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パンタロス/Panthalos

IMG_4942.jpg
(3人でインスト込み2時間ほど)

【概要&ルール】

部下を鍛えて能力を上げつつ、商品を手に入れ、加工して商人に売れ!んで、地下世界から巨人が攻めてくるから自分も巨人を手に入れてそいつらを迎え撃て!ついでに隣の知り合いも巨人でぶん殴れ!

ダイス目で置ける場所に制限があるワーカープレイスメントゲームです。

プレイヤーは手番に以下のいずれかを行います。

1.ワーカー/リーダーを配置する

ボード上の建物にワーカー(ダイスです)またはリーダーコマを配置します。建物にはアクションが割り振られており、ラウンド終了前にまとめて実行します(一部置いた瞬間に効果発動の場所もあります)。コマがおける場所にはダイス目が書かれており、それ以上でないとワーカーは置けません。リーダーはダイス目の制限無しでどこにでも置けます。

2.商品を輸出する

ボード上に置かれている船トークンをとり、手元にある商品を売って勝利点などを得ます。

3.職人を使う

ディスクを支払い、手元にある職人トークンを使います。職人トークンにより商品を加工したり、ワーカーを成長させることが出来ます。

4.商人に商品を売る

ボード上にある商人タイルを選び、手元の商品を売って勝利点など商人タイルにかかれているものを得ます。

5.パス

ワーカーをこれ以上使いたくないか、ワーカーを使い切ったらパスします。全プレイヤーがパスしたら建物に配置したワーカー/リーダーのアクションを行います。

※1~4は手元にワーカー/リーダーコマが1つ以上はないと行えません(2~4はアクション自体には不要。アクションを行う条件として必要)

・建物アクション

建物には番号が振られており、ワーカー/リーダーが置かれた順に関係なく、建物の番号順に解決します。
建物には商品や職人、タイタン(巨人)、タイタンを強化する補給トークン、ディスクを手に入れるところ、スタートプレイヤー取るところ、ワーカーを増やしたり、ワーカーをリーダーにするところ、地下世界からくるタイタンとの戦いを有利にするところ、他プレイヤーとタイタン同士を戦わせるところがあります。

・戦闘について

地下世界、又は他プレイヤーとタイタンで殴り合いをします。攻めた方(地下世界となら地下世界側、他プレイヤーとならその建物アクションを実施した側)が提示したタイタントークンに対して、同じ属性かつ強さで上回るようタイタントークンと補給トークンを提示できれば勝利です(タイタンは水や火など4属性あり、補給トークンは水+1などタイタンの強さをプラスするものです)。対地下世界では、ラウンド開始時に提示されたタイタンが全プレイヤーを襲いますが、相手側の強さが変わることは無く、対プレイヤーでは、戦闘アクションを行ったプレイヤーが指定したひとりと、どちらかが勝つまでタイタンを出し合います(タイタンと補給トークンを使って競り合うイメージです)。勝てば勝利点などがもらえます。

・途中終了

対地下世界の場合は負けたら、対プレイヤーの場合はより高い点をとることを選んだら、ディスクが1枚、地下世界前に送られます。このディスクがプレイヤー数×4枚になったらゲームは規定ラウンド前に終了し、得点計算に入ります。
この途中終了の場合に限り、地下世界前に送られたディスク1枚ごとに減点が入ります。

【プレイ内容】

2~5人用で他プレイヤーへの直接攻撃もあるので5人が一番良さそうと思いましたが、ボードが両面仕様になっており2,3人用の面もあるので大丈夫かなとSさん、Fさんと3人で。

説明書に初プレイだとタイタンでの他プレイヤーへの攻撃は躊躇しがちだけど、どんどん殴ろうね!的なことが書いてあり、それは事前に説明した上で僕はタイタン特化の戦術をとることにしました。

Fさん、Sさんは商品と職人を取り、商品を加工して商人に売る平和的な路線でいくことにしたようで、建物が空いてれば商品や職人をとるアクションを実施していました。

では、僕と他の2人はワーカーの配置で被らないかというとそんなことはなく、商品の獲得と補給トークンの獲得アクションは、商品などを2つ取るか、もしくは、商品などを1つ取った上でワーカーのランク(出目)を1つあげるという2択になってます。
初期のワーカーのランクは2ですが、ランクをあげれば、配置できる場所が増えたり、効果があがる建物があったりするので、僕もランクを上げるために商品を取る建物にワーカーを置きますし、逆にタイタン無視でも補給トークンをとる建物にSさんたちもワーカーを置いてきます。

