川崎テーブルゲーム会シャッフル(2014.11.02)その2
その1の続きです。
シュタウフェン朝の人々

プレイヤーは貴族か何かになって色々な地域に部下を派遣するゲームか何か(すいません。設定よくわかりません)。
手番順を表すボードがあり、そこに並べられたコマの順に各プレイヤーがアクションを行います。できるアクションは補充か派遣の二択で、補充は貴族コマと一般コマひとつずつや、一般コマふたつなどから任意のものを選択できます。
派遣は手元の貴族コマや一般コマを領地を示すボードに置くことです。領地は6つが円形に配置されており、さらに領地内にコマをおくマスが複数個あります。
任意の領地の任意のマスにコマは置けますが、この時、王様コマが置かれた領地を起点に置きたい領地まで移動し、更にマスに書かれた数字分のコマを消費します。
補充なら選んだ補充方法の下に、派遣ならコマを置いたマスの下にある宝箱トークンを手に入れられます。宝箱トークンは特殊能力があったり、点数になったりです。
よく理屈はわかりませんが、移動時には移動先までの領地にひとつずつコマを置き、マスにコマを置いた際は消費したコマをそこから先の領地にひとつずつ置きます。
全プレイヤーが全ての手番を終えたら決算です。決算がどの領地で起こるかはゲームの進行を表すボードに示されてます。規定回数の決算終了後、ゲーム開始時に配られていたお題カードの点数を追加して点数を競います。
4人プレイにて。
初回の決算が行われるのが王様のいる領地から半周離れた領地だったので移動にかかるコストが結構高いなあと一瞬尻込みしましたが、細かくでも決算に絡んでいたほうがいいはずと読んで、派遣にコマを使います。正確には決算は二箇所(領地で決まっているのと、最も宝箱トークンの少ないなど条件で決まるもの)で起こるので条件で決まる方を捨てたってことなんですが。
といっても、決算が終わって次ラウンドに行く前に王様が移動し、その移動ルート上に移動コストとして置かれていたコマは手元に戻ってくるので実はたいした決断でもなかったようです。
そんなわけで最初の決算は三つ巴になり、結果、僕は3位でほんとにちょっとポイントを獲得。
2ラウンド目はぼけーっとしていて初手で補充を選んだら、実は決算の起こる領地はマスが3つしかなく僕以外のお三方で埋まってしまったので絡めず、条件で決まる方も宝箱の一番少ない場所=全てのマスにコマが置かれたその領地だったのでどうにもならず。
しかし、こんな時こそ一番最初にもらっていたお題カード達成のためのコマを配置するべき!とお題カードに書かれた領地に派遣。
写真撮ればよかったのですが、お題カードは指定された領地でマジョリティ1位or2位になること、いずれかの領地で指定のマスにコマを置いていること、飛び地や向かい合わせなど指定の形になるよう領地にコマを置いていることの3種類が1枚ずつ配られます。
最終ラウンドを除き、決算の起こった領地では全てのコマがストックに戻り、宝箱トークンが補充されます(要はもう1回置けということ)。僕の指定された領地は1ラウンド目で決算の起こった青い領地だったので、これ幸いとこのラウンドにコマを配置しました。
僕は宝箱トークンは移動コストが0になったり、決算後もコマをおきっぱなしにできたりと使い捨てながら特殊能力のあるもの中心に取っていったのですが、2つ必要ながら永続効果の特殊カードがとれる宝箱トークンを優先して獲得していた方が、補充で追加で1つコマがもらえたり、どのマスもコストが3になったりと強そうに見えたので、真似して取ったりしてました(4人プレイだと同じ効果のカードは2枚まで)。
が、その間にまた決算に絡めなくなるという頭の悪さ。
まあ、後半のラウンドでは宝箱トークンや特殊カードの能力で移動コストは無しかゼロかになっていたので、お題カードの達成に精を出して、かなりお題カードからの点数は取れたのではないかというところでゲーム終了しました。

(終了時。得点ボードは片付けてしまった後ですw)
