第11回偽エッセン会

毎日、夕方から雨が降るというボードゲームを持ち寄るには適していない空模様の中、ぐんまさん、しのぽさん、たる田さん、僕が参加して、第11回偽エッセン会が開催されました。

重たいゲームを1つ遊ぶことが多いのですが、この日は軽めのゲームを複数個遊ぶ会となりました。

キャットテン
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偽エッセンに来る前に三鷹のテンデイズゲームズに寄ったところ、この日から取り扱いが始まっており、可愛い外見とピッグテンのパクリオマージュっぽいタイトルに惹かれて購入しました。
ルールは単純なバーストゲームで、手番に山札から1枚ずつカードをオープンし、適当なところでドローをやめるか、カードに書かれた数字の合計が11以上になってバーストするまで引き続けます。バースト前にドローをやめれば、カードを全て引き取ることができます。10ちょうどでやめればキャットテン!として、カード以外に、10点のボーナスチップがもらえます。
最終的に手元に引き取ったカードの数字とボーナスチップの合計が大きいプレイヤーが勝利します。

まあ、これだけだとめくり運だけなのですが、オープンしたカードの数字の合計が7以上の場合、カードを引き取る権利を放棄すれば、ダイスを振ることができます。ダイスには、数字が書かれており、数字分任意のプレイヤーからカードを奪えます。

とりえあず、食事がでてくるまでの短時間でできるものとして用意したのですが、1戦目は誰もダイスを振らず、単に「運よくキャットテンを出しつつ、バーストしなかったひと」が勝つだけになり、バーストゲームの面白さはあるけど、別に…という空気になりましたが、まあ、もう1戦として、始めた2戦目。

僕はバーストが続いて手元には1枚もない状態。ここでカードの合計が7になったので逆転をかけてダイスを振りました。出た目は3で、大きめの数字のカードを取っていたしのぽさんから3枚引いたところ、6、6、4という驚異の引き。やったーと喜んでいたのもつかの間で、僕は1枚もカードがないところに3枚奪っただけなので、僕を選べば確実に高い数字のカードが奪えます(奪ったカードは全員に公開する必要があります)。
案の定、次手番のぐんまさんが僕から6、6を奪っていきましたw。

つまり、カードを奪うだけでなく山から小さい数字のカードも引いて防御できるようにしなければならないわけです。
その後も、6のカード狙いで奪い合いは続きましたが、たる田さんがしのぽさんと僕から奪ったカードが1と2だったのを最後に奪い合いは収束。
奪い合いの後にキャットテンを2回ほど出した僕が勝つことができました(初戦はびりっけつでしたが)。

ダイスを振りあうような展開になると面白いです。面白いですが、「高い数字だけを持っている人がいる」という状況でないとダイスを振る展開にならないので、盛り上がる展開になる、ならないというのが運次第であり、そこはちょっと残念です。

マーズニーズメカニクス
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システムはテーマと全く関係のない株ゲーム。個人的には最近のイチオシです(といっても、少なくとも国内ではKickstarterでバックしていた分しかまだ流通していないようですが)。

ざっくり言えば、ロケットの部品(株)を売り買いして一番お金を儲けた人が勝利です。ラウンド中に買われた種類の部品(株)は値上がりするチャンスを得ますが、後から別の部品が買われると値上がりチャンスはその部品に移ります。
部品は3枚以上でないと売れなかったり、組み合わせると特殊能力(次ラウンドに登場する部品を見れたり、売り値を上げたり等))を持ったアイテムを作れたりするので、「欲しい部品があるので買いたい、でもいま買うと値上がりする機会が、あとから買われた部品に移ってしまう。でも、いま買わないと誰かに買われるかも…」。始終そういうジレンマに悩まされるゲームです。

しのぽさんが次ラウンドに登場する部品を見て、任意の枚数を山札の一番下(後から出てくる側)へまわせるアイテムを作り、明らかにある種の部品を下へ下へとまわすなどしたこともあり、前半に一部部品が偏って登場し、後半にも一部部品が偏るという展開に。
僕が集めようとした部品は前半に偏ったものと、ゲームを通して万遍なく登場したものだったこともあり、初期資金がなくなり始めるころに前半に偏った部品を売って金を補充し、残りの部品を最後まで貯め込んで売るということができ、初期の倍以上の資金を稼いで勝利することができました。

