カポディカピ/Capo Dei Capi

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(2人専用でインスト込み30分ほど)

【概要&ルール】

ニューヨークで警官や市長、酒場やカジノに賄賂を渡すなどして敵対ギャングよりも影響力を示しましょう。どこにどの程度働きかけるかはボスのきまぐれで決まりますが…。

二人用のダイスゲームです。プレイヤーは黒白1つずつのダイスを振り、結果に応じたアクションを行います。

場には7枚のタイル(警官や市長などの国家権力や酒場などの施設が書かれています)が置かれており、タイルには白色のダイスの1,2,3、黒色のダイスの1,2.3と灰色のダイスの4がそれぞれ書かれています。

●アクション
・ダイス目がともに1~3の場合、一方のダイスが示すタイルの隣にもう一方の目に等しい影響力チップが置けます。
・ダイス目の一方が4、一方が3以下の場合、市長タイルに置かれたコマを一方の目の数進め、市長チップをタイルの隣に置きます。
・ダイス目の一方が5、一方が4以下の場合、賄賂チップ(影響力が1~3のいずれかの伏せられたチップ)をもう一方のダイス目が示すタイルの隣に置きます。
・ダイス目の一方が6、一方が5以下の場合、市長キューブをもう一方のダイス目が示すタイルの上に置きます。
・ダイス目がゾロ目の場合、一方のダイス目の影響力チップを任意のタイルの隣に置けるなど特殊なアクションになります。

手番プレイヤーがバーストする前に手番終了を宣言したならば、タイルの隣に置かれていた影響力チップと賄賂チップがタイル上に置かれ、市長チップは手元に獲得します。市長タイル上のコマが5か6のマスにいれば市長キューブが獲得できます。
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(こんな感じでお互いのプレイヤー側のタイルの隣やタイルの上におかれます)

市長キューブや賄賂チップなどがなくなった時点でゲームは終了し、タイルごとにどちらのプレイヤーが多くの影響力を持っているか比較します。多くの影響力を持っているプレイヤーがタイルと、その上の市長キューブを獲得し、タイル数+市長キューブ数の合計が多いプレイヤーが勝利します。

●バースト
以下のいずれかに該当するとバーストとなり手番中の全てがリセットされ、相手に手番が移ります。
・ゾロ目が出ると殺し屋が手元にきます。この状態でゾロ目を再度振る
・市長タイルでコマが6のマスより先に移動する。
・既に賄賂チップか影響力チップが置かれているタイルの隣にチップ(種類問わず)が置かれる。

●市長チップ
市長チップは1枚消費することで殺し屋のリセットや影響力チップを確定(タイルの隣から上に移動させる)、相手のダイスを振りなおさせることなどが出来ます。2枚消費することで自分のダイスの振りなおしなどができます。

【プレイ内容】

ゲーム自体はかなり前に購入していたのですが中々遊ぶ機会がなく眠っていたのを、ちきさんが遊んでもいいよとのことだったので、ふたりでやってみました。

各タイル上にはお互いに5つずつチップが置けるようになっていますし、5つ以上配置するようになった場合のルールもあるので、各タイルにお互い5つ近く置きあったタイミングでゲームが終わるんだろうなーとなんとなく思いつつの1戦目。
なんとなくバーストしにくい感じがしたのかお互いにがんがん振っていくのですが、案外バーストしますw。

特にゾロ目2回が出やすく、序盤は僕もちきさんも数回バーストしてました。

しかし、バーストしやすいことがわかれば早めに手番を終えればいいわけで、1回の手番にタイルに2,3枚の影響力チップを置きあう地味な戦いに。影響力チップを置くよりも市長キューブが置かれるペースの方がはやく、まだまともにタイル上に影響力チップを置けていないのに市長キューブのストックが切れそうになり、これ、市長キューブ切れで終わるんじゃないですか?と言い合ってると、そのとおり、市長キューブ切れで終了。
ちょっとだけバーストが少なかったり、たまたま多く僕の影響力チップが置かれていたタイルに大量の市長キューブが置かれた(置く場所は大抵ダイス目で決まります)こともあり、僕が勝利。

ちきさん:「練習終了な。さて次々」

続いて2戦目。お互いに色々わかってきたので早めの手番終了で確実にチップをタイル上に置いていきます。
あと、1戦目でわかったこととして市長チップの手に入りやすさがあります。

1戦目は常に2枚は貯めておき、バースト時に振りなおすという使い方が多かったですが、がんがん手に入るので、殺し屋を返したり、チップをタイル上に移動させて確定させたり、市長キューブがたまっているタイル前にチップを移動させたりと積極的に使うことにしました。

影響力チップがそれほど置けないのは1戦目と同様ですが、相手にダイスを振りなおさせるのも含め、市長チップを使いあうことでダイス目に従って淡々とプレイするだけでなくなり随分楽しくなりました。

勝負は序盤からバーストを起こさず手堅く影響力を配置していったちきさんを後半市長チップの数の暴力で押し返して僕が勝利しました。ちきさんのラストターンは4,5回振りなおしを要求されていて酷かったですw(僕が振りなおさせていたのですが)。
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(タイルの数は同数ながら市長キューブの差で勝利!)

【感想】

影響力チップ切れが終了条件の一つなので影響力を置きまくるゲームかと思っていましたが、そんなことはなく、置かれまくる市長キューブに対してどう自分の影響力をコントロールしていくかというゲームでした。

ダイスゲームによくある一部の目を確定して振りなおしたり、ダイス目を操作したりという能力はなく純粋に出目の確率とアクションで作られているゲームですが、アクションの効果と出易さがほどよく作られていて気持ちよくプレイできました。

一方が6の目であれば市長キューブはおかれるのでだいたい30%程度の確率でキューブは置かれることになります。そして、ほぼ25%の確率で市長チップがもらえるアクションになります。つまり、5割以上は影響力チップ(賄賂チップ含む)を置けないアクションになってるわけです。
さらに影響力チップを置くアクションは運が悪ければすぐにバーストになる(市長キューブ系はバースト無し、市長チップ系も2回まではほぼバーストしない)ということで、いざ目が一度出てしまうと何度も振るのを躊躇するようなバランスになっています。

それを踏まえれば(確率云々を考えなくても一度遊べば影響力チップを置くアクションがなかなかでないのはわかります)、ばらまかれる市長キューブに対してうまく市長チップを使って対応していくゲームだということはわかるかと思います。

バーストありのダイスゲームというと、バーストのリスクとメリットを比べて、振るか振らないかを決める程度の考えどころのゲームがほとんどですが、このゲームはダイス目と関係のないところでバーストを起こらないようにするのか、それとも影響力を増す方に注力するのかという考えどころができていて楽しめました。

といってもダイスゲームだし馬鹿ヅキのプレイヤーには勝てないんじゃないのか?とも思いましたが、いやー、どの目も決定的というわけでもないし、案外なんとかなるんじゃないかなと思わせるような単純な運だけでないゲームでした。短時間できちんと収束もしますし地味なところと2人専用というところを除けば大変よいゲームだと思います。

あと、タイトルはボスの中のボスみたいな意味のようです。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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