく1枚補充。補充だけ行えば2枚補充できます。
規定の場所にチップが置かれるとゲーム終了です。
自分の手元のチップの色にあわせてできるだけ多くの点数をどうすれば取れるのか?だけを考えていれば、平和に進むゲームですが、この面子だとそんなわけもなく、どうすれば周りのプレイヤーに点数を与えずに自分だけ美味しい目を見れるかを考えるみなさん。
そのせいか、ちょっとだけ重くなりましたが、チップは保有枚数に上限があるのでプレイしたくなくてもプレイせざるを得ず、さくさくと進みます。
お前にこの5点をやるくらいなら、裏向きのチップを置く!と大人気ないというかゲーマー的な手も出たりでややロースコアの勝負になる中、一歩だけ飛び出たたる田さんとしのぽさんが同点勝利されました(タイブレイクでも勝負つかず)。
チップの手触りもいいですし、ゲーム自体も運と戦術が適度に混ざっている良いゲームでした。本当に今年のクニツィアは外れなしです。
偽エッセンだからというわけでもないですが、駅への道すがら、やはりエッセン前後が一番ボードゲーム業界盛り上がりますよねーという話やら、ゲームマーケットの話やらをしました。個人的にはどうも今回のゲームマーケットは祭り感が不足しているのではないかと思ってしまっているわけですが…。