後半の偏った部品はゲームを通して値が下がり続け、ようやく最後の2ラウンドくらいで場に出てきて、多少値を上げましたが、初期手札でそれなりの枚数をおもちだったぐんまさんは、売る機会もなく、自分がどうふるまっても値をあげることができずだったようで、可哀想でした。

今回のように偏りが出てくると「既に売られた数から逆算して、2枚しか残っていないので誰も買わない部品」というのが登場するのも展開に変化があって面白いです。誰も買わないから、この部品が値上がることはないので、残りの部品が値上がるはずと思っていると、2枚買えるならワイルドカードと併せて売れるから買うかというプレイヤーが現れて目論見が崩れたり、誰も集めてないようだから後で買えばよいだろうと思っていた部品を最後の最後で他プレイヤーにかっさらわれたりします。

余談ですが、BGGではこのゲーム評価が低いです。それは、Kickで約束されていた期限から発送が半年ほど遅れたせいで低い点をつける人がいたからだと思います。純粋にゲームの面白さで採点して欲しいもんです。
(逆にKickのゲームで投票者が少ないのに妙に点が高い時は、作者が10点いれてることが多いので、Kickのゲームはなかなか真っ当に評価されてないように思いますが)

地獄の釜
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レガシーの2版という話もあったのですが、おそらく終わらないだろうということで、1時間程度で終わるこちらを。

ラウンド中、プレイヤーは手番に、裏面に数字か悪魔が書かれた石炭チップを引きます。ストップするまでは何枚でもチップが引けるのですが、悪魔を引いてしまうとそれまでに引いた数字は無効になり、バーストです。このラウンド中、最も石炭チップを引くプレイヤーは合計がいくら引けるかをラウンド開始時にビットします。
このビットが当たれば賭け金が倍になり、外れれば没収されます。このビットは、自分が引く石炭の合計を当てるのではなく、全プレイヤーのうち、誰かが達成すれば良いです。

そのラウンド中、最もチップ枚数を引けたプレイヤーと合計が多いプレイヤーにはボーナスが入ります。また、全員がビットを成功させた場合、一番賭け金が高かったプレイヤーは報酬が倍ではなく、3倍になります。

こうして規定の額以上儲けたプレイヤーが勝利します。

ぐんまさんだけが初プレイだったので、僕とたる田さんが「100を超えるビットは結構達成は困難」ということをお教えしました。
そして、1ラウンド目に100を超えるビットをする僕ら。最低です。

実際に、3人プレイ時は100を超えるビットは中々達成しなかったのですが、4人だと挑戦する人数が増えているせいか、確実に達成確率はあがっており、序盤は70、80という額を賭けることが多かったのですが、徐々に金額が上がっていき、100を超える高額ビットが飛び交う展開に。

そんな中、しのぽさんが高額ビットを成功させ、勝利条件である規定額直前にまで到達します。

しのぽさんが一気に規定額を目指すのか、安全策を取って細かくきざんでいくのか。安全策を取ってくれる確約がない限り、一気に規定点を目指すしかないのか…と思いながらも、200以上を賭ける必要があり、100を超えると難しいとか言ってるのに200以上というのは…、無理だ!と僕は諦めながらも、しのぽさんよりは上のビットをしないと逆転できまいと100前半のビットをしました。

しかし、たる田さんは一発逆転を狙ってらしたようで200超えのビットをされます!

しのぽさんもきざむことはせず、かなりの額をビットされてました。

さあ、どうなる!?と盛り上がりましたが、僕もしのぽさんもたる田さんもバーストw。

ここから、僕、しのぽさん、たる田さんは一発勝利を目指して高額ビット→失敗を繰り返します。
いやいや、こんなことをやっていても終わらないし、手持ちのチップが減るばかりだと方針転換したところで、たる田さんが高額ビットをなんと達成。一気にトップ戦線に躍り出ます。
そして、僕は単独ビリに。

このゲームでは持っているチップに応じて自コマを点数ボード的なところに置きますが、1300~1600のように一定範囲であれば、同じマスにコマを置くのです。つまり1310でも、1590でも同じマスです。そして、単独でビリのマスにコマがあれば、悪魔のチップを引いたプレイヤーから50奪うことができます。

