R-120(2014.6.14)その2

その1の続きです。

豆の女王シシィ
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ボーナンザシリーズのひとつです。基本的にはボーナンザと同じルールで、以下の3つの違いがあります。
1.豆は普通の豆と女王シシィとを交互に植えなければならない
2.1に違反する(シシィを挟まずに豆を続けて植える)と次手番の最後に必ずその豆を売らなければならない。
3.各プレイヤーの手番の最後に全プレイヤーが1枚ずつ手札を補充する

キノさん、しのぽさん、一味さん、如月さん、僕の5人で。

基本ルールはボーナンザなのでほぼインストいらずなのは楽でよかったです。プレイ感は、そこまで変わっているかと言われるとそんなことはなく、ただ、シシィを挟まないと豆を売らざるを得ないので、ボーナンザのように、「あなたこの豆を集めてるみたいだから、タダであげる!」という不用豆の処分はできなくて、「シシィもつけて」と言われることが多かったですw。

お前にこの豆をやるくらいなら売ったほうがましだ!とかいうような人たちではなかったので、和気藹々とアガペーあふれる交渉が行われ、特に波乱もなく終了。
みんな集めている豆はまわりから(シシィの有無でもらえないこともありましたが)積極的に譲ってもらえ、ほぼ最大枚数まで集めて交換していたように思います。そんな中、引き運もあって4豆や6豆といった効率のよい豆の畑を序盤(まだ山に該当の豆がある時期)に植えることができ、収穫まで無事にこぎつけた僕が勝つことができました。
最大効率までの必要枚数が少なければ、交互に植えるというルールを無視して周りからシシィいらないから!といって集めて売却ということもしやすかったので多少有利だったかもしれません。

シシィがいないと不要な豆をもらってもらえなかったり、交互においてシシィが上になった状態だとどんな豆でもシシィのレートで交換しないとならなかったりと、色々きつい状況になりやすいボーナンザのように思いました。どちらかというと、お前の畑など知らないというガチプレイする人ら向けかなーと。今回のような彼我の点差よりもお互いの畑を尊重する面子ではそれほどプレイ感はノーマルボーナンザと変わりませんでした。
ノーマルボーナンザである、20豆とかの誰もいらない豆を大量に集めるというのだけは、シシィのせいでやりにくくなってるかなとは思いましたが。

チキンカエサル
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詳しくは過去の記事を。

僕としのぽさんのリクエストにより、キノさん、一味さん、しのぽさん、僕の4人で1年以上ぶりにチキンカエサルを遊びました。

ざっくり言えば、ニワトリの出世競争というか、いかに役職について周りのプレイヤーのニワトリを蹴落とすか、金を貰って見逃すかのゲームです。
さすがに1年ぶりだとどうやっていいか忘れてるなーと思いつつ、運良く二番手になれたので(セットアップでは手番順に自由に役職につけられます)、ひとりしかなれない監査官にひとりつけ、お金をやり取りする交渉ゲームにも関わらず、基本的に収入はゼロというゲームなのでお金がもらえる造営官にひとりつけ開始。

税金はもちろんつけられる最高額ですよねーと、他の造営官であるキノさんと言いながら最高額に設定。すると、次の法務官のプレイヤーが、お前らだけ得するとかないから。死んでしまえとキツネから造営官の守りをゆるくします(法務官は衛兵とキツネでデッキを作り、各官舎脇に2、3枚ずつ配置します。あとで衛兵数を上回ったキツネの数だけその官舎のニワトリは死亡します。そのため、法務官は自分に関係ない官舎や得しているような官舎にはキツネを配置します)。

すっかり法務官の仕事のことを失念していたため、僕はカード配置ができず。一味さんとキノが楽しそうに、「えーっとここは殺したいから、守られてもいいようにキツネを置いて…」とやっているのを黙ってみてました。
損得は明確なので傍から見ていてもどこを守っている、どこを殺しにきたかはだいたいわかるのですが、法務官のお仕事が一番楽しそうです。
そんな楽しそうな法務官のひとりを監査官が国外に追放し、報酬とキツネの襲撃が行われます。
報酬で造営官とカエサル(特に仕事はないがえらい)が税金をもらい、監査官に追放されなかった役職についているニワトリは全員、役職に該当するトークンが得られます。トークンごとに点数が決まっており、また、一族内に同じトークンを持っているニワトリが増えれば、1つ目は1点、2つ目は2点、3つ目は3点…と点数がのびます。カエサルのトークンは基本点が高く、1つ目から3点、2つ目は6点にもなります(点数=金です)。

