第24回重げ会(2014.3.23)

八王子で開催されている重げ会に参加してきました。会場にうかがった時間がうっすら夕方だったこともあり、重げはできなかったのですが、楽しいゲームばかり遊ばせて頂けました。

アメリゴ以外は全て持ち込ませて頂いたゲームなので詳しくは、また個別に記事をあげます。

カシュガル
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プレイヤーはキャラバンを組み、キャラバンを大きくして、スパイスや金、ラマを手に入れながら契約を達成して勝利点を稼ぎます。

会場についてすぐに終わった卓があったようでそちらの方々と一緒にこちらを。自分も持ち込んでましたが、これは佐倉さんのもので、インストもやっていただきました。

キャラバンという体ですが、要は手元に3,4つのデッキを作ってリソースを増やし、それを消費して勝利点を得るという仕組みです。
カードの効果で、新たにカードをデッキに入れるもの、スパイスなどリソースを増やすもの、契約を達成するものがあり、それらを使ってキャラバン(デッキ)を大きくし、得点にしていきます。

佐倉さんのみ経験者という面子でしたが、新しくカードを追加する際にほとんどランダム(2枚から1枚を選んだり、捨て札から好きなカードを選んだりはできます)ということもあり、それほど経験の差もでず、いい勝負になりました。

はっきりいってドミニオンもその他のデッキ構築のゲームもそれほど好きではない(結局、如何に効率よいカードだけを集めるか、点数に変えるタイミングはいつかという点に凝縮されていて遊びがないのがあまり好みではありません)のですが、カシュガルは適度な運と気軽に出来る感じが好みにあってました。
カード引きはランダムだったり、あくの強い効果のカードが多いのですが、選択可能な契約カードやキャラバン全体のカード効果との相性で得点が一気に伸びるときがあり、気持ちよく遊ぶことが出来ました。

続けて2回遊びましたが、1回目が1時間程度かかったにもかかわらず、2回目は20分程度で終わるなど慣れれば驚くほどプレイ時間が短縮されるのもポイント高いです。
プレイ時間が短く繰り返しプレイできる点、カード次第で展開が毎回変わる点、事前の計算よりもその場の運やアドリブ力、コンボの気持ちよさなどサンファンを思い出しました。

スペキュレーション
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それほど重くないものをというリクエストがあったのかどうか忘れましがが、決して重げとはいえないこちらを。

初版は1992年とかなり古いゲームで、それを今年クイーンが再版(微妙にリメイク)したものになります。ざっくり言えば株ゲームで、毎ラウンド変わっていく株価を読みつつ、株を売り買いして一番設けた人が勝ちというゲームです。

変わっているのが株ゲームでは大抵、カードだったり、サイコロだったり、巾着だったりで株価をランダムにコントロールする仕組みがありますが、このゲームでは「多人数が自分の好きに株価を操ろうとする」ことをランダマイザーにしています。具体的にいうと、毎ラウンド、このラウンドに株価が何マス進むか(例えば4マスなど)が決められます。次に全プレイヤーが、自分があげたい株の銘柄を秘密裏に選んで一斉公開します。で、選ばれた銘柄の株価を決められた数だけ進めます。この進めるルールが、下位であるほど一気に先に進みやすいものになっており、かつ、株価は全銘柄のうち先頭から何番目にいるかが大きく影響するため、プレイヤーの思惑がちょっと入り乱れるだけで、株価が劇的に変動するようになってます。

(説明が下手で申し訳ないのですが、思惑が入り乱れて予想外のことが起こるというのは、ニムトを想像してもらうのが一番近いかもしれません)

ラウンドに売り買いできる株券は1枚だけなので、一気に大もうけ!ということはなく、地味なところもあるのですが、面白かったです。

ゲーム自体は序盤はいい感じだったのですが、売り惜しんだ銘柄が後々まで足を引っ張り、最後もトップの銘柄を購入する機会が得られずに5人中3位(4位だったかも)でした。
3人から6人のゲームですが、できるだけ大勢で遊ぶのをお勧めします。ちなみにBGGで売られている拡張で8人まで遊べるようになりますw。

アメリゴ
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せっかく重げ会に来たのだから何か重いゲームをと思ったのですが、閉会まで3時間をきっていたため、重いゲームはインストもそれなりにかかりますし、難しいということになり、何やりますか…と話していたのですが、前日、主催のたる田さんが入るケースがなくて持ち込むのが大変と仰っていたにもかかわらずどうも立卓している様子がなかったくそでかい箱のアメリゴを、たる田さん、一味さん、僕の3人でやりました。

