ガンランナー/Gunrunner

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(2人でインスト込み15分ほど)

【概要&ルール】

武器商人達の無法は許しちゃおれん。エージェントを派遣してやつらから武器を押収するぜ。まあ、人手不足だからとりあえず見習い派遣するんで現地で1人前になってくれ。

まず、場にプレイヤー数に応じた数の地域カードを配置します。
プレイヤーは手番に以下を行います。

1.武器の供給

 ダイスを振って、出た目に対応する地域、または倉庫に武器(キューブ)を供給します。倉庫に武器があふれたら各地域に分配されます。

2.エージェントカードのプレイ
 
 以下のいずれかでエージェントカードを1枚、手札からプレイします。

2-1.見習いエージェントの派遣
2-2.エージェントの派遣

2-1.見習いエージェントの派遣

地域カードの左側が研修中の見習いエージェントの配置場所、右側が一人前のエージェントの配置場所です。
プレイヤーはいずれかの地域を1つ選び、その地域カードの左側に手札からエージェントカードを1枚伏せてプレイします。この時、既に左側に伏せて置かれていたエージェントカードは表に返しながら右側へ移します。
ただし、既に自分のエージェントカードが地域カードの左側に伏せて置いてある地域には、プレイすることはできません。

2-2.エージェントの派遣

手札から地域カードの右側へエージェントカードを1枚伏せてプレイします。
地域カードの右側へ伏せてプレイできるエージェントカードは全ての地域合計で1枚だけです。

特殊カードの処理

2-1の方法でカードをプレイした際に、右側へ移したカード(新たに表向きにしたカード)が特殊効果を持つカードである場合、表向きになったタイミングで特殊効果を解決します。特殊効果には、エージェントを別地域へ移動させたり、見習いエージェントを任意に並べ替えたり、任意のエージェントを暗殺したりするなどの効果があります。

決算

地域カードの右側に表向きのエージェントカードが4枚以上になったら決算を行います。その地域の右側にある伏せカード及び表向きのカードに書かれた数字をプレイヤーごとに加算し、その数字の大きい順に武器を分配します。1番数字が大きいプレイヤーが1/2を、2番目のプレイヤーが1/4を、3番目のプレイヤーが1/8を…と分配します。

終了条件を満たすまで手番を時計回りに繰り返します。

終了条件

・規定回数決算を行う
・手札が全てなくなる

【プレイ内容】

K君と久しぶりに遊ぶ際に2人からでもできるということでこのゲームを遊びました。

通常、ゲームで使用する地域カードの数はプレイヤー数と等しいのですが、2人プレイ時のみ3ヶ所を使います。セットアップで任意の1地域に強さ1のエージェントカードを伏せて開始しますが、1手目は必ず空いているもう1地域に伏せカードをプレイしなければなりません。

カードの構成上、1より弱いカードはないため1手目に置かれる伏せカードは必ずセットアップ時に置かれたカードよりも強いことになります。それならば、弱いカードの置かれた地域から攻めるのが常道であろうと、後手の僕はK君の1のカードが置かれた地域に見習いを派遣します。
できれば決算時に大量にキューブがもらえそうな地域に大きな数字のカードを配置したいですが、ダイス運次第なので今後どうなるかはまったく読めず、とりあえず、相手に勝てそうなところという理由でカードを配置していきます。

見習いの派遣は、いま自分の見習いが置かれていない地域にだけできるので、特殊効果や右側への伏せカード直置きを使うことで相手にカードを置かせる地域を絞らせることもできます。自分が強いカードをつっこんでいて、現状、勝ってそうな地域に絞るようにカードをプレイしていきます。
まあ、自分のカードに自信のない地域に絞るわけはないので、絞る行為によって相手に、どの地域に力を入れているかはばれてしまうわけですが。
それでも絞られているせいでカードを配置するしかなく、うまくK君のカードのプレイ先をコントロールできたこともあって1戦目は僕が勝利。
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(既に青プレイヤーは地域カードの右側(写真奥)に伏せカードを直置きしており、かつ、見習いで赤プレイヤーのカードが置かれているのは1箇所しかないため、この状態だと青プレイヤーは一番左側の地域にしかエージェントをプレイできません)

これはいんでない?ということで続けて2戦目を開始。

序盤は1戦目と同じく力を入れるべき地域、そもそも力をいれている地域がはっきりしませんが、徐々にキューブが貯まってきたり、何もないなりにカードが置かれていくことで僕とK君、相手に見習いを置かせたい(自分が勝つ見込みがあるのでとっとと決算をしたい)場所に誘導するようにカードプレイしていきます。
3ヶ所の地域に対して交互に手番を行うので、通常は、地域1,2,3に対して、ひだり、K君、ひだりとカードが置かれた状態でK君の手番開始となるように、候補が2つの状態で手番がまわってくるのですが、伏せカード直置きをすることで(見習いを配置しないことで)、K君、K君、ひだりのように候補が1つの状態で手番をまわすことができます。
手番ではカードのプレイは必須なので、もし伏せカード直置きを既にしていた場合、1つしかない候補にカードをプレイせざるを得なくなります。そうなれば、また置かせたい候補だけが残るように見習いをプレイすれば良いわけで、決算を狙って起こせます。

