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クー:グアテマラ1954/Coup: Gtuatemala 1954

IMG_5012.jpg
(5人で2,30分ほど)

【概要&ルール】

基本的なルールは通常のクーと同じです。

通常のクーが5種類のカードのみ(オリジナルの版、日本語版以外はどちらを使うか選択になってるカードがあるので、6種ありますが)なのに対して、グアテマラ1954では、25種類のカードから5種を選択するようになっています。
この5種も完全にランダムというわけではなく、お金を増やす系、攻撃系、カード交換系から1種ずつ、あとは特殊系から2種と、ゲームが壊れることの無いようになっています。

【プレイ内容】

ねんそさん、彼葉さん、タロ吉さん、もぎさん、僕の5人で。

この時のセットは、5金で全員に攻撃できる軍人、2金奪う政治家、持ち金を2倍にする株仲買人、カードを2枚ドローして任意の手札と交換するラジオ局、ライフがゼロになったプレイヤーの持ち金を奪える法律家の5種。

僕の初期手札は軍人とラジオ局でしたが、当然のようにひと通りお金が貯まるまでは政治家と仲買人を連呼。
最初の1,2巡はみなさん同じ。

仲買人の持ち金2倍が強く、ゲームスタート時には2金しかないのが2手番で8金とクーができるだけのお金になります。
うかうかとクーさせるわけにもいかないので、2巡目の後半からチャレンジがされ始まります。
僕も仲買人にチャレンジをかけて失敗。逆にライフを減らしてしまいました。

そして、3順目。
全員のライフを1ずつ削る軍人のアクションがついに発動します!といっても僕がしたのではないんですが。
軍人を持っていればブロックできるので、ブロック宣言が続き、僕はライフが残り1つしかないので、当然ブロック…と思っていると、僕の前手番の方が、チャレンジ! しかし、アクションされた方は軍人を持っていたのでチャレンジかけた方は、軍人の攻撃とチャレンジ失敗によって死亡。
(この時の処理がよくわからんかったのですが)チャレンジによって軍人持っていることは明らかになったので、僕への攻撃は行われずに次手番に。

助かったーと思ったのもつかの間。クーによって僕のライフはゼロになって脱落。僕も手番がくればクーできるだけの金がたまっていたので残念でした…と思っていると、法律家で持っていかれるお金w。
当然、持っていった人もクー可能になるのでこれは止めないと…と生き残った方々は思ったようですが、どうも本当に持ってるくさかったのでスルー。
結局、このお金を持っていった方が、勝利されました。

この後、もう1戦やりましたが、お金を倍にできる仲買人と死人の金を奪える法律家のおかげで金回りが非常によく、あっという間にクーが飛び交って2戦目も終了してました。

【感想】

呼吸するように嘘を言い合うクーの楽しさはほぼ変わらず、毎回セットが変わって遊べる面白さが加わって、クーの決定版という感じになってます。
まあ、逆に言えば、楽しさは変わらんないんでめちゃくそ何回も遊ぶような人にしか需要がないのかもしれませんが…。

「ほぼ同じ」と書きましたが、使うカードが毎回異なるせいであるカードの攻撃を防御する能力を、そのあるカードが持っているというのが結構大きな変更です。通常のクーは、攻撃(暗殺者)のアクションを防御するカード(伯爵夫人)が異なっていたので、ゲームにそれぞれ3枚ずつカードがありました。グアマテラ1954ではゲームに3枚しかないので(攻撃側からすれば、攻撃した自分が1枚本当に持っていれば残り2枚)、単純に嘘が見破られやすくなってます。

攻撃と同じカードで防御するということを知った時は読みあいが単純になったり、通常クーはグアマテラでは遊ぶことができなかったりで、ちょっと残念かなあと思っていたのですが、実際に遊んでみればそんなに気になることでもなかったです(もっとガチでやればきっと違うのでしょうが)。

遊んだ後では、それよりも、通常のクーと大きく異なるもう1つの点、上に書いた法律家のようなライフが減った時に発動させられる能力を持っているカードがいくつか追加されていることによる、やり取りの複雑さ/楽しさの向上の方が大きく感じました。

攻撃/防御を1枚のカードにまとめたところ、ライフ減少時に発動する能力の追加がゲームのスピードアップにつながっている(ライフ減ったのを無しにする能力とかもあるので、例外もあるんですが)のは、多人数脱落系のこのゲームにはいいことのように思いますし。

あと、上記のとおり、攻撃系やカード交換系から1種ずつなど、使うカードの取り方が決まっているのでゲームが壊れることがないのですが、結局のところ、同じゲーム展開(金貯めて、クー/攻撃系能力の使用しあい)になっているのに、目新しい能力のせいであまり気になってないだけなんじゃないのか?という思いも正直ぬぐえないのですが、それでも、繰り返し遊ぶことによる飽きや単調さは感じにくくなってるのは確かですし、初回限定生産といいながらまた色んな言語版が作られるんじゃないかなーという気がしてます。

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ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
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