ゲームは1ラウンドに、船の移動、大砲の購入、入植タイルの購入、技術の向上、入植タイルの配置、工場の購入、手番順をあげるという7つのアクションを順に行います。
ただし、それぞれのアクションを実施する前に、アクションに対応した色のキューブをタワー(エルグランデやショーグンで使うあれ)に投げ込み、出てきたキューブの色と数で出来るアクションとAPが決まります。例えば、青青青青赤黒黒とキューブが出てきたら、最も多い青キューブの個数がAPになり、実施するアクションは青=船の移動、赤=入植タイルの購入、黒=大砲の購入のいずれかから選ぶことになります(APはどれを選んでも4です)。
つまり、一応、アクションの順らしきものは決まっていますが、タワーから出てくるキューブ次第でほかのアクションもできますし(逆に投げ込んだキューブが全てタワー内にひっかかれば投げ込んだキューブに対応するアクションはできません)、どの程度実行できるのかはランダムです。

そうして、船を移動させて島に家を建て、そこから購入した入植タイルを配置していきます。技術は一定値まであげると特殊能力タイルが獲得できます。また、入植した際に、その場にタバコなどの産物が置かれていると獲得でき、それに対応した工場をもっていれば最終的に得点になります。
また、毎ラウンド海賊が攻めてくるのですが、対応した数の大砲をもっていれば防御できます。防御を失敗したプレイヤーは海賊の戦力分の失点を受けます。

点数は、島に初めて家を建てた時、入植タイルを配置した時、入植タイルを島全てに配置した時、技術や手番順を一定以上あげた時、ゲーム終了時の産物×工場数、特殊能力タイル、海賊の防御失敗(失点)と様々な得点手段がありますが、つい先日、たる田さん、しのぽさん、一味さん、僕の4人でノーティカスという造船をテーマにしたゲームを遊んだ際に、造船を疎かにして結構な大差で負けたこともあり、「島発見(最初の家建て)と入植タイルの配置というテーマに即した得点手段を重要視する」という作戦でいきました。

また、このゲーム、基本的に全員が同じアクションを同じAPで実施することが出来ます(前述の通り、アクションはでてきたキューブの種類から選択できますが)。そうなると、同じことやってても差がつかない、手番順が影響のあるアクション(ラウンド開始時だけに補充があるものから取得するアクションや、発見などの早いもの勝ちのアクション)がそれなりにあるので手番順は早い方が絶対に有利ということ、とっとと何かしらのアクションに見切りをつけた方が良さそうということの見当をつけ、大砲の購入(海賊からの失点の防御)は行わないことにしました。
海賊からの失点はラウンドごとに累積していくのですが、序盤にそう大きな数がでなかったのも、この判断を後押ししました。
やりたいアクションがでなくてもパスすればAPの1/3をお金という、勝利点にもなり、消費すれば1APにもなるリソースに変換もできるので、まあ、ええかなと。

そんなわけで、序盤から一番でかい島に手をつけつつ、さくっと島の全てのマスに入植完了できる小さい島にどんどん家を置いていきました。また、1ラウンド目の最初の入植タイルの購入で使えるAPが最大の7になり、もっとも得点の高い6マスの中立入植タイルを購入しました。経験者であるたる田さんからは、「配置アクションでも高いAPでないと配置できないから、あまり高APのを買うと配置で困るかも」とは言われたのですが、中立入植タイルは大きくなるほど点数効率が高くなりますし、この6マスのタイルはゲーム中ひとつしかないので、もし配置までできれば有利になれる!と判断して、思い切って購入しました。

まあ、その後の技術の向上で配置アクションのAP+2の特殊能力タイルが取れるのがほぼ確実だったというのもあるんですが。

その後の入植タイルの配置でも7APと高いAPでアクションが実施できることになり、先ほど購入したタイルも無事配置することに成功。小さい島1つも全マス入植完了させて見事スタートダッシュできました。
2ラウンド目以降でも大砲アクションを捨てていることをうまく使って常に先手番を取り続け、工場も安いAPのものを数取れるなど有利に進めることが出来ました。

しかし、序盤に小さい島を取ることを優先してボード奥地にあった大きい島へ船を進めることが出来なかった結果、ひとつの大きな島をたる田さんに独占させてしまうことに(大きい島はそもそも入植タイルを配置した時の得点も高いですが、家を複数個建てられるため全マス埋めた時の得点が高いのです(家の数に応じて倍率がかかります))。
しかも、たる田さんはしっかり海賊からの防御もしていたので、序盤のリードが徐々に削られていく展開に。

それでも、このペースなら逃げ切れると踏んでいたのですが、最終ラウンド手前でたる田さんが手番順を捨て、入植タイルの購入を実施。これは、次に購入がタワーから出てくる(僕や一味さんが購入を実施する)前に、入植タイルの配置アクションの色のキューブがタワーからでてくることにかけられての選択だったのだと思うのですが、その賭けに成功して、おひとりだけ一歩先に、自分の家が配置された島の全てのマスを埋められることに成功されます。そして、ここの配置アクションで逆転されてしまいました。
僕は2マス分だけ残してしまっており、この2マスを埋めるためだけに購入&配置をしなければなりません。