そしてキツネの襲撃でおっ死んでいくニワトリ達。

空席となった役職を埋めるところから2ラウンド目はスタート。前述のとおり、同じ役職トークンを一族内に複数集めた方が点数が高くなるので、2ラウンド目からその仕事内容だけでなく、点数も考えた役職につけるようになります。
そして、このゲームでは、自分のニワトリを自分である役職につけようとすると、1金支払う必要があります。他人のニワトリであればタダです。
これは別にジレンマというわけでもなく、

僕:「しのぽさん。どこかつかせたい役職います?」
しのぽさん:「このニワトリを造営官にしたい」
僕:「じゃあ、そこ僕がやるんで僕のニワトリ、法務官にしてくれます?」

と近くのプレイヤーと交渉が発生します。無論、ここにつかせるから、○金くれというのもありです。

大抵は造営官などのおいしそうな役職を許さんと法務官が殺しに行くのですが、キノさんのカエサルが治めている時、法務官と造営官に同じ一族のニワトリが被っており、法務官役だったプレイヤーが造営官を守るということが発生。前回から通して始めてカエサルが二期目に突入です。
この結果、税率は最大まで高騰。この時、造営官に2人もニワトリを置いていたしのぽさんが8金も獲得。
これは許せんとキノさん、一味さんからのヘイトがあがっているのをしめしめと見ていたのですが、いやいや、ひだりさんも監査官やりすぎだから。ニワトリ生き残りすぎだから殺しますよと。

役職は全部で11席あるので4人プレイの場合、だいたい3匹のニワトリを役職につけられてることになりますが、僕は法務官でうまくキツネをコントロールしたり、手番順の綾もあって、盤上に4匹もいる状況に。
実際の得点は計算してはいませんが、僕のニワトリが4匹いれば、他の3方のニワトリは2匹程度ずつしかいないわけで、得点機会は倍になります。

そりゃー気づかれてますよねーと、2期目で過労死したキノカエサルに代わって即位した一味カエサルの時代では粛清の嵐が吹き荒れます。

そしてニワトリが死ねば、執政官の出番です。ニワトリは死ぬと墓が立ちます。各ラウンドの最後に、手元に余っているトークン(1匹のニワトリが獲得した2つ目以降のトークン)を袖の下と一緒に墓の前におくことができ、これを執政官が承認すれば、生前、このニワトリはこのトークンを獲得していたということになります。承認されなければ袖の下もトークンも破棄されます。
執政官の気分次第とはいえ、自分が執政官をしていて、手番順がよければ自分で自分のニワトリの承認が出来る可能性もあります。既に多くのニワトリが死んでおり、いずれかひとりのプレイヤーの全ニワトリが死亡することが終了条件のひとつなのでそろそろゲームは終盤。そして、もし承認されれば3つ目以降のトークンになるので一気に点数がのびます。

次ラウンドは僕、キノさん、一味さんの3人が執政官です。誰がどのニワトリの承認/非承認を担当するかは、誰が何個トークンを墓の前に置くか次第なので、読みきれません。まあ、いいかーと自分の手元にあった余っているトークンは全て墓の前に配置。
しのぽさん、キノさん、一味さんも同様です。
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(ボード外周にぐるっと並んでいるコマはニワトリの墓標です)

そして、おそらく最終となるラウンドの開始。まず空位となっているカエサルを誰にするかです。この時点で執政官だった3匹から選ばれるのですが、キノさん、一味さんは既にカエサルをやっておりもうひとりカエサルやらせると点数をあげすぎる…という消極的理由で一番点数の入らない僕のニワトリがカエサルに。
この結果、執政官から僕のニワトリが消えます。

僕:「あー、これは承認してもらえなくなったなー」
一味さん:「いや、袖の下の額にもよりますけど、承認されるんじゃないですか?」
僕:「お、信じますよ」

そして空いた残り1つの執政官の枠に誰が入るかが焦点に。そして、それを決める権利の持ち主は一味さん。

キノさん:「僕のニワトリ指名してくれたら3金払います」
一味さん:「乗った!」

このラウンドも税率は最高額。最高額になるとキツネの数が増えてどうやっても何匹かは死ぬのでやはりこれが最終ラウンドになりそうです。
法務官の仕事など、「どうせ死んで終わるからどうでもいい」といわれる始末。そして監査官である一味さんのお仕事。ここで誰が追放されるかが得点にかなり響くのでみんな必死です。
そして一味さんが選んだのは、執政官であるキノさん!

