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ガーデンダイス(その2)

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(2人でインスト込み15分~30分)

【概要&ルール】

省略!
以前の記事

【プレイ内容&感想】

※今後プレイされる予定の方が読むと、楽しさを損なう恐れがあります。お読みになる際は注意ください。

ちきさんが購入を考えられており、ふたりでも面白いのか気になるとのことだったのでお持ちして、ふたりでプレイしてみました。

僕は3戦目ではありますが、とりあえず先入観を持たせるのもをいうことでコツなどはなにも伝えずにスタートしました。
(「勝ちたいのでアドバイスしなくていいですか?w」という話はしたかもしれません)

ちきさんの序盤のダイス運はだいたい確率通り、もしくは大きな目が比較的でているという感じで、5や6の目が1つ2つ出ることが多かったので、5の種を積極的に買って植えていきます。
まあ、普通5の種が買えるなら買っちゃいますよね…と思いつつ、僕はこれまで5の種を買って植える→連鎖狙いで寄生されるというパターンで負けていたので、大きめの目が出てもぐっと我慢して4以下の種を買うようにしました。

そうはいっても、5の種を全部ちきさんにとられると、全種類集めるセットが作れませんし、全部収穫された場合に5の種だけで45点も取られてしまうので、2つ確保します。
ふたりだと種は各数字5枚ずつの計25枚しかゲームで使いません。3枚以上収穫するとセットボーナスがつくので、とりあえず3枚確保、4枚以上は場合に応じてという感じで種を買ってます。当然、ちきさんもセットボーナスは取りに来るので、僕が種を買いあされば、高得点のセットボーナスを取らせまいと種買いに走る展開になりました。

その結果、すぐにタイルに乗せるマーカーが枯渇し、何かしら収穫しないとこれ以上種が買えない状態に。

僕は種を買いながらもちきさんが5の種を植えるたび、自分のダイス目が具合が良くなるたびに隣接するように4の種、3の種を植えていました。ちきさんはマーカーがないので5の種に水をやって収穫したいのですが、それによる連鎖で僕が得点してしまうことを嫌われて、5の種に手を出されません。

相手に連鎖でおいしい思いをさせるのが嫌なのは僕も同じなので、お互いに畑の空いているところに、こそこそっと1,2枚の種を植えては、相手が来る前にとりあえず水やりまでは済ませてしまうという渋い展開に。
まあ、僕はちきさんの種に接してはいるものの数字は小さいものばかりだったので、ちきさんが水をやらない5の種に接している4や3の種に水やり→収穫→空いた土地にまたちきさん側から連鎖できるように種を配置という嫌らしいプレイをします。
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(緑のちきさんが置いた5(紫)の種に寄生する赤の僕)

このゲームではダイスは必ず使わなければならず、パスはどうしてもダイスの使いようがない時以外できません。
そのため、水をやりたくない、水をやれる種がないといった場合は種を買わなければならず、終了条件である「全ての種が買われた時」に向かって徐々に徐々に収束します。
ゲーム終了時に、植えずに手元に残った種は、タイル1枚ごとに5点マイナスではあるのですが、「この点差なら種を残してマイナスくらっても勝てる」タイミングがあったので、さくっと種を買って勝利しました。ふたりともセットは作れておらず、5の種もほとんど収穫できなかったのでえらいロースコアの勝負になりましたがw。

1戦目が15分ほどで終わったので、これを踏まえてもう1戦しましょうと続けて2戦目です。

軽く感想戦をしたところ、日時計は必須、鳥やウサギはおいてる暇ない、5の種は迂闊に置かないといった話がでました。特に5の種を迂闊に置かないはプレイングに大きく関わってくる話で、5を置かないのであれば4を置くのかというと、当然、そういうわけではなく、結局のところ、「相手に寄生されるような状態にはしない」ということです。

それではどうなるかというと、この時のゲームは以下のように進みました。
・5の種、4の種を植えるのは水やりまで出来る時のみ
・連鎖の寄生がされることのない、1の種をまず植えて、そこから可能なら2、3と逆に連鎖を組んでいく
・相手の手元の種の状況を良く見る(ストックに自分が置こうとしている種より小さい数字の種がないか)

ひとの思考として、大きい数字から小さい数字に連鎖するといわれると、5の種を置いて、そこから連鎖が組めるように徐々に小さくなるよう種をおきがちなんですが、それをやると相手に寄生されるので、思考に逆らって1から置いていくという面白いことになりました。

非常に渋い戦いになったのですが、微妙に僕よりもダイス運が上回ったちきさんが2倍の土地の効果で頭ひとつぶんリードしたまま、残る種は2、3枚というところに。
僕はちきさんよりも多くの種を購入して、最後に残った5が買われない(5以上のダイス目が出ない)ことに賭けて、ボーナスで逆転を狙いましたが、そう甘くはなく、残った種を買われてゲーム終了となり、セットボーナスを計算しても最後に盤面に残ったわずかな種の差の分追いつけず、ちきさんの勝利となりました。

【感想】

Kickstarter発のゲームがこれだけリプレイされたのも、2~4人のプレイ可能人数全ての場合で、人数なりの楽しさがあったのも嬉しい誤算でした。

初回3人、2回目4人、そして今回が2人と色々な人数で遊びましたが、どの人数でも面白い良いゲームです。
ただやはりというか、2人とそれ以外ではかなりプレイ感が異なり、2人は詰将棋(とまではいかないまでも)的な隙を見せた方がやられるゲームになりました。

三人以上だと自分以外の手番の割合が増えて、連鎖寄生が止めにくくなりますが、セットコレクションのことを考えると5の目を完全に捨てるひともそういないはずのため、お互いにでかい目を置いたひとに寄生し合う展開になって楽しそうです。
ここまできてようやく、差をつけるための手段として、二倍の土地、カカシによる加点、鳥&ウサギによる野菜の横取りが生きてくるように思います。

まあ、ここまできてとか書きましたが、それって結局、ゲームに不慣れな時に取るであろう戦術なわけで一周まわってます。
色々書いてますが、プレイ時間も1時間ほどと手頃で、人数によらず楽しめて、ダイスゲームの割に大きな目がでる必要性はほどほどで、とはいっても負けた時には「いやー、ダイス運がなかったー」ということが出来る良いゲームです。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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