結果から言うと、ほとんどの決算に絡めていつつお題カードでも高得点を取れた方が順当にトップ。2位の方は宝箱トークンからの得点ボーナスを多く貰っていました。僕は、トップから20点差くらいで3位。やはり途中の決算で絡めていない回が多かったのと、宝箱トークンと特殊カードを能力優先しすぎたせいかなと(宝箱トークンの中には、1つ2点、2つで5点…となるものがありますし、特殊カードには即点のものがあります)。
決算からの得点で競い合う必要性がきっちりあったり、強力な特殊能力の獲得=勝利というわけではないという点、(コマの配置コストを何故領地に置いていくのか理屈はわかりませんが)王様の移動でそのコマが戻ってくるという他のシステムとの絡みでわかりやすく産まれる先の先を考える必然性、補充と派遣を行うことと次ラウンドの手番順も決めることがセットになっている点など、ルールがエレガントで(僕の考える)すごく真っ当なドイツゲーム!でした。
ハンスはいい仕事するなあー。
今回は毎ラウンドの決算にそれほど絡めなかったのが敗因だとは思いますが、じゃあ、お題の達成とコマの補充と決算向けのコマの派遣ってどうするのがいいの?と言われると、さっぱりわかりません。システムで面白みを作りつつも、勝負の中心はあくまでプレイヤー間の絡み、駆け引きにあるからだと思うのですが、褒めすぎかもしれません。
正直、お題カードの強さの差、引き運の差はあります。たとえば、決算が起こった領地からはコマは取り除かれますが、最終ラウンドの決算だけは例外で取り除かれません。決算が起きた領地がお題カードの指定領地であれば置きなおす必要がありますが、最終ラウンドに決算が起こる領地が指定領地であれば、決算での点を取りにいった後、置き直しは不要です。他にもお題カード間での強い弱いはあるように感じました。まあ、展開次第なのかもしれませんが。
あと、細かい話ですが得点トラックが25点で1周なので、25点をまたいで得点するとき、例えば23点から6点入った時は、どこまで進めればいいんだっけ?と、ちょっと戸惑いました。
7ステップス

7色のディスクを階段のように重ねていくことで得点していくゲーム。
手元には常に7枚になるように補充されるディスクがあります。これを手番時にボードに書かれた色と同じ色のディスクをボード上、またはボード上に置かれたディスク上に自分が置いたディスクと隣あうように配置していきます。ディスクは同じ色のボードの一番低い段か、直前に置いたディスクに隣接する場所の同じ高さかそれよりも1枚だけ高い位置に配置できます(ボード直(1段目)、2段目、3段目…と高くおける)。
この時、置いた高さによって点が入ります。1段目、1段目、2段目、3段目と置けたら1+1+2+3の7点です。
配置ルールを守る限り何枚でも置けます。そして、手元に7枚になるように補充して手番終了です。
こうしてストックにディスクがなくなるまで手番を繰り返して、最も点数を稼いだ人の勝利です。
最初は1段目におくしかないのですが、当然、2人目、3人目となれば前手番のプレイヤーが置いたディスクがあるわけでそれを踏み台にして高得点が取れます。この時、手番でとった点数が規定点以下だと、ディスクの配置をいじれたり、ディスクの置き方で追加得点がもらえるタイルがもらえます。
自分が置こうと思っているところも他プレイヤーに先に置かれれば置けなくなることもあったり、逆に点数が高くなることもあったりで、言い方は悪いですが手番運は重要です。
僕は手元のディスクと手番運が非常によく、序盤から終盤までトップを走ってました。終盤、徐々に引き運にかげりが見え始め、最後、よし!このタイルでディスクの位置を変えて一気に得点だーと思っていたら、まさにその場所にディスクを置かれてどうにもこうにもならず、逆転負けしましたが。
たぶん上位を走っている人(=手番で常に複数ディスク置けている人)は面白いと思いますが、僕や2位の人が15点!19点!とかやってる横で5点、6点、あ、タイルもらうねとやってる人はあまり面白くないのではないかと思いました。
といっても、2,3手番続けてあまり置けないことは稀ですし、1度大量得点の手番があるとその爽快感がくせになるようなゲームでした。
