レシピ

(2人でインスト込み10分ほど)
【概要&ルール】
各プレイヤーに完成させるべき料理のレシピカードを配り、あとは食材カードを引いてきて料理に必要な全ての材料を集めることを目指します。
ゲーム開始時にレシピカードと、規定枚数の材料カードを各プレイヤーに配ります。レシピにある材料カードが初期手札にあった場合、手札から抜いて個人ボード上に伏せておきます。
手番がきたら、不要なカードを捨て、山札から1枚材料カードをドローします。ドローしたカードがレシピにあればボードにだします。また、捨てたカードは他プレイヤーのレシピにあるなら、そのプレイヤーが取ることもできます。
一番初めにレシピにある全ての材料を集めたプレイヤーが勝利します。
【プレイ内容】
日本ボードゲーム大賞の2位になったということで、興味を持ち、千円ちょっとだし買ってもいいなーと思っていたところ、同じく、この値段だったら話の種にと買われた方がゲーム会に持ち込まれていたので遊ばせてもらいました。
たぶん本来はもちっと多人数で(子供をまじえて)遊ぶものかと思いますが、Sとふたりで。
レシピには和食編という同ルール、別カードのものもあるので、こちらは洋食編かな?と思っていたのですが、初期手札に糸こんにゃくが。
糸こんにゃくって何に使うんだ?すき焼き?と思いながらプレイしていたところ、ちくわをドロー。
ちくわと糸こんにゃく…。おでんかー。そんなのあるんだなあと思いながらプレイして何気なくちくわを捨てたところ、Sがレシピ!と持って行きました。
ということは、Sのレシピはおでんで、この糸こんにゃくもSは欲しいのでは?これは捨てられないな!
と大事に持っていたのですが、引いてきたシソを捨てたところ、またもやSがレシピ!
え? おでんじゃない? シソとちくわということは、天ぷら?

(後生大事に持っていたわりに不要だった糸こんにゃく)
大丈夫。天ぷらということは粉が必要。粉も僕の手札にあるから、これを捨てない限りSに勝たれることはない筈。
しかし、僕も必要な鶏肉をなかなか引かず、そこからしばらくはSも僕も延々と捨ててはドローを繰り返すことに。
豚肉や牛肉は出てくるけど、鶏肉はでてきません。Sと、これって玉ねぎとかはたくさんあるけど、キーになる材料のカードは1枚ずつしか入ってないんじゃないかなーなどと話していると、Sが「出来上がりました!」と。
えー、粉のカードって複数枚入ってるの?と思いながら、よくよく手札を見てみると

僕の手札にあったのはパン粉でしたw
【感想】
勝ち負けのことだけ考えれば、山札の上にキーとなる材料カードがあるプレイヤーがたぶん勝つ(レシピに必要なカードがでるごとに手札上限は減っていくので最後まで他プレイヤーに必要なカードを抱え込むのは無理)んですが、そんなことはどうでもよく、カードの絵柄もかわいらしいですし、徐々に料理ができてくるのだけで楽しいです。
今回は人がいなかったので、ふたりでやりましたが、もっと大人数でやればレシピ!でのカードの獲得が入り乱れるわいわい盛り上がるゲームになるとのことですし、単純な運ゲー、引きゲー、子供向きというのは簡単ですが、対象が楽しめるつくりになっているよいゲームだと思います。
レシピカードの内訳を知らない初回プレイでしかできませんが、少人数で相手のレシピはこれだろ?あれでしょ?と今回のSとのように適当に推理しながら遊ぶのも大変面白かったですが。