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イゴール

091129_2024~01

(この時のプレイ人数:2人、プレイ時間:20分前後)

ゲームフェスティバル会場で、箱つぶれ品(2割引きくらい)を購入しました。箱が可愛いなーと相方と2人でふらふらとプレイスペース広島のブースに近づいたところを店員の方(おそらく店長さんでしょうか)に色々と説明を受け、相方もダイス振るのは面白そう!と購入しました。
ボードゲームを買い始めた頃に、コード破りも面白そうだなーと思っていたので、その英語版(というか、クニツィアによくある同じルールでタイトルだけ変えるとかの使いまわし)と紹介されて、僕も買う気にはなっていました。

(コード破りは、評判も悪くないし、面白そうではあったのですが、コンポーネントが可愛くないし、やる気になれば自作もできそうということで購入を見送ってました)

箱を開けると、これです。
igorbox

小箱でいいだろうと…。そういえばコード破りは小箱だった気がします。
カラープリンタとかを使って、手作りで小箱化しようかという話を相方としましたが、おもちゃ屋で目立たせるためといった目的があるようなので、ボドゲの大箱化はある程度は仕方ないようですね。ゲームフェスティバルの会場で、交易王の第二版を見ましたが、こちらも箱の体積が2~4倍くらいになっていました。

で、肝心のこのゲームですが、モンスターの材料である骨、歯車、ネジ、電気?、ドクロとモンスターを作るキャラである、IGOR!が、それぞれ各面に書かれているダイスを振ります。

場のカードに書かれている材料か、IGOR!の目は、任意の数をそのまま保持することができます。
(もしも、ひとつも保持できるダイスがなければ手番は強制終了です。)
保持する時に、カード上の材料の絵の上にチップを置いて、その材料は準備できたことを表します。
(※このチップは手番が終わろうと、もうなくなることはありません。)
その後、保持していないダイスを全て振りなおすか、手番を終了するかを選択します。
全てのサイコロを保持し、かつ、その中にIGOR!の目が2つ以上あった場合、再度、全てのサイコロを振りなおすことができます。手番を終了する際に、全ての材料の上にチップが置かれているカードがあれば、「Pull The Switch!」と叫べぶことで、そのカードを獲得できます。
ちなみに、日本語ルールには、”スイッチを引け!”とありましたが、「Pull The Switch!」の方が言いやすかったのでこちらばかり言っていました。
また、獲得可能なカードが複数枚あれば、その全てを一気に獲得できます。
しかし、獲得可能な状態(チップが全ての材料の上に置かれている)になっていたとしても、保持できるダイスの目が出ずに強制終了したり、「Pull The Switch!」を言い忘れればチップは置かれたままで次のプレイヤーに手番が移ります。
カードは獲得後、常に場に3枚残るように山札から補充します。
これを繰り返していって、山札が全てなくなり、場のカードもなくなればゲーム終了で、カードには、点数が書かれていますので、獲得したカードの合計点が高かった人が勝利です。

相方と2人でプレイしましたが、これ、おそらくプレイ感覚はプレイ人数が増えても変わらないですね。
ダイス運に身を委ねつつ、どこまで無茶を通そうとするのかが、基本で、敵は他プレイヤーと言うよりも自分の運でしょう。(人が増えたからといって、戦術が変わるようなゲームでもないと思います)

サルのようにダイスを転がし続け、結局、買ったその日に10回程度はプレイしたと思います。

ダイスを振るだけで、何故か盛り上がるのが不思議ですw。

勝率は五分五分だったでしょうか。5点(最高得点)と4点にロボットのクマのモンスターがいて、出てくるたびに「クマちゃんは渡さないぞ!」と言いあったり、場のカードが1点や2点のばかりになると、2人とも盛り下がったりと、やいやい言いながらプレイしました。

調子に乗っている時は、どんどんダイスを振って、カードもどんどん取れますが、駄目な時にはとことん駄目です。
場に、5点、4点、5点とカードがあり、ほぼ材料が埋まった状態で手番が回ってきた時、5点、4点とチップは全て置いたにも関わらず、全部とってやる!と果敢にダイス振った結果、強制終了となり、相方が3枚全部持って行ってしまいました。もう無理しないと追いつけないし、無理をすれば失敗するしで、泥沼でした。

始めのうちは、振りなおしを考えつつも、出た目を素直においていくだけだったのですが、次第に↓のような考え方をするようになっていきました。
①場に出ている材料の種類を迂闊に減らさない
②IGOR!を保持する

①②ともに、振りなおしを狙っていたら2人とも自然とこうなりました。

例えば、場に残っているあるカードで埋まっていない材料が

骨×2、ドクロ×2、ネジ×2

として、ダイスを振ったところ、

骨×1、IGOR!×1、ドクロ×2、ネジ×1

が出たとします。

チップを置けるところ全てに置くと、振れるダイスは、IGOR!が出た1つだけになり、振りなおしにすることもできませんし、まだ骨×1、ネジ×1が埋まっていないので、全部埋めて「Pull The Switch!」というわけにもいきません。
相手にすごい有利な状態で手番を渡すことになります。

また、同じ例で、置けるところ全てに置くのではなく、ドクロ×2だけに置いたとします。
すると、今までは、IGOR!、骨、ドクロ、ネジと4種類保持可能な目がありましたが、次からはドクロが保持できなくなり、保持可能な目は3種類となります。
つまり、2つ置くにしても、骨×1とネジ×1、またはいずれかとIGOR!×1にすれば、保持可能な目は減らないわけで、次に振った時、強制終了を回避できる可能性はあがります。(逆に言うと、どんどん材料の種類を減らしていけば
強制終了になる可能性はあがります)

IGOR!を保持するのは、どんなに場の材料と同じ目が出たとしても、IGOR!がないと振りなおしができないからで、目がでる確率もIGOR!⇒1/6、材料⇒(場の材料の種類数)/6で、IGOR!の方が出にくいからです。

まあ、どんなに小細工をしても結局最後の1つという状況にはなるので、あくまで振りなおし=自分のターンの延命行為にすぎませんが。振れるダイスの数が多いというのはやはり有利なので小細工も弄します。

最後に、箱にigor-movie.comとか書いてあったので、もしかしてと思ったところ映画があるようで、タイアップ商品のようでした。(こちらが映画の公式サイト)
ちょっと調べたところ、低予算のCGアニメ映画のようで、昨年末?に海外で上映されていました。日本では未公開で、
軽くしか検索してないですが、DVDも出ていない模様です。
あまりぱっとしない興行収入だったようですが、商品化権を買い取ったおもちゃ会社が、あまり売上は見込めないけど、どうしよう?→我らがクニツィアが別のゲームのリメイクで対応という流れなんでしょうかね

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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