タイタントークンは通常であれば1回使い捨てですが、ディスクを支払うと手元に残すことが出来ます。タイタンは5~9の強さがあり、どんなタイタンを獲得するかはランダムなので強いタイタンはできるだけ手元に残しておきたいです。そんなわけで毎ラウンドディスクを2枚手に入れられるアクションに配置するために必要なランク5を目指します。

ランクを上げるのは、自分のどのワーカーでも構わない(アクションを実施したワーカー以外でもOK)、一部アクションを除き、建物アクションを実施したワーカーはその次のラウンドでは温泉に浸かって1ラウンド休憩を取った後、手元に戻ってくるので、手元に戻ってくるタイミングを考えて強化するワーカーを決めます。
その後、無事に狙っていたアクションを抑えることに成功。これで心配なく他プレイヤーを殴れます。

地下世界からのタイタンは弱いものが1ラウンドから続き、勝とうと思えば楽に勝てるのですが、ここでもタイタンを使えばディスクを払わないと捨てられてしまいますし、弱い=勝ってももらえる点が低いなのでディスク消費するのもタイタン消費するのももったいないなと、3人とも1,3ラウンドはスルー。ちょっと点数がよかった2ラウンド目だけ3人ともタイタンを撃退していました。

4ラウンド目、この時点で僕は何回かSさんたちを殴り勝利した分の点数が入っていましたが、Sさんたちはなかなか欲しい商品と職人がでてこず、商人に売るための加工品を作れず、0点に近い状態。
で、気づくとあと3枚で満たされる途中終了条件w。
IMG_4945.jpg
(もう終わりそうです。というか、2,3人用の面なのに4人、5人プレイ時用の表示があるような)

僕はこれからもSさんたちを殴る気まんまんで、1回殴る度に1枚送られるので少なくとも3回殴れば終わりですし、地下世界からのタイタンを撃退するのはもう必須の状況です(倒さないとディスクが送られるので)。

4ラウンド目の地下世界からくるタイタンは結構強いというのを見たSさんたちが慌ててる様に見えたのですが4ラウンド目の建物アクションの解決が始まり、いよいよ地下世界からの攻撃。

Sさん、Fさん、僕:「地下世界からのタイタンに勝てるタイタン持ってないw」

ということで3枚のディスクが送られて、終了条件を満たしゲームは途中終了。僕はプレイヤーを殴っていた分失点が若干大きかったのですが、殴って得た点が(そういうシステムなので当然ですが)それを上回り勝利。

納得いかないということですぐに再戦。

1戦目の反省として、他プレイヤーを殴りに行かないにしても地下世界からのタイタンは得点に因らず撃退していかないとダメ、地下世界からのタイタンへの攻撃を有利にする8番の建物アクション(地下世界からのタイタンの属性に因らずどんなタイタンでも迎撃できる)の効果を忘れてた等などがありました。

できるだけ1戦目の戦術はそのままで規定ラウンド完走を目指すということで始まった2戦目。

1戦目は3人とも船で出荷したりもしていたのですが、僕がディスク不足時にちょっと使ったくらいでSさん、Fさんは船はガン無視。ひたすら商品と職人を手に入れていきます。もちろん1戦目と同じ轍を踏まないよう補給トークンもとりながらです(タイタンはランク÷2枚ずつしか取れないので低ランクのワーカーしかいない場合は補給トークンをとった方が枚数的には有利だからか補給トークンメインで取られてました)。

僕は1戦目とそれほど変わらず、ランクをとっととあげてディスクを毎ラウンドもらえるところに配置、あとはひたすら他プレイヤーを殴りです。
1ラウンド目から早速Sさんを殴ったら、なんと返り討ちにあったので、ランクを上げたワーカーでタイタンを3枚ずつとって、強めのタイタンの獲得も怠らず。
そんなわけで序盤は僕しか得点リソースが無かったので、大量にリードしましたが、中盤(1戦目、途中終了したラウンド)からSさんが商人への売却をこなし始め、どんどんおいついてきます。しかも、殴って勝った際に高得点をとるとディスクを地下世界前に送らないとならず、タイタントークンを捨てたくなければディスクを支払わなければなりません。そんなわけで、スタート時にストック含めて11個しかないディスクがどんどん減っていき、僕はディスクのやりくりにひーひーいってる状況です。
さらにFさんはまだ売却自体は始めていないものの手元に大量の商品がそろってます。
IMG_4954.jpg
(中盤、まだ途中終了条件までには余裕があります)