ひたすら自分の手元にあるディスクで一番得点を取るにはどうすればよいか?を考えるゲームで意図的に他プレイヤーを止めるとか、他プレイヤーを牽制するために~とかはないのですが(各プレイヤーの持っているディスクは衝立の後ろに隠してます)、見た目もいいし、ちょっと盤面が変わるだけで思惑が大きくずれますし、それでも、あれ?こっちはつぶされたけど、こっちからで高得点取れるんじゃない!?というパズル的な面白さがあります。
ボードも今回はきれいに色が分かれている面をつかいましたが、もっと色がいりくんでいる裏面も用意されていて、そちらでも遊んでみたいです。
ライスラ

珍しい動物がいる島で、探検家を島内に配置することで動物達を捕まえます。最終的に動物達が点数になります。
ゲームの進行は、カードを使って行います。ゲームで使うカードには特殊効果、補充するキューブの色、価値をあげる動物の3つが書かれていて、毎ラウンド3枚ずつプレイヤーに配られ、プレイヤーは、そのうち1枚を特殊効果として使い(ゲーム中、3種類まで保持可能)、次に残った2枚のうち1枚でキューブを補充し、手元にあるキューブ2つを消費して探検家コマを島に配置し、最後の1枚で動物の価値をあげます。
探検家コマの配置時に動物トークンを自分の探検家コマで囲めていれば、その動物トークンがもらえます。また、動物の価値の合計が規定以上になったらゲーム終了です。
ゲーム終了時に手元にある動物トークンごとにその動物の価値を点数として得ます。
ゲーム会の終了時間も近づいていましたが、インスト込みで1時間かからずに終わると思いますとのことで、4人で遊びました。
動物トークンはゲームの指針として初期に1枚(動物2匹分の価値)配られます。これがカエルだったので、一番カエルが取りやすいところに探検家コマをとりあえず配置していきました。
価値をあげるのも当然カエル一筋にしたいのですが、そこはカード運もあるので出来る限りという範囲で。
ただ、配られるカードを3枚から4枚にするという特殊効果のカードがかなり早い段階にきたので僕はずっとそれを使っていましたが。
みなさん、キューブの補充を補助(1つ追加でもらうとか)したり、あるキューブを任意の色として使うような特殊効果を使われていたように思うのですが、巻きでのプレイだったので単に自分のところに来ない効果のものばかり、目に付いただけかもしれません。
僕が探検家コマを配置したい場所は灰色のキューブが必要なエリアに偏っていたので、灰色キューブを多めに補充できる効果のカードを引ければよかったのですが引けず。では変換系の効果をひけれれば…と思ったのですがこれまた引けず。さらに灰色キューブを補充するカードも後半はほとんど引けずであと1つ灰色キューブがあれば…。こいこいこーいと思ってましたが、まあ、こずでゲーム終了。
巻きでやったということもありますが、インストやセットアップも含めて4,50分ほどで終わりました。めっちゃ早いです。
カード3枚が毎回配られ、使いきりなので、どのカードを特殊効果、補充、価値あげのどれに使うかは手軽に悩めはしました(もちろん消去法で決まってしまうようなカード運の手番もありましたが)。
ただ、終わるまでがめっちゃ早いので、探検家コマは自分が前に置いたコマを使いながら新たな動物トークンを取れる場所を探すだけになりがちで、全く新しい場所にコマを配置しなおすような暇はないのではとは思いましたし、動物の価値も自分のあげたいのを上げられないだけでなく、他プレイヤーが得する動物をあげざるを得ないような状況もままあり、それはみんな同じことだからいいでしょ?とでもいうような潔さも感じました。
実はこの日は微妙に体調が悪く、持ち込んだゲームのインストと見学だけでもいいなあと思っていたのですが、魅力的なゲームの誘いには勝てず、結局、数時間ぶっ続けで楽しくゲームを遊ばせてもらいました。
持ち込んだゲームもブロッキーマウンテンは楽しく遊んで頂けたようで嬉しかったです。
老若男女問わず、楽しく、賑やかに遊ばれている会で週末の予定的になかなか参加できないかもしれませんが、都合が合う時にはまた是非参加させていただければと思いました。
