R-120(2015.05.09)その1

ゲームマーケット直後ということもあり新作中心の会となりました。

ポケット&ビスケット
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ビスケットの絵が描かれたたいるを裏向きに並べ、手番になったら、ビスケットの絵が1枚、2枚、3枚…と順々に増えていくように表返すゲーム。表に返す前に、タイルを叩くことで魔法をかけて絵よりも1枚多い数とすることもできます。
増えるようにめくれなければ失敗で、それまでに表に返したタイルをもらって手番終了です。タイルが規定枚数取られたらゲーム終了でタイルに描かれたビスケットの枚数が一番多いプレイヤーが勝利します。

箱絵も可愛く、面白そうだったこちらを如月さん、一味さん、僕の3人で。

ひとり目の手番終了までは、可愛い絵ですねーとか言ってたんですが、

「これ、タイル構成どうなってるんですか」
「他人が忘れてそうだったら、あえて新しいタイルめくった方がいんじゃない?」
「魔法かけずに失敗してこれまでの引き取った方がよくない?」(割れた絵のビスケットがあり、それに魔法をかけてしまうと何枚めくっていても、手番終了時にタイルがもらえません)

などと言い出すゲーマー達w。

最大で6枚のビスケットまでめくれるのですが、4枚と6枚のタイルは存在しておらず、それぞれ3枚、5枚のタイルに魔法をかける必要があります。失敗してるうちに、5枚のビスケットの位置が2箇所明らかになり、3枚のビスケットの位置もわかり…、もう1箇所3場所がわかれば6枚めくりできそう!となったタイミングで、一味さんが、まだ表に返したことのないタイルから見事3を引き当て、1枚、2枚、3枚、魔法をかけて3枚、5枚、魔法をかけて5枚と6枚めくりを達成!

この分もあり、一味さんが見事勝利されました。

まず、「タイルを叩いて魔法をかける」というアクションが非常に楽しいです。ビスケットがいっちまーいとやってるだけでも楽しいですし。
あと、神経衰弱って序盤はほとんどカードが取れず、覚えないとならないカードの情報ばかり増えていきますし、実際に神経が衰弱しそうになるのですが、このゲームではルール的に当たり前なんですがタイル構成で1と2が大変多くなっており、序盤からどんどんタイルがなくなっていくため覚えるのはたまにめくられる3と5の場所だけ、せいぜい4枚程度の場所を覚えるだけで構いません。
おかげで、「神経が衰弱しない楽しい神経衰弱」が楽しめました。

まあ、記憶力を競う神経衰弱から記憶力の要素がほとんど抜けたため、めくり運の勝負になってしまっている気はするんですけど…。

姫騎士の魂
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2枚ずつ配られたカードの内、1枚を隣のプレイヤーに渡した後、カードの数字の合計か差分で勝負するゲーム。
カードには黒と白があり、手札の2枚が同色なら合計で、異なる色なら差の数字を比べます。勝った時の色のチップが得点ですが、ここでも白と黒は打ち消しあってしまうので、同じ色で勝ち続ける必要があります。

これも一味さん、如月さん、僕の3人で。

開始早々に下家の一味さんが黒のチップで2連勝したため、一味さんの下家の如月さんに白カードが渡され、それを見越した如月さんが白を残して僕に黒を渡し、僕は一味さんに白を渡すループができあがってしまいました。
(要は一味さんが勝とうとすると、結果的に如月さんにパスしまくることになってしまった)

そのまま如月さんが勝利。僕の引き運次第でこのループは崩せたと思うのですが、なんとゲーム終了まで一勝もできず。トスされてる如月さんが有利とはいえ、僕が勝つ番もあってよかったんじゃないかな…。

今回みたいにトスせざるを得ない状況になるのもどうかと思いますが、自分の思惑、上家の思惑、下家の思惑を読みきってカードをどれ残すか、どれ渡すかを考えられるゲームなのか?果たして思惑を読みきったら勝てるゲームなのか?というと、正直、そんなことはなく、結局じゃんけんみたいなもんじゃないのかなあと僕には思えてしまいました。

ブレーメンズ
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猫、犬、ロバと大きさの異なる3つの自コマ全てを一番先にゴールさせるのが目的のすごろくゲーム。小さいコマは当然、大きいコマの上に乗れます。
全プレイヤーがいっせいに数字カードをプレイし、その数字分、自コマを移動させるのですが、一番多い数字を出したプレイヤーは自コマではなく、ニワトリコマを移動させます。ニワトリコマが乗せられたコマは移動不可になります。
移動させる自コマも猫、犬、ロバのいずれかのカードをプレイして、カードに描かれたコマを動かします。
数字カードも動物カードも全種1度ずつ使えば、また使えるようになります。

先ほどまでの面子にねんそさんが入って、4人で。

アートワークが可愛いですし、元住吉にはブレーメン商店街もあるということで気になっていたゲームです。

大きいコマの上には小さいコマが乗せられますが、その逆はできないということで、他人を乗せて運んでたまるかと、猫から移動させる面々。
これが失敗で、犬やロバを移動させようにも猫が邪魔になって進めません。
お、移動してマスが空いたと思っても、上家の人がそこにコマを進めて下家は無駄に数字カードを使う羽目になったり。