つまり、伏せカードの右側への直置きという選択肢がなくなれば、いいようにコントロールされてしまうわけです。お互いにそうはなりたくないので、伏せカードの直置きをいつ、どこでするかがポイントだと僕もK君も考えていました。
2戦目の初期手札に「直置き出来るカードを2枚に増やす」特殊効果のカードがあったので、さっそく使い、ややK君よりも有利になったと思ったのもつかの間。K君が「ダイスを振って、数字以上の目を出せば任意のカードを除去できる」特殊効果のカードを使ってきます。伏せカードを2枚にするカードは数字が5なので、そうそう除去されないだろうと思っていると見事に5の目を振って除去されてしまいました。
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(「殺し屋」のカードの特殊効果で除去された僕のカード)

これで僕の有利はなくなり、お互いに相手が置かせたい地域を避けてカードをプレイしていく地味な展開に。キューブ数もさほど多くなく、お互いに大きな数字のカードをプレイしていない地域で決算が良く起きてました。

そして、決算がなかなか起こらない地域には、徐々にキューブが貯まってきます。こうなるとますますなんとかして、自分が力を入れている地域で決算を起こしたくなります。
そこで登場してくるのが特殊効果付きのカード。
色々な効果がありますが、今回僕もK君も有効に使えたのは、表向きになっているエージェントを別地域に移動させる効果のカードです。キューブが貯まっている地域から相手のエージェントをどけたり、なかなか決算が起こらない地域にエージェントを移動させて決算を無理やり起こしたりと便利でした。

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(中央と右側の地域にキューブが貯まってきており、僕は比較的大き目の数字のカードを送り込んでいたので決算を起こしたいのですが、そうはさせじとK君に僕のカードが出せる場所をコントロールされてしまいました)

結局、キューブが貯まった地域はK君がうまく決算を避けたので手札切れで終了。この場合、全ての地域で決算が起こりますが通常の半分のキューブしか獲得できません。
ここで起こった2つの決算では2地域とも僕が勝ったにも関わらず、獲得キューブ半分というのが響いて、1点差で負けてしまいました。

【感想】
 
基本的に自分のカード(エージェント)を送りこむには自分以外のプレイヤーに押し出してもらうしかないというルールが効いていて、なんとかして自分に有利なカードを相手に押し出させようというところを考えるのが面白いゲームです。
プレイ内容にも書きましたが、うまくやれば相手のアクションを絞ることもでき、やることは単純ながら、自分の思惑どおりに相手を動かす楽しさ、相手の思惑通りに動かされる悔しさというのがあって、適度に頭を使います。
全てを考えるとかなり疲れそうなんですが、手札に何が入るかは引き運次第なので、考えすぎることもなくいい感じでした。

特殊効果も、効果だけを聞くと地味で役に立つのか疑問に思いますが、実際にはお互いに狙っているところがわかりやすいゲームなので少しの効果で十分です。

決算で手に入るキューブはダイス運次第ではあるんですが、なかなか決算の起こらない地域には自然と貯まってきて、どちらがその地域を取るのか、取れないのであればどうかわすのか。キューブ増える→決算起こしたくない側が放置する→ますます貯まるキューブという仕組みになっていて、盛り上がります。
基本的に交互に見習いはプレイすることになるため、大抵、1地域2枚ずつでの決算になります。まれに伏せカードを時か置きしているので2対3での決算になりますが、1枚差程度であれば数字の大小で十分逆転できるので、余程力を入れない限りは各地域の決算で良い勝負になります。
良い勝負にならなければどこかの地域では小さい数字を固めているはずなので、そちらの決算を先にやってしまう等々、ここらは適度な読み合いがあります。

K君と遊んで、これは面白かったーと思っていたところに、4人プレイが面白くなかったという話が聞こえてきて、「えー」と思ったものの、まあ、4人が面白くないのは冷静に考えればわかるなと。
2人プレイだとコントロールできた地域の絞り込みも、3人以上ではまずできませんし、2人プレイだとカード複数枚の合計値で競った決算も大抵の地域で1枚でかい数字を送った人か2枚カードを送ってた人が勝つことになりそうです。
さらに致命的なのは2人プレイだと徐々にキューブが貯まって盛り上がっていったところが、3、4人プレイだとキューブが貯まった地域にあとから絡むのはほぼ無理(4枚で決算なので後からでは十分な枚数はまず送れない)という、何も方針を立てようがない時にプレイしたカードに勝ち負けが直結してしまうとこではないかと。
自分のエージェントが絡んでいない、今後も勝ち目がない地域のダイス目が出て、しかも、そこにどんどんキューブがたまっていくのは、せつないというか、冷めるというか。
(もしかしたら、プレイ人数が3,4人だとキューブが貯まって盛り上がる前に決算が起きてしまうのかもしれませんが)

僕の好みとあっただけかもしれませんが、このゲーム、是非2人で遊んでみることをおススメしたいと思います。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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