実は僕はこの悪魔チップを引いたプレイヤーから50奪えるのを狙って、この前のラウンド、単独ビリになるべくビット額を調整していました。
とはいっても、しのぽさん、たる田さん、ぐんまさん、みなさん1300以上は既に持っているわけで、終了目前であることには変わりありませんし、釜のチップはこの直前にリセット(チップは減りすぎると全部釜の中に戻されます)されたばかりであり、悪魔チップを引き安いという状況でも、引くにくいという状況でもありません。
しかし、行かねば勝てない!とばかりに160という高額ビットを仕掛けます。ビットは最高額なので成功させれば320の報酬があり、規定額を突破できます!(他の方がどの程度規定額を上回ってくるか次第で負けるかもしれませんが)

そして、このゲーム中に編み出した「自分が引いた目が何かを見ずに次のチップを引くと悪魔を引きにくい」技でターン、ターン、ターン、ターン!と引くと、合計175で見事達成(バースト後に次のチップを引くのはルール違反なので実際にはちゃんとチップの内容を確認してから引いてます)。さらにたる田さんとぐんまさんが悪魔を引くなどのボーナスもあり、このラウンドだけで500以上を稼ぎ、勝つことができました。
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「ギャンブルゲーム」と聞くと、高額ビットして一発逆転するようなハイリスクハイリターンの手があるように思えてしまうのですが、規定点がそれなりに高いこともあって、案外、手堅くこつこつ稼ぐゲームです。釜の中のチップが減ってきて、悪魔を引く確率が変わってきたり、誰かが規定点に近づくと、色々と思惑が入り組んで、面白いことになります。

出発進行!
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詳細はこちら

あともう少し何かないかとなったのですが、ちょうど良いゲームがなかったので、かばんの中に入っていたこれを遊びました。
方々でラーだラーだと言われるのですが、どのタイミングでラウンドが終了するかを考えて点になりやすいタイルを取るか、高得点だが中々点になりにくいタイルを取るかという選択の妙が面白いゲームです。

この時は、僕が早々に車掌を2枚引いてしまい、通常、場に4枚オープンされるタイルのうち2枚が車掌で埋まり、残りの2枚しか選択肢がないという状態に。そのため、何を選ぶかよりも選びたいタイルが自手番にオープンにされているかの方が勝ち負けに大きく絡んでしまいましたが、特急と各停をうまく組み合わせてトップを確保したぐんまさんが勝利されました。

プレイ人数が増えると手番時にオープンになっているタイル運の要素が大きくなるので、あまり多人数に向いているとは思いませんが、ある程度は楽しんで頂けたようでなによりでした。

スシゴー
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まだもう少しいけるということで、ぐんまさんがお持ちになったスシゴーを遊びました。

ドラフト&セットコレクションのゲームで、各ラウンド決まった枚数を全員に配った後、そこから1枚プレイして残りのカードを隣の人にまわし、まわってきたカードから1枚プレイし、また残りを隣にまわし…と繰り返し、カードがプレイできなくなった時点で、各プレイヤーの前にプレイされたカードのセットから得られる点を計算し…を規定ラウンド繰り返し、得点を競います。

カードは、様々な種類があり、1枚で得点になる握り鮨、3枚セットで得点になる刺身、ラウンド中最多であれば点になる巻き鮨など、種類ごとに得点方法も異なります。

他のドラフトゲーのように横のプレイヤーが集めている種類のカードをカットするなどのテクニックと言うか手はありますが、正直、そのせいで自分の点が下がるのであれば好かんので、なんか全ラウンドを通して誰も集めなかった餃子(1枚目1点、2枚目2点、3枚目3点…と枚数が増えれば増えるほど点数が伸びる)を毎ラウンド4枚程度集めたところ、最終ラウンドでプリン(全ラウンド通して蓄積され、最終的に最多のプレイヤーに得点、最小のプレイヤーに減点)で最多を取れたこともあり、勝つことができました。

ドラフトとセットコレクションは面白いということが良く分かりますし、めっちゃ手軽で絵柄も可愛く、わさびもいい味出している等、良いゲームでした。

今回は軽めのゲームばかりではありましたが、たまにはこういう回もあってよいかと思います。たる田さんは「次回、次々回あたりはエッセン前のボドゲ閑散期」ということをおっしゃっていましたが、今月、来月あたりはKickstarter発でエッセン合わせで作られるゲームが届く時期なので、それらのゲームの中から遊べるものがあれば候補になるんかなと思ってます。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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