まあ、最も事前の購入や配置でお金を消費して追加で2マス分のタイルを購入&配置しなかった自分のミスなので、自業自得なんですが。

さらに最終ラウンドでは海賊からの失点に4点も追加され、合計10失点に。たる田さん、一味さんは防御するために必要な大砲の購入を終えられていましたが、僕はまだ。

前ラウンドの最後にどうせ手番順を進めても一味さんに上に乗られて2番目になるし…と先手番を譲って、一味さんがキューブを投げられるようになったのですが、大量APが出てきていた僕に対して、一味さんの投入は波乱続きで、特に大砲の購入アクションである黒キューブが投げられた時は、出てきた黒キューブはなんと2つ。全部で7つあるのでほとんどがタワー内部にひっかかかってしまっていることになります。
まあ、その分、他の色のキューブが入れられた時に黒キューブがでてきて、大砲の購入アクションが選択できる可能性がまだまだあるということではあるのですが、前述の通り、タイルの購入&配置を行うことは必須でしたし、技術や手番順を進めることで手に入る点数もあるので、それもやっておきたいところで、捨てられるアクションがひとつもなかったのです。

さすがに十点の失点は痛い…、けど、どうしようもない…と思っていたところ、よく見れば海賊からの失点を半分にする特殊能力タイルが出てきていました。まあ、5点も十分痛いけど、何もしないよりは…とそれを選択。

その後は各自がやれるだけのことを淡々とこなして(APは少なかったり様々な色のキューブが混ざったりはありましたが、まあ、みなさんほんのちょっとだけやることが残っているような状態だったので特に大きな影響はなく)終了。
最後の得点計算に移りました。
その時点でたる田さんとの点差は得点トラック半周差。手番順からの得点は僕の方が多いですが…と最後の得点計算をしてみたところ、たる田さんは途中常に最後手番だったことが何気に響いて、工場がほとんど取れておらず(数数えてないですが、僕や一味さんの半分以下)、そこで大きく差をつめることができ数点差で勝つことが出来ました。(海賊の失点を半分にできてなかったら負けてました)。
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(最終形。白が僕、青がたる田さんです。赤の一味さんは島への進出が遅れたことが大きく響き、点数で伸び悩まれていました)

箱はでかいし、同じタワーを使うゲームが重量級なので、それ相応の重さがあるゲームなのではと身構えていましたが、プレイ感はえらい軽かったです。どの色のキューブを選択するのか?は、悩ましいところではありますが、結局、タワーに投げ入れた色のアクションを行うのが、一番無難ということもあり、余程のことがない限りは賭けにでるような選択はしませんでしたし、3人だったこともあって、そこまで激しいボード上の絡みもなかったので。
タワーにキューブを投げ入れること自体も、そこから出てくる結果に一喜一憂することも楽しいゲームでした。まあ、発見!だとか、島をちょうど埋めるようにタイルを配置するだとかも楽しいですし。そういった楽しさ、にぎやかさもあって、どちらかというとパーティーゲーム的な印象がのこってしまっていますが、得点要素の絡みあい具合や、いざという時に賭けに、勝負に出れて、それが勝ち負けに大きく影響する(最初の僕のでかいタイル購入や最後のたる田さんのアクション選択など)というのは、下地がしっかり作られているからだと思います。

このゲーム、手番順が超重要というのはゲームが終わった今も思っているところですが、ほとんど常に最後手番だったたる田さんは、経験者だったことを踏まえても、もう数点でトップになれたというのは余程うまくゲームを進められたのだなと。

中世の建築士たち
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最後に時間が数十分あったので、何か時間のかからないものでということになり、最近の短時間ゲームではイチオシの中世の建築士たちをアメリゴから続いて、たる田さん、一味さんと遊びました。

ルールなどは過去の記事を。

いかにAPを効率よく使ってお金や勝利点に変換していくゲームだということはインスト時に説明したのですが、どういう曲線で高得点、高報酬の建物の建築に移っていくかの勘どころで、経験者の僕に一日の長があり、大人気なく勝たせていただきました。

3人で遊んだのは初めてでしたが、ゲーム会の残り時間が少なかったことを差し引いても他プレイヤーの手を見ている余裕などなかったです。見てもいんですが、それやってる暇があれば自分の手元にある建築と職人の組み合わせを考えている方が良いというか。
そのため、僕が規定点に達したときも、あれ?もう終わるの?という感じでたる田さん、一味さんはやや消化不良的気味だったかもしれません。
一応、他プレイヤーに取られないよう良さそうな建物や職人を確保するという点で他人数で遊ぶ意味はありますが、基本的に如何に効率よく手元をまわすかのパズル的なゲームだと思うので、ソロゲーム的に感じてしまうかもしれません。時間や脳みそに余裕があれば、他のひとの建築にもこっちの方が効率よいんじゃない?と相談しあえて、複数人で遊ぶ楽しさもでてくると思います。

まあ、結局のところ、手元に取ってくるのも、建築に使うのも如何に少ないカードで規定点を目指すかというパズルなので…。でも、やってることは非常に楽しいですw。

結局、重ゲーはできなかったのですが、楽しい時間をすごさせて頂きました。場所取りの関係から毎月の開催は難しいとのことなのですが、また次回も是非参加させていただければと思います。

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ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
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・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
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