ルンガルノ /Lungarno

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(インスト込み2人で40分)

【概要&ルール】

開発されている街に貴族の建物を斡旋しつつ、彼らのお得意様になり金を稼いでこの街一番の商人になりましょう。

プレイヤーは手番に以下の2つのうち、いずれかを行います。

1.タイルを買う:場に公開されている建物の描かれたタイルを購入します。公開されているタイルはタダ、1金、2金…と購入費用がかかり、タイル1枚買うと間を詰めて新たなタイル1枚が補充されます。
2.タイルを置く:街にタイルを置きます。この時、置いたタイル上の紋章に商人コマを配置することで貴族と取引契約を結ぶことができます。街はいくつかのエリアに分かれており、同一エリア内では1種類の貴族とはひとりのプレイヤーしか契約できません。
タイル配置後にそのエリアの全区画が埋まったら決算となり、そのエリア内で契約していた貴族の紋章数分のお金を得、て、商人コマを手元に戻します。ただし、広場や塔といった建物の紋章上に置いていたコマはゲーム終了時に決算します。

※1金支払うことで1手番に2アクション行うこともできます。

ゲーム終了時、広場や塔の決算を行い、最もお金を持っていたプレイヤーが勝利します。

【プレイ内容】

K君と2人で。

建物タイルには大抵、2種類の紋章が書かれています。手元にはできるだけ同じ紋章の描かれたタイルを集めた方がよさそうですが、お金を払うのももったいないし選択肢も3枚しかないのでこれが欲しい!というのを選べないことも多く、とりあえず、タダのタイル中心で交互に取り合う展開に。
エリアの大きさは決まっており、どこも6枚置けば決算ですし、置いた商人はお互いに早く回収したいのでいったんどちらかがタイルを配置すれば、相手もすぐ同じエリアにおいてきます。置き始めて気付いたのですが、狙ってか選べなくてかはその時々で違いましたが、どちらにせよ、手元のタイルに書かれた紋章の種類は多くて3つ、大抵は2種類、下手するとタイルが3、4枚あっても1種類しかないという状況もありました。同一エリア内では他プレイヤーと同じ紋章に商人を置くことはできないので、悠長に構えていて自分の手元のタイルに書かれたのと同じ紋章に商人を置かれては困るので、タイルも商人も置く時はサクサクと。

しかし、どうも「さっさと置かないと相手に有利になる」という思いでタイルと商人コマを置きはするものの、タイルには2種類の紋章が書かれているものも多く、既に相手が商人コマを置いている紋章が書かれていることももちろんあります。というか、全部で4種類しかなく、大抵のエリアでは2個ずつ商人コマを置いていたので、ほとんどの場合で相手も得するタイルを置いていたような気がします。2種類書かれたタイルを置いて、一方に商人を置く、次手番で残りの紋章が書かれたタイルを置いて、両方取ってやる!と思わないでもないですが、僕もK君も便乗できるところは便乗したいわけで、そう上手くも行かず。
「自分の得になっているとは思うのだけど、相手も得しているのが嫌だなあ。でも、自分だけが得するタイルが手元に集まるまで置くのをやめれば、相手だけ得点してしまうし」という気持ちに後押しされる形で、手を進めているばかりで、明確な方針は最後まで打ちたてられませんでした。

最後に決算という広場と塔はエリアを跨ってタイルを得点対象にできます。こういうタイルがあるのなら、こういうタイルが強いんじゃない?という思考で僕は塔、広場をいくつか配置し、K君は隣接する建物からの収入を+1するお店や、エリア全体の紋章ごとの収入を-1する墓場、置かれたタイルを破棄する建物など、特殊効果付きのものを良く使っていました。

僕は最終決算系の建物を建てすぎた結果、中盤以降、手元の商人コマが足りなくなり、僕が置けないままK君に複数エリアに商人コマをばらまかれる展開に。手元のタイルを置けばK君が得する状況ではありましたが、とにかく商人コマを回収しないと話にならないので、強引に決算を起こします。これでなんとかK君がばらまいたエリアに商人コマを配置することができ、ほっとしました。
とはいえ、この時の差が大きく、最終決算前では明らかにK君が勝っていました。あとは塔と広場がどの程度稼いでくれるかです。

結果は…、1点(1金)差でK君の勝利でした!

K君:「特殊効果付きの建物を取りたくなくて、お金払ってタイルを購入してたのが効いたんじゃないかな? 僕は特殊効果付きのを狙ってたというよりも余ってたのを取ったんだよねー」

言われてみれば僕はお金を使ってタイルを買ったことが3,4回ありました(K君は0回)。お金出して買ったタイルはその分の働きをしてくれたと信じたいですが、確かにそれが敗因かもしれません。

【感想】

プレイ内容のとこでも書きましたが、どうもプレイ感がふわーっとしていて不思議なゲームです。「この手を打つと自分も得するけど、相手も得してしまう」というと、なんかジレンマが発生しそうなのですが、そんなこともなく、「この手を打たなければ相手がより得をしてしまう可能性があるから置いておくか」という感じで終始プレイしていました。
ちゃんと相手の取ったタイルを全部覚えていればまた違うのでしょうが、そんな頭を使ったプレイは僕もK君もしないので、損するかもなあという感じ手を選んでおり、そのためか、「実質的に選択肢がない」ゲームとは思わなかったのは良かったですが。

6枚置いたら決算と言うのが枚数が少なすぎて、狙いやエリアの取り合いが発生するまでいかずに「とりあえず置いとけ」を助長しているようにも思いましたが、決算までの枚数が増えて、相手との差が開けばわざわざ決算を手助けすることもなくなるので、ソロプレイになってしまうようにも思います。そういうわけで、「相手が得するけど、まあ、その差は小さいし商人コマ戻した方が得か」と、決算枚数が少ないことでゲームを先に進めようとする方向に思考が向くのは良いことかなと。

タイルを置きつつ得点要素にもコマを置き、得点できる形になったら計算というのはカルカソンヌと同じではあるのですが、補充タイルを選択できる、手札がある、タイル配置に制限がほぼない、手番に得点を消費すれば複数回行動できるなどなどカルカソンヌよりも選択肢を作る方向での違いが多いにも関わらず、実際に遊んでみると僕にはカルカソンヌの方が悩ましかったというのは不思議なもんです。色々な選択肢があれど結局、得点は他プレイヤーと誰が得するかようわからん玉虫色の状態で突っ込むしかないというのがあわなかったようです。カウンティングや相手の手札を覚えるなどをちゃんとすれば得点への道筋が見えてきてまた違う感じなのかもしれません。

まあ、僕はカルカソンヌは別にパズルやりたいわけでないのにやらされるのが好きではない(そこが楽しさのひとつでもあるんでしょうけど)こともあって、こちらのほうが好みではあります。決してつまらないわけではないのですが、もちっと勝負どころというか、それぞれのプレイヤーの色が得点にはっきり反映されれば良かったのですが。なんかお互いになあなあで進む感じのゲームでした。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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