シュタウフェン朝の人々

プレイヤーは貴族か何かになって色々な地域に部下を派遣するゲームか何か(すいません。設定よくわかりません)。
手番順を表すボードがあり、そこに並べられたコマの順に各プレイヤーがアクションを行います。できるアクションは補充か派遣の二択で、補充は貴族コマと一般コマひとつずつや、一般コマふたつなどから任意のものを選択できます。
派遣は手元の貴族コマや一般コマを領地を示すボードに置くことです。領地は6つが円形に配置されており、さらに領地内にコマをおくマスが複数個あります。
任意の領地の任意のマスにコマは置けますが、この時、王様コマが置かれた領地を起点に置きたい領地まで移動し、更にマスに書かれた数字分のコマを消費します。
補充なら選んだ補充方法の下に、派遣ならコマを置いたマスの下にある宝箱トークンを手に入れられます。宝箱トークンは特殊能力があったり、点数になったりです。
よく理屈はわかりませんが、移動時には移動先までの領地にひとつずつコマを置き、マスにコマを置いた際は消費したコマをそこから先の領地にひとつずつ置きます。
全プレイヤーが全ての手番を終えたら決算です。決算がどの領地で起こるかはゲームの進行を表すボードに示されてます。規定回数の決算終了後、ゲーム開始時に配られていたお題カードの点数を追加して点数を競います。
4人プレイにて。
初回の決算が行われるのが王様のいる領地から半周離れた領地だったので移動にかかるコストが結構高いなあと一瞬尻込みしましたが、細かくでも決算に絡んでいたほうがいいはずと読んで、派遣にコマを使います。正確には決算は二箇所(領地で決まっているのと、最も宝箱トークンの少ないなど条件で決まるもの)で起こるので条件で決まる方を捨てたってことなんですが。
といっても、決算が終わって次ラウンドに行く前に王様が移動し、その移動ルート上に移動コストとして置かれていたコマは手元に戻ってくるので実はたいした決断でもなかったようです。
そんなわけで最初の決算は三つ巴になり、結果、僕は3位でほんとにちょっとポイントを獲得。
2ラウンド目はぼけーっとしていて初手で補充を選んだら、実は決算の起こる領地はマスが3つしかなく僕以外のお三方で埋まってしまったので絡めず、条件で決まる方も宝箱の一番少ない場所=全てのマスにコマが置かれたその領地だったのでどうにもならず。
しかし、こんな時こそ一番最初にもらっていたお題カード達成のためのコマを配置するべき!とお題カードに書かれた領地に派遣。
写真撮ればよかったのですが、お題カードは指定された領地でマジョリティ1位or2位になること、いずれかの領地で指定のマスにコマを置いていること、飛び地や向かい合わせなど指定の形になるよう領地にコマを置いていることの3種類が1枚ずつ配られます。
最終ラウンドを除き、決算の起こった領地では全てのコマがストックに戻り、宝箱トークンが補充されます(要はもう1回置けということ)。僕の指定された領地は1ラウンド目で決算の起こった青い領地だったので、これ幸いとこのラウンドにコマを配置しました。
僕は宝箱トークンは移動コストが0になったり、決算後もコマをおきっぱなしにできたりと使い捨てながら特殊能力のあるもの中心に取っていったのですが、2つ必要ながら永続効果の特殊カードがとれる宝箱トークンを優先して獲得していた方が、補充で追加で1つコマがもらえたり、どのマスもコストが3になったりと強そうに見えたので、真似して取ったりしてました(4人プレイだと同じ効果のカードは2枚まで)。
が、その間にまた決算に絡めなくなるという頭の悪さ。
まあ、後半のラウンドでは宝箱トークンや特殊カードの能力で移動コストは無しかゼロかになっていたので、お題カードの達成に精を出して、かなりお題カードからの点数は取れたのではないかというところでゲーム終了しました。

(終了時。得点ボードは片付けてしまった後ですw)