キノさん:「さっき金払ってつけてもらったのを追放とか酷くない?w」
一味さん:「承認されるかどうかで得点にかなり響くから自分の承認機会を増やすために仕方ないw」

これで執政官は一味さんとキノさんが1匹ずつ。続いての執政官のお仕事で、2人とも自分がおいたトークン以外は全て却下w。承認ひとつで5点とか8点与えてしまうので2金、3金程度の袖の下など意にも介さず。

結果は、やはり多くのニワトリを同ラウンドに役職につけられたのが効いて、カエサルのトークン2つをニワトリにつけた超名門キノ家を1点差でおさえて僕が勝利しました。
しのぽさん、一味さんは途中でニワトリ殺されすぎて終盤、コマが足りなくなったのが響いたようです。

キノさん:「こんな荒いルールなのにゲームが破綻してないのがすごい」

と仰っていましたが、がんがんニワトリは死にますし、収入もゼロのプレイヤーと7~9金とかのプレイヤーにわかれるなど、かなりドラスティックに盤面も各プレイヤーの状況も変わります。
それでも、ボーナンザのようにプレイヤー間で融通を利かせあうのがなんだかんだいって最大効率(自分だけ得しようとするアクションに細かく損がかかるため)になるゲームだからか、プレイ感は悪くありませんというか、むしろわいわい盛り上がって楽しいゲームです。
得点状況は公開されているので、誰が何点で自分は何点と細かく計算をはじめると、かなりやってられないゲームになるかと思いますが、プレイ感とあわせてどんぶり勘定で遊ぶのがよいゲームだと思います。

ニワトリの役職間の損得がうまいこと絡んでいつつ、全てを自分ひとりでまかなう事もできないので、自然と交渉を含む他プレイヤーとのやり取りも発生しますし、それでいて、点数を取るためにとにかく役職につけて生き残らせれば良いとやることはわかりやすいという、良交渉ゲームだと思います。
殺すという直接攻撃もあることはあるんですが、死なないと席があかず、むしろ点数が稼ぎにくかったり、死んだら死んだで執政官を絡めて得点機会になったりもするので、攻撃されることが得ともいえるのもいいなーと。
まあ、国内流通してないんですが…。

ここで時間がきたのでお開きとなりました。

他に遊ばれていたゲームで写真を撮ったものは以下。

江戸職人物語
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高得点の職人を配置された方が各期の決算の得点で稼いで勝利されたとのこと。すごろく含め運要素強めではありますが、火事直撃以外は戦術やらでなんとかなる範囲かなと思います。盛り上げようと思えば祭り並に盛り上げることが可能なのは良い点かなと。

大江戸八百八町
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馬鹿ななんちゃって江戸時代を楽しむ雰囲気ゲーでありつつも、ワーカープレイスメントと少ない収入のおかげでちゃんとゲーム的にも楽しいようです。
ルール読んでいる時は、判例など英語版だったのでてっきり英語版かと思っていたらカードを実際に見てみるとドイツ語で全く読めないという事が。シールを添付してくれてはいますが、バネストはルールの日本語訳を英語版で作って、販売はドイツ語というのをやめて欲しいのですが。というか、どのショップにしても販売時に何語版か明記して欲しいです。

インダストリィ
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競りで絞りあう好ゲームですが、得点要素となる競り対象も絞りあうマゾゲーム。うまく他プレイヤーの得点源をつぶしたプレイヤーが勝ったとのこと。

トリエステ
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勝利条件が異なる3陣営で戦う3人専用ゲーム。何かわからないうちに終わってたwとのことでしたが、”勝利条件異なる3陣営”というのがツボなので自分でも何回かまわしてみたいです。

増殖彼女
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先日のゲームマーケット2014春で販売されたソリティアゲーム。電源ゲームの落ちものパズルみたいとのこと。1ゲーム10分ほどで終わってたようなのでまた持ち込んでもらって待ち時間にぐるぐるまわしますか。

あと3,4ゲームほど写真撮るの忘れました。

卓のシャッフルなどまだまだ不得意ですが、みなさんのおかげでうまくできてるなーと感謝感謝です。
ゲーム会後の飯では、色々と楽しい話もでて盛り上がりました。また次回以降もよろしくお願いします。

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ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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