僕は今更商品に手を出しても加工もできず、商人に売るところまでいけそうになかったので毎ラウンド殴ることしかできません(本当は地下世界からくるタイタンにわざと負けて途中終了のトリガーをとっととひくという手もあったのですが、とにかく最後までやろうという話だったのでせず)。
このゲーム、あるプレイヤーを殴って勝ったとしても、相手にあたえる損害は無いに等しいので、攻撃プレイでも他人の邪魔はできないのです。

そして、最終ラウンドのひとつ前のラウンドでついに逆転されてしまいました。
IMG_4956.jpg
(最終ラウンド開始)

なんとかして殴る以外の得点ないかなーと盤面を見てみると、「手元にあるトークンを2枚捨てるごとに1点もらえる」建物アクションが。

これだーーーとワーカーを配置したら、次手番のSさんに「あ、そういうのあったね。もう職人とか使わないから点数にかえよう」とSさんに相乗られました。まあ、そりゃあそうだよなと思いつつ、僕もFさんもとりあえずSさんを殴ることにして最後の建物アクションに。
建物アクション終了時、まだトップはSさん。

負けたか?と思いましたが、最後に自分のワーカーのランク(出目)数の合計と持っている商品に対応する船があればボーナス出荷分の点が入ります。ワーカーのランク数の合計が、僕が20点超えだったのに対してSさんはなんと7点。
この点差で逆転して勝利となりました。Fさんもランク数の点でSさんを逆転して2位でした。
Sさんはプレイ中、高ランクで行うアクションは無視して低ランクでも行えるアクションばかりこなしており、それに対して、高ランクのアクションも取りにいった僕とFさんはその分が逆転に結びついたようです。
IMG_4959.jpg
(終了図)

【感想】

同パブリッシャーのペロポネソスと同じ、目新しいとこは特にないが地味にいいゲームというゲームでした。

アクションの実施タイミング、ワーカーのランクによる配置場所の制限&効果の上下、ワーカーの戻るタイミングと色々と工夫がされていて、ワーカープレイスメントの悩みどころに奥行きが加わっているように感じました。
悩みの基本は、先に置かれ前に置きたいという通常のワーカープレイスメントとあまり変わらないですが、優先度付けに要素がつけたされてるのは面白かったです。

ただ、ルールブックにもある通り、他人を殴るのは必須だと思います。基本的に「殴った人が勝つゲーム」と思われます。正確には「殴りつつ、終了タイミングを読んで他得点リソースを的確にひろった人が勝つゲーム」なんですけど、あくまで殴るのが勝つための前提かなーと。

他プレイヤーを殴るとゲームが途中終了しやすくなりますし、より多く殴ってた方が途中終了時の減点が多くなる(規定ラウンド後の終了では減点になりません)ので、殴り得点のペナルティかとはじめは思っていたのですが、商人による得点方法が結構重く、殴り途中終了だと商人狙いは十分に得点化する前にゲームが終わります。
途中終了の条件はめっちゃゆるい(途中終了しやすい)と思ってた方がいいです。

点数は低いものの得点化のスピードが早い船での出荷、点数はそれなりでディスクやタイタン/補給トークンなどの準備に少し手数がかかる戦闘、得点はでかいが得点化に時間がかかる商人をどう組み合わせるかがポイントのゲームだと思います。
しかも、殴ってもらえる点数を低くする代わりに途中終了条件になるディスクを送らないという選択肢もあるので、殴りが増えたからといって途中終了が早まるとは限りません。逆に商人プレイを目指すなら強いタイタンを用意してこちらから殴りかかって、途中終了の条件を満たさせないようにするというプレイが必要な気もして、本当にタイタンがゲームの中心にいるゲームです。

得点要素やワーカーの配置に関する工夫など、しっかり作られていて、独自性もそれなりにあり楽しいです。
ただ、やってることはあまり普通のワーカープレイスメントと変わらないので地味ですし、ちゃんとタイタン殴りゲームだと気づかないとちょっと不満がでるかもしれません。なんかいいゲームだけど評価されずに消えていく未来が…。

最後に。殴り殴りと書いてましたが、殴って勝った側には得点が入りますが、まけた側のペナルティはランクが1減るだけと結構小さいので、「直接攻撃あり」と聞いて思い浮かべるよりは、攻撃で邪魔した/された感は薄いと思います。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
-------------------------
連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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