結果から言うと、ほとんどの決算に絡めていつつお題カードでも高得点を取れた方が順当にトップ。2位の方は宝箱トークンからの得点ボーナスを多く貰っていました。僕は、トップから20点差くらいで3位。やはり途中の決算で絡めていない回が多かったのと、宝箱トークンと特殊カードを能力優先しすぎたせいかなと(宝箱トークンの中には、1つ2点、2つで5点…となるものがありますし、特殊カードには即点のものがあります)。
決算からの得点で競い合う必要性がきっちりあったり、強力な特殊能力の獲得=勝利というわけではないという点、(コマの配置コストを何故領地に置いていくのか理屈はわかりませんが)王様の移動でそのコマが戻ってくるという他のシステムとの絡みでわかりやすく産まれる先の先を考える必然性、補充と派遣を行うことと次ラウンドの手番順も決めることがセットになっている点など、ルールがエレガントで(僕の考える)すごく真っ当なドイツゲーム!でした。
ハンスはいい仕事するなあー。
今回は毎ラウンドの決算にそれほど絡めなかったのが敗因だとは思いますが、じゃあ、お題の達成とコマの補充と決算向けのコマの派遣ってどうするのがいいの?と言われると、さっぱりわかりません。システムで面白みを作りつつも、勝負の中心はあくまでプレイヤー間の絡み、駆け引きにあるからだと思うのですが、褒めすぎかもしれません。
正直、お題カードの強さの差、引き運の差はあります。たとえば、決算が起こった領地からはコマは取り除かれますが、最終ラウンドの決算だけは例外で取り除かれません。決算が起きた領地がお題カードの指定領地であれば置きなおす必要がありますが、最終ラウンドに決算が起こる領地が指定領地であれば、決算での点を取りにいった後、置き直しは不要です。他にもお題カード間での強い弱いはあるように感じました。まあ、展開次第なのかもしれませんが。
あと、細かい話ですが得点トラックが25点で1周なので、25点をまたいで得点するとき、例えば23点から6点入った時は、どこまで進めればいいんだっけ?と、ちょっと戸惑いました。
7ステップス

7色のディスクを階段のように重ねていくことで得点していくゲーム。
手元には常に7枚になるように補充されるディスクがあります。これを手番時にボードに書かれた色と同じ色のディスクをボード上、またはボード上に置かれたディスク上に自分が置いたディスクと隣あうように配置していきます。ディスクは同じ色のボードの一番低い段か、直前に置いたディスクに隣接する場所の同じ高さかそれよりも1枚だけ高い位置に配置できます(ボード直(1段目)、2段目、3段目…と高くおける)。
この時、置いた高さによって点が入ります。1段目、1段目、2段目、3段目と置けたら1+1+2+3の7点です。
配置ルールを守る限り何枚でも置けます。そして、手元に7枚になるように補充して手番終了です。
こうしてストックにディスクがなくなるまで手番を繰り返して、最も点数を稼いだ人の勝利です。
最初は1段目におくしかないのですが、当然、2人目、3人目となれば前手番のプレイヤーが置いたディスクがあるわけでそれを踏み台にして高得点が取れます。この時、手番でとった点数が規定点以下だと、ディスクの配置をいじれたり、ディスクの置き方で追加得点がもらえるタイルがもらえます。
自分が置こうと思っているところも他プレイヤーに先に置かれれば置けなくなることもあったり、逆に点数が高くなることもあったりで、言い方は悪いですが手番運は重要です。
僕は手元のディスクと手番運が非常によく、序盤から終盤までトップを走ってました。終盤、徐々に引き運にかげりが見え始め、最後、よし!このタイルでディスクの位置を変えて一気に得点だーと思っていたら、まさにその場所にディスクを置かれてどうにもこうにもならず、逆転負けしましたが。
たぶん上位を走っている人(=手番で常に複数ディスク置けている人)は面白いと思いますが、僕や2位の人が15点!19点!とかやってる横で5点、6点、あ、タイルもらうねとやってる人はあまり面白くないのではないかと思いました。
といっても、2,3手番続けてあまり置けないことは稀ですし、1度大量得点の手番があるとその爽快感がくせになるようなゲームでした。
