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エッセン新作ゲーム会(2014.11)

エッセン新作で遊びませんかとお誘い頂いていそいそと渋谷のジェリージェリーカフェでのゲーム会にでかけてきました。

デウス
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なんかよう分からないけども帝国かなんかになって新たな土地に進出して行くゲーム。
プレイヤーは手番にカードに書かれたコストを支払ってカードをプレイしつつボード上にカードに対応したコマ(船とか生産施設とか軍隊とか)を置くか、カードを捨てて手札上限までカードを補充しつつ捨てた時に一番上に置いたカードに対応したコマとボーナス(お金や勝利点や資源)を得るかのどちらかを行います。

終了条件を満たしたら、得点計算をし勝者を決めます。

シミーズさん、タナカマさん、彼葉さん、僕の四人で。

カードをプレイした際、そのカードの効果に加えて、それまでにプレイしていた同種のカードの効果も得られるので、カードのコンボを決めながら、ボード上で陣地を広げていくゲームかなーと思いながらスタート。

スタートしたのは良いものの手札には軍隊系のカードばかり。生産施設で資源やお金を手に入れ、不要な資源はお金に変えて…と華麗なプレイを夢みていたのですが、そもそも生産施設や船のカードがこない!ということで、神殿のカードを一番上にしてカードを捨てれば、任意の種類の効果を選べるのを利用してカードを捨てて資源やお金を得る→ドローしたカードから出せるものを1,2枚プレイする→カードを捨てる…という泥臭いプレイに。

シミーズさんやタナカマさんがそれほどカードを捨てることなく、カード効果をさくさくまわしてコンボを決められているのを横目で見つつ(隣の庭が青かっただけかもですが)、愚直に帝国の範囲を広げていきました。

村の周囲を囲めば村に置かれた点数が手に入るので、それ目当てです。自分の領地内を充実させてカード効果で点数を得る方法もあるので、何と言うか文化的な得点方法ではありませんが、全ての村から得点されることもゲーム終了トリガーなので、カード効果のコンボが綺麗に組めていない僕としてはとっとと終わらせたかったというのもあります。

他プレイヤーがコマを置いたマスにはもう侵入できないので、海や僕のコマによって進路を阻まれたシミーズさん、タナカマさんはなんか自国内のコマを厚くしたりで長引くとやばそうな雰囲気…なんですが、実はそれ以上にやばいのが彼葉さんで、立地の関係から高い得点の村を二つ抑え、更にプレイしたカードの充実ぶりも半端ありません。極めつけに神殿(七不思議のギルドみたいなもので、条件を満たすとゲーム終了時に得点になる)も一番初めに建て始めるという隙の無さです。

正直な話、終わらせても勝ち目なさそうだったのですが、追いつけるかというとそんなわけでもなかったので終了トリガーを引いてゲーム終了させました。
IMG_5072.jpg
(終了数ターン前の僕のプレイエリア)

結果は結構な差で彼葉さんが勝利されました!
あまりコンボを作れなかった僕が2位だったのは、さっさと土地を広げて村を抑えたからだと思います。

カードの効果を何回も使えるということでコンボに拘りがちでしたが、カードの効果に拘ると、効果を上げるためにこの土地にこのカードをプレイしてコマを置きたい。それには資源とお金がこんだけいるから、それを手に入れるには…とコマを置くまでの準備が遅れ、村の取り合いで遅れをとりますし、逆にカード効果はさておき陣取りに精を出すぜーとやれば効果の差で負ける。
そんなゲームな気がしました。

ではどうすればいいのかというと、結構なカードの種類がある割に手札は基本的に最大5枚なので、引き運は結構あります。引き運次第ではどうしようもないこともあるとは思います。思いますが、全捨て、全捨て、全捨て、カードプレイ、カードプレイ、カードプレイでもコマは3つ置かれますし、カードプレイ、カードプレイ、3枚捨て、全捨て、全捨て、カードプレイでも同じ手番回数で3コマ置いてます。

めちゃくそな不運でない限り思い切りの良さとトータルの判断で盤上も手札もまわしていくゲームかなと。
もちろん何回かやってカードを把握してくれば、プレイできなくても取って置いた方がよいカードなども見当がついて、カードをまわしつつ効率的に動けるようになるのでしょうが。しかし、手札にとっておくとカードをまわせるスピード、資源がたまるスピードは落ちるので…と判断が面白くなりそうです。

オロンゴ
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イースター島だかオロンゴにだかモアイをたてるゲーム。毎ラウンド規定枚数のタイルがめくられ、それら競ります。競りは一斉公開の握り競りで、一位のみ握った貝殻をストックに戻し、2位以下のプレイヤーは手元に戻します。
そして、1位から順に自分の色のトークンをタイルの上に配置していきます。1位ははじめに配置できるだけでなくトークン枚数も多いです。1位、2位、3位、4位の順に配置できるトークンは3枚、2枚、1枚、1枚です。
トークンがおかれた地形がある組み合わせになればモアイがたてられ、はじめに7体のモアイを建てたプレイヤーが勝利します。

けがわさん、彼葉さん、僕の3人で。

クニツィアの新作ということで当然けがわさんは何回か目。相場がわからないな…と不安気に握った僕らの小市民ぷりを嘲笑うがごとく、けがわさんの手には大量の貝殻が。
ひとつも握らない(パス)でストックにある貝殻は全部自分のものになるので、がんがん使ってからパス!というのもありなのか?と思いつつも、なかなか思い切れません。
更に3ラウンド目に全員パス(ストックの貝殻を3人で均等割り)という効率の悪さもあったりで序盤はほぼけがわさんの独壇場でした。

モアイを作るために必要な地形は組み合わせなので、中盤以降は序盤にとっていた場所との組み合わせが作られやすく、徐々に貝殻を突っ込むところ、突っ込まなくてもいいところが見えてきます。

見えてくるのですが、ここは彼葉さん、突っ込んでくるだろうと踏んだところでパスされたり、それほど握らなかったりという場面が数度。

も、もしや…、貝殻の独占狙われてる!?と思った時にはほとんどの貝殻が彼葉さんの手元に。別のゲームでも似たようなことされてたのでお好きなのかな…と思いつつ、こりゃあ、参ったなあとけがわさんを見ると、けがわさんも困惑されている様子。

といっても、盤面は圧倒的にけがわさん有利で、もうあとはめくられるタイルに関係なく、海岸線にトークンをおけば済むような状態。

ん?このゲームでは2位でも3位でも数は少なくなれどトークン置けますし、貝殻支払うのは1位だけなので、もしやそこまで困らない?
その後の競りは彼葉さんがコントロールしたものの、やはり眈々とトークンを置くだけになっていたけがわさんをとめるまでは行かず(トークンの配置ルール上、唐突にトップを邪魔することもできない)、けがわさんが勝利されました。

けがわさん:「クニツィアは独占も考慮して(それでゲームが壊れないよう)デザインしてるんですね」

というのが本当かはさておき、シンプルなルールで適度な運と適度なジレンマのさすがのクニツィアゲームでした。
序盤から終盤までほぼ同じ重み付けでの競りというのが僕には淡白すぎるのと、アートワークが全く明け抜けてないのはちと残念ですが。

ゾンビマニア!
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結構立派なゾンビタイルをダイスふって墓場に送るゲーム。

すげえ普通のダイスゲーム。自分のゾンビ置き場として使うボードに教会を選んだのが功を奏したのか勝ちました。

とりあえず、デウスをやると語尾がでうすになるのは良いことだと思います。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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