TrickTakingParty Vol.3 その1

学生時代に「推理小説にでてくるから」という理由で推理小説好きの友人達とぬるーくコントラクトブリッジは遊んでいたものの、他にはほとんどトリックテイキングを遊んだことがなかったので、遊びたいけどなかなか機会がなーと思っていたところ、交通の便の良い会場で、しかも参加できる日程にTrickTakingPartyのVol.3が開催されるとのことだったのでいそいそと参加してきました。
トランプを使ったトリックテイキングはほとんどできなかったのですが、たくさんの変態トリックテイキングを遊ばせて頂きました(僕が入らなかったテーブルでは多くのトランプを使ったトリテや正統派のトリテが遊ばれていました)。

オスカー
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メイフォロー、切り札なし。ただしカードの色に強弱があります(黄色の2は緑の5よりも強いなど)。ただし、「0」のカードがあり、これが出たトリックでは色の強さはなくなり数字だけを比べます。さらに「0」が2枚出ると後からだされた「0」のカードが必勝です。トリックを取ったプレイヤーはそのトリックで使われたカードを獲得し、カードに書かれた数字の合計が点数になります。
各プレイヤーはダイスを2つ持っており、同じダイス目が出ているプレイヤーはチームになります。全トリック終了後にチーム内で点数を合計し、規定以上であればチップを1枚獲得します。チップを規定枚数以上集めたプレイヤーが勝利します。

とりあえず今同じチームの人の邪魔をしないように勝てるトリックは勝っていけばよかろうという程度の方針でプレイしましたが、得点計算前にダイスを振りなおすことができる(点数のトップは必ず振り直し)ので、チームといっていいのか悪いのかわからんです。取らせすぎると振りなおし確定になってチームでなくなってしまうかもしれませんし。
ということで、信じられるのは自分だけ!と取れるトリック全部とる勢いでやりましたが、みなさん「0」カードの使い方など非常に上手で、これなら勝てると取っておいた虎の子のカードでもトリックが取れない始末。
しかも中盤からダイス運に見放され、なかなか他の方と同じチームになれず、チップが獲得できずに勝負からは脱落。
最後はチップ数トップの方と別チームにみなさんなろうとするものの、チップ数トップの方が他の方のチームの目を出してチップを獲得して勝負ありでした。

結局、最後までどうやれば勝てるのかよくわからないままでしたが、ダイスゲーの「この目がでたら得点」というのの目を決めるのをトリテでやるようなゲームで、トリテで勝ってもダイスで負けることもあるという面白いゲームでした。

ペッパー
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マストフォロー、切り札なし。ミゼールというやつでできる限りトリックを取らないようにするタイプですが、いずれかひとりの手札がなくなった時に手元にある各スートの1のカード(ペッパー)を持っているプレイヤーのみ、同じ色のカードの枚数分失点になります(途中いくらトリックをとってもペッパーカードを最終的に取ってなければ失点はありません)。
とったトリックにペッパーカードが含まれていた場合、抜き出してまた使えるようになります。ただしペッパーカードは手札には数えません。

マストフォローなのでリードプレイヤーが出した色のカードを持っていなければ必ず負けることができます。そんなわけで各ゲームの序盤は手札の中で枚数の少ない色からさくさくと落としていって、フォローできずに負けられる形にして~というのがうまくいってほとんど失点をくらうことはありませんでした(確か持ち主のキノさんが最後まで失点ゼロで勝たれた気がします)。
リードプレイヤーはどんなに小さい数字のカードでもフォローしてもらえなかったら勝ってしまう(場合によってはマイナスカードを引き取ってしまう)ので、手札が減ってくると、この色まだあったっけな…?とさぐりさぐりになるのも非常に楽しかったです。この時、フォローできない人はもし手元にあるペッパーカードがあれば出してくるので各ゲームのラストトリックで一気にペッパーカードを引き取って失点となる色を増やして大失点となることも多く、悲鳴がとびかっていました。