ひたすら自分の手元にあるディスクで一番得点を取るにはどうすればよいか?を考えるゲームで意図的に他プレイヤーを止めるとか、他プレイヤーを牽制するために~とかはないのですが(各プレイヤーの持っているディスクは衝立の後ろに隠してます)、見た目もいいし、ちょっと盤面が変わるだけで思惑が大きくずれますし、それでも、あれ?こっちはつぶされたけど、こっちからで高得点取れるんじゃない!?というパズル的な面白さがあります。
ボードも今回はきれいに色が分かれている面をつかいましたが、もっと色がいりくんでいる裏面も用意されていて、そちらでも遊んでみたいです。
ライスラ

珍しい動物がいる島で、探検家を島内に配置することで動物達を捕まえます。最終的に動物達が点数になります。
ゲームの進行は、カードを使って行います。ゲームで使うカードには特殊効果、補充するキューブの色、価値をあげる動物の3つが書かれていて、毎ラウンド3枚ずつプレイヤーに配られ、プレイヤーは、そのうち1枚を特殊効果として使い(ゲーム中、3種類まで保持可能)、次に残った2枚のうち1枚でキューブを補充し、手元にあるキューブ2つを消費して探検家コマを島に配置し、最後の1枚で動物の価値をあげます。
探検家コマの配置時に動物トークンを自分の探検家コマで囲めていれば、その動物トークンがもらえます。また、動物の価値の合計が規定以上になったらゲーム終了です。
ゲーム終了時に手元にある動物トークンごとにその動物の価値を点数として得ます。
ゲーム会の終了時間も近づいていましたが、インスト込みで1時間かからずに終わると思いますとのことで、4人で遊びました。
動物トークンはゲームの指針として初期に1枚(動物2匹分の価値)配られます。これがカエルだったので、一番カエルが取りやすいところに探検家コマをとりあえず配置していきました。
価値をあげるのも当然カエル一筋にしたいのですが、そこはカード運もあるので出来る限りという範囲で。
ただ、配られるカードを3枚から4枚にするという特殊効果のカードがかなり早い段階にきたので僕はずっとそれを使っていましたが。
みなさん、キューブの補充を補助(1つ追加でもらうとか)したり、あるキューブを任意の色として使うような特殊効果を使われていたように思うのですが、巻きでのプレイだったので単に自分のところに来ない効果のものばかり、目に付いただけかもしれません。
僕が探検家コマを配置したい場所は灰色のキューブが必要なエリアに偏っていたので、灰色キューブを多めに補充できる効果のカードを引ければよかったのですが引けず。では変換系の効果をひけれれば…と思ったのですがこれまた引けず。さらに灰色キューブを補充するカードも後半はほとんど引けずであと1つ灰色キューブがあれば…。こいこいこーいと思ってましたが、まあ、こずでゲーム終了。
巻きでやったということもありますが、インストやセットアップも含めて4,50分ほどで終わりました。めっちゃ早いです。
カード3枚が毎回配られ、使いきりなので、どのカードを特殊効果、補充、価値あげのどれに使うかは手軽に悩めはしました(もちろん消去法で決まってしまうようなカード運の手番もありましたが)。
ただ、終わるまでがめっちゃ早いので、探検家コマは自分が前に置いたコマを使いながら新たな動物トークンを取れる場所を探すだけになりがちで、全く新しい場所にコマを配置しなおすような暇はないのではとは思いましたし、動物の価値も自分のあげたいのを上げられないだけでなく、他プレイヤーが得する動物をあげざるを得ないような状況もままあり、それはみんな同じことだからいいでしょ?とでもいうような潔さも感じました。
実はこの日は微妙に体調が悪く、持ち込んだゲームのインストと見学だけでもいいなあと思っていたのですが、魅力的なゲームの誘いには勝てず、結局、数時間ぶっ続けで楽しくゲームを遊ばせてもらいました。
持ち込んだゲームもブロッキーマウンテンは楽しく遊んで頂けたようで嬉しかったです。
老若男女問わず、楽しく、賑やかに遊ばれている会で週末の予定的になかなか参加できないかもしれませんが、都合が合う時にはまた是非参加させていただければと思いました。