R-120(2014.8.30)その1

重ゲー中心に遊ぼうという主旨のため、大荷物になりがちで雨に弱い会なのですが、この日も雨模様ではあったものの、開始終了前後の持ち運び時間帯は雨に降られず、無事に開催の運びとなりました。

五番街
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2004年発売のアレア大箱のゲームです。作者はギガンテンのひと。Play:gameなどの古い記事を読むのが好きなのですが、そこに発売当時BGGでの評判が相当悪かった(BGGで4.67点)、ただし、誤訳もあったし今は回復してきてるなどと書かれており、興味を持って調べてみたところかなり賛否両論のゲームのようだったので、やってみたいと言ったところ、一味さんが持ち込んでくださいました。

ニューヨークの五番街に各プレイヤーがビルを建てたり店を配置したりし、決算時にそのビルの数と隣接している店の種類に応じて点数が入るというゲームです。
プレイヤーは手番に競りで使うためのカードの補充、店の配置、財務官のいるエリアでの決算ができます。その後、財務官コマを移動させて手番終了です。財務官コマはボード上を右から左へと1エリアずつ移動し、一番左にあるセントラルパークに移動すると、それまでに通ったエリアに対してビルを建てる権利を取り合うオークションが始まります。
オークションではビルを建てたい場所と同じ色とワイルドである黒色のカードしか出せません。ソフトパスでカードに書かれた数字の合計を競います。最も合計が大きくなるようカードを出したプレイヤーは、使ったカードが4だけなら3つ、5が含まれれば2つ、6が含まれれば1つのビルを建てる権利を得ます。

終了条件を満たすまで手番を繰り返し、終了条件を満たしたならばセントラルパークを含む全てのエリアで決算を行った後、最も点数を稼いでいたプレイヤーが勝利します。

一味さん、ナガミネさん、僕の3人で。
結構悪い評価を聞くんですよねーと話をふったのですが、お二人とも遊んだのはだいぶ昔だけど、そんな酷くはなかった気がするとのこと。とにかく遊んで見なければわかるまいと開始しました。

初期配置が終わり、手探り状態で最初の1,2手番を行ったところで初めてのオークション開始です。

最初だし相場がよくわからないからなーと思いつつもどんどんあがる数字。何順でもするので本当に徐々に徐々にとあがっていきます。この数字が適正かどうかというよりもチキンレースの感はありましたが、最終的に僕が落札。
この後のゲームでの相場の3、4倍もの数字でw。

財務官コマは2つあり、どちらを動かしてもよいとは言え各人の1手番に1回は必ず動き、移動開始位置から4エリア目のセントラルパークまで移動するとオークション開始なので多くて2手番ごと、まわりの思惑次第ではオークション間で1回も手番が回ってくることがない場合があります。
そして、手番に補充できるカードは色つきなら2枚、ワイルドカードである黒色は基本的に1枚のみです。
そんな補充が重いゲームで初回のオークションで6,7枚使ってしまった差は大きく、僕は思うようにオークションに参加できず、落ち着いてカードの浪費を抑えていた一味さんが序盤の競りをコントロールします。

ナガミネさんも勝負どころを抑えたプレイで多くのエリアにビルを建てることに成功。それでもビルの総数では一味さんかな?という状態を保ったまま終盤へ。
セントラルパークに一味さんの倍の数のビルを建築したナガミネさんと他のエリアに価値の高い(多くの種類の店と接する)ビルを持つ一味さんのどちらかが勝つか!・というところでしたが、やはり序盤の有利が効いたのか1点差で一味さんが逃げ切って勝利されました。
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(終了図)

勝ち負け的には僕のゲームは正直なところ最初の競りで終わってしまっていたようにも思うのですが、勝ち負けは別にして、ゲーム中に何度も「○○さんが手元にビルのストックがない(ビルを建てるにはアクションを使って事前に手元に持ってくる必要があります)」や「○○さんにはある色のカードがない」ので、今の内にオークションを開始してしまえという他の競りゲームではせいぜいお金のありなしくらいしかない、競り開始のタイミングによる他人の得点機会の絞込みや妨害という要素が楽しいゲームでした。
ちょっと意味合いが異なりますが、各エリアの得点機会を考えるにエリアごとに使う色はほぼ決まってしまうため、この人、いまこの色のカード持ってないんじゃないのか?ならどんなに低い数字のカードでも勝てる!と、トリックテイク的な思考が入ってくるのも面白かったです。
特にセントラルパークは競りを起こしたプレイヤーが競りに使うカードの色を決められたので、マストフォロー、マストフォローと言い合ってましたw。

すごい傑作というわけでもないですが、絞りあったり、ここだと思った所で強気に出たりという手がわかりやすく打ち易いゲームだと思います。

ただ、賛否両論になるのもよくわかって、店の配置ばかりしていると終了してしまうところが原因なのではないかと思います。ボードゲームでよくある、何かの数×何かの種類という計算式による得点で店の配置は後者の種類に関係しているのですが、僕の感覚だと大抵のボードゲームでは前者の数を増やすよりも後者の種類を増やした方が得点効率があがるものが多いように思います(具体的な例がぱっとあげられないのですが)。そのため、店を配置するアクションに力を入れてしまう=ゲームらしいことをする前にゲームが終了するということになるんじゃないのかなと。

しかし、Play:gameにも書かれていますが、このゲームでは店の種類が3種類以上にならなければ得点効率が良くはなく、ビルを建てた方が得点効率はいいこと、店の配置は他人にも得をさせてしまうこと、また、前述の通りビルを建てた方が得点効率はいいにも関わらず、店の配置アクションをするとオークションで使うカードが手に入らないことを抑えると、店の配置ばかりやることはなくなって締まったゲームになるのではないかと思います。

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ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
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