最後の最後まで逆転があるというか、最後にでかい失点が発生するようになっている仕組みなので毎ゲーム、そこまでの展開に因らず楽しめました。

22
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ここで今回の会の全体ゲームである22大会が開催されました。22はちょっと前に国内流通が始まりかなり売れている5本のきゅうりと似たゲーム(源流は同じ?)です。
トランプを使いますがスートは関係ありません。リードプレイヤーは任意の枚数の同じ数字のカードをプレイします(5を1枚とか7を4枚とか)。時計回りにそれ以上の数字のカードをプレイするか、または手札の中から一番小さい数字のカードをプレイします。枚数もあわせる必要がありますが、リードプレイヤー以外は同じ数字でなくても構いません。リードプレイヤーが4-4を出した場合、4-4でも、4-5でも7-7でも、とにかく同じ枚数で2枚とも前の人以上の数字であれば構いません。出せない場合は手札の小さい方から2枚を捨てます。3枚、4枚でも処理は同じです。
こうして手札を減らし、最後の1枚で行ったトリックのみ、そのトリックを取ったプレイヤーがプレイした数字と同じ分だけ失点です。22点以上の失点になると失格で最後のひとりになるまで繰り返します。

プレイ感覚はちょっと大富豪に似てますが、これも面白いゲームでした。手札全てが絵札とか、そうでなくても6以上しかないとかになると勝ち目が非常に薄くなるので大抵は配られたカードの運で勝負が決まるようにも思うのですが、他の人がプレイしてきたカード以上の数字でプレイ可能なカードを何枚用意するのか、はたまた小さい数字のカードは何枚あれば失点が小さくなるようにできるか、大きい数字と小さい数字のカードの枚数を手札内でどう配分するかが面白く、仮に7枚の手札でJ,Q,Kが6枚配られた場合、大きい数字が多いのでぱっと見は強そうなのですが、その実、例えば手番までにAをだされると手札はそれ以下なので手札内の一番小さい数字のカードを出すことになり、残ったJ,Q,Kではむしろ最後の1戦でも勝ててしまう可能性が大きく、非常に不利になります。
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(こうなるとまず勝てません。が、案外他の人も、やべー、絵札しか残ってない…と思ってたりしますw)

手札が配られた直後に山札との交換が許されており、強くても枚数が多すぎれば捨てるという選択肢も出てきます(手札枚数は前のゲームの失点となった札の数字で決まるので、失点したのが絵札とかだと後手番の人は交換できなくなることもあります)。

基本的に中間あたりの数字を捨てる方針(カードをプレイすることもできず、最後の勝負でも負けるので手に残していてもそれほど意味がない)でプレイしました。

開始直後に絵札の失点(10点)をくらったりもしたのですが、それで周りのマークがゆるんだのか、まあ、運が良かったのですが、予選を勝ち抜いて決勝に進出。決勝でもなんと勝つことができ、以下の賞品をいただけました!
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(ありがとうございました!)

最終的には運の要素が大きいので決勝の最後の方まで残ってた人たちは運も半端なく、残したカードが2(数字的には最弱なので最後のトリックでは最強)でも勝てずに引き分けになるなど、胃が痛くなるようなかなりの接戦でした。そして、このゲーム、失点が22点になるまで続けるので取ってしまったカードの数字が小さければ何ゲームもやることになり決勝戦のゲーム時間は結構な長時間に。そして、残りの方は他のゲームで遊んでいるので決勝卓の周りはえらく寂しいことに…w。

この後、偽エッセンでも遊びました。こういう負け抜けゲームは一人が抜けたら終了ということが多いですが(そもそも普通のゲーム会だとトリックテイクは1ゲームのみとかが多いですが)、22は失点となったカードは最後のひとりになるまで山札から抜いたままプレイするので、「KはAさんとBさんが失点で持ってるから山札には2枚しかないはずだから…」と山勘だよりではなく多少確率計算もできるようになるので、やはりある程度大人数で始めて最後の一人になるまで遊んだ方が楽しんじゃないかなーと。

この後もいくつか遊んだのですが、続きます。

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ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
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・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
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