最初の渋滞が解消されれば、それほど窮屈ではなくなりましたが、それでも、「今、手元にあるのは犬とロバのカード。犬から3,5,6マス目には他のコマがあるし、ロバは1,3,4マス目に他のコマがあって移動できないっと」と、4人でやったのがよくなかったのか、結構な割合で移動できないコマがあり、ままなりません。
良いこともあれば、悪いこともあるというままならなさなら歓迎なのですが、単にやりたいことができないままならなさはあまり好きではありません。

それでも、その移動先が限られるおかげで他プレイヤーがどの数字カードを出すのか、ほんのちょっと判り易くはなっていたのですが。

ゲーム自体は、如月さんが、ねんそさんのコマに運んでもらって猫をトップでゴールさせたものの、一味さんが華麗なカードプレイで、自分のコマを全部重ね、そのままロバを一気に進めてゴールされました。にわとりで止めようにもニワトリの場所が悪かったのでどうしようもできませんでした。

うぎゃー、また移動先に○○さんのコマがーとか、手札のどれ出しても何も移動できないwとかを笑って楽しむことはできましたが、手の選択肢が狭められることや、他人が残しているカードをそれなりに把握していないならないという感じで、システム的にはあまり楽しめませんでした。

ローマに栄光あれ
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ルールはこちらを。

2007年発売のゲームなので全く新作でも、ゲームマーケットで売られていたわけでもないですが、ねんそさんが素晴らしい日本語化をされたということを記念して大会を開催しました(といっても1卓なんですが)。
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PHYさん、如月さん、一味さん、ねんそさん、僕の5人で。

最初にある2枠のクリエンテスの選択で僕はレイバーとマーチャントを選択。カードの特殊能力が強いゲームですがなんだかんだでマーチャントでしっかり売っていた人が勝つことが多いので、序盤の建築スピードは落ちますが後半への布石にとやってみました。

柵や城壁など、レジョナリーアクションを邪魔する建物が中盤まで建てられなかったにも関わらず、レジョナリーがあまりプレイされない展開。中盤には如月さん、PHYさんは柵や城壁を完成し、さらにねんそさんが「レジョナリーでクリエンテスも奪える」建物を作ったため、中盤以降は全くプレイされませんでした。
建築競争では、PHYさんが最初のクリエンテスでクラフトマンを取れたこともあり、頭1つ抜け出た状態。僕はクラフトマンをクリエンテスにいれらた時期は遅かったですが、「クラフトマンアクション後にカードドローできる」建物を序盤に完成させたこともあり、なんとか追随します。
PHYさんがクリエンテス数でも2,3人の差をつけ、さらに「全てのクリエンテスをレイバーとして利用できる」建物を完成させたため、これはやばーいとなりましたが、さすが5人プレイ。僕のドロー強化能力のせいもありますが、あっとうまに山札が尽きて、ほぼ終盤がないような状態で終了しました。
建物の点数はPHYさんでしたが、マーチャントのカードが手元にこなかった不運や、僕の「レイバーやクラフトマンなどの点の低いカードを1枚ずつくらいマーチャントで売っておいて、最後のマジョリティを取る」という狡い手が効いて、僕が勝利。

しまったー。勝っちゃった…と、思いつつ、「優勝者には、トロフィーとしてこれもって帰らせようと思ってたんですよ…」と袋の中から取り出したのは、
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でかい木彫りの鳥の置物w。天網恢恢疎にして漏らさずとはよく言ったものだなと思っていましたが、ローマに栄光あれ面白いので、もう1回やりましょうよ!とみなさん仰ってくださったので、即座に続けて第二回大会開催。

今度はマーチャントをみなさん警戒したのか、一度もマーチャントアクションが行われず、序盤から着々と建築し、「クリエンテスを2回ずつ使える(要はアクション数が2倍になる)」建物を建築されたPHYさんが1点差で勝利されました!

いやー、お見事です。負けちゃいましたとトロフィーをお渡しして持ってかえって頂きましたw。

勝ったら不利なのにも関わらず、本気でゲームを遊んでくれるみなさんに乾杯です。僕は幸せ者です。

8年前のゲームですし、正直、なかなか判りにくいルールではあるんですが、カードの使い方が複数あることによるジレンマ、急激な拡大再生産が起こることによるプレイの気持ちよさなどなど、やはり他にはない面白さを持ったゲームだと思います。ユークロニアやモッタイナイなど、同じ作者によるリメイク作もいくつかありますが、プレイ時間の短縮やスマート化を狙った結果、どうも面白さも抜け出ていってしまっているように僕には思えます。リメイク作を遊ぶよりは、ローマに栄光あれで遊ぶのをお勧めします(もう国内流通ないんですけどね…)。

その2に続きます。

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プロフィール

ひだり

Author:ひだり
川崎市で相方や友人たちとボドゲやってます。

オールタイムベストは、
・グローリー・トゥ・ローマ
・バサリ
・インペリアル
・アフター・ザ・フラッド
・ゴッズプレイグラウンド
・HABA社製品 全般

推理ゲーム好きだけど↑には入ってないという
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連絡先:hidarigray@gmail.com
※当blogはリンクフリーです

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